『過ぎた日を想う』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の行く道は果てしなく遠い
何のに何故歯を食い縛り
君は行くのかそんなにしてまで
若者はまた歩き始める
何度でも立ち上がって
また走り始めればいい
大切な事は
何度でも起き上がって
また走り始め続ける事
オールドルーキー
と
森山直太朗さんと
竹原ピストルさん
が歌ってます。
過ぎた日を思う。
なんどもなんども数え切れないくらい。
学校の入学式から一目見ただけであなたに惚れて、それから私があなたにアタック何度もして。やっと振り向いてもらえたと思ったらまさかのウザがられてた笑…。
あぁ見えて、結構傷ついてたよ。
でも、やっぱりあなたのことは諦められなくて。
今よりも可愛くなろうって、絶対振り向かせるって。垢抜けすごく頑張ったんだ。
でもさ、何週間か後にあなたはクラス1可愛い女の子と付き合ったよね。話聞いた瞬間、声出なかったよ…。
おめでとうの一言も言えなかったよ。
続けて運が悪くてもううんざりしてたんだ。
あなたが女の子と付き合ってから、2年が経った頃だったかな。
みんなが私に向ける対応が一気に変わったよ。
男の子からも告白沢山貰ったよ。あなたもその中の1人だったね。
女の子は?って聞くと、
「振られた。」って言ったね。ビックリしたよ。
でもさ、言ってくれた時には、もう遅かったよ。
わたし、あなたの為だけに可愛くなろうとして頑張ってたんだよ。でもあなたは、そんな私の事気付くどころか視界にも入れてくれなかったよね。きっと。
あなたは、今も後悔してるんじゃないかな。
わたしは、あなたに感謝してるよ。あんな私を可愛く輝かせてくれた恩人だとおもってるよ。
あなたと出会った瞬間世界がいつも以上にキラキラ光って見えた事をすごく覚えてる。
今でもずっと、思い返しているよ。
ねぇ、大好きだったよ。
あなたが思っていた以上に。
ずっと。ずっとね。
「はんぶんこ」きみがくれた氷菓子 ひとり手折った指の冷たさ
「過ぎた日を想う」
枯れた花を見ていていつも想うのは、この花が生き生きと咲いていた頃はどんな花だったのかということ。
どんな風に咲き誇り、どんな虫たちが近くにいたのか。その花が何を見ていて、何を言うことができたのか。
過ぎる日々を想うのも悪くはない。追憶の美しさに魅了された詩人がいるように、私もまた枯れてしまった花を追想している。
花はいづれ咲き誇り終えて、枯れてしまうもの。だとしても、その美しさは見る人々の記憶の中に残されている。
その花は何故枯れてしまったのか。何故倒れてしまったのか。事実はどうであれ、想像するのは楽しいもの。対象となるのは花以外でも同じ。
そこに咲いている花はどこから来て、どこへ向かうのか。
空を飛んでいる鳥はどこから来て、どこへ飛び立つのか。
吹いている風はどこから来て、どこに去っていくのか。
照らしている月はどこから来て、どこを照らしていくのか。
それは誰にも分からない。けれど、想像し想うことはできる。それを人は楽しみにすることができるのだからーー。
【過ぎた日を想う】
思い出すのは、
昔のこと
テレビを囲んで
沢山話した
家族との日々...
キラキラと心の中で輝いている
いつまでも大切にしたい宝物。
もう、取り戻せないから...
過ぎた日々を想う
過去には戻れない。
後悔したことを取り返せない。
戻りたい、戻れない、戻りたい。
思っていた通りに人生は進まない。
僕はもっと、ちゃんと生きたかった。
ちゃんと学校に行って、友達がいて。
ちゃんと勉強して、、。
なんでこれが、僕にはできなかったんだろう。
同世代と関わるのが難しい。
外には出られるけど、同級生に会うんじゃないかと、いつも怯えている。
もっと、、もっと「普通」でいたかった。
僕の場合、楽しいことは負の感情を抱いた時の思い出で消されていく。
あなたも人間なら、たまにないかな?
