『距離』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〈距離〉
なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
既読がつかないの?
スタ連してやろうか?
もう、お願いだから電話に出てよ!
今日の朝夜の10時には帰ってくるって言ってたじゃん!
あと1分で10時だよ!
なんで?帰ってこないの?
きみに恋♡している
好きなひととの
距離を取る
見つからないように
距離を取る
バレてしまえば
何を言われるのか
わからない
わたし
もしかしたら
ストーカーしているよね?
犯罪なんて
絶対しないけど
それなら
きみの恋♡を盗みたいよ♡
ギリギリの距離で
攻め込んでみる
ギリギリ
あと1ミリの所で
後ろについてみる
不思議なことに
気づいていない
きみはスマホを見ながら
歩いているから
気づいていない
スマホみながら
横断歩道の信号機は点滅
車が横断歩道に向かってくる
危ない・・・・・
わたしは
きみの手を掴んで
車との距離が
ギリギリの所で止まった
あぶないじゃないの
何やっているのよ
スマホなんか見て
わたし
いなかったら
きみは車に轢かれていたよ
でも本当に怪我しなくてよかった
逆にわたしが
後ろからついてきたおかげで
それは
奇跡的にきみを助けることができた
きみの恋♡をしている
その気持ちは
今日のことで
何かが変わりそうな気がした
「距離」
『今日もありがとう、おやすみ。』
そう言って額にキスをしてくれる。
それが素直に喜べなくなったのは、いつからだっただろう。
はじめは合コンで出会った。
かっこいい彼に一目惚れをして連絡先までゲットした。
緊張して、1晩考えた文は『よろしくね』
そのメッセージに1分と経たずに返信が来て、悲鳴をあげたのを今でも鮮明に覚えている。
次に会ったのはその一週間後。
はじめはぎこちなくて、どちらも手を繋ぐことすら出来なかったのに。
手を繋いで、キスをして。息が触れ合うほど近くなって。
楽しかった。
甘い匂いを漂わせる彼の匂いが鼻腔をくすぐる。
「好きだよ」
「ありがとう。」
いつだって君は、自分から好きだとは言わなかったね。
次にあった時も、その次にあった時も。
段々と、連絡が少なくなって。
月に何回か会う時は、だいたい夜だけ。
おかしいとは思っていた。
初めから流されるように体を許して。
体にはいつも赤い鬱血痕があって。
好きというと、はぐらかす。
きっと、初めから、決まっていたことだった。
私は「好きな人」じゃない。
彼には、はなからそんなつもりは無いのだろう。
なら、これ以上傷つくくらいなら。
「もう、会うのをやめよう」って言えばいいだけなのに。
「……ねえ」
「なあに?」
「……やっぱ、なんでも、ない」
「…そっか。」
心の距離は縮まらないまま、今日も彼に身を委ねて。
香水の甘い香りが、体を包んでいった。
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あとがき
なんか話広げすぎちゃった気がする。
最近本読んでないからかなぁ…上手く書けないんだよね
期末テスト頑張ります
距離
内緒のクリスマスデートからもうすぐ2年経つ
僕らの距離はますます離れて
きっと君は舞台に立つ
僕もまた異なる舞台に一歩踏み出す
遙かなる 予期せぬ早さ 幼子よ われ知らぬうち 巣から飛び去る
仲良くなりたい
距離を縮めたい人に限って
皮肉な事になかなか上手くいかない
これが…世の常
もういいから…
お願いだからもう来ないで…
そんな心の声を知ってか知らぬか
苦手な相手ばかりが現れたりもする
当たり前だ…
人生…生きる=修行に来ているのだから
自分に都合が良い人ばかり来たら
何も学ぶ事がない…
嫌な人·腹が立つ人·自己中な人…
皆、それぞれに役目を持って
私の人生に絡んでくる
上手に距離を保ちながら上手くかわす
人生には一番大事な学びかも知れない。
それをできる人間は果たしてどれほどいるだろうか。
「対魔法使い戦はっ! 距離を取ったら、死!!」
そう叫ぶ瞳は真っ青だ。俺の編んだ魔法陣より濃くて深くて──飢えた獣みたいに、ギラギラと底から光を放つ真っ青な目。
