『誰にも言えない秘密』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
土曜日、ひとみと会った。今月の10日から台湾帰るらしい。
また会いたいな
言えないよ…
けど、ひとつだけ
この秘密は悲しくない
誰にも言えない秘密それはありますか?
人に馬鹿にされそうなこと、恥ずかしいこと、
信じてくれなそうなこと…。
隠し事はいけないっていう人がいるけど
わたしはそうじゃないとおもう
確かになにかをしてしまって怒られるから隠し事
をしてしまうって人はいます
それを注意するのは当たり前かもしれないけど
きちんと理由があるからその人の話に耳を
傾けてあげて、?
もしかしたら話聞いたあげた事で命とかは
救われるんだよ?
だから、一人一人がやってみよ?
話最後まで聞いてみよ!
誰にも言えないこと。
書こうととしたが、思い出すのが怖くて出てこない。
いつか、言えるようになるまで待つことにしたい。
“誰にも言えない秘密”
私ね、誰にも言ってない秘密があるの。
悪戯っぽく笑う君の黒髪が揺れる。
夕暮れの教室には2人だけ。
君はシャーペンを回しながらいう。
誰にも言ってない秘密、ある?
訊ねる君には応えずに、帰り支度を勧める。
君は少し不貞腐れた様な顔をしながら渋々机に散らばった文房具を片す。
「ねぇ、秘密ってどんなの?」
鞄を抱えて訊ねる。
えぇ〜?おしえな〜い!
君は少し不機嫌そうに教室を飛び出して、出入口で振り返った。
帰るよ!
手を差し出して、眩しいくらいの笑顔で言った。
君と一緒の帰り道が大好きだ。
君が、大好きだ。
僕は知ってるよ、昨日君が人を殺したこと。いや誰にも話してないし、話すつもりもないよ。それでもやっぱり僕のことも殺しておかないと不安かな。いいよ。僕を君の不安が解消するのなら、どうぞ。なに驚いてるの。不安は取り除かないと楽にならないだろ。だから、いいよ。抵抗なんてしないから。別に怖いことなんてないさ。ほら、おいで。僕は君に殺されるのなら喜んで命を差し出す所存だよ。やめとく? そう。それはそれで残念だな。てかもう僕はもう君の共犯者なんじゃないかな。犯人隠蔽とかよくわかんないけど、そういう感じのやつ。ねえ、どうする? 僕を殺して安心を得るか、共犯者を得て安心を得るか。君の好きな方を選んで。僕のことは忖度したくていいよ。僕は君の決断を尊重するから。本当? じゃあ、僕たちふたりだけの秘密に乾杯しておこうか。ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼん、のーまーす、ゆびきった。よし、これで完璧な共犯者だね。どうしてそんなに顔を綻ばせているのかって? そうだなあ。まあ、隠しておくことでもないから言うけど、秘密を共有したことによって僕と君が離れられない甘美な理由ができてしまったなあと思ってうっとりしてたんだよ。あれ? 怯えてる? 可哀想に。やっぱり僕のことは殺しておけばよかったとか思った? それなら今からでも間に合うよ。僕はいつだって君の決断を尊重するって言ったろ。だからそんなに怯えなくても大丈夫。“僕は”君を傷つけたりしない。君を殺したりしない。その代わり僕から逃げないでほしいかな。もしも君が僕から逃げたら誰にも言えない君と僕のふたりの秘密は誰もが知っている事実になってしまうからね。いやだなあ。これは「脅し」なんかじゃないよ。誰にも言えない僕と君の秘密だよ。そう、僕たちだけの秘密。
誰にも言えない秘密は
夜中山奥に埋めてきた
深く深く 誰にも見つからないところ
自分からもぜったいに見えないところ
それが宝箱なのかびっくり箱なのか死体なのか
ぜったいに掘り起こさせないよ
もうふれさせないよ
草が生えて跡形がなくなるまで
秘密だよ
『誰にも言えない秘密』
おまじないって信じるか?
ボクは全然信じてない。
だけど、最近、クラスの女子で流行っている、とあるおまじないがある。
それは「自分の消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切ると両思いになれる」というものだ。
それを聞いた時、ボクは鼻で笑った。
信じるに値する根拠も何も無いじゃないか、と。
それとは全然関係無いけど、ボクはある日、図書室で1つの消しゴムを拾った。
それは、可愛らしいピンクのウサギのイラストがついた消しゴムだった。
心当たりのないその消しゴムには、なぜだかカタカナでボクの名前が書いてあった。
ちなみに、ボクの下の名前だけ。苗字は書かれていなかった。
この消しゴム、誰のだろう?