仲間探しはしたらダメだよね。
みんな一緒であり、違う。
どんな過去があろうが、思い出として大事に。
抱えて生きていこう。
今日、君と別れる
そう、決めたのに
言えなかった
「別れよう。」
たったこれっぽっちの言葉なのに
いざ、君を前にしたら
なんにも言えなくなっちゃった
いっしょにいた日々が頭によぎったんだ
前までは、いつでもいっしょにいて
支え合って、時には喧嘩して、そして仲直りして
好きだった
ねぇ、好きって苦しいね
僕たちは、多分、別れなきゃいけない
お互いの為にも
けれど、今でもやっぱり君が好きで
別れよう。なんて言葉さえも言えない
ごめんね、好きだよ
心の中で懺悔する
過ぎ去った日々を想いながら
無かったことにしておきたい。
そう思う日々が誰にでもあるんだ…と、思えば、少し救われる。
辛かった過ぎた日々をゴチャゴチャと書き連ねても、スッキリするはずもない。
「過ぎた日を想う」
想い出すのは、
子供だった頃、
テレビを囲んで
家族と過ごした日々…。
キラキラと
心の中で輝いている。
いつまでも
大切にしたい
宝物。
もう、
取り戻せないから…。
過ぎた日々は戻らない
だから美しく見えるのかもしれない
この20年を振り返ると
子供たちの笑顔がたくさん浮かぶ
生まれた時の笑顔…夜泣きに困ったけど
夜な夜な寝かしつけに読む絵本への
期待の笑顔…何度もせがまれて大変だったけど
保育園のバスに乗り込む時の笑顔
…バスに乗りたくないと大暴れもしたな
大変なことも面倒なことも
たくさんあったけど
あたしの今までの日々は上々だ。
こうして書きながらあれこれ思い出す今日も
きっと笑顔で過ぎた日々につながるんだな
過ぎた日を思う。
過去は過ぎても、忘れることは出来なかった
君を思い出さないよう、君といった場所も行かないようにしたし
君の好きな食べ物だって食べないようにしていた。
けれど 、君を忘れようとしてる時点で、君のことで頭がいっぱいになっていることに気づいた。
君の存在が 、君の笑顔が 好きだった。
今も忘れることない、あの時の最初で最後の 笑った顔を。
「ね〜何歳に帰りたい?」
この、ありふれた質問を何度言ったり
言われたりしただろうか…
最初の頃は、「私は高校2年生」と
迷わず返していた…
友達も良かったし、担任も良かったし
とにかく17歳の私は楽しかったからだ
しかし、いつしか「過ぎた日を想う」
そんな考えも浮かばない位、当時から
長い時間が過ぎた…
聞かれたから考えてみると、
波乱万丈色々な事があった…
人生の良き時間は長い人生の中では
本当に短いとつくづく感じている
大変な想いをして乗り切ってきた今から
もう1度かえり、再度チャレンジなんて
まっぴらごめんだ…
今の私は一歩一歩前に進むのみ…
この時、この瞬間が一番大切で
貴重な時間なのだと経験から学び
実感している
明日又ね〜、って言いながら何時迄も話し尽きなくて。話し込んでは又ねって、何回したかなぁ~。覚えてる?て私を忘れた貴方に聞いてみる!
「過ぎた日を想う」
君がいなくなってから1年がたったよ。
君に会いたいな。
やっと冬になったよ。
君と出会って、恋に落ちた季節。
いつもは忙しくてあんまり思い出さなくて済むけど冬になったら嫌でも君を思い出す。
冬ってさ人肌が恋しくなるよね。
でも、君以外の人と付き合う気はないよ。
何故って、それは君をまだ忘れられないからだよ。
君から貰った思い出を捨てるなんて僕にはできないよ。
君は天国で元気に過ごしてる?
きっと君は僕のことを上から見てるんでしょ。
僕は君がまだ好きだよ。
だから、許して欲しい。君を忘れられずに愛し続けてる僕のことを。
君の太陽のように明るくて、星のように輝く笑顔をもう一度だけ見たいな。
でも、今天国に行ったら君に怒られちゃうね。
まだ僕は天国には行かないけど、いつか行ったら君のこと探すから待っててね。
雪が降る寒い夜に先に天国に行ってしまった彼女を思い出して僕は1人で空を見上げた。
〜過ぎた日を想う〜
うじうじ考えてた昔
とある日から
同じことで躓いていることに気づく
そこから
幼少期から少年期 青年期と
振り返った
そうしたら 自分を覆っていたが
壁が少しずつ壊れ始める
少しずつ 少しずつ
壁が壊れた先にあったのは
何も無い ただの草原だった
今は 過ぎた日を想う時間が
減ったけど
そういう時間での 気づきは
これからも大切にしたいものです
過ぎた日を想う
出会って2日で
アップルパイを一緒に食べた友達がいた
趣味があったし
なんだかんだ優しい人で
毎朝一緒に学校へ行った
「親友になれるかもね!」なんて言っていた
花火をしようとも言われていた
それほど私達は凪よかった
でも
私は嫌われてしまった
心の底から私という存在がだめになったらしかった
それは小さな積み重ねだった
優しいあの子に無理をさせてしまった
結局、私達は花火をすることはなかった
