『通り雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
きみと一緒に帰れる
うれしいけど
ちょっとはずかしくて
前を向いて話すきみの横顔を
見ながら歩いた
ぽつぽつと降りだした雨に
雨やどりできるところを探す
きみが繋いでくれた手があたたかい
時が止まってほしいと思う
ずっとこのまま…
雨はすぐ止んで
きらきらと光る道を
またきみと歩き出す
通り雨か、、笑
真っ先に思い浮かんだのは、顧問の顔だ。
雨予報でも顧問がグランドに来ると、急に晴れる。
居なくなると急に通り雨のような雨が降る。
その先生に出会ってから、天気予報は信じられなくなった笑笑
神様が練習しろと言っているんだな。
雨は基本的に嫌い。
気持ちが沈むし出かけるのも億劫。
通り雨、最近ではゲリラ豪雨って言ったりするけど
空からの嫌がらせとしか思えない。
通り雨降らせるくらいの中途半端な嫌がらせは
とりあえず洗濯物干してる時はやめてくんない?
あと微妙にずーっと降るくらいなら降らないか
がっつり降って?
かなり迷惑なんですけど?
人間なんで自然に従うしかないんですけどね。
いち人間があーでもないこーでもない言ったとこで自然には逆らえないんだけどね。
でも人間、知能や感情ありますので文句は言いますよ。
今年の夏は、通り雨が多かったですね。
通り雨と言えるような短さではなかったかもしれませんが。
貴女に危険が及ぶことがなくて、俺たちは嬉しいです。
貴女が健康に、安全に、幸福に生きていてくれることだけが、俺たちの望む最高善なのですから。
今にも泣き出しそうな君
涙まで我慢しなくていいのに
通り雨のあとはきっと
すぐに晴れるから大丈夫だよ
通り雨
いっそ土砂降りになってくれれば
傘を差し出す手が
こんなに怯えていることも
悟られなかったはずなのに。
ずっと嵐でいい
この世の終わりのような顔をしたくせに
何事もなかったように
カラリと晴れるなんて許せない
向こうの空に晴れ間が見えて
わずかな相思相愛は隔たれた
また空が泣いたら
ここで会いましょう。
通り雨
とつぜんの
とおりあめに
きみのてを
にぎり
はしりだして
………
くれるひとがいない
かさのないひは
なみだもあせもけしょうもなにもかも
ながれてしまえばいい
#63 通り雨
[救いの傘は]
雨が来た。
救いの傘は、自分に使った。
雨に打たれなくて良かった。
けれども、隣に雨に打たれて瀕死の人が居た。
雨が止んだ。
救いのお日様が、ちらり。
温かくて、嬉しい。
隣の人が、パタリと倒れた。
雨が来た。
救いの傘は、他人にあげてみた。
雨に打たれて寒い。
けれども、心は温かい。
雨が止んだ。
救いのお日様が、姿を見せる。
助けた人に感謝された。
とっても温かくて、嬉し涙。
通り雨
天気予報ではあと数十分でこの雨は止むらしい
折りたたみ傘は毎日持ってきているので、急に雨が降ってきたからといって困ることは無い。ただ、あと数十分待てば少しも濡れずに帰れるというのなら、あと数十分待とうと思った。
「珍しいね、いつも早く帰るのに。今日は帰んないの?」
前の席の彼が話しかけてきた。
「雨が止んでから帰るつもり」
「傘もってきてないのか?」
「持ってきてない」
本当は持ってきてるけど、傘を持ってると本当のことを言ったら、彼と話す時間は減ってしまうのではないかと思い、誰にでも優しく接する彼はいつもすみっこで本を読んでるような私にも声をかけてきてくれる。席が隣になってからは、前よりも話す回数が増え、私は、彼のことを気になり始めた。そんな彼が話しかけてきた。話の話題を作ってくれた雨に感謝しなければ。
「君は傘もってきてるの?」
彼に聞くと、
「毎日オレは傘持ってきてるよ。最近急に降り出して濡れることが多いからさ」
「そうなんだ」
毎日折りたたみ傘を持ってきているということに私は親近感が湧いた。
「確か君と帰る方向一緒だよね?」
「そうだよ」
そう答えると彼は笑って、
「じゃぁ一緒の傘に入る?相合傘!」
と言った。思考が止まった。
もうみんな帰っており教室には私と彼の二人きり。ザーザーという雨の音だけが教室に響いた。
「相合傘?」
聞き間違いかもしれないと思って、もう一度聞いた。
「そう」
「相合傘はカップルとかがするんじゃないの?」
