『踊りませんか?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あたしと一曲踊ろうよ。
なんで、おまえなんかと?
いいじゃん。もう夢の中でしか会えないんだからさ。
オレは、おまえだ。おまえは、オレだ。
何が悲しくて自分と踊らなくちゃならない?
案外、楽しいかもよ?
嫌だね。オレは、呪いを解いたんだ。おまえとは、関わりたくない。
自分とは、一生付き合わなくちゃいけないんだよ?
どうせ、あたしたちは運命の手のひらの上で踊るしかないの。
踊りませんか?
と、手を差し伸べてくれた君。
暗い中に、
そこだけスポットライトが当たったみたいに
君と踊っている時だけは
明るくいられた。
でも、もう
遠い暗闇に消えていってしまった。
もう踊ってるよ
踊らされてるよ
わたしの喜怒哀楽は好きな人の手の中や
誰か私と踊ってくれませんか?
舞踏会に来たはいいけど、踊ってくれる人は一人もいない。
うん、そりゃそうだ。
男性の免疫が全くなかった私は、舞踏会から逃げ出した。
誰か私と踊ってくれませんか?
今は、楽しく天使と踊っているよ。
踊りませんか?
地獄かも天国かも分からないこの舞台の上で。
ある夜、彼は彼女に向かって「踊りませんか?」と声をかけた。彼女は初めは戸惑っていたが、彼の優しい笑顔に誘われ、彼と一緒に踊ることを決めた。
彼女は彼の腕に抱かれ、音楽に合わせて踊り始めた。彼の温かい手に触れるたび、彼女の心は高鳴っていった。彼女は彼の優しさと強さに惹かれ、ますます彼に惹かれていった。
その後も、彼女と彼は一緒に踊り続けた。彼女は彼のために踊り、彼も彼女のために踊った。彼女は彼の心の内側を知り、彼も彼女の心を知っていった。
ある日、彼は彼女に向かって「君と踊ることができて、本当に幸せだよ。君を大切にしたい。」と言った。彼女は彼の言葉に感動し、彼に抱きしめられた。
彼女と彼は、踊りを通じて深い絆を築いた。踊りの音は、二人の心をつなぎ合わせ、愛を育んでいくのであった。
月夜の下で
どんな人種も
どんな人であっても
ひとまず手と手を取り合って
輪になってみんなで踊りませんか?
そうすればいかに今の行いが
馬鹿げた事なのか
きっとわかるはずです
人は誰しもオギャーと生を持ち
生まれながら悪人なんていないのです
先生本当に大丈夫かな?
何週間も来てないし車見れないだけで悲しい
生きていてね,絶対に
あの、すいません。
今お時間ありますか?
浮かばない顔に貴方は気が付いている様だけど
遠慮、配慮なく私の境界線に入ってくる。
踊りませんか?一緒に。
悲しい時や、苦しい時に
決まって予想の付かない出来事が起こるのは
偶然なのだろうか?
計画された人生の波瀾なのだろうか?
こんな日に限って。
さすがに、今会ったばかりの人に言われても困ります。
私用もあるし
すぐ帰る予定ですから。私の言葉はスカスカの空洞だ。
せっかくの機会ですから!勢いのある声とは裏腹に
そっと私の手をとる貴方。
楽しそうに笑っている貴方は
ちょっと意地悪い人。
爪先を前に、一歩すすみ、一歩さがる
手と手を繋いで踊る
とても不思議な時間が回っている
何故だろうか?
2度と出逢う事ができないと思っていた
拭った涙が、また溢れてくる。
ねぇ、気づくのが遅かったよ。貴方だったのね。
伸ばした手を貴方がもう一度掴んでダンスが終わった。
言葉遊びしてみたんですよ!!と、
伝えたくなる時ありますよね、私がそうです。
踊りませんか?
月明かりの夜、舞踏会から外れた外で涼んでいた。
不意に後ろから
「こんばんは、お嬢様」
1人の青年に声をかけられた。話をすれば彼も1人で涼みにきたそう。
「よかったら、2人で踊りませんか?」
「いいですね。夜空がステージだなんてロマンチックだ」
言葉はもういらない。星や月が照らす下で踊り明かした。
彼とは再会することになるけれど、それはまた別の機会にお話しましょう。
青々と繁る緑の上に乗る。
サク‥サク‥サク…
一歩ずつ足を進めると響く音。
フワフワと草を踏みしめる感触。
「気持ちいいね」
私は嬉しそうに足元を見つめて言う。
風が楽しそうに身体にまとわりつく。
『踊りませんか?』
そんな声が聞こえた気がして、
クルリ‥クルリ‥
なんとなく2回、回ってみた。
「ふふ…笑」
まるで、子供の頃に戻ったみたいな感覚になり、
靴を脱いでみた。
ダイレクトに肌に刺さる土と草の感触。
少し冷たくて、でも優しい。
私は更にくるくると回ってみる。
風が…陽が…身体中にまとわりついて、
倒れないように支えてくれてるみたい。
気が済むまで私は踊り、
そして、倒れ込んだ芝生の上で空を見上げた。
愛していると言ったあと、互いに指先まで喜びに震えて
『踊りませんか?』
🍀踊りませんか
学校祭の後夜祭
好きな人と一緒に踊ると恋が実るらしい
そんなジンクス
「先生、一緒踊りませんか」
踊りませんか?
