『誰もがみんな』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「誰もがみんな」
大人になって
感じた
みんな仲良くすることは
単純の様で
なかなか難しいね
でもね
皆育った環境や性格が違うからね
それは素晴らしい個性なんだよ
どうしてあんなに仲が良かった時があったのに
いがみ合う関係になってしまったの
誰もがみんなかけがえのない生命なのにね
誰もが平和な社会を願っている
単純の様で
なかなか難しいね
ショコラ
寝て
食べて
生きたい
愛されたい
死にたくない
富を手にしたい
責任から逃れたい
生の意味を知りたい
孤独の絶望に恐れ慄き
信じられる神に縋り付く
永遠などないことに気づく
価値などないことを悟る
すべてが虚構とわかる
そうして絶望を知る
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
それでも
生きたい者は
生きて
死にたい者が
死ぬだけだ
『誰もがみんな』2024/02/1120/740
誰もがみんな
何もかもがみんな
小さな小さな原子の
隙間だらけの集合体
形あるように見えても
不安定な儚い粒の集まり
そこに魂を宿して
愛したり傷つけたり
役に立ったり夢をもったり
夢を叶える努力をしたり
いろんなことを感じて
形を成し束の間
存在している
『誰もがみんな幸せな世界』
そんなものは存在しないのだう。
“他人の不幸は蜜の味”と言う言葉がある時点で分かりきっている。
自分も他人もどんどん変えていきたい人もいれば現状を守っていたい人もいる。
すきなひとには全部話してほしい人もいれば例え恋人でも話したくないことが沢山ある人もいる。
相容れない幸せが世界には蔓延している。
わかっているが、それでも願わずにいられないのは、私もまたエゴイストだから。
誰もがみんな
平均じゃなくて責められることって辛い。
大切な価値観を否定されたり、憶測で勝手に決めつけられたり。
時と場所によって違う平均から外れたから何だっていうのか。誰もがみんな同じじゃない!って怒鳴れたらいいのに。
もしかしたら、そのくらい平均じゃない自分自身を責めていて、それが一番辛いのかもしれない。
「好みはリサーチしましたか?」
頭の上から声がしたので振り仰ぐと、予想通り後輩の顔があった。私を覗き込むツインテールが揺れている。
「好みって、誰の?」
私が言うと、後輩は首を横に振った。両手も肩の位置にあることから、やれやれ、という感情を表したいようだ。
「誰の? じゃないんですよ。そんなの一人しかいないでしょ。わかってるくせに」
後輩が、ちらっと視線をやった先には、本日も煌めく笑顔の彼女がいる。常に人に囲まれてる彼女だが、今日は先輩社員にかまわれているようだ。主に男性だが。
そのようすを見た私の顔が引きつっていたのだろう、後輩はさらに言葉をついだ。
「このままじゃ、あの人は今に誰かのものになっちゃいますよ。いいんですか?」
「よくはないけど」
半ば反射的にそう返すが、それはこの後輩に彼女のことが好きなのだと宣言してしまっているようなものだ、と気づいたのは発言し終わってからだった。しかし、どうせ後輩には、私が彼女に好意を抱いていることは、とっくにバレている。今さらだった。
「ですよね? だったら、さっさと心を奪わないと」
「簡単に言うけどさ、私だってあの子の好みを完全に把握できてるわけじゃないからね」
「ええ……この数日間、何してたんですか。十分、時間はありましたよね」
「私だって、そのことばっかりに気を取られていて余裕なほど時間は有り余ってないから」
ぽんぽんと交わす応酬の傍ら、私は仕事をこなす。この会社の事務員である私は、営業部の期待の新星と呼ばれる後輩と比べても仕事量は遜色ないと思っている。思っているだけだ。私より活躍している後輩に対しての負け惜しみではない。
「……まあ正直、何で先輩があの人のことを好きなのかはわかりませんけど」
後輩が、ぼそっと呟く。私は耳を疑った。何であの人のことを好きなのかわかりませんけど? 彼女と同じ部署の後輩から、その言葉が出てくるとは思わなかった。
「……わからないの?」
そっと聞くと、後輩はこちらを見下ろした。蛍光灯の真下に立っている後輩の表情は見えない。
「わかりませんよ。全然、わかりません」
それを聞いて、私は邪推した。もしかしたら、彼女は外面だけよくて、同じ部署の人間には当たりが強いのだろうか。それどころか、この「期待の新星」と呼ばれる後輩にだけ、つらく当たっているとか。それとも……
「先輩が今考えてること、全部不正解です」
私の心を読んだかのような後輩のせりふに、私は、ただただ狼狽するしかない。
「な、何でそんなことわかるんだよ」
「だって、ずっと見てますから。あの人と先輩のこと」
ん? 私が上目遣いすると、後輩はツインテールの頭を近づけてきた。こいつ、上司に髪型を認められているのは承知しているが、ちゃんと仕事はしてるんだろうな。
「あの人のこと、誰もがみんな好きだとは思わないことですね」
は? 私が固まったのを合図に、後輩は鼻歌をうたいながら歩き去った。
私はその後ろ姿を、ただ見送るしかできなかった。今の、どういうことだ?
