『踊るように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
"踊るように"
また動画サイトで音楽を漁り聴いて、また気になる曲を見つけて聴いている。今度は男性のバンド曲で、曲調がとても綺麗でダウンロードして、その曲をBGMにカルテの整理をする。
「フ〜フ〜フフ〜…♪」
ついハミングが出てしまう。体もリズムに合わせて揺れて、組んでいる足もリズムを刻みながら、タンタン、と床を鳴らす。歌詞は何かチクチク刺さるけど。
「心 QUIET NOISE♪〜…」
ついに歌い出してしまった。けど今ここにいるのは俺1人だし、別にいいか。
「響く QUIET NOTE 闇の中で 追いかけてる♪〜…」
などとサビを歌っていると、カルテ整理があらかた終わった。後で確認するか、と息抜きにコーヒーを飲もうとデスクから離れる。
「流れてゆく どんな未来さえも♪〜…」
と歌いながら棚からマグカップを1つ取り出し、コーヒーを入れる。この曲、アレンジして演奏してみようかな。デスクに座り、ズズッ…、とコーヒーを啜りながら、スマホを弄ってこれからの予定を確認する。
「胸に秘めた 熱い思い 静かに♪」
題:踊るように
心が踊るように嬉しいと感じる時はある?
私は今日あったよ。
学校に行けたんだ。
不登校で行けてなかったけど、
3時間目から行けたんだ。
勉強の事は忘れていいと言われたの。
友達に会うためだけに行くの。
昨日の私、今日の私、
昨日のお母さん、今日のお母さん、
ありがとう。
わたし実は
体を動かす全般
どうも苦手です
ドリブルしながら前進とか
シャフトの先で打つとか
ボールを投げるとか
箸にも棒にもかからない
ましてやダンスなど
エアロビで自身の姿を
鏡で目撃した時のあの衝撃たるや
こっそり最後列に移動です
そんなわたしですが
飼い猫とのダンスは楽しいんです
よく付き合ってくれる良き友です
人生も踊るように軽やかでありたい
「踊るように」
踊るという事の意味を考えると、そこに音楽もあり、さまざまな目的もあって、深いものがあるなぁと感じている。原始人類には必要不可欠なものであったし、そして現代では、踊る目的は多岐にわたっていて、考えると際限がない。
『踊るように人生を。』という歌を聴いた。最近の流行り(?)の音楽を耳にしたのは、本当に久しぶりだった。踊りも良かったし、歌詞も若い人の心に響くものだった。中学時代、流行りの歌を歌いながら、踊るのが好きなクラスメートがいた。いまもそういう若い人はたくさんいると思う。
原始人類にも必要不可欠なものであったのだから、踊りというものが消えてなくなることはない。ただ、踊りには気をつけなければいけない事もある。呪術的な目的で安易なことをしてはいけない。必ず責任がとれる大人がいなければいけない。安易な知識で遊びで行うと、取り返しのつかない事もある。絶対に子ども同士でやってはいけない。
踊ることそのものは、精神の解放であったり、精霊と心を通わせたり、本来の目的は、幸せになるためにある。どうか、その事は忘れないでいてほしい。
何かいいことないかなって毎日思いながら過ごす
今日は晩御飯がシチューだった、私の大好物、
とても嬉しくて久々に心が踊るような気分だった
そんな些細なことでも幸せに想える日々を大切にしたい
踊るように
空を舞う。
踊るように
水の中を進む。
踊るように
風を受け、揺れる。
踊るように
地を走る。
踊るように
人生を謳歌する。
数多く瞬く星たちの数だけ生き方がある。
そんな、誰とも同じにはなり得ない人生の中で、
私は踊るように、
楽しみたい。
生きていることこそが喜びであると実感をしたい。
そう考えて毎日を過ごす…
半年ぶりくらいに学校で先生にあった
実は昨日駐輪場で見かけたけどどうしても話せなかった
名前も呼んでくれた 少し意地悪な所は変わってないんだ
文化祭来て欲しかったなぁ でも来て欲しくない気持ちもある
今はもう違う生徒に目を向けてるんだよね
半年に1回しか会えない関係ってなんて言うんだろうな
今日は夜の音楽番組に推しグループが出演する。私は踊るように夕飯の支度をした。しかし、推しグループの出番は一番最初にあっさり終わった。あのテンションは一体何だったんだろう。
軽やかな足取りで進んでいく。
そんな君を僕は目を細めて見ていた。
「踊るように」
――踊るように――
笑いたいよ
私の帽子はあなたの1番のお気に入り
消えたいよ
闇夜に輝く線香花火 あなたはきっと気づけない
信じて走って消える道
僕は何をすればいいの?
