『誰にも言えない秘密』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題:誰にも言えない秘密
本当の気持ちなんて、墓場まで持って行くくらいでいいんだ。
貴方のことが、好きだなんてことは。
~誰にもいえない秘密~
店先の睡蓮鉢を覗き込むフード姿
暑い夏でもフードをかぶっていて
でもあれは誰?と聞けなかった
56文字の黒の史書
私は誰にも言えない秘密を抱えていた。
それは、人生で最も深刻な瞬間に
私を支えた唯一の存在を失ってしまったことだった。
彼女は私にとって、
友人や家族以上の存在だった。
彼女との思い出は、
私の人生に刻まれた美しい瞬間であり、
彼女との別れは、私の心に深い傷跡を残した。
私は彼女の死について、
誰にも話すことができなかった。
その悲しみは、私だけが抱えているものだった。
私は孤独に苦しみ、彼女との思い出に浸り続けた。
しかし、その秘密は私の心を重くし、
私の日常生活にも影響を与えた。
私は一人でいることが多くなり、
友人や家族との距離が開いていった。
私は自分自身を閉じ込め、その秘密を包み込んだ。
それでも私は、彼女との思い出を大切にし続けた。
私は彼女の存在を忘れず、
彼女が私に与えた影響を感じながら生きていた。
今でも、私はその秘密を抱えている。
しかし、私はそれを受け入れ、
それを私の人生の一部として受け止めている。
私は、彼女との思い出を私の心に刻み続け、
彼女が私に与えた影響を永遠に忘れない。
─────『誰にも言えない秘密』
私は、誰も信用していない。
親友も 彼氏も 両親も 友達も
全員。
300字小説
貴方のお嫁さん
初めて出会ったのは春の遠足。お弁当の良い匂いに釣られた私におかずを分けてくれたの。
その後も住む山が無くなり、里に下りた私に、毎日学校帰りに給食のパンをくれた。
交差点で車に囲まれて動けなくなっていたときは
『危ないだろ!』
と、抱きあげて助けてくれて。
あのときから決めていたの。一生、誰にも言えない秘密を抱えることになっても、私はこの人のお嫁さんになるんだって。
玄関のドアを開ける。
「ただいま」
俺の声に
「おかえりなさい」
満面の笑みを浮かべ、弾んだ足音と共に妻がキッチン駆けてくる。
嬉しそうに顔を輝かせて、抱きついてくる妻。
その尻からぴょこんと生えた焦げ茶色の尻尾には見えないふりをして、俺は妻を抱き締めた。
お題「誰にも言えない秘密」
誰にも言えない秘密なら隠す必要はない。だって、誰にも知りえないんだから。
誰にも言えない秘密を売ってください?
これがその看板か。
たしかにあるね。
そんなに気になる?
短編小説でもはじまりそうではあるよね。
試しに売ってきてくれ?
イヤだよ。
幾らか知りたい?
値段の事かよ。
いいよ、行ってきてやるよ。
*************
どうだったかって?
まぁ、3千円だってよ。
それに、説教されたよ。
え?
あ、まぁ、簡単に言うと
秘密をそう人に言うもんじゃないだとよ。
よくわからないよ。
せっかく、打ち明けたのに
あ、そうそう
この事、人には言わないでくれよ。
少女に呪いをかけました
賢く美しくそして謙虚であるようにと
少女は利口だったのですぐに大人になりました
賢く美しく謙虚になりました
彼女は優秀だと皆が口を揃えて言います
しかし少女だけはそうは思いませんでした
少女はとても謙虚だったのです
少女は頑張りました
皆は彼女を褒めました
少女はもっと頑張りました
皆は彼女を褒めました
少女はもっともっと頑張りました
皆は彼女を褒めました
あの子は手がかからなくていいねと
賢く美しく謙虚な少女
呪いは彼女から少女を奪った
誰にも言えない秘密。
そんなのいくらでもあるよぅ
墓場まで持ってくよ!笑
#40 誰にも言えない秘密
まあ言えたら秘密じゃないもんね。
そんな捻くれたことを考えながら、
思い浮かんだのは、「おうさまの耳はロバの耳」
ある日。町の床屋が「最近床屋が減ってきてて変だなあ」とボヤきつつ、帽子被りっぱなしで有名な王様の散髪に行ったら、なんと耳がロバだった。という話。
秘密を持つ苦しさを、誰もいない場所に掘った穴へ叫ぶことで発散させていた床屋。
最終的に「バレてるんじゃあ仕方ない」と開き直って帽子を脱いだ王様。
威厳を保つために、自分で髪を切る努力をするより人を◯す方が楽だと考えている王様がこわい。
でも時代を考えると、その威厳こそが王様業には大事だったのでしょう。
誰にも言えない理由は何でしょう?