ほんの一瞬ブレた思考の隙にヤツが消える。いや違う。身を屈めて俺の視界から外れ、最短で距離を詰められる。
最短、つまり真正面。
魔法陣が破られる。身構えたときにはもう遅い。壊れた魔法陣が霧散する。その細かい光の粒が、やけにひとつひとつクッキリ見える。その奥から迫る、異様な輝きを放つ双眸も。
「ぐあっ!」
衝撃と共に視界が回る。それから全身に走る痛み。主に腹部。最後に、胸の上にかかるひとり分の体重。
「──だから、魔法使い相手に距離を取るのは悪手だよ。後ろに下がろうとするのはきみの悪い癖だ。相手が強力な魔法使いであればあるほど、接近戦に持ち込むべきだ。って、いうのを、いつも言ってるはずだけど?」
そうこちらを覗き込むアルコルは、いつものように腹の底の見えない笑みを浮かべていた。
「……チッ。どけよ。わかってンだよ、ンなこと」
「あはぁ、わかってるなら早く実践しなよ。そうしないと魔法の使えない俺にだって、いつまで経っても勝てないよ」
「るっせェ」
わかってる。そりゃ強力な魔法使い──魔人相手に遠距離戦をしようとしたって、魔法で撃たれるだけだ。相手は魔法のエキスパート。だったら近距離から魔法を編む隙もないくらいの攻撃をするしかない。
わかっちゃいるが──。
どうしても、相手が魔法を使おうとすると反射的に離れちまう。分が悪くなると距離を取っちまう。ンなの、生存本能みたいなモンだろ。
その本能を乗り越えて、ここぞという時に踏み込むには。強大な相手を真正面から殴るには。
あとどれくらい修行をすればいい。
あとどれくらい経験を積めばいい。
真っ青な瞳が遠くなる。
アイツとの距離は、あとどれくらいだ。
出演:「ライラプス王国記」より イル、アルコル
20241201.NO.109.「距離」
感情と物理的距離
関連をみるいいデザインあるかしらね
近づきたいけれど近づき過ぎるのが
どうして心配なんだろう
♯距離
─── 距離 ───
君にとっては落ち着くかもしれないけど
僕にとっては落ち着かない
ベタベタするのは嫌いじゃないし
一緒に居るのは心地が良い
それなのになんでだろう
君が近くに居るとソワソワしてしまう
僕の肩に頭を預けて
すやすやと寝ている君に
そっと毛布を…
距離
距離には、色々な距離がある。
心の距離、人との距離、時間の距離、感情の距離…。
貴方はどの距離がいちばん長いですか?
こんなにも近くにいるのに心の距離は遠かったりする
逆に離れていても心の距離は近かったりする
人それぞれだ
変わらない距離でいられていい
好きじゃないだけでこんなに違うものなの
同じような感じなのに全然違う
全然怒りの感情がわかないし
全然悲しくならないし
毎日会話できるし
会っても楽しく過ごせるし
解散しても寂しくないし
すごくすごく楽なの
ただ好きじゃないだけなのに
同じような距離でいてもいいのに
こんなにこんなに楽なの
どうして好きだとそうできないのだろう
理由はわかる
要は嫉妬しちゃうから
私だけがいいってなっちゃうから
独占したい
好きじゃなければ別に大丈夫
不思議だけど当たり前
変わらない距離でいたかった
好きじゃないと思い込んでいるだけなのかな
このくらいでちょうどいい?
私はもっと近づきたいのに
✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼
君が近くにくると緊張してしまう
ほんとうは触れたいはずなのに
【距離】
#距離
距離と道のりという言葉があったはずなんですけど、道のりって使わない気がします。
目的地までどれくらい遠いか訊く時は、どれくらいの距離という言い方をしてしまいます。算数で教わったときは、
直線=距離
地図通り、道路通り=道のり
だったような気がするのですが、一般的にどれくらいの距離?と訊かれて直線距離答える人はそういないのではないでしょうか。
道のり、ちょっと不憫。
そもそも道のりは、算数では漢字の「道」と平仮名の「のり」で習ったのですが、実際は「道程」と書いて「みちのり」なんだそうです。しかし、高村光太郎さんの本のタイトルは「道程」と書いて「どうてい」。あんな有名な本のタイトルがそうなんだから、もう「道程」のこと「みちのり」って読みにくいじゃないですか。
道のり、ますます不憫!
