赤い糸』の作文集

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赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/1/2023, 8:17:33 AM

朝、突然、赤い糸が見るようになった。どういう風の吹き回しだ。
私はいつも通り顔を洗ってご飯を食べ、歯を磨き、制服に着替えて学校に行く。その道中にも赤い糸が沢山見えた。鬱陶しいほど見えるそれに私は目を背けつつ教室に着く。そこら中に糸があって、ピンと張っているものもあれば、だらんと床についてるものもある。それに触れても特に害はなく、私はそれをできる限り避けつつも
とある場所へ向かう。
好きな人がいる場所へ。
紫の髪を少し浮かせた七三分けにし、ほかの髪はいい具合に遊ばせている。寝不足の証であろう隈は妖艶な顔立ちをさらに際立たせている。制服の上からでもわかる腰のくびれは彼の隠している秘密の美しさを引き立てる
そんな彼のところに行った。いつもの様に行ってるからそこにいる他の人たちからはもう驚かれもしない。
そしてそこに行って私は赤い糸が見えるようになってから初めて自らの手を見る。
そこ糸は結ばれていなかった。だが私には無数の糸が巻きついていて、ふと彼の指を見るとそこからは数多の糸が出ていた。
赤い糸は運命の他にも束縛という意味もあるか。と心底驚きながら私はそこから去る
何も言わず去っていった私を見て彼はキョトンとしていたがそんな私を見て笑っていた、とほかの人たちは言っていた。

赤い糸

7/1/2023, 8:06:00 AM

「いくら離れても、赤い糸があれば大丈夫!
いくら辛くても、赤い糸があれば大丈夫!」

「皆さんも、誰かと誰かを結ぶ、縁結びの「赤い糸」はいかがでしょうか?
今ならなんと、二万円で購入できますよ!」





歩いている人は皆、愛に飢えている。
だから皆、外に出て歩いている。
そんな人のために、私は「赤い糸」を売る。
人と人の指を赤い糸でリボン結びすれば、「別れることはない」という物があるからだ。

でも、間違った場所につけて、間違って切ってしまったら。
「その人とその人は、縁が切れる。」
愛に飢えていても、愛に飢えて居ない人も。
誰かとの縁を気にして、沢山「赤い糸」を買っていく。


だけど。たまに変な人がいる。
「愛は気持ちだ」とか、「赤い糸なんて嘘だ!」とか。
なんでだろう。「赤い糸」の効果は本当なのに。


だって、私だって実際にやってみたから。
そしたら、実際に私を愛してくれた。私も「愛」を知れた。
だけど私には縁を切る事も必要だったから。
糸をあの人と私に。そしてあの人とあの人に。
繋げて切った、私の縁。
縁を切ったら。


あの人と私の縁は、切れた。
「嬉しい」と、思った。
だから私は皆んなにも「嬉しい」と思って欲しくて。
「赤い糸」を売った。

「赤い糸」は効果が本当だ。
だけどそれ故、効果実大だ。

「そんなつもりはなかった。」
なんて言う人もいるけど。
「縁を切れてうれしいでしょ?」
と言ったら、自分の行いと私に虐げる様な視線で睨んでくる。
でも私はどうでもいい。
だって「赤い糸」を買わない人なんていらないから。
繋げて切る。
繰り返す。


それでも買う人は絶えない。
だって皆んな「愛」に飢えているから。









『最近、自殺者が多いですよね。』
『ええ、そうですね。しかし、その自殺にはある共通点があるんです。』
『共通点、ですか?』
『ええ、実は自殺者は必ず2人1組か1人で、手に「赤い糸」を結びつけているんです。それも何本も。』
『赤い糸、ですか』
『本来の「赤い糸」には、人と人を結びつける効果があります。ですが、沢山結びつけると、それ程効果が高くなります。なので恐らく無理心中だと思われて居ます。しかし、赤い糸を結びつけている人が1人の場合もあります。そちらについては恐らく「恨み」などの場合で、「縁が切れる」を表しているのだと思って居ます。』
『へぇー。そうなんですね。本来は縁を結ぶ良い物なのに、使いすぎたりするとダメなんですね。』
『はい。そうなんです。』
『皆さんも気をつけてくださいね。 それでは、次のニュースで』ブチッ