図書室は学校中の生徒が利用する。
この名前はボクと同名の誰かだろうか?
それとも……。
ボクはブンブン頭を振った。
そうやって、突然うるさくなった鼓動を振り払う。
この消しゴムの持ち主が、あのおまじないを信じてる根拠なんて何も無いんだぞ。
そう。ボクは、おまじないなんて信じてない。
信じるに値する根拠も何も無いじゃないか。
だけど、その時、ボクは。
ちょっとだけなら信じていいかも……。
……なんて思ってしまったのは、誰にも言えない秘密だ。
あなたのことが好き
言ってしまったらもう戻れない気がして
誰にも言えない秘密
誰にも言えない秘密を、心の奥にしまっている。
その秘密があるから、私は今でも生きていける。
死んで一緒に朽ち果てるまで、密やかにずっと。
「結婚」という契約に 嫌気がさしています。
#誰にも言えない秘密
好きも嫌いも何もかも
昔はもっとオープンだった
けれどいつしか溜め込んで
本音は口から出なくなった
心の奥に隠された
人に見せない私の全て
それを見るのは誰だろう
思いを馳せて眠りについた
「誰にも言えない秘密」
昔、一つの指輪を友人から預かっていた。
金でできた歪な形の刻印が入っている指輪。砂時計のような模様が異質さを漂わせていたことが印象的なその指輪は、不思議な力を持っていたらしい。
友人が言うには、その指輪は過去に戻ることが出来る力を持っていて、使うことの出来る条件は限られている。一つは明確な過去に戻って何をするかという願望を持っていること。もう一つはソレを発動させるほどの力。ありえない話、魔力を持っていること。
大まかな条件はこの二つ。例外はあるようだが絶対的にその二つを持っていなければ指輪の力を使うことは出来ないらしい。
預かった当初はそんなことは知らなかった。
ただ友人に『死ぬまで持っていて欲しい。』と言われたから約束通り持っていただけ。
四年も失踪していた彼からの最後の言葉が指輪に関することだったからというのもあるけど、捨てる気にもなれなかったから持っていたのだ。
その指輪に違和感を持ったのは、いつも通り過ぎていく日々のほんの一瞬だった。持っていろと言われた手前、そこら辺に置くのは抵抗があった俺は指輪をネックレスにして首から下げていた。正直女避けにもなるしちょうど良かったこともあるが、何より少し目を離したらどこかへ消えていくような漠然とした不安があったのもある。
「その指輪、変な形してますね。」
学生時代の部活の後輩と久しぶりに飲もうとなった時、ふと指輪を見た後輩が言った。
「俺の母親ジュエリーショップで働いてて、昔から色んな宝石を見てきたんですけど。その砂時計の真ん中にある小さな石、今まで見たことないです。どこで買ったんですか?」
後輩はほろ酔い状態なのか楽しそうに指輪を見ている。小さな石?今まで気づかなかったことに驚き、ネックレスを外して、貰った時以来初めてじっくりと見つめた。よく見ると砂時計の砂を表す部分に青い宝石がついていた。
けれど、青い宝石なんて誰でも見た事があるはずだ。サファイアなどは有名な部類ではなかろうか。と後輩の方を見ると、わかってませんねぇと彼は顔を赤くしてニヤリと笑う。
「その指輪、月明かりに照らされると赤く光ってるんすよ。ずっと首につけてるから気づかなかったのかもしれないですけど、街灯のない道で綺麗に光ってて驚きました。べキリーブルーガーネットって知ってますか?その宝石は太陽のもとだと青くなるんすけど、白熱灯に照らされると赤くなるんです。最初はそれかなと思ったんですけどねぇ。どうも、街灯に照らされるとすぐに青くなるんで、俺の知ってる宝石じゃないなって。」
酔いが回ってきたのか、砕けた話し方になってきた後輩に代わって水を頼む。これ以上飲ますのはアルコールに弱い彼に良くなさそうだ。
後輩の言葉に引っかかった俺は、その日から指輪のことについて調べ始めた。
