『距離』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
まだ自分が幼稚園の頃。
先生が好きすぎて、ずっとまとわりついていた。
でも、先生はみんなから大人気。
なんであの子としゃべってるの? その子はいじめられっこなのに。
小さい頃なりの強い嫉妬を覚えた。
親に甘えまくっていた時。
最初こそ、自分が長子だったから、とても優しく、なんでもお願いも聞き入れてくれた。
でもいつしか、弟がうまれ、愛情がまるっきり感じられなくなって。
初めて身内にまで強い嫉妬を覚えた。
近付いてしまうから、こんな気持ちになるんだ。
塾とバイトでは好きな人ができた。
幼少期の近付きすぎを踏まえ、遠く離れた場所から好きな人を見ていた。
すると、好きな人に近付く他の異性が気になり始めた。そのまま付き合うパターンも見せつけられた。
自分は思いを伝えることもできず、ただただ辛いだけであった。
近付き過ぎると、ヒートアップして攻撃しそうになる。
遠すぎると、思いを募らすだけで進展がなく虚しくなる。
適度な距離、それは一体、どのくらいの距離なのだろう?
【距離】
言ってしまえば壊れる関係_
そんなのとっくに解っていた。
友達では満足出来なくて、
貴方の“特別”に成りたくて。
今の立ち位置はグレーゾーン
自分の気持ちより優先してしまう
後戻りが出来なくなってしまうことに_
私は今日もその不安にかられて、
“好き”を隠す。
そんな悩みを友達に相談したら
『お前は、バカだ。恋に純情があってたまるか
実る恋には、傷つく好意もあるから成立する。
不純でもいい。フラれてもいい、だから、
気の済むまで“好き”でいればいい』
そう言って、私と友達の距離は0になった。
後に友達はこう語るのだ
『友達やめて、俺の彼女になってください』
離れてみるとよくわかる
どれだけ特別なものだったか
あれほど嫌だった環境も人も言葉も
距離が遠くなるほど大事なものになる
それはもう二度と手に入らないから
離さないように記憶の中に閉まっておこう
距離
人には何かしらの
距離というものがある
遠く感じたり
近く感じたりする
丁度いい距離を保つのは
難しい
複雑な図形の上を秒速●cmで進む、点Pと点Qの●秒時点の距離を求めよ…って問題、よくあったな。
しょっちゅう出てくる点Pと点Qは何者なんだって、みんなで笑った。
違うところからスタートしても徐々に近づき、あるとき交差することもある。
同じところからスタートしても、進む速さが違って距離が離れていくばかりのときもある。
あらゆる人の生が絡み合う中、必死に動く点Pと点Qは、私と、誰なんだろう?
点Pと点Qのように、正確な距離がわかればいいんだけどね。
計算できない、俯瞰もできない、条件もわからない複雑な人間関係に、今日も振り回されています。
距離
どんなに離れていても
どんなに遠くても
僕らの愛の
距離は変わらないよ。。。
☆距離☆
愛猫、紅葉は何度も書きますが生後三週目ぐらいの時に、家の裏で鳴いてたのを愛犬めいちゃんが見つけた猫です。
まだ一緒に生活をして、1ヶ月と少し程です。
これも何度も書きますが、猫かびがひどく…。
思うように抱いて寝るとことや、ずーっと同じへやで時間を共にする事ができなかった。
(次の病院で、先生から許可が降りたら、晴れて同じ部屋で生活する事ができます。)
そのせいで、紅葉との距離感を縮めるのは難しいです。
最初の頃は、紅葉は猫風邪もひいていて…。
ひどいめやにもあり…。
鼻からは青鼻が出て、くしゃみすると鼻提灯ができて…。
鼻もつまっていたせいで食欲不振。
水も飲まなくて…。
ミルクを直接口に入れて、3時間おきで飲ませていました。
その時に、猫カビでフケが凄いのでタオルにくるんで抱くぐらいしか最初はできなくて…。
そのせいで…。
紅葉は、白いタオルが嫌いです。
そして、紅葉は、猫カビが激しくて…。
スターオーズのヨーダみたいだったので、2日に1回の薬浴…。
薬浴の時は、怖くて震えて、お風呂から上がってもしばらく震えていました。
紅葉は、来てすぐきっと訳も解らず、嫌なことばっかりされるから、不安と恐怖で一杯だったと思う。
初めの頃、私が紅葉に触る時は、紅葉が『嫌だ。怖い。』と思うことばかりだったから…。
それから、猫カビについて色々勉強して、知識をつけて、紅葉と看病以外で触れあう時間を作った。
けど、初めは私の元から逃げ出したいばかり、私の姿を見ると物陰に隠れるし、逃げる。
