『赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
運命の赤い糸って知ってる?
よく聞くよね、
もしそれが本当にあったらどうする?
絶対にその人と生涯を共に過ごす?
私は〜ヤダなぁ、
運命の人がこのほっそーい糸に繋がれた人だなんて、
私は例えこの世に赤い糸が本当にあって、見えたとしても、
運命の人は自分で見つけたい!
買ったばかりの赤のパーカーを
幼馴染みに見せびらかす。
「どーだ!似合うだろう?」
「赤い糸、飛び出てるじゃん」
「え!?やだ、マジかぁ?」
「あぁ大マジだ!俺と結ばれてる糸がなー」
何食わぬ顔でお前は…!?
スタスタと前を歩く幼馴染みの後ろで
自慢のパーカーよりも赤く染まる。
恥ずかしいから、
そんなの見せられないけど。
あなたとわたしに
繋がってますように。
#赤い糸
テーマ「赤い糸」
「私たちは赤い糸で結ばれている」
ふとした瞬間、そう思う時がある。
赤い糸なんて目には見えないけれど
お互いに大切に思っていてただひたすら相手の幸せを願ってる。
その関係性はアーティストとファンの間でも幻かもしれないが存在するかもしれない。
沢山の星が流れる中、君が1音1音大切に…丁寧に歌い上げてる姿を見ながらぼんやりと考えていた。
私は運命なんて信じない。
人々は運命の赤い糸という物を信じる人がいる。私はその運命の赤い糸とやらを自分の手で引きちぎった。
私の家はシングルマザーで家計はかなり貧しく、学費が払えないため大学を諦めるよう言われていた。私は美術大学に行くためだけに頑張っていた。どうしても大学に行きたかった。
ある日、母が大手企業の社長令息との縁談を持ってきた。私にとってその縁談が正直良いものなのか悪いものなのかは分からなかった。この縁談が上手く行けば大学にも行けるし母の生活費も負担してもらえる。
だが私には2歳年下の彼女がいる。金か恋愛か。自分には到底判断するのが難しいものだった。
私は彼女に相談をすることを躊躇って縁談の話を彼女に出すことができずに令息との縁談は思っていた以上良好に進んで行った。進んでいく度、不安と罪悪感が募っていく。
結婚の話が度々出る中、私は決断をすることが出来ずにいた。あわよくば、何も考えずに一人で生きたいと思う時もあった。でも今日で何もかも終わり。
私は金を選び彼女には別れ話を切り出し交際を終えた。
これで私は幸せになれるの。たとえ好きでは無い人とでも。愛のない結婚でも。
2023/6/30
【赤い糸】2023/06/30
運命の赤い糸。
いつか結ばれる男女は、生まれた時から、お互いの小指と小指が運命の赤い糸で結ばれている。
何が運命だよバカバカしい。
「涼介、ちょっとなにやってんのよ!?」
朝っぱらから大きな声で、隣にいる中学来の友達、楓が前方でコケて教科書をばらまいた涼介ニムカッテ怒鳴りながら駆け寄っていく。涼介もまた楓とおなじ中学来の友達だ。2人とも親友とも言える俺の大切な友達。
2人は小学校からの仲らしいから、親友と言うより幼馴染と言った方が正しいか。
「やっべー、教科書折れたわ。」
「ったくもう!このドジ!!!」
このふたりの喧嘩はいつもの事なので、そのまま通り過ぎて教室へ向かう。
今読んでいる本では、ちょうどヒロインが主人公に恋に落ちる、女子が好きそうなシーンだった。ミステリーの中で少し珍しい恋愛込みの物語。
2人は実は昔あったことがあったのだが、色々な事件があり離れ離れ。そして大人になって再開。
まるで運命の赤い糸で結ばれていたかのように。
運命なんて誰が信じるって言うんだ。
偶然が実は決まって起きたことだって言うのかよ。
ぐちゃぐちゃと頭の中文句を言いながら外を見る。昇降口前には、涼介と、ずっと説教を垂れている楓の姿があった。
-あいつら、まだ下にいんのか?
本当にあの二人は仲が良い。あの二人こそ「喧嘩するほど仲がいい」という言葉を体現しているような2人だ。
そういえばあの二人は小学校からずっと高校まで一緒だったな。家は近いが特に家同士が仲がいい訳では無いらしい。それでも仲がいいのは、なにか因果関係があるのだろうか?
