貝殻』の作文集

Open App

貝殻』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/5/2022, 2:54:27 PM

そんなことはなかった。理不尽だと分かっていながら、気づいてほしいという言葉で心がいっぱいだった。転んでは振り返りを繰り返して。自分の体重で、膝についた砂の跡が痛い。

今日は違かった。

桜色の小さな貝殻を拾った。白いような虹色のような内側に耳をあてた。



<貝殻>2022.9/5
No.1

9/5/2022, 2:49:38 PM

君がいない
あの頃の二人も今はいない

本当は少しだけ悔やんでるわ
何故なの? 君に出会い fall in love
無口でもそんなとこ好きだったのに
君が嘘をつくなんてね
ときめきがやすらぎに変われば
刺激というスパイスだって必要かもね

君がいない
やさしかつた君 今はいない

よく行った海岸沿いの店を
通るたび少し胸が痛い
逃げてゆく幸せに気づいた時
人はもう戻れないと思うの
やりきれない週末のメニューは
思い出を整理たり 映画を見たり

※君がいない
あの頃の二人も今はいない
何もかも時間のすれ違いと
感じたその時切なく good-b

9/5/2022, 2:48:10 PM

『貝殻』

海に行こう、と私を連れ出してくれた貴方
二人で拾ったどこにでもあるような貝殻には
波の音とあの日の思い出が詰まっている

9/5/2022, 2:44:18 PM

ママこれあげる
ママの好きなピンク色。

引き出しの奥から出てきた
小瓶に入った桜貝。

初めて行った海水浴。

ちっこく可愛息子の写真
貝殻手にとり愛でる。

9/5/2022, 2:43:05 PM

―貝殻―

貝殻って、個々の価値観のようなものだ。
いつの間にか皆が、自分だけの殻を持っていて、
その中に篭っている。
そして、大抵の人は、殻から出たがらないし、
外にはどれだけの貝殻があるのだろうとか
他の子の貝殻はどんななんだろうとか、基本、気にしない。
だって殻の中が1番心地いいと思ってるから。
殻の中にさえいれば、安全だと知ってるから。

殻の中から外の世界を見ることはできない。
だから、皆すぐに忘れてしまうんだ。
いつの間にか自分の貝殻に篭るようになるまでは、
ずっと覚えてたはずなのに。
自分の殻の外の世界に、星の数ほどある貝殻を。
あの眩しい世界を。
その無数に散らばる貝殻の中に、
どれだけ素敵な貝殻があるのかなんていうのも、
知らないんだ。
…もったいないよね。
まるで『井の中の蛙大海を知らず』。
君もそう思わないかい?

じゃあ、貝殻から出てしまえばいい?
そして外の世界を体験すればいい?
でも、その貝殻を出て、外の世界を見てみようと
決意することは、案外簡単じゃない。
外の世界を見ることがプラスに繋がるか、はたまた
マイナスに繋がるかなんて、
見てみなきゃ誰も分かんないから。
貝殻を出てみなきゃ分かんないから。
だから人それぞれってことでいいと思う。
もしかしたら、外の世界を見て、やっぱり殻の方がいい。
そう考える人もいるかもしれない。
それもそれでいいとは思う。

ただ、外の世界を見て、たくさんの貝殻を見て知って、
そしていつか素敵だと思える貝殻に、自分の好みに合った、
お気に入りの貝殻に出会うことが出来たら、
きっと気づくはずだ。
外の世界は、狭い貝殻の中よりずっと…