私の事が大っ嫌いだったと思う。
噛みつく引っ掻くは、日常茶飯事。
私の手は、生傷だらけになった。
私は、動物にこんなに嫌われた事がないから、ショックが大きかった。
あまり、言いたくないが、紅葉に嫌われて、マジで泣いた。
でも最初から、嫌なことばっかりされてるから、私の事が嫌いなのは仕方ないと思い。
それでもいいから、紅葉の病気が治ってちゃんと大きくなればいいと思うようにした。
ショックだったが、私の事が嫌いでも、私以外の家族の誰かに懐けばそれでいいと思ったので、紅葉が嫌がるような役目は、全部私が背負った。
そして、紅葉に、噛まれても引っ掛かれても、入浴が怖くない事、爪切りもじーっとすれば怖くない事、お薬の飲み方、ハーネスをすれば楽しい事が沢山待ってる事、人間の手は本当は怖くない事、抱っこされても嫌なことばっかりある訳じゃない事を教え続けた。
そんなある日、私の姿を見つけ紅葉が自ら近寄ってきたのだ。
そして、膝の上に自分から乗って来て、ゴロゴロ言い出した。
この時は、凄く嬉しくて泣いた。
5分程おとなしく抱かれる事ができるようになった。
それに、撫でさせてくれるようになった。
でも、気を抜くと噛まれる。
今までは、紅葉に噛まれると、皮膚を引きちぎられそうで、ひょっとして、紅葉は、黒猫の赤ちゃんじゃなく、黒豹の赤ちゃんなのでは…?私の事を補食しようと思ってる?っと思うぐらい痛かった。
最近噛まれても痛くなく甘噛みされる事が、嬉しくて嬉しくて仕方ない。
そして、薬浴は、好きではないが…。
入るとポカポカで気持ちが良い事、怖くない事が理解できたようで、なかなか湯船から出たがらなくなった。
自ら肩まで湯船に浸かるようになり…。
上がりたくなったら『にゃん』っと微かに鳴いて教えてくれるようになった。
シャワーのヘッドにも、かなり強めのネコパンチを飛ばしていたが、シャワーにも慣れ、今では気持ちよさそうにシャワーにかかり、じーっとして動かなくなった。
紅葉が日々成長している。
少しずつ紅葉と私の距離感も縮まってきている。
あ~ぁ!早く紅葉におもいっきり、スリスリしたい。
圧倒的、劣等感。
それはきっと、小説家や芸術家といった創作を生業とする人間だけではなく、スポーツや学業、いや、何かに本気で向き合う総ての人間が感じるものなのだろう。
俺には物書きの師匠がいる。
師匠……というよりかは、彼女を亡くし、作品も作れず、抜け殻のようにただ日々を過ごすしかなかった俺の前に現れた救世主のような存在だ。
その人は俺にとっての太陽であり、俺は彼に対して崇拝に近い感情を抱いていた。
そして、そんな彼の言葉が今もずっと頭の中に残っているのだ。
──君の作品は本当に個性的で良いよねぇ。新しい表現法を常に探しているっていうか、そういう貪欲さが感じられるんだよね。僕は好きだなぁ、君の書く小説。
彼はよくそう言ってくれた。俺の書いた物語を読んで、それを褒めてくれた。
しかし、今思い返してみれば、遠回しにぐちゃぐちゃであると、こんなの文学作品ではないと揶揄していたのかもしれない。
彼は天才だった。
まるで作家になることを運命づけられ、本人もそれを知っていたかのように生まれた瞬間から並々ならぬ努力を重ね続けた。
世界的ヒット作があるわけではないが、それでも根強いファンを持つ名作家として今でも多くの人に愛されている。
神の寵児なのだ。彼という作家は。
対して、十数年前まで何の夢もなかった俺はただ読書が好きだからという理由から唐突に始まり、惰性で続けてきただけの凡人に過ぎない。しかも、その才能は彼に遠く及ばないときている。
遠い、遠い。俺の作品を認めてくれる数少ない人間の一人が、俺というどうしようもない存在を気にかけてくれる人が、むしろここで何もかも総て終わらせてしまったほうが幾分かマシなのではと思う程に絶望しか見えてこない俺の人生を、変わらず照らし続けてくる太陽が。
あんなにも、遠い。
圧倒的、劣等感。
距離
#距離
ふたりの距離感…
遠からず近からず
戯れる時はシンクロするほど近く
プライベートの趣味嗜好エリアでは程よい距離
常に近いのはちょっと…
親しき仲にも礼儀あり?じゃないけど
近くにいる人だからこそ
距離感に気を遣うのは大切な事
これがうまく付き合うコツかもね〜
知らなくてもいいことだってあるのです
彼氏彼女の携帯を覗き見るなんて“犯罪”!
こんな事サラっとできる人は地獄堕ち決定〜!