ある時何十回目のデートだろうか。県内は喫茶店の数だけは日本一多い事もあってデートはいつも喫茶店である。総曲輪、西町、駅前、等を片っ端から入ってはお茶をし会話をする。西浦沙織の顔が美し過ぎていつもド緊張してしまう。それは彼女も同じであった。駅前で二人佇んで会話していたら、二人組の若い兄ちゃんに笑われた事もあった。…余りにも不釣り合いなカップルであったからであろう。…オタクと美女。こんなドラマもあるので、目の前で実際起こると笑ってしまうのであろう。ある時自宅のアパートへ行きたいと西浦沙織から申し出があった。…ついにこの日が来たか…。とうとうお持ち帰り…そして童貞を卒業する日が来ようとは26年間夢にも思わなかったのである……。
何よりも本気でやった部活とか、
友達と歩いた帰り道とか、
頭を悩ませたテスト期間とか、
胸が高鳴った初恋とか、
そんな何気ない毎日が青春だった、
あの頃がたまらなく恋しい。
上司に厳しく怒られ、俯いていた電車の中で、
あの頃を思い出した。
戻りたい。
あの日々に。
思わず涙が零れそうになるのを堪えて、
なんとか家の玄関を開けた。
わかっていたつもりではいた。
でも、あまりにも夢見た理想とかけ離れていた。
甘く見ていたんだ。
だから、縋る思いであの頃が詰まっている箱を開けた。
中学、高校の卒アルに、体育祭の時のハチマキ。
修学旅行のときノリで買った変なマスコットキャラのぬいぐるみ。
お揃いのキーホルダー。
卒業証書。
後輩から貰った寄せ書き。
1つ1つ見ていくと、思わず笑ってしまうものが多かった。
あぁ、こんな事やったな。
懐かしいな。
写真の中で、生き生きと輝いている自分達。
こんな大人になってしまってごめん。
友達と書きあった寄せ書きを見ていると、
1つの言葉が目に留まった。
『俺達は、此処にいる!!!!』
思わず目を見開いた。
多分、忘れかけていた何かを忘れていた事に気づいたから。
写真の中の笑っている自分と目が合った。
そして、無意識に笑っていた。
久しぶりに、声を出して笑った。
よく、「過去は振り返るな」「前だけ見て進め」
なんて言葉を聞くけど、
思い出して、また戻りたいと思う日が来れば、
戻ればいい。
別に止まっている訳では無いのだから。
また過去の自分達に救われる日が来るだろう。
「過ぎた日を想う」
一緒に部屋を探した
一緒に食器を揃えた
一緒に料理を作った
いろんな所に行った
いろんな事を覚えた
いろんな思いをした
僕の″そういう所が好き″だと言った
君の″そういう所が好き″だと思った
深い所で繋がっていると信じていた
それなのに...
僕の″そういう所が嫌い″と攻めた
君の″そういう所″がイヤになった
二人の信頼関係は壊れてしまった
もう出て行くよ...
ひんやりした風に吹かれながら
ひとり、過ぎた日を想う
きっと...
これで良かったんだ...
昔ながらの和室に敷かれた布団で上半身を起こし、外を眺める。縁側の奥にあるこぢんまりとした庭では、桜の花がひらひらと舞っていた。毎年のことながら、その姿を見ると妙に寂しくなってしまう。
「なんだ、起き上がって大丈夫なのか」
出会った頃よりも背は縮んでシワシワになってしまったお爺さんが、気遣わしげにこちらへと寄ってくる。
「ええ、随分良くなったわ」
そう言ってまた桜の木のほうをみれば、お爺さんは思いついたように席を立った。そしてすぐに戻ってきたかと思えば、2人分の麦茶を持ってくる。
「あら、麦茶にはまだ早い季節じゃない?」
ご丁寧に氷まで入った麦茶は、娘の真奈に見つかれば、病人に何飲ませているの!と怒られかねないだろう。だがお爺さんはさも当たり前のように、嫌だったか?と聞いてくる。
「ふふ、まさか」
渡された麦茶を飲みながら、2人でゆったりと桜の木を眺めた。まだ満開になってそう時間は経っていないが、早くも葉っぱがつき始めている。きっと雨が降ってしまえば、このままあっという間に散ってしまうのだろう。
「こうやって桜を見ていると思い出すなあ。ほら、辰樹を妊娠していた時だ」
「ああ、真奈の時よりも悪阻が酷くって困った時のことね」
懐かしい思い出に目を細めると、お爺さんは神妙にうなづいた。
「あの頃は毎日食べられるものが変わって、ドキドキしたもんだ。だが、麦茶だけはなぜかずっと飲んでくれてなあ」
「そういえばそうでしたね。あの時も2人で麦茶を飲んで桜を見たわ」
今ではすっかり年老いてしまったが、まだ若かった頃も変わりなくこうやって2人で麦茶を飲んでいた。そうやって2人でゆっくりしながら話して、眠くなって横になるまでがセットだ。
そう思い出すと途端に眠くなってくるから不思議なもの。
「ねむるのかい」
「ええ、ちょっとだけね。まだ私は元気よ」
そういうとお爺さんはひどく嬉しそうに笑って、2人分の麦茶を手に取った。
「真奈に怒られる前に証拠隠滅せにゃならん」
「あらあら」
くすくすと笑いながら、ゆっくりと目を瞑る。
「おやすみ」
その声と共に瞼の上に置かれた手が、いつもと変わらず冷たくて暖かくって、幸せな気持ちで眠りにつく。まったく、ただの風邪なのに大袈裟なんだからと、いつまでも変わらない桜とお爺さんの優しさが暖かかった。