―愛おしくて、尊いものなのだと―。

9/5/2022, 2:40:56 PM

貝殻

夜の浜辺。
月明かりに照らされた海面はいつくもの宝石が散りばめられているかのように輝いている。
波の穏やかな音をききながら、わたしはそれを眺めていた。

どこまでも広がる海。その青さ。
少し視線をあげれば、真っ暗に染まる空に昇る月。

何気ない、風景のそれにわたしは涙が溢れた。

ただ、そこに“ある”ものたち。

何も考えることも、感じることもせず
海はあり、空があり、月は照らされている。

わたしも自然に帰りたい。

人の心は美しい。たくさんのことを感じ、豊かに満たされたときの身体中に広がる、あのなんとも言えない暖かさ。

優しさに触れるたびに、もう少し、もう少しだけ。
そう自分に言い聞かせてきたことを、
この景色に溶かされてゆく。

もう、いい。

思考をやめた途端に、これまでの人生が脳裏に思い浮かぶ。

人生100年というのなら、わたしはまだその半分も、4分の1も生きていない。

それでも、わたしはもう、よかった。

この苦しみを抱えたまま、過ごす日々を考えたくなかった。

本を読んでも、
いろんな人の話を聞いても、
わたしの苦しみを解してくれる答えは見つからなかった。

何をしていても、“死”の一文字が頭の片隅に残っては
すべてが意味ないことのように思えてくるから。

不意に、足に冷たさを感じる。
波がいつの間にか、わたしの足元まで押し寄せていた。

それを合図に、わたしは立ち上がった。
震える足を一歩、一歩と海へと向かう。
目の前の海は深く、入ってしまったら、きっともう戻れまい。

それでもいい。

死ぬのは怖い。
でも、生きるのも怖いんだ。

だから。

「さようなら」

その言葉を最後に、彼女は自然に帰っていった。

9/5/2022, 2:29:43 PM

殴られた拍子にパキパキと殻にヒビが入る

その小さな音にヒビが入った事など気づきもしなかった。

理性という殻がヒビ割れていく



『貝殻』

9/5/2022, 2:21:23 PM

貝殻


ムーミンママは庭の花壇に貝殻を置いて飾る。
凄い可愛い。
花壇もママも。

9/5/2022, 2:18:23 PM

包み込むように一つの輝きを秘めている。
私はその一つの輝きになれるか。  何も知らずただ真っ直ぐに未来を見る輝きの目を。
この目で確かめたい

9/5/2022, 2:14:59 PM

貝殻を拾って、それで。ただそれだけだけど、自分にとってはそれ以上の感情が詰まっている。君を思い出して夜の海に来る度に、最早伝えられず心に留めるしかない感情を吐き出すように呟きながら貝殻を踏む。鈍い音と共に砕け、砂に還るような破片を見れば一時的に何も考えずにいられる。なにやってんだろ、貝殻綺麗だったのにな、とか。
拾って、落として、踏みつける。人に見られたら異常な行動でも、自分の中には意味がある、大切な理由がある。邪魔はしないで欲しいかな、なんて。

貝殻を拾って、砕いて。一時の感情に任せすぎてるのはわかってる。



[貝殻を拾って]

9/5/2022, 2:06:44 PM

貝殻

その世界の中の海は何色
その世界の中の波は何色

ぐるぐる波打つ砂浜

聞こえてくる波は何色

9/5/2022, 2:00:16 PM

「貝殻」

耳に当てたら天使の声が聞こえるんだって

ザーザーザーって

波の音の隙間から
しあわせの音聴こえるかな?

9/5/2022, 1:56:50 PM

自分と相手

貝殻は、踏んだら結構簡単に割れてしまう。
それってなんだか『心』みたい。
踏んだ相手からしたら、そんなに重要なことじゃない。
でも、踏まれた側は大きなヒビが入る。
ずっと治らないヒビが。

<貝殻>

9/5/2022, 1:52:41 PM

美しい外側だけの想いでを残して
あの人は去ってしまった。



「貝殻」

9/5/2022, 1:45:45 PM

貝殻____

小さい頃、無性に貝殻をたくさん集めては、

大きな瓶いっぱいに詰め込んでいた。

その瓶に詰め込めば詰め込むほど

心がいっぱいになっていくのを感じたんだ。

だけど、10年前にすべて捨ててしまった。

また、集めようかな。

9/5/2022, 1:29:07 PM

思い出がつまってる。
あの時
あなたと過ごした時間。



忘れないよ。。。

9/5/2022, 1:19:37 PM

032【貝殻】2022.09.05

東京のとある駅の構内で、君は柱の一本をゆびさした。
「ほら、見て!……ここ!」
そこにぽつんと、渦巻きの模様があった。
「これ?」
いぶかしがって顔をちかずける僕に、君はいった。
「そう。これがアンモナイトの化石」
「……つまり、ここに貝殻がうまってる……?」
「うん。そうだよ……この大理石は、かつては海の中にあったんだ……」

この、淡いピンクの柱は石で、かつては海の中にあったって!?
とたんに僕の耳は潮騒につつまれ、視界は藍色にそまった。口からはぶくぶくと泡が漏れているような……気が、した。

すると、すでに僕は太古の海から現代の東京にかえっていた。人が多く。うるさく。気がせかされる。現代の都会に。
「もうこの石も採掘されてないんだ。それに、この駅は近々改修されるそうだし」
「じゃあ、これで見納め?」
つるつると桜色した柱の表面を、いとおしそうになでながらうなずいた君の表情は、さみしさでいっぱいだった。




※おことわり。架空の駅の架空の石のはなし、としてお楽しみくださいm(_ _)m

9/5/2022, 1:14:48 PM

「貝殻」

心は柔らかく
見た目はかたく

9/5/2022, 1:12:37 PM

「貝殻」

海岸で拾う貝殻
手のひらで転がして
殻の中から聴こえる
聲を聴く
耳に押し当てて
消え入りそうな囁きを
それは
哀しみの海へと辿り着いた
涙と共に
誰かの捨て去ろうとした
想いだった
誰にも拾ってもらえなかった
聲だった
聲はちゃんと届いたよ
聲をちゃんと掬ったよ
だからもう………
嘆く必要はないのだよ
手のひらの貝殻
透明になって消えていく
想いが昇華し虹となる
誰かがきっとそれを見て
前へ向くだろう

貝殻の精は今日もまた
哀しみの海へと辿りついた
貝殻を拾ってゆく

自分自身の失われた
拾ってもらえなかった聲を探して

9/5/2022, 1:12:23 PM

貝殻と言えば、小学生のころ、姉と伯母がおみあげで持ってきた、小笠原諸島の貝殻を思い出す。実は、持ってきたら行けないものだったとか。

Next