距離感
大切です♡
🌈黒猫のつぶやき🌈
イチャイチャ好き♡
気がすんだら
「ご馳走様でした」で終了で〜す(笑)
自分の心身が健やかなとき、遠くても近くても距離を取るのは大体うまくいく。
その一方で、悩み事があったり、どこかに痛みがあるときは、簡単に距離感を間違って、正面衝突したり、届かなかったりする。
普段の自分は距離感を取るのがうまいねと言われる方で、こちらとしては無意識なんだけど、誰といてもあまり緊張させることはないらしい。
逆に、恋愛中というか、片想い真っ最中というのは、もう、にっちもさっちも行かなくて、正面衝突も暴走もしまくりなのがしんどかった。
ホント、恋愛は人生修行ですね。
真っ最中の方、頑張ってください。
少年の投げた紙飛行機は、見えなくなるほど遠くへ飛んだ。
同じころ、テレビでは臨時ニュースが流れた。
今朝、町の上ヶ丘から放たれた紙飛行機が消息不明になりました。乗客乗員の安否は不明です。
別れてから
離れてしまった
あなたとの距離
また戻したいな
なんて願うのも
ダメなんですか?
覚悟が決まらないのである。
この世この地球上でたったひとつ祈る者を絶対に裏切らない信仰と出逢って、既に暗い予想を真逆に覆す幸、その光明が降り注いで ...
私は、覚悟が定まらないのである。
不安要素の一切合切何もかもが好転した。
本物の信仰の行神力の凄まじさとはこういうものなのかと恐れ慄かずには居られなかった。
然し、その感謝と懺悔の道を修めてゆく覚悟が何故か決まらないのである。
私は死にたいと願うのである。
それは、すなわち、逃げ出したいと思ってしまっているのだと念うのである。
先々 ... 挫ける日が訪れる日の悲しみに怯えてしまっているような気もする。
はたまた ... 己が念う境涯へ辿り着けなかった時の悲しみに怯えてしまっているような気もする。
覚悟が、決められずに動けない侭なのである。
自分の未来のために
あの人とは距離を取ったほうがいい
って言われるけど
未来の自分より今の自分の欲が出てくる
成長なんてしなくてもいいから
あの人のそばに居たい
歩いて、月まで行く距離は、何年かかるかわからない。
距離
ここから
幸せまでの距離
まだ遠いかもしれない
「できない」から
「できるようになる」までの距離
すごくすごく長い
でも
必ず存在することは確かだ
長い長い距離
ゆっくりいこうじゃないか
駅3つ分。
毎朝同じ電車に乗っているハーフの彼が気になる。
サラサラの燻んだ金髪をキッチリ分けているのにダサくなくて、チラリと見える耳も形がいい。日本人離れした筋の通った高い鼻や綺麗な顔に似合わない少し傷だらけの拳で吊り革に捕まる彼。カッコいい....。
彼が電車に乗ってきて私が降りるまでに3駅、読んでるフリして本越しに今日も彼を見る。
席2つ分。
高校に入学すると同じクラスに彼がいた。今まで見つめるだけだった彼の名前を知った。話してみるとしっかりと日本語で、ハーフでなくクウォーターだと言っていて驚いた。想像より低い声の落ち着いた話し方とさり気無いレディーファーストが他の男子にはないもので、余計に好きになった。彼は私の席から一つ飛ばして前に座っている。私は今日も後ろからそっと彼を見る。
頭1つ分。
階段を踏み外してしまった。途端に視界はスローモーションになった。もう一段で登り切るところだったのに..体が後ろ向きに倒れていく。頭から落ちたら血が出るかな...とゾッとしつつも、走馬灯ではないけれど、ああ今日パンツ可愛くないの履いてたから見えたら嫌だな...なんてしょうもない事が頭を過ったが、これからくる衝撃に備えて強く目を瞑った。
.........目、開けられない。確かに体に回る腕や鼻腔を擽る彼の香水の匂い。......私、抱きしめられてる。
まさかこんな漫画みたいな事が本当に起きるなんて。それがこんなに恥ずかしいなんて。バクバクと打ち鳴る心臓がうるさい。
「ぼーっとしてるから踏み外すんだよ」
頭上から降ってきた声にびくっと肩が跳ねた。咎めていながらも宝物に触れるみたいに優しい手つきで私の頭を撫でている。恐る恐る見上げると目尻を下げてふやけた顔で彼が私を見ていた。そんな顔で見られたら...!恥ずかしくて背けた顔が彼の手によってまた戻された。
「こっち見て」
おずおずと合わせた視線か絡む。顔が熱い。彼の目に映った自分の顔はトロトロに溶けた顔をしていた。
頭を撫でていた手が頬に添えられた。
「そんな可愛い顔されたら期待しちゃうんだけど」
耳を赤くして、ゆっくりと彼の顔が降りてきた。私はそっと目を閉じた。
#距離
適度な距離
近過ぎず 離れ過ぎず
手を繋げる距離で
顔が見える距離で
声のとどく距離で
返事できる距離で
いつでも駆けつけれる距離で
我が子をずっと見守りたい
誰か守ってくれる人ができたら
もう少し離れよう
急にそんな言葉遣い
ちょっと距離間感じちゃう
もっとラフでいいじゃん
呼び方もニックネームでいいよ
#距離
『距離』
触れそうで、触れない、
届きそうで、届かない、
そんな縮まりそうで、縮まらない
もどかしいこの距離に
幸福感を募らせる、幸せな毎日を。