酷いね。そんなことを言う人もいるんだ。
皆んなが求めているから作ったのに。
自分勝手だね。
だから私は、赤い糸を使うんだ。






"赤い糸"ごめんなさい

7/1/2023, 8:00:44 AM

赤い糸

誰かと誰かの

小指と小指に 繋がってる

なんて言われる 糸

絡まったり 解けたり

何故か繋がってるところを見る事はできない

想いの強さや運命を感じると

見えるとか


結局は

人と人の想いだから

それは糸になぞらえた

“意図”なのかもしれない

7/1/2023, 8:00:23 AM

ねぇ
君とぼくをつないでいる

この赤い糸

切れないように

ちぎれないように

大切にしたいな

いや

大切にするから

だから
赤い糸よ

糸の先に居る君よ

ぼくのそばにいて

#赤い糸

7/1/2023, 7:59:22 AM

運命の赤い糸 なんてロマンチックなのかしら
小指と小指に結ばれた神の采配
まさに運命と呼ぶにふさわしい

けれど、なぜかしら?
なぜ、赤なのかしら

赤は本当に運命の色?

人間の赤はそれはそれは
黒に近い
アヵナノニ


#赤い糸

7/1/2023, 7:50:07 AM

[赤い糸]

誰かと結ばれてる赤い糸よりも
私はあなたと繋がっていたかった

7/1/2023, 7:49:31 AM

お題「赤い糸」



ほどいて
ほどいて
どんなに長くても大丈夫
ほどいて
ほどいて
絡まったら涙を少しこぼして
ほどいて
ほどけたらただの一本の糸
また新しく作ればいいだけ

7/1/2023, 7:12:06 AM

#赤い糸


古くから縁結びをなりわいとする巫女の神社では
念を結び、糸として、人同士の絆を手助けしていた。

神社の跡取りの彼女は人間同士の糸を見る力があった、元々強い絆で結ばれた「自然糸」を見る仕事
新しく人工的に運命を巫女が結ぶ「結び糸」を作り出す仕事。


依頼は昔、赤い糸を結んだ女性。
今回は糸を結ぶ依頼ではなく糸を解く依頼だった、以前に男性と結んだ赤い糸が雁字搦めでお互いもう顔も見たくないのに、事あるごとに顔を合わせてしまうそうで何が何でも断ち切りたいそうだった。

仕事と割り切るにはなんとも面倒すぎる依頼だった。

7/1/2023, 7:04:19 AM

赤い糸
歳を重ねて紡ぐのは
手のひらに2人の運命線

7/1/2023, 6:38:44 AM

「私と、心中しましょう?」

私には愛する人がいる。
もう何年も一緒に過ごしている愛人だ。
常にお互い愛情を表現して、毎晩のように身体を交える。
唇と唇が重なるときも、彼と私は繋がっている。

でも 何かが違う。
完璧に彼と繋がりたい。身体を重ねる度に考える。
彼と私との愛は「深い」という言葉では片付けられないくらいに幽玄だ。

「ねえ。」
「うん?」
「私と、心中しましょう?」
「…もちろんさ。」
「本当にっ??嬉しい。ありがとう」
「笑本当だよ。
そうだ、もし良かったらさ……」


7月21日私は彼と少し遠くの川に行った。
「…少し緊張してきちゃった、笑」
「大丈夫だよ。すぐに僕たちの愛情が変わらないことが証明されるから。」
「そうだね、楽しみ…」
「じゃあ、」
『いこっか』


『では次のニュースです。
先日、××川で交際関係があると見られる男女が発見されました。』
『遺体は、赤い糸で繋がっていたことが判明しました。警察は、心中をしたと見て捜査を進めています』

私と彼は 赤い糸で今も深い愛で繋がっている。

7/1/2023, 6:31:46 AM

#赤い糸

赤い糸がもし存在して、

もし僕と君が繋がっていたとしたら

僕はその意図を断ち切ろうと思う。

だって、もう、君に迷惑はかけられない、、

7/1/2023, 6:25:36 AM

ILoveYouの言葉がなくても
私たちの赤い糸は繋がってるよね

7/1/2023, 5:44:32 AM

赤い糸って恋愛観の一つだけ?

友情観の赤い糸が

あってもいいじゃないか。

赤い糸って

運命で繋がってるんでしょ?

それなら

一生の友情も赤い糸があるはず。


もう誰にも

ちゃんとした本音が言えない

絶縁したんだから

自分から離れたんだから

だから元に戻せない友情関係

笑い合いたい、何処か一緒に行きたい

そんな簡単なはずの願望が

叶わない。貴女じゃないとって。


そんなの自業自得だよね。

赤い糸を自ら、切ったのかもなぁ

〜赤い糸〜

7/1/2023, 5:43:24 AM

【⠀赤い糸 】
赤い糸、皆さんは信じますか?
よく漫画で見かけるものですが、
私は信じることが難しいです、
こんな私にこんなのことが起きるなんて!!
って進めたいところですが
私が信じてないので進めることは難しいかもしれません笑

