『赤い糸』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
恋愛だとか運命だとかでよく使われる赤い糸で結ばれてるって表現、俺はあんまり好きじゃない。
今日も教室の一角で女子たちが赤い糸がどうたらこうたらと騒いでる。くだらない。そもそもなんで赤なのか。どうせ結ばれるなら好きな色が良いだろ、俺なら青とか緑とか……
「確かどっかの国で魔除けの色だったり赤い紐を使う風習があるらしいよ」
ぼーっと外を眺めてると後ろの席から声がした。どうやら思考が口に出てたらしい。
「ふーん、一応理由があったんだ。物知りだね」
「そんな事ないよ、偶々知ってただけ。理由を知ったところでくだらない事に変わりは無いしねぇ」
「女子はそういうの好きなんじゃねぇの?」
「一括りにしないでくれる?別に嫌いじゃないけど……浮ついた話題としての赤い糸には興味無いや」
興味が無いのにやたら詳しく知ってる彼女を変わったヤツだと思った。
「運命は存在すると思う。でも運命は感情に干渉出来ないとも思ってる」
だから赤い糸の話も知識や逸話として面白いとは思うけど恋愛と絡めるのは違うのだと、ここまで話してごめんと言われた。つまらない事を語ってしまって申し訳ない、と。
つまらないなんてとんでもない。俺はコイツの話に聞き入ってしまったし、なんならもっと色々詳しく掘り下げて話して欲しいとすら思っているのに。そう伝えると困ったように笑うから、本当なのにとちょっとムッとした。
「俺こんなくだらない嘘つかないよ。もっと色々聞かせてよ」
*
変わったヤツの面白い話をもっと沢山聞きたいと思った。
この時既に人間性に惚れていたのだと後になって気が付いた。
俺と彼女の間にあったのは何色の糸なのだろう。決して赤くないそれは今でも繋がっているだろうか。
通知の音にメッセージアプリを開くと1番上に表示されてる彼女の名前に、糸がまだ切れていないことを知った。
2023.06.30夜「赤い糸」#04
おばあちゃんは裁縫上手で、たくさんの物を作ってくれた。
幼稚園に入るときの必要な物は全部だし、マフラーや帽子の編み物も売り物みたいに可愛かったし、サイズもいつもぴったり。
おばあちゃんは、毎年、私がピアノの発表会に着るドレスを一年の大作として、縫ってくれるのが恒例。
いつもピンクや赤の女の子っぽいものばかりで、ヒラヒラのレースとか大きなリボンとかばっかりでさ。
去年の発表会の前におばあちゃんに、シックで大人っぽいドレスがいいってお願いして作ってもらったの。
おばあちゃんは紺色のドレスを作ってくれたけど、やっぱり大きな赤いリボンがベルトにつけてあってね。
いつもみたいに「ほらできた。よう似合う。」って言われたけど、いつもみたいに笑顔で「ありがとう」って言えなくて、ガッカリした顔しちゃったの。
来年からはもうおばあちゃんの手作りじゃなくて、買って貰おうって思ったんだ。
そんな事思ってしまったからなのかな。今年はおばあちゃんの手作りじゃないドレスで発表会にでる事になったの。
去年の発表会のすぐ後おばあちゃん死んじゃった。
お母さんは「お空のお星様になったのよ」って言うけど、私は違うと思うんだ。
「ほら、できた」って言う時はいつも赤い糸で玉結びして、小さなハサミで赤い糸をパチンときるの。
だから赤い星はおばちゃんが玉結びして「ほら、できた」って見せてくれてるんだよ。
【赤い糸】
私の弟はよくを風邪をひく。
風邪をひいたらその日はもう遊べない。
近寄ることもできない。
会えない寂しさをごまかすために絵本を
読んでいたら、お母さんが教えてくれた。
「コップと赤い糸で電話を作れるのよ。」
お母さんの言う通りに作った電話を、
弟の部屋に持っていってもらった。
コップに耳を当てて待っていると、
「もしもし、」
と聞こえた。
顔は見えないけど、弟がいる!
