『過ぎた日を想う』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【過ぎた日を想う】
私が誕生して27年が経つ。
名を刻めるほど優れた人間ではない故、さして頑張らねばという気概さえ持ち合わせなくても良い。
期待されるほどの人間でない寂しさと、自惚れるほど優越さを持たない謙虚さは、時が経ったとしても変わることはないだろう。
27年でこれから私は変わっていけるのだろうか。
昨年と比べると、だらしのないこの私は価値観や考え方を更新している。
過ぎた日に後悔や悲しみは数多くあれど、未来に対しての後悔や悲しみは当たり前だが存在していない。
これからの比率を達成と喜びで満たしていければ良いが、人生はそう甘くない。
しがらみのなかで私たちは生きているのだ。
明日にでも死のうと想ってしまうこともあるかもしれないが、実行できるほど私は絶望しやしないだろう。
ここまで生きてこれたのだ。
これからも生きていけるのだ。
過ぎた日を想う、故に我あり。
#過ぎた日を想う
貴方とデートした次の日は昨日の自分に嫉妬する。
昨日の今頃は手を繋いで笑い合っていたのになぁ…
過ぎた日を想う
久々に開いた読みかけの本。パラリとページを捲ると同時に何かが足元に落ちる。なんだ、と拾ってみると栞代わりに挟んでいたスクラッチカード。
削りもせず挟まれていたそれは、いつ、何切っ掛けで買ったかも覚えてないが、せっかくだしと削ってみる。
「っおぉ!?」
現れた星マークにテンションが上がる。待って待って、星5個出たんだけど、コレ当たりだよね!?
配当金、5万!
喜び勇んでいざ宝くじ売り場へ。
「換金期間過ぎてます」
「え…」
「ですから、換金期間過ぎてるので無効です」
「何とかなったり…」
「なりません」
ですよねー…。トボトボと売り場を後にする。
さっさと続き読んどくんだったー…過ぎた日を想う。
過ぎた日を想う
今までやってきた事は全て正しかったのか。
それとも間違いだらけだったのか。
そうしなければなかったのか。もっと別のやり方があったんじゃないかって頭の中で何度でも考える。思い返して、こうすればこうなったなんて不可解な事に答えを導きだそうとしている。されど、答えが見つかる事はない。だからこそ正しいと思い込むようにしている。私だけかもしれないが、正しいと思わなければ過ぎた日の事が一生頭の中で巡り巡っていってしまう。
『人はこれって時にどうしても時間を戻せたらとか言うね』
タイムマシーンにのって/PUNPEE
の一説である。ご多分に洩れず、私も過日に旅立つ妄想をしばしばせずにはいられないわけだが、近頃はその手法が変容しつつある。
元々は、過去に戻る場合、どの地点に降り立ちどのように振る舞うことで現在の悲劇的状況を避けることができるのか、というところに論点があった。
では最近はというと、前提条件が主な実験場となっている。
- 現在の記憶は保持しているのか
- 過去に戻る時点で保持しているとして、そのまま保持し続けることができるのか
- 過去に戻っているのは自分だけなのか
などと思考を巡らせ、それぞれの条件における最適な行動を模索している。
さて、過ぎた日を想うという行為は、どこまで行っても自己満足でしかなく、過去は不変であるという結論もまた不変なのである。それでも過去に旅立ってしまうのは、これが最も簡単で雄弁な自己との対話だからなのだろう。未知の事態の中で発現する醜い自己に向き合ったり、未来を想い暗中模索したりするよりも、古傷を舐める方がやはり楽なのである。
#過ぎた日を想う
【過ぎた日を想う】
笑えていた日はいつだったか。何も知らない頃はいつだったか。思い出そうとしても過るのは先輩の顔。先輩のいない人生だってあるのに。それが全て先輩に塗り潰されている。先輩は何一つ悪くない。悪いのは…拳を握り締める。恋心と復讐心。混ざりに混ざって気が狂いそうになる。
「また考え事か」
友人に声を掛けられる。
「…あぁ」
マトモに顔も見られない。嫌いな訳でも苦手な訳でもない。ただ…気まずいだけ。あの日から日常がズレにズレて地に足ついて生きている気がしない。俺だけが別の世界に取り残されている。
「帰ってくる日を願ってる」
口数の多くない友人はさらりとそう言って去った。アイツも俺が孤独なのを理解しているんだなって思う。その願い俺だって叶えたい。普通に生きていたい。声を殺して泣いた。俺なんかが背負える問題じゃないがシェアして軽くなる問題でもないんだよ。
過ぎた日
サッカーでミスした日
高校のチョイスを間違えた日
専門学校の進路を間違えた日
色んなことを間違えた事があるけどだがそれが良いよね
人生だよね
過去を振り返ってもしょうがないし
あのままいってたら楽しくないし後悔してた!