市の図書館、県の図書館、国の図書館、古本屋など手当たり次第に調べてみたが、指輪に関する文献は見つからず。時間がただただ過ぎていくだけだった。
「…?じゃあなんでお兄さんは、指輪のことを知ってるの?調べても見つからなかったんでしょ?」
目の前の少女は小さな頭をこてんと傾げて丸い瞳で俺を見つめている。その瞳に映る自分自身は、指輪を持っていた時よりもだいぶ若かった。
目を瞑ると、今でもまぶたに焼き付いて離れない景色がある。絶望的な状況下、周りからの歓声と悲鳴、その中に取り残された俺を包み込む光。その光の発光場所が自分の首にかけていた指輪だと理解したのは、昔懐かしい実家の天井を見た瞬間だった。
「うん。指輪のことは、誰にも言えない秘密だからね。」
少し頬を緩ませて言うと、少女は少し考えるように唸ったあと、公園の出口の方向を見て花が咲くように笑った。
「お兄ちゃん!このお兄ちゃんもこの前話してくれた物語知ってたよ!でも指輪の話はやっぱり秘密なんだって!」
少女の視線の先に、困ったように笑う友人の姿があった。
【誰にも言えない秘密】
意味わからなかったらすみません。
45誰にも言えない秘密
2組の一卵性双生児が2組のカップルになって子どもを生むと、その子どもたちの遺伝情報は同じになる。子どもが実子でないことを疑っても、不貞の相手が配偶者の片割れである場合はDNA鑑定で親子関係の不存在を証明できない。
非常にこじれた、そういった疑惑の末に、双子の兄である夫が、もう一組の姉である妻を刺殺した。
事件の担当刑事である島田さんは、苦い顔をして署内の喫煙所でタバコを吸っていた。僕はただの窓口係だが、こうしてこっそりと事件の情報を教えてもらうことがある。今回は僕が双子だから、意見を聞きたいんだと言われた。
「かみさんは否定を繰り返したけど、実子じゃないことが分かったんだってよ。不倫してた、夫の双子の弟の子だと。それでベットに寝ていた妻を刺した」
「ひっどい話ですね。でもどうやって確証を得たんですか?」
「兄だけ無精子症だった。怒りと絶望が深かったんだろうな」
「うわ…」
双子として男として、僕には子どもはいないけどおそらく父親としても、大変やりきれない話である。思わず顔をしかめた。
「でな、俺、どうもこの事件、まだまだ秘密がありそうな気がするんだよ」
「? というと」
「妻側の双子姉妹のほうも相当仲が悪かったみたいでな。どうも殺されたの、姉じゃなくて妹のような気がするんだ。そっくりな双子を自分のベッドに寝かせておけば、できない話じゃないから」
「うそでしょ。それはさすがに」
いくら男女関係がドロドロだったとはいえ、双子の妹を身代わりに殺させたりするだろうか。そんなにうまく、夫に殺してもらうことなんて、できるだろうか。確かにそれをすれば、不倫相手の弟と何食わぬ顔で人生をやり直せるけど。妹になって生き直したい、なんてさすがに飛躍がすぎないか。
「さすがに荒唐無稽すぎるか。まあまだ勘の域だからな。忘れてくれ」
島田さんは苦笑し、タバコを消して去っていった。ありえないだろ、と思いつつも、気になる。島田さんの勘は当たるから。
「でも、いくらなんでもなあ…」
呟きながら、休憩時間にいつも覗いているSNSを開いてみた。たまに「双子あつまれ」みたいなグループに参加している。
そこにひとつのコメントをみて、僕の指がとまった。
『明日から新しい人生がはじまる。片割れをなくすのは悲しいけど、これも仕方の無いことだから』
「……まさか、な」
日付は事件の前日だ。アカウントネームは「ひみつ妻」……
「島田さん!!」
僕は喫煙所を飛び出して島田さんのあとを追った。
考えすぎだとは、思う。
でも、もしかしたら。そういう気分だった。
優しくあろうとするんだ。
そうすれば君たちは私を、
私を良い奴だと思うでしょう?
汚く穢れた表面を隠し、綺麗な嘘で取り繕った黒で守っている。
誰も傷付かずに済むんだ、
僕が傷付かずに済むんだ。
いつか綺麗な白になると信じて、、?