7/1/2023, 5:39:22 AM

運命の赤い糸は
どれだけ長くても
どんなに細くても
あなたと繋がっているって
信じてるから。

7/1/2023, 5:37:21 AM

「中国の『足首の赤縄』、ユダヤの『左手首の赤い毛糸』、ベツレヘム近郊の『墓所に巻いた赤糸』、ギリシア神話の『迷宮攻略の赤い糸』。それから日本の『藤原道長の指と阿弥陀如来像を繋いだ五色の糸』にシャーロック・ホームズの『無色の糸束の中に交じる緋色の糸』。『赤糸こん』てコンニャクまである」
恋愛だけじゃなく、お守りとしての赤糸もあるのか。某所在住物書きは本棚の本とスマホの画面を行き来しながら、「赤い糸」のネタを探していた。
「赤い糸ラーメンに、赤い糸ビール、赤い糸入りペアジュエリーまであるぜ。何でもあらぁな」
赤糸唐辛子の画像を見ながら物書きはため息を吐く。
――で、どれをネタにして書こうか。

――――――

アリアドネの糸【アリアドネ―の―いと】
困難な問題・状況に対して、それを解決する正しい道しるべとなるもの、その比喩。
ギリシア神話において、アテナイの王子テセウスが大迷宮ラビュリントスを攻略する際、ミノスの王女アリアドネが、大迷宮攻略の道しるべとして、彼に一振りの剣と、麻の糸玉を手渡したことにちなむ。

なお一説には赤い糸。大迷宮攻略後、アリアドネは恋焦がれたテセウスと共にアテナイへ向けて船に乗ったが、デュオニュソスに激しく見初められてしまう。
テセウスとの恋は実らず、アリアドネはデュオニュソスの妻となった。

「ダメじゃん!『赤い糸』機能してないじゃん!」
「いや、すべての赤い糸が恋愛成就を意図した物というワケではないと思うが」

職場で長い付き合いの先輩が、レンタルで借りてるロッカールームに本を取りに行くって言うから、ついていってみた。
先輩のロッカールームは図書館だ。本専用倉庫だ。
「赤い糸は全部赤い糸だよ先輩。小指に結んで、運命のひとまで繋がってて、いつか出会わなきゃだよ」
「……お前『緋色の糸』って知ってるか」
「弾丸なら観た」
先輩のアパートの部屋は、ほぼほぼ全部が最低限だ。テレビも冷蔵庫も小さいし、ソファーもクッションも無い。最近オーブンレンジが増えたけど、大型家具っていう大型家具が全然無い。
まるで突然「明後日あたり夜逃げします」って言っても、ガチで可能そうな少なさだ。

その先輩が、それでも好きで集めてるらしいのが、いろんな学術書とか専門書とか、難しい系の図鑑とか。
「恋愛など、ドーパミンとコルチゾールと、頭のブレーキの鈍化が引き起こす本能だろう」
一番読みたい本だけ部屋に置いて、残りはこうやって、大きい大きいロッカールームに預けてるみたい。
「脳科学的に、恋は衝動だ。運命のようにあらかじめ、予約されているものではないと思う」
哲学、心理学、法律、犯罪心理学、科学、医学。
先輩の読む本は、娯楽が無い。私がいつも読んでる本と、先輩がいつも読んでる本は、どこも重ならない。

そんな娯楽皆無の大型ロッカールーム図書館に、『世界神話辞典』なんて本があったから、パラっと適当に開いて出てきたのが「アリアドネの糸」だった。
一説には赤い糸って。アリアドネはテセウスに恋をしてたって。それで別の神様が横取りしちゃったって。
おい赤い糸仕事しろ(※素人の意見です)

「赤い糸。あかいいと、ねぇ」
目当ての本をスポスポ抜いて、かわりに戻す本をポスポス戻して。用事が終わったらしい先輩が言った。
「……私の糸は首絞め糸だったんだろうな」
ほら、帰るぞ。私の背中を押す先輩が、すごく小さな呟きを吐いたけど、
多分それは先輩の心をズッタズタにしたって噂の、初恋の人の話だったんだと思う。

「それこそ『緋色の糸』だったんじゃない?」
「えっ?」
「赤じゃないもん。緋色だもん」
「……それだと元ネタ的には私多分殺されるが?」
「なにそれ先輩死んじゃダメ」