愛しているわメジャーソング
演舞に愛を
リズムに他意を
乱舞でビートを把捉して
独り夜舞台は加速して
着物姿 あなたの声 私服姿 は不和の音
弾ける花火 弾ける心 踊るように 無駄なビート
雨の中うざったいのを脱ぎ捨ててステップを踏むそんな欲望
踊るように
秋の風。
木々が揺れると、待っていたかのように、落ち葉がユラユラっと左右に揺れて足元に降りてくる。
まるで踊っているかのようで、大きな風が来ると、
沢山の葉っぱがいっせいに踊りだして、
舞踏会を見ているかのような気持ちになる。
踊るように死んでいった白雪姫の継母の
ダンスの腕前はどれほどだったのだろうか
すらりとした美青年のギャルソンは、微笑みをたたえて、踊るようにテーブルの間をすり抜けて行く
女性客が、その後ろ姿をうっとりと見送る
本当は彼が、一途な恋に破れて傷心なことを知っているのは、天空で欠け始めた蒼い月だけ
『踊るように』 No.129
ふわふわ舞って
かたこと音を立てて
どこか懐かしいオルゴールのメロディを奏でて
薄暗いアンティークショップに並ぶ陶器人形
いつか、愛してくれるかしら
また、ぜんまいを巻いてくれる人に出会えるかしら
すり減った顔と、前の主人にとてもあそんでもらったことが分かるシミを抱えて
今日も
踊るように、店のドアのベルが鳴るのを待っている
踊れと言われたなら、真っ先に嫌だと答える自信がある。というか、急に踊れと指示されて従う馬鹿がいるのだろうか。せめて、理由を聞いてから行動するべきだろう。舞踏会の舞踏家がバックれたとかならまだ分かる。だが、特にそういうイベントがある訳でもない。
なのに、目の前の男は私に踊れとしきりに淡々と声をかけてくる。いい加減にしてくれと言いたいが、その余裕もないくらいに目の前の男へのイラつきが増していくのだけを感じた。
私の心電図は、踊るように動いている。
お終い
広場の時計台の鐘が時を告げる。
カンカンカンカン。四時。一時間待った。
待ち人は現れない。
無駄足だったか、と立ち去ろうとする青年。その青年の前に、
踊るように現れた人影。
「ピエロ…?」
訝しむ青年の前で、
ピエロはパントマイムを始めた。
カバンが地面にくっついて離れない。
ようやく引き剥がしたかと思えば、
空中で止まって動かない…。
ベタなストーリーだが、
少しだけ青年の心は明るくなった。
最後に被っている帽子に投げ銭を、
というジェスチャー。
なら喜んで、と青年は財布を取り出しかけ、ピエロは帽子を取る。
その刹那。
帽子の中から鳩と花が一斉に飛び出した。
「わあっ…」
人々は歓声を上げ、
子供たちは鳩を追いかけ回し、花を拾った。青年は目を細めその光景を見つめた。
どこからともなく拍手がおこる。
しかし。
ピエロは消えていた。
人々もきょろきょろとピエロを探すが、
次第に興味を失い、
広場はいつもの光景を取り戻した
青年の取り出した財布は行き場を失う。
まあ、ここはひとつコーヒーでも。
キッチンカーのエリアに向かった。
コーヒーひとつ、
氷なし、ミルクのみ、濃いめで、
と注文した。
「あの、この前も注文いただきましたよね?
いつもありがとうございます!」
よく店員を見てみると、
この前も接客してくれた娘だった。
「あ、はあ」我ながら間の抜けた声が出た。
「さっきのピエロすごかったですね!
私なんか…」
興奮冷めやらぬといったふうで、
くるくると表情が変わる。
よくみると可愛い娘だ。
青年は用意していたプレゼント、
クッキーだが、この娘に渡そうかと
思い始めていた。
時刻はもうすぐ五時、
また時計台の鐘が時を告げようとしていた。
電話が
かかってきた。
ずっと
何年も
挑戦してきた
採用試験の結果。
今年も
多分
倍率は高い。
―――採用です。
あぁ、
諦めなくて
良かった。
試験勉強
頑張って
良かった。
ちょっとイイ
スイーツ買って帰ろ。
#踊るように
いつ時も余裕がある君は
何もないところでよく転ぶ。
真夏の海よりも爽やかな顔つきで
廊下を歩いている時は踊るように転んだ。
思わず、痛っ…と声を漏らす君は
目にかかる髪を軽やかにかきあげた。
瞬間のその目には
冬の星空が吸い込まれていた。
【踊るように】#39
『踊るように』
貴方が輝いた時は?
貴方が幸せだと思った時は?
貴方が愛してると愛したいと願った時は?
それとも…。
貴方が悲しいと思った時は?
貴方が辛いと思った時は?
貴方が死にたいと願った時は?
…。
結局、皆感じ方なんて違うんだよ