王様は羞恥心、床屋は職務上の守秘義務。
あとは犯罪、道徳、風潮、こんなところですかね。
私にも言えない秘密がありました。それが重苦しくて、心が潰されそうになったり、こっそり人に漏らしたりもありましたが、
今は「あえて話すでもないことだから言わない」ぐらいになりました。
内容は、ネットからでも個人特定できる時代ですから、決して言いませんけど。
「しない」は自分の自由意思によるものですが、
「できない」はそれに関係のない強制です。
誰にも『言えない』秘密を持ち続けることは、
帽子をひとつ被り続けているのと同じ。
王様のように心に歪みが生じる可能性があるので、ご注意を。
守りたい人がいるなら、
その人に秘密を持たせてはいけません。
床屋のように命の危機に晒してしまうかもしれませんよ。
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余談ですが、
ウィキでは、ロバ耳の理由は神々が楽器について言い合ってるところに自分の意見を言って怒らせたせい、となっています。
自分を認めてほしくて人を試していたのかも?いやでもねーって話ですけど。
自分が改心すれば下々に受け入れられる(と思っている)ところは、走れメロスと似ているなぁと思いました。
誰にも言えない秘密がある。
でももうきっと隠し通せてなんかいやしないのだ。同室のボスキさんや、どうしても傷を見せざるを得ないルカスさんにはきっと、知られてしまっている。
でも、そうあなたにはどうしてか話してしまった。
「誰にも言えない秘密」
皆さんは秘密とかありますか?
僕はこれといって隠していることは無いです
強いて言うなれこの文を書くために
何十個とありもしない話を捏造していることくらいです
これを誰が読んでるかなんて知りませんよ
でも
どうせ読んでもらうなら楽しんで欲しいじゃないですか
感動ものとか
恋愛ものとか
色々考えますよ
でも結局なんか違うなってなって
最終的には投稿された文になってます
こんな話つまらないんで昔友達が言っていた
隠し事を紹介します
そいつは母親と兄弟が2人、上と下に1人づついてそいつは次男坊だったんですね。弟は兄を見て育って兄は親を見て育ちます。そいつも兄を見て色々学んだんですね。弟に同じことを教えて、お兄ちゃんしてたらしいんです。とある日兄が料理をしていたらしくて、それを見てそいつもやりたくなったらしく、兄の手伝いをすることになったんです。その時作っていた料理がチャーハンなんですけど、チャーハンといえば色々な材料をご飯と一緒に炒めて作るものすよね。そいつと兄は何を思ったのか果物を入れたり、温泉卵を入れたりしてもう大変なことになったらしいんですよ。なんやかんやで完成して2人で味見をしたら、本当に美味しくなかったらしく、2人してもどしたそうです。で、兄は母にご飯を作って置くと約束をしていて、もうすぐ母親が戻ってくる時間になってしまったんです。作ったチャーハンは捨てるしかなくて、でもゴミ箱に捨てたらバレてしまうからって、庭に穴掘って埋めたらしいんですよ。結局リビングの異臭と汚れたフライパンでバレて、なんか作ったでしょってなって、食べ物を粗末にしたことをこっぴどく怒られたそうです。それ以来そいつ出されたものは一口も残さないし、好き嫌いもしなくなったそうです。
これを聞いて、いい話なんか悪い話なんか正直分かりませんでした。
皆さんはどう思いますか?