我が人生に一片の悔いなしだね!
「過ぎた日を思う」
私は、日記や写真を見ながら過ぎた日を思う。
色々な出来事があったと思った。
私は、これからも色々な経験をして思い出を増やして、たまに過ぎた日を思うのだろう。
「過ぎた日を想う」
人生で一つだけ後悔しているのは何かと聞かれたら、真っ先に退学したことを挙げるだろう。
かたちは通信制高校に転入というかたちにはなっているが、私的には退学したという認識がある。
最初から全日制に通うのが無理だと分かっておきながらの決断だった。都会出身の人には信じてもらえないのだが、田舎ではたとえ、最終学歴が大卒や院卒でも出身高校を重視するのだ。そのため、「どこの大学に通ってるの?」ではなく、「どこ高?」と聞かれることが多く、最近では減ったが、少し前までは企業側も出身高校を重視する傾向があった。
振り返りをすることで、自分の生きてきた道が深いものだったと感じる、同時によくがんばったね、私と、やっと思えるようになりました。
自分を肯定してあげることが大切だと気がつきました、いまになってやっと。
偉かったな私、て誉めてあげてもいいんじゃない。
これからの人生、楽しく私らしく生きれるきがするわ。
過去は変えられないって
そんなの分かってるよ
でも君のことを忘れられないの
手紙は届いたのだろうか
文を書くのに、沢山の時間を使ってしまった
だが、無駄な時間ではなかった
どのような結果になろうとも、
過ごしたこの日この時間を
きっと想い返すことになるだろう
あの頃
私は少なくとも幸せだった
お風呂でヘタクソな鼻唄を歌ったり
ニコニコしていた
自分の欲求だけで生きて
わがままに暮らした
でも今は違う
一人になって
自分を死なせたつもりが
生き残って
ここに居て
もう
自分だけで生きているんじゃないって
分かって
自分のためだけに生きることが
あほらしくなった
だから
誰かと
でこぼこな人生を
送ることも悪くないと
考えています
「過ぎた日を想う」
今日は法事だった。
祖父母の23回忌。
祖父母が亡くなってから20年以上過ぎた。
20年となるとみんな同じように歳をとっている。
だから20年前はみんないたけど、
今日はいない人もいた。
寂しく感じた。
逆に20年前はいなかった人が今日はいた。
これは嬉しく感じる。
過ぎた日を想うってこういう事かな?
過去にすがっても意味ないよ、前を向かなきゃ。
よく励ましの言葉とかで使われるわけですが。
前が眩しすぎて見れないこともあるんです。
後ろ歩きでも後転でも前に進めばそれでいいじゃんね。
そんな俺は背泳ぎが得意。
(過ぎた日を想う)
懐かしいくて淡いブルーのようで消えそうな儚い日々。戻りたくても戻れないその瞬間はこの先の未来で忘れない宝物のように大切で心に刻んだ瞬間だったのに...月日が流れ大人になるにつれ薄れていく記憶。ふとした瞬間に思い出す
【過ぎた日を想う】
いつまでも忘れられない。
貴方がいた部屋。
貴方の匂い。
貴方と出会って、すべてが変わった。
嬉しかった。
毎日が楽しかった。
……
はずだった。
人間とは常に後悔をする生き物だと私は思う。私も、昨日やる必要の無いゲーム等に時間を費やし課題を放ったらかしにしてしまった。
あれから数日過ぎたけど、あの人は今大丈夫だろうか?
数日が遠く感じる。
大丈夫ならいいけど、もしもを考えると気になって仕方ない。
(過ぎた日を想う)
固まった
体をほぐし
目を閉じる
今日一日の
自分に感謝