7/1/2023, 5:28:13 AM

休日の午後、まどろみの時間。

私とあなた、猫のメープル。

みんなで寝転んでスヤスヤ…

広いリビングに大きな窓、新築。

箱がまだ片付いてないけどちょっと休憩。

癒される木のにおいで満ちている…

幸せ。


ふと目を覚ますと小指に毛糸が巻き付いていた。

横を見ると、メープルが毛糸玉とじゃれている。

もちろんあなたの指にも絡まっていて。


ふふっ、2人と1匹、なんだか運命の糸でつながってるって感じ。


秋はまだ遠いけど、これでマフラーを編んでみようかな。
幸せの赤いマフラーを。

7/1/2023, 5:12:07 AM

人生という無色の糸の束には──

からはじまる、シャーロック・ホームズの有名な
台詞がかっこよくて好き。

殺人という緋色の糸が1本混じっているから、それを抜き出して明るみに出す、ということだけれど
人の出会いや結びつきも、それくらい繊細で難しい作業になるんだろう。

人と人とを結んでいるという赤い糸が目に見えたら
まるで血管が張り巡らされているみたいな、
巨大生物の体内のような、なかなか壮大な景色がのぞめそう。

そうやっていろんな赤い糸が絡み合って、ひとつの生き物のように蠢くのなら、人の繋がりが世界を動かすんだとも思えてくる。

7/1/2023, 4:51:34 AM

【赤い糸】

後ろの方から声がして気にしちゃいけない。そんなのは分かっていたのに振り向いたらそこに化け物がいた。指には赤い糸。繋がってる先はとても可憐な少女。相変わらず綺麗だ、なんて。上から目線。
「何調べてんの?」
肩をぽんと軽めに叩いて隣に立つ。この距離感でいいのだろうか。
「わ、びっくりした。これ、駅前のスイーツだよ。」
キラキラしたものが似合う可憐な女の子。そんなものとは縁遠い人生を送ってきたはずなのに。
「行く?」
驚いた。こんな簡単に誘ってくるんだ。何も思わずに行くなんてことは無理だと思う。それでも、違う誰かが行くことになるのも嫌だった。
「行く。」
「フッ軽じゃん。いいね、そういうの。」
ほら、まただ。笑いかける度に膨れ上がった化け物が赤い糸を大切にしながら幸せそうな顔をする。早くこの糸を切らなきゃ。私に繋ぎ止めていい人じゃない。運命の赤い糸なんて嘘だ。
「 」
え、なんて? 聞こえなかったのなら気にする必要も無いのだろうか。赤い糸はきっと切るんだから。

7/1/2023, 4:45:39 AM

「ちょっと小指かして」

 そう言われて咄嗟に小指だけを立たせた右拳を差し出せば、彼女は何やらポケットから取り出したものを、僕の小指に巻き付けた。

「何この毛糸・・・・・・」
「赤い糸の代わり」

 はあ。そうですか。と、曖昧な返事をする。なぜ彼女が急にこんなことをし始めたのかその理由はわからないまま、作業を見守る。

「できた」

 糸からぱっと指を離した彼女は、僕の小指に留まった赤い蝶々結びを、誇らしげに眺めていた。

「・・・・・・えっと、これは?」
「君が私のものだっていう印」

 ・・・・・・さいですか。と、僕は心の内で微妙な相槌を打った。

「でも、赤い糸って運命の人に繋がってるものなんじゃないの? これだと僕は誰とも繋がってないし、君のものっていう証明にはならないんじゃ・・・・・・?」

 ふと浮かんだ疑問を口にすれば、彼女はきょとんと目を丸くする。

「証明じゃなくて、これは印。君が私のものだっていうことは、君と私だけが知っていればいいことだから、別に周りに明かすこともないでしょ」

 とりあえず周りの人には、君が誰かのものだっていうのが分かればいいんだと、何とも彼女らしい持論を振るう。

「・・・・・・それじゃあ、君が僕のものだっていう印もつけてよ」

 そう提案してみたら、彼女は「いいよ」と言ってやや小指を浮かせた形で右手を突き出してきた。

 僕はポケットに手を突っ込む。まさかこんな流れになるとはと、いささかの驚きを抱えながら、彼女の右手の指先を掴む。

「・・・・・・先に言っとくけど、僕の印は赤くはないから」

 その言葉に彼女が一瞬だけ小首を傾げる。彼女的にはちょっとしたお遊びも兼ねてこの赤い糸の印を思い付いたんだろうけど、僕の場合はお遊びにして貰ったら困る。

「その代わり、無くさないでね」

 けっこう悩みに悩んで選んだんだからと、彼女の指先をぱっと離せば、小指の代わりに薬指の根元へ小さなリングを留まらせる。

 薬指を見た彼女が目を見張り、嬉しさで跳びはねるまでの数秒の間、僕の心臓は気が気じゃなかった。



【赤い糸】

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