「運命の赤い糸か・・・」
運命なんて信じないが、あの二人は本当に運命という言葉じゃないと説明できないくらいに一緒にいる。
前だってコンビニで鉢合わしたこともあったしな。
「何呼んでんの?」
いきなり心臓が跳ね上がったかと思った。
ガっと横を向いたら、中学から一緒の美乃里がいた。こいつも一緒につるんでいるひとりだ。
「ああ、新しい新作だよ。運命の赤い糸なんてワードが出てきたんだよ。興ざめする。」
「あはは・・・誠也そういうの嫌いだもんね・・・」
美乃里が苦笑いをうかべる。
そういえば、美乃里と高校が同じになったのも驚いた。俺たちは特に家が近い訳でもない。かと言ってこの高校が中学から近かった訳では無いから、そう簡単に同じ中学の人と被るなんてことないはずなんだが。
まああの二人は家が近いから例外だけど。
-これが、運命ってやつか?
唐突にそんな考えが浮かんだ。いや、単にこの高校に魅力があったから被っただけだろう。きっとそうだ。
-でも、仮にもし運命だったら、悪い気はしないな。
予鈴がなり、美乃里が自分の席に戻る。その小さな背中を目で追いながら、そうだったらいいなと、自分でも珍しく運命にすがった。
-赤い糸
僕と君は赤い糸で_
なんて、結ばれていないことは昔から知っていた。
だから僕は赤い糸をつくることにしたんだ
…
……
嗚呼、真っ赤に染まった君はなんて美しいのだろう。
君の体内にあった赤い"糸"を自らの小指に巻き付けた
病める時も健やかなる時も
僕は君から離れないことを誓いましょう。
冷たくなってしまった君の心はまだあたたかかった。
赤い糸…運命の赤い糸、が浮かぶ。
パートナーと呼ばれる人ができると、それは
存在することになる。
縁が切れてしまうと、その糸は、「始めから
無かったもの」に変わってしまうのだろうか。
目には見えない、人によって捉え方が違う
不思議な存在だ。
「赤い糸」
ちょきちょき
縁の糸を裁ち鋏で断ち切る
こんなもの無ければ
こんな気持ちを知ることもなかった
#赤い糸
雨の夜の独り言
「会いたい」と今思う人はたった一人しかいないのに、そのたった一人に会えない事が苦しいなんて。わかっている事のはずなのにどうして心が痛むのか。
普通に生きることと同じくらい自分の想いをその特別な人に受け入れて貰うことは困難である。人間の三大苦悩という概念がもしあったとしたら、間違いなく失恋、拒絶、別れになるだろう。
こんな事をタイプしながらも、彼は今どうしてるのか、楽しい旅先での時間になるといいなと思ってみたり、ただ寂しいって一言伝えられたらどんなに良いだろうと切望したり、それらが叶わぬ事だとわかっているから落ち込んだり。私の頭と心は今日も忙しい。
きっとそれも全て雨のせいだろう。
彼が何処にいようと、幸せでいてくれたらそれが一番嬉しいのはずっと変わらない。
「赤い糸」
赤い糸と言えば多くの人が思いつくのは「運命の赤い糸」だろう。
本当にあるのならば早めに出会わせてほしい。
生きる理由を失う前に。
まぁ数は少ないが信頼できる友人が居るから当分大丈夫だけれど。
いつか出会えたら、と夢を見てようかな。
赤い糸
運命の人とは赤い糸で結ばれている。
子供の頃、初めてそんな話を聞いた時は、自分のどの指にも赤い糸なんてないから、一生結婚できないと思って大泣きして、お父さんとお母さんを困らせたっけ。
でも、その時の私を諭したお母さんの言葉は、今でも好きだなって思う。
「赤い糸は、結ばれていないのではなくて、見えないの。みんな、誰が運命の人かなんてわからないからね。大事なのは誰が運命の人なのかじゃなくて、この人と一緒にいたい、とか、いてよかった、って思えるかどうかだと、お母さんは思うの」
もちろん、お母さんもお父さんと結婚してよかったって思ってるわ。
そう付け加えて、お母さんはひだまりのように微笑んだ。
いつまでも仲良しなお父さんとお母さん。
私も、一緒にいたいと思える人と、お父さんとお母さんみたいな、あったかい家庭を作るよ。
今までありがとう。幸せになるね。
「私達は赤い糸で繋がっているの! 」
恋愛系のアニメやドラマとかに使われているイメージがある赤い糸。僕はその赤い糸という言葉が嫌いで嫌いで仕方ない 。
