『誰にも言えない秘密』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰にも言えない秘密。
そんなのいくらでもあるよぅ
墓場まで持ってくよ!笑
#40 誰にも言えない秘密
まあ言えたら秘密じゃないもんね。
そんな捻くれたことを考えながら、
思い浮かんだのは、「おうさまの耳はロバの耳」
ある日。町の床屋が「最近床屋が減ってきてて変だなあ」とボヤきつつ、帽子被りっぱなしで有名な王様の散髪に行ったら、なんと耳がロバだった。という話。
秘密を持つ苦しさを、誰もいない場所に掘った穴へ叫ぶことで発散させていた床屋。
最終的に「バレてるんじゃあ仕方ない」と開き直って帽子を脱いだ王様。
威厳を保つために、自分で髪を切る努力をするより人を◯す方が楽だと考えている王様がこわい。
でも時代を考えると、その威厳こそが王様業には大事だったのでしょう。
誰にも言えない理由は何でしょう?
王様は羞恥心、床屋は職務上の守秘義務。
あとは犯罪、道徳、風潮、こんなところですかね。
私にも言えない秘密がありました。それが重苦しくて、心が潰されそうになったり、こっそり人に漏らしたりもありましたが、
今は「あえて話すでもないことだから言わない」ぐらいになりました。
内容は、ネットからでも個人特定できる時代ですから、決して言いませんけど。
「しない」は自分の自由意思によるものですが、
「できない」はそれに関係のない強制です。
誰にも『言えない』秘密を持ち続けることは、
帽子をひとつ被り続けているのと同じ。
王様のように心に歪みが生じる可能性があるので、ご注意を。
守りたい人がいるなら、
その人に秘密を持たせてはいけません。
床屋のように命の危機に晒してしまうかもしれませんよ。
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余談ですが、
ウィキでは、ロバ耳の理由は神々が楽器について言い合ってるところに自分の意見を言って怒らせたせい、となっています。
自分を認めてほしくて人を試していたのかも?いやでもねーって話ですけど。
自分が改心すれば下々に受け入れられる(と思っている)ところは、走れメロスと似ているなぁと思いました。
誰にも言えない秘密がある。
でももうきっと隠し通せてなんかいやしないのだ。同室のボスキさんや、どうしても傷を見せざるを得ないルカスさんにはきっと、知られてしまっている。
でも、そうあなたにはどうしてか話してしまった。
「誰にも言えない秘密」
皆さんは秘密とかありますか?
僕はこれといって隠していることは無いです
強いて言うなれこの文を書くために
何十個とありもしない話を捏造していることくらいです
これを誰が読んでるかなんて知りませんよ
でも
どうせ読んでもらうなら楽しんで欲しいじゃないですか
感動ものとか
恋愛ものとか
色々考えますよ
でも結局なんか違うなってなって
最終的には投稿された文になってます
こんな話つまらないんで昔友達が言っていた
隠し事を紹介します
そいつは母親と兄弟が2人、上と下に1人づついてそいつは次男坊だったんですね。弟は兄を見て育って兄は親を見て育ちます。そいつも兄を見て色々学んだんですね。弟に同じことを教えて、お兄ちゃんしてたらしいんです。とある日兄が料理をしていたらしくて、それを見てそいつもやりたくなったらしく、兄の手伝いをすることになったんです。その時作っていた料理がチャーハンなんですけど、チャーハンといえば色々な材料をご飯と一緒に炒めて作るものすよね。そいつと兄は何を思ったのか果物を入れたり、温泉卵を入れたりしてもう大変なことになったらしいんですよ。なんやかんやで完成して2人で味見をしたら、本当に美味しくなかったらしく、2人してもどしたそうです。で、兄は母にご飯を作って置くと約束をしていて、もうすぐ母親が戻ってくる時間になってしまったんです。作ったチャーハンは捨てるしかなくて、でもゴミ箱に捨てたらバレてしまうからって、庭に穴掘って埋めたらしいんですよ。結局リビングの異臭と汚れたフライパンでバレて、なんか作ったでしょってなって、食べ物を粗末にしたことをこっぴどく怒られたそうです。それ以来そいつ出されたものは一口も残さないし、好き嫌いもしなくなったそうです。
これを聞いて、いい話なんか悪い話なんか正直分かりませんでした。
皆さんはどう思いますか?