言っちゃいけねえだろ、で世界は溢れてる。ハラスメントだらけの世の中でみんなはどうやって生きてんですかね。
箱の底に残ってんのはいつだって絶望だ。だって希望は、いつだっていの一番にはっちゃける。陽キャだろ希望。のぞみのぞむ願望の塊だぞ。真っ先に動いてる。開けなくったってエンディングのサザエさん一家くらい跳ねてたはずだ。容易に想像がつく。
絶望こそ、そこに残るに相応しい。
箱を開けるという選択をしたその時点で飛び出す希望をつかまえられなったなら潔く絶望しろ。
綺麗に可愛く優しく明るく
みんなは私の半分も知らない
私も私の半分はわからない
悩み事なんて埋まり込んでしまって
どうやって掘り出したらいいのか
心の中の燻りが消えない
殻を破るのに足りない勇気と足りすぎている葛藤
【誰にも言えない秘密】
【誰にも言えない秘密】
高校一年生の頃
私の恋愛観をぐちゃぐちゃにした年上の彼
周りに知られないようにコソコソと
いけない関係を持つあの背徳感が気持ちよかった
今でも店で彼の吸ってたタバコを見かけると
車の中での事とか、キモイくらい鮮明に思い出せる
多分、もう一生忘れられないと思うよ
何もかもが私にとって、初めてだったから
ある日の下校前。
先輩と一緒に帰ろうと思ったら、うっかり弁当箱を机の横にかけっぱなしだったことを思い出して、急いで教室に戻る。
すると…。
なんとそこで、俺が入っている部活の部長と、俺のクラスメイトが抱き合っていたのだ!
最初は後で部長のことをからかってやろうと思っていたけど、しばらく見ている間に、二人の行為はどんどん激しくなっていった。
ハグからキスへ、キスから…。
俺は一瞬目眩がした。
でも、気になるもんは気になるし、と思って見続けることにした。
その時。
「おーい、どうしたの?」
先輩が俺を心配してやって来た。
しかし、あの場面を彼女に見せるのはどうも…。
「あ、いや、今戻ろうと…」
「あれ、中に誰…か…」
時すでに遅し。バッチリと見てしまったようだ。
「あー、先輩…」
「…すごいね、うん、熱々だね」
彼女は興味津々に二人を見つめていたが、すぐに俺の方を向いて、
「…だけど、あんまり覗き見はよくないよね。ほら、早く帰ろ」
と言った。
いつもの道を先輩と歩くも、なんだかちょっと気まずい。
そりゃそうか、学校であんなシーン見ちゃったんだから。
何か話題はないかと考えていると、彼女が口を開く。
「……もうちょっと見ておけばよかったかしら」
「先輩、割と平気そうでしたね。ああいうの慣れてるんですか?」
口に出してから思った。
俺たち学生なのにそういうことに慣れてたら大問題なんじゃ……。
「うーん、別にそういうわけじゃないけど…あの二人って、付き合ってたんだね」
うちの部長は女子生徒にモテモテなため、学校の中では有名人だ。
相手の方も、部長まででは無いけど人望があるし、そこそこ男子ウケも良かったはず。
その二人が付き合ってるなんて。
「もしかして、みんな知らないんじゃないスか?全然話してるの見た事ないですし」
「へぇ…あ、じゃあ、」
先輩は何か思いついたように俺を見つめる。
そして、そっと俺の耳元で囁いた。
わたしたちだけの、誰にも言えない秘密、できちゃったね。
【2023/06/05 誰にも言えない秘密】
どうやったら誰にも見つからずに死ねるのか。
親族がいる段階で無理なんだが。
出来るだけ早く死んでおきたい。
足の裏が痛いんだ。
だから足の裏をマッサージするのさ。
でも、私は知っている…。
マッサージすべきは足の裏ではなく脹脛なのさ。
いい子ぶって 猫かぶって
明るい元気なフリしてるけど
ほんとはほんとは
ずっとずっと影でひとりで
涙を零してる
あしたも誰にもバレませんように
わたしひとりが苦しめば
なにもかもうまくいくんだから
ことばがもれませんように
誰にも言えない秘密
久々にこの町へ帰って来た。懐かしい。
けっこう変わっちゃったなぁ。などと考えていると、昔の友人が目の前を通り過ぎて行く。
そう、ゆっくりと…白い髪をゆらして…
もうみんな、あの頃とは違うのね。
きっと私を見ても気付かない。
私だけあの頃のまま…
ちょっと寂しいけれど、ここは私の大切な場所。
またそのうち帰って来るから、もう行くね。
私は魔女。時間はたっぷりあるの。