2年前ぐらいに付き合っていた彼女が病気で亡くなって、そこから僕は恋人を作らなくなった。二度とあんな思いをしたくないという気持ちもあるだろう。でも彼女が言った言葉が一番の原因かもしれない。「赤い糸ってね、恋人のどちらかが不幸になった時に切れるの」どちらかが不幸なら赤い糸は切れる、ということなら僕は付き合ってもすぐに赤い糸が途切れてしまうだろう。
彼女が亡くなってから何をしてても幸せを感じない。そんな状態で付き合っても赤い糸なんて一瞬で途切れるに決まってる。自分勝手な理由なことは分かってる。でもなぜが赤い糸という言葉が大嫌いなんだ。
どっかのしらん中1のが書いた小説です。
長々と文章を書くのが苦手なのでこれで練習したいと思います
私の小指と赤い糸で繋がっている未来の旦那さんへ。
自分で言うのも何ですが、私はかなり面倒くさい人間です。なので先に言っておきます。
1,性格が本当に猫のようです。心を開いて甘えてくるまでかなり時間がかかると思います。またツン要素が多めのツンデレなので、少し冷たいと感じてしまうこともあるかもしれません。ご了承ください。
2,炊事が大の苦手です。そもそもかなりの不器用&大雑把なので、あまり期待しない方が良いでしょう。(掃除はできます。しかしひどい面倒くさがりなので、グダグダしていることが多いでしょう。やる気が出れば頑張れます)
3,何かに集中すると周りが見えなくなります。また、自分が本気でやっていることや大好きなものに対してネガティブな口出しをされるのを特に嫌います。どうか広い心で遠くから見守るか、応援してください。
「赤い糸」
自分には見えたことがない。
「青い鳥」も
「黄色いハンカチ」も
見たことある。
「四葉のクローバー」や
「相合い傘」なんかも。
いや、これらはちょっと違うのかな?
そもそもなぜ「赤」なんだろう。
もう少し平和的な色では駄目なんだろうか。
青とか白とか黄色とか。
ゲーム脳な自分はどうも
血を連想してしまう。
血が繋がってるっていう話?
ぇ?家族じゃん?
という訳で自分は家族が大好きです。
世の中の恋する乙女な皆さん!!
どうか殴らないでください。お願いします。
赤い糸は運命の人と繋がってるらしい。
僕は今まで赤い糸は見たことがない。
運命は自分の意志で変えられるものだと思う。
運命だと思ったのなら目の前に赤い糸が
浮かび上がり、僕と君とを繋ぐだろう。
#赤い糸
誕生日にもらった特別なチョコを
母親からもらって食べた次の日から、
赤い糸が見えるようになった。
それから、ちょっとした出来心で、
運命の人、占ってあげようか??
友達が当たるって言って騒いで、
今ではそれが仕事になった。
あれから5年。
街で見かけた友達の赤い糸は
あの頃とは別な人に繋がってた。
そっか運命って変わるんだ。
テーマ:赤い糸 #229
赤い糸で結ばれている相手って
本当にいるのかな…。
ふと思った。
赤い糸で結ばれているなら、
見えたほうが絶対いいのに。
見えないから運命の相手か
そうじゃないかわからないじゃないか。
わかれば告白する勇気だって
生まれるかもしれないのに。
赤い糸はなんで見えないんだろう。
「そりゃ、運命っていうのは神様のみ知っているものだからね…」
いつの間にか公園にいた少女に話していたようだ。
それにしても今の返答は何だ。
最近の教育か?
「赤い糸が見えていたらその人だけしか見えなくなっちゃうからとか、赤い糸が見えていたとしたらその運命の人がもし自分の嫌っている人だったら?」
いや、それはないだろ。
運命の相手だから。
「い〜や、おじさん。私より長く生きていて思わないの? 周りに嫌な人ばっかりだな〜とか」
だから、さっきからこの少女は何なんだ。
まるで何もかもを知ったような口調で…。
「私のことなんてどうでもいいの! 赤い糸で結ばれた人なんて見れなくていいと思うな、私は」
はいはい、わかったわかった。
「あー! 聞き流そうとしてる! 自分から話振ったのに!」
はいはい、
大人は君たちみたいな純粋無垢な真っ白な人間じゃないですよ。僕も君たちみたいな時代に戻りたいよ。
※
♡3000ありがとうございます(^^)
私とあなたは赤い糸で結ばれている。
今まではそう思ってた。
今日からはあなたと私は、
家族でもなく恋人でもなく、他人だね、
今までありがとう。
ずっと大好きでした。
#赤い糸
『赤い糸』
青でも黄でも緑でもなく赤い理由が血の赤ならば
僕たちはそれを信じない
僕たちは赤い糸を残さない