『誇らしさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誇らしさ
私たちは唯一無二の存在だ。
誰かと全く同じ経験なんてできない。
自分だけのストーリーがある。
それってすごい事だと思う。
『お題:誇らしさ』
ごめん。いま俺、すっごく誇らしい。
最強の武器を手に入れたんだ。
なんでも貫く最強の武器さ。
誇らしさ満点。
なんでも防ぐ最強の盾があったとしても、俺の誇らしき武器の方が勝っちゃうに決まっている。
何処で手に入れたかを聞かれると、RPG上で俺が不利になるネタバレになっちゃうから若干濁しちゃうけど。
うーん、神様とかを祀っている場所……で、正しいかな。
こんな美味しい話、誰かを唆すのも勿体無い。
俺の強さを示す、それだけで充分だ。
この何とも言えないほこらしさ、実に良い気分だ。
誇らしさ
いろいろと考えてみた
浮かんでは消え
浮かんでは消え
どれかひとつだけでも
掴めたらいいのだけれど
何ひとつ残らなくて
てのひらはからっぽのまま
鏡の前すこしだけ微笑む
今のわたしを見ていてほしい
『誇らしさ』💙
あなたの諦めないとこがすき。
いつも厳しくて
僕達に容赦ないけど
優しさがちゃんとあるところもすき。
あなたのことを
よく思わない人が
いるかもしれないけど
僕にとってあなたは
頼れる誇らしい存在。
だからこそ
そのままでいてね。
人生に誇らしさを持ちたい。
今は持てていない。
いつか死ぬときに誇らしく思えたら。
「誇らしさ」とかけまして
「先輩からお食事に誘われた」と解きます。
その心は「おごり(驕り/奢り)」かもしれません。
誇らしさ…か。
ちっちゃい時、埃の事だと思ってたなぁ…w
私は私のアホらしさが、
大好き。
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
誇らしさ
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誇らしさ
特に誇るものがないって人
きっとそれが誇るものなんじゃないかな
真っ白のパレットは何色にもなれるから
誇り
あった方がいいけど、捨てても良いと思うくらいがちょうど良い。
「誇らしさ」
特に誇らしいこともないけど
今まで一生懸命、不器用に生きてきたつもり
誇らしさ
もっと勉強を。 なんのための勉強だろう。
もっと運動を。 なんのための運動だろう。
自分に自信を持って。 これは親の教育でできた功績だ。
「あなたが息子で誇らしい」 「出来損ないはいらない」
そう言って貰えるように。 そう言われないように。
あの人たちの夢を僕が叶えるんだ! 俺の夢ってなんだ?
人から望まれる人になるんだ! 俺のやりたいことってなんだ?
誇らしく!誇らしく! なんて惨めな人間なんだろう
ねぇもっと! まぁいいや
僕を見て!評価して! 誰も俺を知らないし
誰よりも存在感を出すんだ! もういっそ消えてしまいたい
そうすればいよいよ! そうなればいよいよ
僕は誇らしい人生を 俺の人生に誇らしさ
歩めたことになる! なんてなかった。
「誇らしさ」
とうの昔になくなってしまった、尊厳
本日、クライアントの嶋野様訪問 息子様より、森ノ宮病院にて入院中。胆石、心臓病など、我慢ォして、下半身が壊疽になり、足を切断しなくてはならない。半年前治療西村専念。
妻の胃がん検査結果より、腫瘍が増えている。9月4日より入院
私は人生で一度だけ誇らしいと思ったことがある。
私は幼い頃から女の子らしいとは間違っても言われないような性格をしていた。
喧嘩では負けたことなかったし、スカートをはきたいとも思わなかった。
当然、周りの大人は良い顔をしなかった。
「女の子なのに」「病気じゃないの」
親でさえ私に嫌悪感を覚えていたと思う。
けど、幼なじみのそれはそれは可愛い女の子だけが私の存在を肯定してくれた。
その子と一緒にいられるならば何を言われてもよかった。
私たちは同じ中学校に入ってからもずっと仲良しだった。
私も少しは女の子らしくしてグループにも入ったりしてた。
でもその子は可愛くていろんな人からモテてたからいじめられた。
しかもいじめてた人達は私の入ってるグループの子だった。
私は逃げちゃったんだ。弱かったから。
昔は怖くなかったのに周りから何か言われるのが怖くなったんだ。
でもついに逃げ続けられなくなった。
私もその子をいじめなきゃいけなくなった。
いじめなきゃ私が次の標的だから。
ハサミを渡されてその子の前に立った。
前に立って顔を上げたらその子は昔と何も変わらない笑顔で私のこと見てたんだよ。
ビックリしちゃった。
逃げて逃げて逃げ続けたのにどうして?