その日は嬉しくて、お母さんに怒られるまで
電話した。
赤い糸
言葉を交わさなくても…
見えない赤い糸で結ば
れてるの…
あなたとわたし…
あなたと出会った瞬間から
…目には見えない何かを
感じていた…
きっと…
それが赤い糸だった
のかもしれない
運命ね…
#9【赤い糸】
絵本の中のお姫様は
運命に導かれて
王子様と結ばれた。
夢見てたあの頃の私は
運命よりも、現実を選ぶ大人になった。
目を凝らしたって
赤い糸なんて見えないけど
もし君がくたびれてしまう時がきたら
その綻びは
私が繕ってあげたい。
赤い糸は死に際の糸。
白い糸は結ばれる糸。
青い糸は悲しみの糸。
黒い糸は暗黒の糸。
黄色い糸は明るき糸。
こう教えてくれたのは貴方だった。
一年前、青と赤の糸が玄関の取っ手に括りつけてあった。
家中、家の外、思いつく場所に、あなたを探しに行った。
でもあなたは何処にもいなかった。
一年経った現在、近くの山で遺体が見つかった。
雑木林に囲まれた池の近くだった。
貴方がいつも来ていた服と、黄色と白のお守り。
人目で貴方だとわかった。
黄色と白のお守りを作られるのは珍しいから、貴方と私だけの秘密として、貴方に渡したものだった。
なぜ貴方はあの場所で、私達が婚約を結んだあの場所で、。
なにがあったの?なにが起こったの?
真相は闇の中で、一年も前のことだから、痕跡も、足跡も、なにも出てこない。
貴方は何も話してくれなかった。
貴方ともっと思い出を作りたかった。
話したかった。出かけたかった。
もうこの声は、貴方に届くことはない。
77テーマ【赤い糸】
赤い糸が切れた。プツリと小さくも琴線に触れる音を立てて切れた。貴女はこんなにも赤くなっているのに何故、なんで糸が切れたの?貴女は赤く染まって、私はこんなにも貴女を思って泣いているのに。
貴女は何故私を置いて行ってしまったの?ずっと一緒だと言ったのは貴女だったのに。
貴女が消えてしばらくしてから黒い糸が首に巻き付いて離れないの。お願い、帰ってきて赤い糸と共に。
『赤い糸』
その糸が運命の人と私を本当に結んでいるならば、
どうして他の誰かとも複雑に絡み合うのだろう?
相手が決まっているならば、
始めからその人の元へ行けば良いだけで
それ以外の人間と恋に落ちて
運命の人だと錯覚する必要なんてきっと在りはしないのに
小指に絡まる見えない糸を爪の先でピンと弾く
何処まで続いているかなんて分かりもしないこの糸の先
でもまぁ、少なくとも今の相手は
運命の相手じゃないのかなと何故かそう感じる
根拠も理由も何も無い、漠然とした意識の中でそう思っただけ
じゃあ誰がと問われてもそんな事、分かりはしない
でも、そんな私にすら分かることが一つある
それはまた別れの苦しみを味わう事になるって事
中2
赤い糸
漫画や小説などで
あの二人は赤い糸で結ばれてる、、、、、、
とかあるじゃん!?
そんなことないわ!
てか何?赤い糸って
美味しいの!?
ムシャムシャヽ(゚∀。)ノウェ
まっっっっっっず
リア充の味がするわ
(非リアより)
運命の人って意外とたくさんいると思う
だって大好きな人はたくさんいるもの
きっと小指からはカラフルなたくさんの糸
恋人とは赤
親友とは…ピンク?
あの子とは緑で、あの人とはたぶんスカイブルー
アイツとは黄色かな
ヒラヒラとはためいているに違いない
#赤い糸
ロマンチックな例え、なんだろう。
見えないのに、本当に繋がっているみたく引き寄せられる。
長くて、細くて、時々、千切れたり、切られたり、結びつけられたり。
他の色でも様々な意味がある糸ではあるけれど。
”赤い糸”ほど網羅した例えはないんじゃないかって、勝手に思ってる。
赤い糸
赤い糸
「何してんの?」
少し離れたところに立っている彼女に訊く。何か棒状のものをこちらに向けている気がする。
「それ何?」
「レーザポインター」
「うーん?」
何故そんなものを。近づこうとすると彼女の手が細かく動く。立ち止まって自分を見下ろしてみると、左手に赤い光があった。
「俺狙われてんの?」
「ある意味」
どういう意味でだろう。左手をかざしてみると、赤い光は薬指に留まった。
「ヒントは?」
「スモーク」
「謎すぎる」
君と僕は赤い糸で結ばれてる。
「それは異常な執着だ」
「取り憑かれている」
「もうやめた方がいい」
知らない。黙れ。
君は僕だけの__。
だって、赤い糸で結ばれているんだから。
ねえ、今夜もいい声を聞かせてよ。
君は、僕のことを置いていったりしないだろう?