やったね
【誰にも言えない秘密】
そもそも、「ほのか」が彼氏との待ち合わせ場所に早く来過ぎるのが悪い。
「だからさ、何で約束より3時間も前に来ちゃうのよ」
「だって、楽しみにしてたんだもん。彼に会うの、ホント久しぶりだから」
「そりゃ彼が忙しいのは俺だって知ってるし、ほのかがずっと前からこの日を楽しみにしてたのもよ〜くわかってるよ。でも、何で俺を呼び出したのよ?」
「だって、彼がいること他の誰にも言ってないし、1人で待ってるとドキドキして心臓飛び出しそうだし、他にこんなことお願いできる人がいなくて」
わかってる。ほのかに他意はない。
わかってはいるけれど、つい聞いてしまう。
「あのさ、ほのかは俺を何だと思ってるわけ?」
「え? それは…ほのが1番信頼してる大切な友達、だよ」
だろうな。そう言うと思ってた。
「俺は、ほのかを友達だと思ったこと1度もないよ」
「え? じゃあ何なの?」
本当のことを言えば、ちょっと鈍くて優しすぎるほのかをきっと傷つける。俺は、自分の本心に限りなく近い言葉を選んだ。
「今までも、今も、この先も、ず〜っと気になってほっとけないヤツ」
「何それ? うん、でもありがと。嬉しい」
「あ、時間だ」と言ってほのかが席を立つ。
彼女の腕を掴んで「行くな」と言いたい衝動をグッと抑えて俺も席を立った。
「本当にありがとう。じゃあ、行くね」
ほのかが今日イチの笑顔を見せた。でも。その笑顔は俺に向けてのものじゃない。
「また何かあったら俺んとこ知らせて」
「うん、わかった。また連絡するね」
嬉しそうに駆け出すほのかの後ろ姿が眩しい。きっとこの先も、俺は彼女が気になって気になって放っておけないのだろう。
「ほのかが嬉しそうなのが俺の最高の幸せ」
なんて本人はおろか、絶対誰にも言うものか。
誰よりもあなたが好きで
誰よりもあなたを傷つけてしまいそうなこと
つづき
はじめは誰にも言えない秘密にしてた
けど流石に日に日に大きくなる体を
全然誤魔化せなくなって
SNS等で拡散されると
即座に有名な双子になった
通称Bスリー
日本では、BB兄弟!
ビッグボディブラザーかな?
有名になったせいで研究者たちが
よってたかって調べてくれる
ひとつ解ったことは
あくびをするたびに
約1cm体が大きくなるらしい
現在約25mある、およそ15倍
あくびを止める薬はないので
空調と酸素濃度調整出来る所へ
といっても改装した倉庫だ
生活のすべてがビッグになり
周りの支えでなんとかなってる
この体を何かに活かせないかな?
俺たちもみんなの役にたちたい
そんな思いが二人とも湧いてきた
つづく
誰にも言えない秘密。なんだろうね。人に言えないことって沢山あるからなんとも。基本秘密主義だからね俺は。言わないでいいならなにも言いたくない。
それでもあえて言うなら小説を書いていることか。といっても典型的なワナビ、それもだめだめなやつなんだけどね。完結させた作品なんてごく短い短編くらいでなにも書いてないも同然。
作品のプロットを考えて設定を書いて力尽きる。プロローグぐらいなら書いたこともあったけど書いてもそのくらいだな。
どうにも飽きっぽいというか書けないんだよな。書くまでが大変というか、やる気が出ないんよ。気づいたらネット見てだらだらしてる。だってそっちの方が楽で楽しいから。
でも書きたいという気持ちはあるんだ。なら書けという話なんだけどいかんせん長年の怠け癖が染み付いてて結局なーんもせずに一日が終わる。
頭の中にある話をアウトプットしたい。それをうまく形にしたい。でもうまくいかないしそもそも始めることすらろくにできやしない。
大事なのは習慣なんだよな。小説を何時に書く。そういう習慣を作ることができれば俺だって小説を書けるはずなんだ。
量をこなせば質だって上がる。書き始めなきゃいけないし書き続けなきゃいけないんだ。早く小説を書く習慣を作らなければ。
お題 『誰にも言えない秘密』
「明日も来るね」なんて言ったけど、これが最後なんだ。