言っちゃいけねえだろ、で世界は溢れてる。ハラスメントだらけの世の中でみんなはどうやって生きてんですかね。
箱の底に残ってんのはいつだって絶望だ。だって希望は、いつだっていの一番にはっちゃける。陽キャだろ希望。のぞみのぞむ願望の塊だぞ。真っ先に動いてる。開けなくったってエンディングのサザエさん一家くらい跳ねてたはずだ。容易に想像がつく。
絶望こそ、そこに残るに相応しい。
箱を開けるという選択をしたその時点で飛び出す希望をつかまえられなったなら潔く絶望しろ。
綺麗に可愛く優しく明るく
みんなは私の半分も知らない
私も私の半分はわからない
悩み事なんて埋まり込んでしまって
どうやって掘り出したらいいのか
心の中の燻りが消えない
殻を破るのに足りない勇気と足りすぎている葛藤
【誰にも言えない秘密】
【誰にも言えない秘密】
高校一年生の頃
私の恋愛観をぐちゃぐちゃにした年上の彼
周りに知られないようにコソコソと
いけない関係を持つあの背徳感が気持ちよかった
今でも店で彼の吸ってたタバコを見かけると
車の中での事とか、キモイくらい鮮明に思い出せる
多分、もう一生忘れられないと思うよ
何もかもが私にとって、初めてだったから
ある日の下校前。
先輩と一緒に帰ろうと思ったら、うっかり弁当箱を机の横にかけっぱなしだったことを思い出して、急いで教室に戻る。
すると…。
なんとそこで、俺が入っている部活の部長と、俺のクラスメイトが抱き合っていたのだ!
最初は後で部長のことをからかってやろうと思っていたけど、しばらく見ている間に、二人の行為はどんどん激しくなっていった。
ハグからキスへ、キスから…。
俺は一瞬目眩がした。
でも、気になるもんは気になるし、と思って見続けることにした。
その時。
「おーい、どうしたの?」
先輩が俺を心配してやって来た。
しかし、あの場面を彼女に見せるのはどうも…。
「あ、いや、今戻ろうと…」
「あれ、中に誰…か…」
時すでに遅し。バッチリと見てしまったようだ。
「あー、先輩…」
「…すごいね、うん、熱々だね」
彼女は興味津々に二人を見つめていたが、すぐに俺の方を向いて、
「…だけど、あんまり覗き見はよくないよね。ほら、早く帰ろ」
と言った。
いつもの道を先輩と歩くも、なんだかちょっと気まずい。
そりゃそうか、学校であんなシーン見ちゃったんだから。
何か話題はないかと考えていると、彼女が口を開く。
「……もうちょっと見ておけばよかったかしら」
「先輩、割と平気そうでしたね。ああいうの慣れてるんですか?」
口に出してから思った。
俺たち学生なのにそういうことに慣れてたら大問題なんじゃ……。
「うーん、別にそういうわけじゃないけど…あの二人って、付き合ってたんだね」
うちの部長は女子生徒にモテモテなため、学校の中では有名人だ。
相手の方も、部長まででは無いけど人望があるし、そこそこ男子ウケも良かったはず。
その二人が付き合ってるなんて。
「もしかして、みんな知らないんじゃないスか?全然話してるの見た事ないですし」
「へぇ…あ、じゃあ、」
先輩は何か思いついたように俺を見つめる。
そして、そっと俺の耳元で囁いた。
わたしたちだけの、誰にも言えない秘密、できちゃったね。
【2023/06/05 誰にも言えない秘密】
どうやったら誰にも見つからずに死ねるのか。
親族がいる段階で無理なんだが。
出来るだけ早く死んでおきたい。
足の裏が痛いんだ。
だから足の裏をマッサージするのさ。
でも、私は知っている…。
マッサージすべきは足の裏ではなく脹脛なのさ。
いい子ぶって 猫かぶって
明るい元気なフリしてるけど
ほんとはほんとは
ずっとずっと影でひとりで
涙を零してる
あしたも誰にもバレませんように
わたしひとりが苦しめば
なにもかもうまくいくんだから