テーマが距離のときに言うことではないですが、道のりという言葉がもっとこう、報われるといいな?と思います。
みんなは今頃、どこで輝いているのかしら。
みんなは今頃、どこで戦っているのかしら。
みんなは今頃、どこで過ごしているのかしら。
みんなは今頃、どんな空を見ているのかしら。
一番は、私がみんなの元に向かえればいいのだけど。でも、私はまだまだ研究したいことがあるから、この極夜の国から離れられそうにないのよね…。
でも、安心してね。みんなの写真はお部屋に飾ってる。学校から帰ったら、いつでもみんなと一緒。
今夜も、みんなで夢の中で幸せな時間を過ごしましょ。
住んでる場所は遠くても、私とみんなの心は一緒。傍目から見たら私は独りなのかもしれないけれど、私は確かにみんなと一緒にいる。
誰かを贔屓することも、誰かを冷遇することもない。私はみんなを、同じくらいに愛してる。
みんなみんな、大好きよ。ずっとずっと、愛してる。
…あぁ、でも。夢で会えるとはいえ、それって結局、時間が限られてるのよね。
私が人間である以上は、人間として生きている以上は、どうしても起床をしなきゃならないわ。
私が起床しなければ…私はみんなと、ずっと一緒にいれるわね。
いっそ、夢の世界を第二の現実として過ごせればいいのだけど。そうしたら、私達は永遠に一緒に過ごすことができるわ。
…そういえば。そういう願いを叶えてくださる神様の話、どっかで聞いたことあったわね。
半信半疑ではあるけれど…やってみて、価値はないかしら。
待っててね、みんな。準備を終わらせたら、すぐみんなのとこにいくからね。
(自由帳ノ世界―盲目な欲張り―)
明日からまた、仕事だけど
また、程よくサボりながら
やりますか🤣
9:15~18:00までで
とりあえず昼休みと
休憩あるけど業務中にまた
スマホいじり無理なら
トイレで時間潰しかな?🤔
同じような事しか書いてなくて
申し訳ないけど
夜空で仲良さそうに並んでいる星を見て、
「あれ、私たちみたいだね」
そう言ってあなたは笑ったけれど、
実際の星はもっとずっと遠い距離にあるんだって、
教えてあげればよかったな。
それとも、あなたは知っててそう言ったのかな。
近くに見えても
僕と君の間には距離がある。
やっぱ、君と一緒が楽しい
また、遊びに行こ
無邪気に彼女が笑って僕も釣られて
笑う
子供の頃から、一緒に育って
どこへ行くのも一緒が当たり前
で
まるで兄妹のように
けど僕は彼女をそんなふうにみたことはない
ずっと前から1人の女の子としてみてる
し、きっと、これからも変わらない
変わらず彼女を想い続けるだろう
距離/夜凪
『泣かないで』
育児を経験した人間なら、誰もが願ったことがあるだろう。
いや、育児の習性を持つ動物ですら、願っているのかもしれない。
赤ちゃんが泣くのは仕事とはいえ、世話をする側にとっては大変な事だ。
赤ん坊はこっちの事情はお構いなし。
寝ていようが他の作業をしていようが、ひたすら泣くのだ……
ただ何事も例外はある。
泣くことが良い事とされ、赤ん坊たちをこぞって泣かせようとする奇祭がある。
泣き相撲だ。
ルールは簡単。
赤ん坊を向かい合わせて、先に泣いた方が勝ち。
同時の場合は、泣き声の大きな方が勝ち。
そんな奇妙な祭事なのだ
赤ん坊の泣き声によって邪を打ち払い、健康と成長を願う。
ヤケクソで思いついたのではないかと邪推するものの、そこそこ人気のある行事でもある。
ともかく、この泣き相撲に我が子を参加させようと、日本各地から泣き上手が集まる。
その泣き上手の中に、晴太という赤ん坊がやって来た
去年のチャンピオンで、今年も優勝すべく参加を決めた。
彼は関係者の期待に答え、決勝戦へと駒を進めた。
だが彼の最後の相手は、誰もが予想だにしなかった相手だった。
今回初出場の、ロボ太――超高性能のAIを搭載したロボットだったのだ
もちろん、ロボ太を参加させるに当たって議論は紛糾した。
『AI』を赤ん坊に数えていいものなのかと……
しかし制作者いわく、
『このAIは生まれて一年です。
この子にも参加資格はありますよ。
ありますよね!?』
とゴリ押し、責任者はしぶしぶ参加を認めた。
とはいえ、納得いかない人間が多いのも事実。
新参者に現実を思い知らせてやれと、否が応でも晴太に期待は集まる
そして決勝戦、二人は顔を合わせた。
両者は笑顔で土俵に登る。
そして行司が入場。
会場は緊張に包まれた。
そして――
「はっけよい……
のこった!」
行司の掛け声が響き渡る
観衆が見守る中、注目を集めた二人は――
笑顔だった。
晴太は、始めて見たロボットに興味津々。
ロボ太も、晴太につられ誤作動を起こし、こちらも笑う。
これには関係者も大慌て。
泣き相撲は泣いた方が勝ち。
泣いてもらわないと、勝負が決まらないのだ。
二人を泣かせようと、鬼のお面を持った大人たちが土俵に登る。
しかし、二人は泣くどころか大喜び。
これには誰もが困惑顔である。
そして一番焦っていたのは行司であった。
彼はトイレを我慢していたのだ。
少し遠いトイレに行くかどうか迷い、行かないことを選んだのだ彼だが、早くも後悔し始めていた
優勝候補の二人の試合は、いつも数秒で決まっていた
なのですぐ終わるだろうと、我慢して土俵に登ったのが運の尽き。
勝負は終わりそうにない
このまま勝負が長引けば、行司は大衆監視のなかで漏らしてしまう。
もしそうなれば、行司は恥ずかしさのあまり泣いて、泣き相撲の勝者として祭り上げられるだろう。
それだけは避けたかった。
「ほら泣いて、泣いて」
行司は必死に赤ん坊に泣くように促す。
しかし、二人は喜ぶばかり。
とても泣きそうになかった。
「ほら、泣いて、ね?
泣いてよ。
お願いだからさ」
行司は泣きそうになりながら、二人を泣かせようと奮闘するのであった
距離
心の距離があるのは必ずしも悪い事じゃない
近すぎると相手が見えなくなるから
少し離れた所で相手を俯瞰すると
新たな一面を発見出来る