その答えを知ることができるのは、ずいぶんと経ってからのことだった。
Theme:誰もがみんな
誰もがみんな、裏切りと無縁ではいられない。
誰かから裏切られることからも。誰かを裏切ることも。
「そんなことないよ。私は人生で裏切られたことは多いけど、人を裏切ったことはないもん」
私の『自称』親友は笑って言う。
……そうか、彼女は覚えてないんだ。だから、そんな風に笑えるんだろう。
私は彼女のそんな無神経さ、綺麗な言葉で言えば無邪気さが羨ましい。
人を裏切ることは別に難しいことじゃない。詐欺やら強請やらそんな大事でなくても、人は何かを、誰かを裏切っている。
例えば、両親の期待。
例えば、社会の期待。
例えば、友人の期待。
すべての期待に応えられる人などいないだろう。
でも『期待に応えられなかった』事実は『相手への裏切り』として私の心に陰を落とす。
彼女には自分の陰が見えないのだろう。
「そうだね。貴女は誰かを裏切るような人じゃないもんね」
私は笑顔で心にもないことを言って自分の心を騙す。
……これも友人への、そして私への裏切りだ。
自分は「いい人」であって、傷つけられることはあっても誰かを傷つけることはない。
そう信じていられる彼女が羨ましい。
誰かを裏切ってもそれを見ないこと。
それが強く生きるための条件なのかもしれない。
誰もがみんなカレーを好きなわけじゃない。
誰もがみんなゴキブリを嫌うわけじゃない。
じゃあみんなが同じに感じるものはあるの?
それかみんな必ず違うの?
誰もがみんな答えられるわけじゃない。
誰もがみんな
星屑を原料にした電気回路
ただそれだけなのにね
一人ではなく、誰かが必ずあなたを守ってる。
見守ってくれたり、誰かのために生きている。
その時間が、例え限られていても。
人はよく、一人では生きていけないと言う。
その通りだと思う。
誰かのために生きてはいないと、誰かが言うかも
しれない。でも、愛しい人をみつけたならば、
会えたならば、生きたいと心から願うだろう。
ちち、ははがいて僕は存在して、また、誰かと
一緒に家族をつくるかもしれない。
一日があっという間に過ぎて、愛しい人との
時間を宝物にかえられるだろう。
一人ではなく、二人で。
生きててほしい、お互いに遠く離れても、
きっとそう願うだろう。
好きになってはいけない人を好きになってしまった。
あぁ…貴方には大切な人がいることを知っていたのに…。なんで好きになってしまったんだろう…。
貴方の声が好き。
貴方の笑顔が好き。
貴方の全てが愛おしい。
なんで私じゃないんだろうか。
もっと早く出会っていたら貴方の横にいたのは私だったのだろうか…。
神様は残酷だ。
誰もがみんな生きている
生きたくて生きてなんかないけど
生まれたからには生きている
生きる意味なんて
誰もがみんな
「自分に満足すること」
で いいと思う
#28 誰もがみんな
『誰もがみんな』
誰もがみんな心のどこかで思っているかもしれない。
どうしてこの世は、こんなにも不平等なのだろうって。
自分自身を曝け出したいのに、曝け出せない。
謙遜がしたくてしているわけじゃないのに、しなくては
ならない空気があったりする。
何で私だけって、思ったりすることもある。
私って生きていていいのかなって。
言い出したらキリがないけれど、これは誰もが思ってい
ることだと思う。
それなのに、こういった事をつくりだしてしまっている
のは、私たち人なのに誰もが本当の意味で、平等や自由
になれる日が来たらいいなと願ってしまう。
誰もがみんな、何かの縁で出会った奇跡から生まれてきた存在である。
何か1つでもズレていたら、ここにはいなかっただろう。
それぞれが誰かの大切な存在。
ここに存在していること、本当に奇跡。
有難い。
感謝だ。
誰にも好かれる人とは。
優秀な人?
いいや人間は妬む生き物。
優れている程、秀出ている程、悪意が纏わり付く。
身も心も美しい人?
いいや人間は欲有る生き物。
弱い手、強い手、己の得の為に無惨に毟り取る。
平等で優しい人?
いいや人間は特別を望む生き物。
天秤を傾け、破壊し、その尊厳を踏みにじる。
では、
誰よりも劣悪で、醜く、善性の足らぬ人?
いいや、いいや、それでは関心を得られぬ。
誰もお前を見てはくれぬ。
<誰もがみんな>
昨日の分のお題で......
【花束】※フラアサ
フランシスはよくわからない男だ。なんの記念日でもないーーないはずの日のデートに、薔薇を一本手にして現れては、流れるような動作でアーサーにそれを渡す。
「は?なんだよ、これ」
「んー?別に理由なんてなくたっていいじゃない」
薔薇はアーサーの手の中で真紅に咲き、上品さをたたえている。フランシスは眉間に皺を寄せるアーサーを気にもせず、踊るように踵を返した。
【未完】
今日から世間では三連休! いやっほぅ!!
けど実際はそうではない。
誰もがみんな三連休ではないのだ。
カレンダー通り三日休みでエンジョイする人もいれば休日なのに勤務なんて…と嘆いてる社会人、三連休だけど志望校合格にむけて三日間ひたすら勉強の学生さんもいるだろう。
誰もがみんな思い思いの時間を過ごせたらどんなにいいだろうか。
服は溢れるほどあるのに
今日着たい服がない
“誰もがみんな”
「ははは、、、」
「はははは、、、」
今日は何度の愛想笑いが僕の顔を支配したのかな。
いま、この文章を書いている僕はどんな顔をしているのだろう。
そういえば僕の話で笑ってくれたあの人は何を考えていたのだろう。
乾き、退屈、諦念、、、もしかしたら喜び。
昔からのネガティヴ思考は変わらないものだ。
明日はもうちょっと顔を上げて、目線を上げてみるとしよう。
誰もがみんな、こんな感情を持っているのかな。
誰もがみんな
考えたことがある。
どうして
ねるねるねるねは
色が変わるのか
と。
しかし
そんなふうに素朴な疑問を感じたのは
遠い昔の話。
大人になると
色の変化には
鈍感になってしまうのだ。