ことばがもれませんように
誰にも言えない秘密
久々にこの町へ帰って来た。懐かしい。
けっこう変わっちゃったなぁ。などと考えていると、昔の友人が目の前を通り過ぎて行く。
そう、ゆっくりと…白い髪をゆらして…
もうみんな、あの頃とは違うのね。
きっと私を見ても気付かない。
私だけあの頃のまま…
ちょっと寂しいけれど、ここは私の大切な場所。
またそのうち帰って来るから、もう行くね。
私は魔女。時間はたっぷりあるの。
誰にも言えない秘密
それは私が魔法少女だということ。
きっかけは2週間前。娘の部屋が騒がしくて覗いたら、丁度ステッキが飛んできて頭に当たり魔法少女になってしまった。娘とお助けキャラのひよこは絶叫した。ステッキは使用者変更ができないらしく、ひよこは蒼い鳥と化した。
変身すると味方にも認識阻害の魔法が働くらしく、娘と同年代の魔法少女仲間たちからは特に突っ込みはない。変身前には絶対に姿を見せない謎多きクールキャラで通している。
誰にも言えないってわけじゃないかもしれないけど、あの人だけには言えないね。「すきです」なんてね。ましてや「付き合って」なんて言えないさ。
どうして男は鈍感なんだろうか。あの人とはずっと一緒にいるのにね。話しかけてくれるだけで、脈アリだなんて勘違いをしてしまう。ああ好きだなあ。
昔から君は、私より高い声をしていてどちらかと言えば可愛い顔をした子供らしい人だった。
昨年君は声変わりをした。顔立ちも子供っぽさが消えて、なんだか君じゃないみたい。ほとんど同じだったはずの身長は越されて、頭一個分違う。
後ろから話しかけられて、君の低くなった声と、見上げないと顔が見えないほどの身長にびっくりして「高いね」って言ったら君はしゃがんで私に目線を合わせてくれた。冗談でも少し嬉しかった。
声が変わっても小学校から性格や話し方は変わってなかったな。
いつも君はお兄さんからのお下がりらしきぶかぶかの衣服を着ていた。でももうちょうどいいサイズになったみたい。
君は優しくて明るいけれど、
まだ私の気持ちは言えないかな。
<誰にも言えない秘密>6.6
No.11
いつもの創作ではなく、私の実話。
アプローチが足りないのだろうか。私は恋愛下手だ。
【誰にも言えない秘密】
誰にも言えない秘密は女の武器だってお母さんが言っていた。だから、私は秘密を作った。嘘を吐いた。このリップを塗ると勇気が出るんだってさ。ヘアセットは気分で元気さも違う。私にとって私が可愛くなるための嘘。
「アンタは世界一可愛いよ。」
そう言って、彼女は私の少し乱れた前髪を正し始めた。
「貴方の娘だからね。」
それが口癖。私はこの人の娘。だから、世界一可愛いんだ。
私が人に優しくするのは
過去の自分を許したいから
私自身が弱いから
誰にも知られたくない秘密
自分の醜さ
引かれた手の先 真っ暗闇
底なし沼に溺れゆく
自尊心 或いは理性か
漏れ出す光に 知らぬふり
違えた道は 知られぬままで
訪れは ハーモニカの音色
帰るのは 待ち人がいる谷
セカイが色付いたのは
キミが待つ場所に 帰れるから
近付く居場所
ただいま その一言で
冷めぬ熱
まだ夢に浸かっているやうな
妙に冴えて 廻る思考回路
もう一度 またいつか
そんな言葉で 願う
ある真夜中の記憶
零れ落ちる 言の葉と
また伝えられぬ 真の言の葉と
たった百年とは言えぬ 長い年月
今日も又 雪が降る
眼下に広がる見慣れた景色
もし目覚めたならば
遠い昔の 言の葉を
皮肉と共に 伝えてみようか
不快音 不味い味
憑いた不快は 剥がれずに
独りで縋った 24時
遠き記憶の アオイハル
夢はいつでも 幸せ止まり
お題【誰にも言えない秘密】
タイトル【五つのSOS】
誰にも言えない秘密