使うことがない言葉
誰と踊る?
ぼくなら思考と踊る
独自の世界を築くため
踊りとはミックスすること
思考をミックスして世界を駆け巡る。
辛い
苦しい
怖い
どうしよう
もう、お先真っ暗だよ
色んな感情、やらなければならないことが
頭の中でぐちゃぐちゃになっていた
そんな中
ふと自分に言われた
踊りませんか?何もかも忘れて
「踊りませんか?」
いやそんなだって
じぶん踊れません
けれども人生一度きり
憂いてためらうことなかれ
虫や花々 空飛ぶ鳥さん
自由に舞ってる
お手本に
風にまかせて かざぐるま
足を軸に
回って回って
差しだされたその手を
離さぬように
.踊りませんか?
「やっぱり、歩きにくいわ」
足の折れたヒールを、宙に向かって蹴り出した。
それは思ったような放物線は描いてくれず、ゴトリと数歩先に落ちて転がった。
残された方のヒールを脱いで、手に持つと、同じように放り投げる。
折れていようが折れていまいが、高さが一〇センチもあるようなヒールに、私は慣れていないのだ。
それを言うなら、借り物のひらひらしたワンピースも。小さなバッグも。真珠のネックレスとイヤリングも。
足の裏に、芝生の冷たさが沁みた。
でも、気分は悪くなかった。
紺色の夜空に、金色のコインのように輝く月が浮かんでいる。
その光の下、裸足でダンスだなんて──まるで映画みたいじゃない。
私は中庭の中央に滑り出すと、少しつま先出ちになって、静止した。
自分の影を抱くように、そっと腕を広げる。
頭のなかで、音楽を鳴り響かせながら、最初のステップを踏み始めると、周囲の雑音はゆるやかに遠のいていった。
自分が作り出す風の感触を肌に感じて、心のままに身体を動かす。
軽やかに跳ねる鹿のように地面を蹴り、宙を舞う。
そうしたかと思えば、獲物を狙い森の中を疾走する狼のように、靭やかで力強いジャンプを繰り出す。
追って、追われての、影とのダンス。
徐々に呼吸は熱を帯び、脈打つ鼓動が、もっと、もっと、と踊れば踊るほど、私に訴えかけてくる。
……ああ、あなたはそこにいるのね。
すっと、そこにいたのね。
汗がキラキラとした玉になって飛び散っていくのを目にしたとき、頭の先から足の先まで、痺れるような快感が走った。
腕に抱いた目に見えぬ影が──過去の自分が、じっと私を見つめ返しているようだった。
その瞳の中で、誘うように光の輪が踊っていた。
2022/10/05
人の元々持っている能力は中々越えられない。
どんなに頑張ってもできないことがあるのは仕方ないことだと思う。
でも、1秒という時間の中でその人よりも,と踏ん張っている人がいる。
誰かのためにやっているわけじゃないのに本気でやっていたから,その時に出る涙は宝石だ。
大粒の涙。 誰かのためにあげるわけではない涙は一番美しい
踊りませんか?
あの人と踊れたらどんなに素敵なんだろう、と少女は遠くから憧れの彼を見ていた。
とあるパーティーに招待された少女は会場に併設されたテラスで一休みしていた。
自分では到底届くはずのないキラキラした存在。
かっこよくスーツを着こなす今日は一段と輝いている。
『彼と踊れたら…なんて』
こんないち少女に、彼が振り向くとは思えない。
会場では、パートナーがいるカップルたちが音楽に合わせて楽しそうにステップを刻んでいる。
動きに合わせて、ドレスのスカートが揺れたり、くるくる回って蝶のように美しかった。
『せっかくお洒落したのになぁ』
落ち込みそうになる気持ちを振り払うように、彼らから目を逸らした。
『踊りませんか?』
振り向くと、憧れの彼のがそこにいた。
『えっ…と、でも…わ、たし』
突然のことにパニックになり、鼓動が早くなる。
しどろもどろになる少女に、彼は微笑んだ。
『お嬢さん、僕と一緒に踊りませんか?』
そう言って、手を差し出す。
これは夢なのか。
少女は勇気を出して自分の手を重ねる。
美しい満月が二人を照らしていた。
この言葉をあなたに届けるまでに
どれだけの夜を過したと思う?
たったのこれだけ。
踊りませんか?
言葉の裏側をあなたは知らない。
でも、それでいいの。
はい。
って答えてくれたから。