「君が嫌なら別に。濡れて風邪ひかれても困る。話し相手が居なくなるじゃん」
私以外にもはしている人は沢山居るのに、そんなことを言うなんて…なんで思わせぶりな人なんだろうと思った。まぁ、片思いなんて勘違いしたもん勝ち。
「私は全然良いよ。雨に濡れたくないからね」
特に予定もないためあと数十分位なんて待てるし、傘も持ってきてるので、一緒に帰る必要性はないけれど、近づけるチャンスだと思って、一緒に帰ることにした。
いつもより近い彼との距離。周りから見たらカップルだと思われてるのかな。彼はどう思ってるのだろうか。気になって仕方がないけど、いつも通りの平常心を保って、彼と会話をしながら帰った。私の家の方が彼よりも学校から近いため、先に私の家に着いた。着く前に雨が止んだため、途中からは傘を閉じて歩いた。こんなにも通り雨に怒りの感情が湧いたのは初めてだ。
「傘入れてくれてありがとう」
お礼を言った後に彼は、
「一緒に帰りたかったからね。また雨が降って、君が傘を持ってなかったらまた一緒に帰ろうね」
と言った。今度からは午前中晴れで、午後が雨の天気予報だったら、傘を持って行かなくていいかなぁと思ってしまった。
「わかった!また明日ね」
別れた後、リビングのソファに寝転んで抑えきれない興奮を何とか抑えようとしたが、なかなか収まらなかった。今までは濡れたり、湿気でベトベトしたりして、雨の日はあまり好きではなかったが、今日で雨の日が大好きになった。
また雨降らないかなぁ。次の雨の日が楽しみだ。
大切な人が死んだ
憎らしいほどよく晴れた日だった
私は葬儀に参加した帰り道で
彼との思い出に浸っていた時
手に雨が落ちる
あぁ…通り雨か…
すぐ止むはず…
すぐ…
2024/09/27
今日も勉強できなかった。
どうして私は自分に甘いんだろう。
いつか弱い私を壊せるのかな。
私は雨が好きだ。雨が降るときだけのあの匂いや音、普段なら人が居る場所にも誰も居ないあの新鮮さ、そして何より雨は何か洗い流してくれるような、包み込んでくれるような暖かたみがある。
これらは一見、長期的な雨が降ったときに限るような感覚であり、通り雨には無いものだと思う人も私の周りには多数居る。
それは雨が好きでなければそんなことに気を配らないし、常識的に考えての結果だろう。
しかし、それは全くもって違うのだ。
雨が降ったあとも匂いはするし、雨音は身近なものであるため雨が止んだあともすぐに音を思い出すことができる人も恐らく多いだろう。
田舎や公園だと、通り雨に焦り驚き目的地や家に急いで向かう人は大勢居るし、人の居ない新鮮さは十分堪能できる。
少しの雨でも洗い流してくれるような感覚や包み込むような暖かさはある。むしろ、通り雨の方が雨がすぐに止み、生き物が息を吹き返し鳴く音や、蜘蛛に隠されていた日の、強く元気な光が差し込み勇気づけられるような満足感に満たされることもある。
雨を嫌だと思う人は、この先もたくさん居るだろう。だけれど雨にも種類があり、それぞれいいところがあることを理解し、雨が降ったときは神経を研ぎ澄まし雨と少しでも向き合ってみて欲しい。そうすれば雨もきっと楽しめるようになるはずだから。
そんな綺麗で新鮮さをもたらし満たしてくれる雨だからこそ、私は雨が好きだ。
『色々な雨のいいところ』
私の心も、たまに晴れて、たまに大雨が降る。
けど、その一瞬の出来事で大雨が降ったり、晴れたりする。
〚通り雨〛
雨が降ってきた
通り雨であってほしい
友人が死んだ
雨が降ってきたように
思えた、
通り雨であってほしい
立て続けに、親が死んだ
雷のような衝撃が、
走った
もうゲリラ豪雨だ
通り雨
君との初めての喧嘩
くだらないことだったよね
でもめっちゃ泣いたな
そんな通り雨の後、優しく包んでくれた君
そんな君が今隣にいてくれていることに感謝感激
君と付き合ってちょうど1年
また祝おうね
「雨降ってません?ボス」
「おう、でもすぐ止むだろうけどな」
「そうですかね……」
「ボス、めっちゃ降ってきちゃいましたよ!」
「まずいな……エリオ、これ使え」
「えっ、いいんですか?」
雨に濡れないようにと津詰は自分の真っ黒なジャケットを襟尾に手渡した。
「嫌だったら言えよ」
「そんな!俺、いつかボスのジャケットを着ることが夢だったんですよ。それが叶うんですから、もう嬉しいことこの上ないです!」