知ってる。
知ってる。
君のことは全て。
だって、赤い糸で結ばれているんだから。
ある日、赤い糸が見えるようになった。
私の薬指に結ばれている糸。
相手は誰なのか、糸を辿ってみた。
しばらく進んで、私は空を見上げた。
「……え?」
雲の向こうへ続く赤い糸。
私の運命の人は、空にいるみたいだ。
会いたい。
そう思いながらきた道を戻った。
「…ここに結びつけて……よし」
私は天井に吊るした赤い糸に、首を通した。
「ぐっ……」
少し苦しいけど…嬉しい。
この赤い糸が、私と運命の人とを巡り合わせる
架け橋となるのだから。
ー赤い糸ー
赤い糸なんて信じない。
だって固く結ばれてたって、
いつかはきっとほどけてしまうでしょ。
接着剤でくっつけるのは、
きっとほんとの愛じゃない。
それでも、私たちならさ
ずっとほどけないって、
信じてる。
お題 「赤い糸」
皆さんは運命の赤い糸ってあると思いますか?
僕はあると思います。
けれど、運命の赤い糸もいつかは切れると思ってます
運命でも些細なことで赤い糸はちぎれてしまう
そう思います。
皆さんはどう思いますか?
『赤い糸』
あしたから
かれしと
いかほ温泉に
いきます
とか、言ってみたいな
あのとき
かわした
いのりを胸に
いとしいあなたと
ときを刻む
あかい糸
かわいいあの子と
いっしょに
いつまでも
とわに誓う
書く習慣/87日目。
「 赤い糸 」
🟥🧵赤い糸は…それは、
災いから身を守る
幸運のお守りとして使ったり、
運命の赤い糸として、
いつか結ばれる2人の小指と小指が
目に見えない赤い糸で結ばれる、
と言った話がある様だ。
🤘〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜🤘
^ω^)あ〜反対側も私だ!(^ω^
逆に、これみたいに
ホラーな展開とかもありそう。
・・・(泣)
運命の出会い…赤い糸の出会い…
君は、どんな出会いがいいと思う?
なんかよくわからんが…
運命の出会いは突然的あらわれ。
赤い糸は糸が引かれあって出会い。
そんな感じ?
そんな出会いした事ないからな〜…
その糸を巻いてあった人が、
え?👨〜👨🦰ウホ!イイオトコ
みたいな感じが起きたらどうする?
血塗られた糸…そんな展開が…
まぁ…私は…見てみたいかも…。
それが、男同士でも女同士でも…🔥
でも、実際どうなんだろう?
幼馴染と運命の赤い糸だったとか、
小学校に居た あの子と出会ったりとか、
なんか…いろいろ?
うん…詳しくないが、実際にあるのかな?
同窓会とか成人式とかでもありえるのかな?
( `ᾥ´ )クッ…
気になって夜と昼しか眠れないわ。
では、また明日…
これで君と君は結ばれるね💘
物理的に結んだ🪡赤い糸(♪)
赤い糸…
私は、誰かと赤い糸で結ばれているだろうか
それを目で見られたらいいのに、、、
でも、ある時、突然
わかるかもね…
自分の運命の相手が…
毎回この人だったんだと
思っても千切れる糸は
一体何色だったんだろう
赤い糸だと信じて疑わなかったこともあれば
これは黒に違いないと途中でちぎった糸も、
ちぎられた赤かったはずの糸もあった
でもきっと
元から赤い糸はないんだ
2人の血の色がだんだん染み込んで
だんだん赤く染まって
そしてここにいるんだ
いつだってそれは努力していなきゃ
赤いままじゃない