自分以外の人については分からないが、私は欠点の多い人間だ。だから人1倍に自分を変えてゆくことに努力した。人間はその気になれば自分を変えていくことができる。だから過去の自分と今の自分のどちらが本当なのか分からなくなる。過去の失敗や後悔から学び、改善してきた。秘密の努力を続けて自己変革を遂げた。誰もが“みにくいアヒルの子”で、誰もが“ダイヤモンドの原石”なんだと思う。自分を磨いて、やがて美しい白鳥になるのだと思う。
「誰にも言えない『けど言いたくなる』秘密、誰にも言えない『けどガッツリバレてる』秘密、言えない『けど君には暴露する』秘密。言えない『まま時間が過ぎて時効になった』秘密ってのもあるだろうな」
拝啓✕✕様。アンタが俺の◯◯をバチクソにディスってもう△年ですが、俺はアンタの知らねぇ場所で、幸せに□□□しています。ざまぁみろ。
ひとつ思い当たるところのある某所在住物書き。中指を突き上げ、独善的な悪い微笑を浮かべている。
「……相変わらずネタは浮かべど文にならん」
ひとしきり自己中心的に勝ち誇った後、物書きは毎度恒例にため息をつき、物語組立の困難さと己の固い頭の岩石っぷりを嘆いた。
――――――
職場の先輩が、私と同じ時間に出勤してきた。
「今日の分の水出しを、仕込み忘れてな」
完全優等生な先輩には、ちょっと珍しいことだ。先週も先々週も先々月だって、先輩は大抵私の5分10分なんなら20分くらい前に席についてるのに。
「仕方ないからコンビニで氷とコーヒーを買って保冷ボトルに詰めてきた。それで時間のロスを」
自分はいつも平坦だって言ってる先輩の目も、口も、微粒子レベルで落ち込んで見えて、やっぱ珍しい。
「多分気温のせいだ。6月の頭に30℃とか、脳が茹で上がってしまう」
何か、よく分からないけど「何か」あったんだ。
そこそこ長い日数一緒に仕事してきた私には、その日の先輩は何か違って見えた。
「どしたの?」
「我らが仕事丸投げ係長様の思し召しで、先週の作業がガッツリ残っていてな。それを消化するのに手間取って、昨夜仕込みを忘れたまま寝てしまった」
「その話じゃなくて。朝しんどいことでもあった?」
「ちがう、別に朝何かあったわけでは」
「先輩痛い図星急に突かれると、まず『ちがう』って言うよね。寝坊した?」
「まぁ、結果としては、寝坊だな」
「先輩の心ズタズタにしたっていう鬼畜初恋相手さんでも夢に出てきた?」
「ちがっ、………所詮夢だ。現実であのひとが私の名前にたどり着ける筈がない」
「先輩の『名前』?」
「すまない。頼む。これくらいで勘弁してくれ」
あのひと。「あのひと」。先輩の「初恋さん」。
頭の中で繰り返す4文字は、なんとなく気分が悪い。
初恋さんのことを知ってるのは、多分先輩自身と、先輩の親友っていう隣部署の宇曽野主任だけ。
先輩の初恋のひとで、先輩の心を酷いくらいボコにして、それで、別れてそれっきりっていうひと。
名前も教えてくれない。どんな性格のひとだったかも分からない。ちょっとマニアックだけど男か女かすらヒントが無い。ただ、「先輩の心をズッタズタにしたひと」。それだけ。
その先を聞こうとすれば、先輩はいつも、なんやかんやで拒否をして、全部秘密のままにする。
(名前に、たどり着けないって、なに)
初恋さんは、「先輩の『名前』」に、たどり着けない。先輩自身がボロ出しした新情報が、頭の中をぐるぐる回って離れない。
(初恋さんと別れてから名字変わったとか?でも先輩独身だよ?バツイチですらないよ?
じゃあ名前伏せたまま恋愛してた?なにそのネット恋愛かどっかの組織のエージェントみたいな状況?)
先輩、実は2個ほど、宇曽野主任以外誰にも言ってない秘密が存在する説。
その日の私はついついソレが気になり過ぎて、クソ上司のクソ係長を呼ぶ時に危なく「初恋係長」って言いかけて心拍数が爆上がりした。
あなたが好きです、
誰よりも。
【誰にも言えない秘密】