「別に着ろなんて言ってねぇんだよな……」
「じゃあ、遠慮なく着させて貰いますね」
「通り雨」
短時間でやんでしまうけれど
その時間を過ごすのが私は好きです
ある日、雨が急に降って、急いでしのげる場所まで走った。
だけど、雨はやまない。
バス停の留置所の屋根に入ると、雨も一緒に入ってきた
雨はずっと僕を追いかける。
コンビニのバイトって、極めることがたくさんあって楽しそうだな。
雨足に追い立てられて入った店内で、そう思った。
ビニール傘の場所を目視する。
たまらなく良い香りが鼻腔をくすぐる。
レジ横のホットスナックがオレンジに照らされてアピールしている。
蒸し器でふっくら蒸しあがった、白い生地を見せつける肉まんも魅力的だ。
そしてこの香りの主犯、おでん。
ほかほかと白い湯気を上げながら、肩まで出汁に使っている。
目の端に写るスイーツも、どれも可愛らしくて美味しそうだ。
傘だけ買って出るつもりだったのに、誘惑が尽きない。
他にお客がいないのをいいことに、ビニール傘そっちのけでつい考えてしまう。
ここで食欲に負けてはダメ、欲望のままに振る舞うのは危険と脳が訴えているのに、ついつい手と目は、財布の中の小銭を数えている。
通り雨に降られたのは、二次面接が終わって帰路に着いている途中だった。
駅まであと10分も歩けば着く。そんな折に急に雨粒が落ちてきた。
春先か夏なら、濡れて帰ったと思う。
だが、あいにく今は秋だ。
風は涼しくて寒い、雨粒は一ヶ月前よりずっと冷たい。
これでは風邪をひく。そしたら来週のリクルート面談に差し障るかもしれない。それは不味い。
電車を一本見送ってまで、人入りの少ない辺鄙なコンビニに入ったのは、そういう事情からだった。
ご当地コンビニなのか、聞いたことのないブランドだが、まあとりあえず、傘だけ買えればいいや、そう思ってこの店に入った。
だが、店内に足を踏み入れた途端、イメージは変わった。
鼻腔をくすぐるホットスナックやおでんの美味しそうな香りと、明るい「いらっしゃいませ」の声。
並べられていた商品はどれも個性的で魅力的。
ほんわかとした雰囲気と控えめにかけられたラジオ番組も相まって、店内は、ほんのり温かい雰囲気に包まれている。
極め付けは、レジカウンター周りである。
窮屈そうに2台も並んだ特大ホットショーケースには、所狭しとホットスナックとホットスイーツが並べられ、カウンターに備え付けられた、他の店の二倍はありそうな肉まんスチーマーには、ふっくらとした中華まんが何種類も並べられている。
レジの横腹のあたりのカウンターには、ドリンクバーと見紛うほどの数のディスペンサーが設置されていて、レジ裏には、電子レンジ二台だけでなく、小型の蒸し器と鍋、小さな冷凍庫付き冷蔵庫、ソフトクリームディスペンサーまで見え隠れしている。
ちょっと覗いただけで思わず、ここは飲食店か!とツッコミたくなるような食へのこだわり。
しかし、他の品揃えが悪くなるというわけでもなく、簡単な衣料品からボールペン、ちょっといかがわしい雑誌まで、すっかり網羅されているのである。
そんな中、たった一人でニコニコとレジに立っている店員さん…。冒頭でコンビニバイトが楽しそうだと思ったのは、ここがそういうコンビニだったからだ。
財布と目の前の商品を何度も見比べて、決意を固める。
よし、体も冷えていることだし…あの季節限定ショコラまんとおでん(たまご、だいこん、もちきんちゃく、ちくわぶ、牛すじ…あたりかな?)とポテからセットとかいうやつとやたら美味しそうなあのウィンナーココアと…それから、夕食後のデザート用にあのケーキを買って…うん、これで完璧だ。
意気揚々とレジに向かい、注文を伝える。
にっこりと微笑んだ店員さんは、世間話も交えながら、手早く丁寧に商品を手渡してくれる。
ベテランさんだ。
「お仕事の仕方、楽しそうで本当に素敵ですね。私もこういうところで働いてみたいです!」
思わずそういうと、店員さんはふわっと顔を綻ばせて、「ありがとうございます」
という言葉と一緒に、ビニール袋を手渡してくれた。
幸せいっぱいの袋を抱えて、店を出る。
ウィンナーココアとショコラまんをパクつきながら、駅を目指す。
電車の中でおでんを食べよう。うわっ、贅沢だ。
意気揚々と歩き出した私の肌に、ぽとり、と何かが落ちる。
何だ、水滴だ。雨だ。さっきのような通り雨。…雨?
手元を見る。
手に持っているのは、カバンとビニール袋。傘は持っていない。買い忘れたのだ。
いや、買い忘れただけでは飽き足らず、ビニール傘分の小銭も、さっきの爆買いで使い果たした気がする。
…ということは?
…ヤバい、今通り雨はヤバい。
この幸せフードたちを守らねば。
ウィンナーココアに蓋をして、慌てて走り出す。
雨雲の足音をすぐ真後ろに聞きながら、私は全力でダッシュする。
通り雨は、ふらふらと、もうすぐそこまで通りがかっていた。
題【通り雨】
昨日の続き❤️
(登場人物→すみれ、葵、ふうま、ひなた)
×
(登場人物→莉緒、和樹、隼人、太陽)
「雨が降ってきて焦ったけど良かったですね。葵」
「そうだね~。」
「通り雨だったんだ。」
「僕ね!通り雨って知ってるよ!」
「そうなんだ。すごいね、和樹くん。」
「ごめんね💦瀬川くん。」
「?良いよ。僕、年下の子、大好き。」
「俺もだよ、莉緒ちゃん!」
「ありがと。」
「早速、高校の道案内と、文化祭を回ろ!」
「そうだね。よろしくね。えっと、ひなたさん?」
「そうだよ。君は莉緒ちゃんだよね?」
「うん。」
「あと、ひなたくんで良いよ。こいつらも、くんとちゃん付けで!」
「そう?」
「うん。全然良いよ❤️」
「私もあまり気にしません!」
「俺も。」
「じゃあそう呼ぶね!」
「OK~!じゃあ、早速レッツゴー!」
「「「「「「おー!」」」」」」
「最初はやっぱりお化け屋敷だよな。」
「おー、分かる?太陽!」
「あぁ。俺、お化け屋敷大好きなんだ!ひなたもなんだね。」
「お、お化け屋敷か。」
「天宮さん、怖いなら俺と一緒に入ってみる?」
「良いの?」
「うん。言ったじゃん!僕が守るって。」
「そうだね。」
「姉ちゃん!俺とも回ろう?」
「はいはい。」
「私達はすみれ、葵、ふうまで回りましょうか。」
(お化け屋敷は)
「そうだね❤️」
「じゃあ、みんなで行こう!」
「よし!レッツゴー!」
「怖かった…。」
「天宮さん泣いてたもんね。大丈夫?」
「うん。大丈夫!」
「姉ちゃんってビビりなんだね!」
「うー、ごもっともです。」
「太陽!怖かった?俺は全然大丈夫だった♪」
「俺も大丈夫だったよ。クオリティが高くてすごいね。」
「俺も思った!」
「きゃー!?!?腕触られました~!!」
「だ、大丈夫?すみれ。」
「怖かったんだね。すみれ泣いてるし…。」
「ないでまぜん~!」
「泣いてるやん(笑)」
「はいはい、怖かったんだね。」
「わーん!ありがとう!葵!」
「あはは。次はどこ行く?」
「(莉緒)私はどこでも良いよ。」
「(隼人)俺は射的行きたいなー 。」
「じゃあ、行っちゃおー!射的!」
パンッ!
「取れた!」
パンッ!パンッ!パンッ!
「また、取れた~!?」
「すごいね!隼人くん!」
「うん。人物は得意なんだ。」
「瀬川くんは、完璧だね!」
「そう?ありがとう。あとさ、」
「?どうしたの、瀬川くん。」
「俺のことさ、次から隼人くんって呼んで?」
「えっ、でも!」
「お願い!」
「良いの?」
「うん。天宮さんに呼ばれたいんだ!」
「ありがとう。あと、私も天宮さんじゃなくて、莉緒で良いよ!」
「分かった!莉緒!どうかな?」
「いいね!あらためてよろしくね!」
「うん。」
明日はさらに、さらに続き❤️