なんでそんなに笑っていられるの?
って。
そしたら、こんなの私じゃないって思った。
いつから周りの目を気にするようになったの。
その子と一緒にいられれば何を言われても良いって思ったはずなのに。
気づいたらグループの子と掴み合いになってて奪われたハサミで顔に傷が付いた。
周りの大人にはまた「女の子なのに顔に傷なんて」とか言われたけど気にしない。
だってこれは意味のある負傷だから。
私は自分で変われたことを誇らしく思ってるよ。
何をしても必ず否定の言葉を吐かれる世界なら私は私を誇らしく思える生き方をするよ。
誇らしさなんて私には持ち合わせていない。他人より誇れることはなく、生きている。
誇らしさとしてあげるなら友達だろうか。こんな私でも好きだと言ってくれる人がいる。ついてきてくれる後輩がいる。
それは誇ってもいいかもしれない。
「誇れるものなどなにもない」と、感じ始めたのはいつだろうか。
私にとってそのタイミングは、新卒の就職活動まで遡る。
自己PRを考え、貴社のために、と頭を捻って自分自身の「誇れるところ」を探していた。
今になって思う。
その時に考え導き出した自分の「誇らしさ」は、正しかったのだろうか。
自分で出した答えです。と、当時はそう感じてただろうと思う。
改めて、「誇らしさ」の言葉を肌で感じてみる。
どうだろう、
いつかのワールドカップで興奮した実況者が言っていた、
「〇〇選手は、日本の誇りです!」と。
また最近では、「これが日本の誇る大谷翔平だ」と。
これを聞いて、私は感じた。
「誇らしさ」は、その人物の「能力・才能」とリンクするのではないか、と。
だから、大学3年生の当時の私にとって自己PRは、
数学よりも難問だったことは無理もない話だろう。
まだなにも成功体験をしていない、何者でもない人間だったからだ。
では、今の私はどうだろうか。
なにか、人より長けている能力や才能はあるのだろうか。
答えは、わからない。
なぜなら、「あなたはここが誇らしい」と、言ってくれる人がいるか否かが、大きく影響するからだろう。
「誇らしさ」は、自分自身で名乗るものではないのかもしれない。
誰かに言われて初めて気付くものなのかもしれない。
だから私は、
いつか誰かに、
「誇らしいね」と言われるために努力をしようと思う。
誇らしさ
誰にでも優しくて何事も優秀なあなたを、私は誇らしく思うよ
誇らしさ(2023.8.16)
「誇りをもつ」という表現は、時折、標語などの目標に対する態度に用いられたりするが、じゃあ一体どんな意味なのか、と問われた時、どう答えれば的確なのだろうか。なかなか言語化の難しい概念であるように思われる。
手頃な辞書で「誇り」という言葉を引いてみると、「誇ること、自らそれを名誉とする感情」と出た。それでは「名誉」とは、と調べてみると、「人の才能や努力の結果などに関する輝かしい評価、その光栄、ほまれ」だそうだ。つまりは、「誇り」とは「自分への評価」なのである。それが相対評価なのか、絶対評価なのかは各人によりけりであろうが、どちらにしても何らかのリスクを孕んでいるように思われる。
相対評価ならば、おそらくその「誇り」は周囲の人々に比べて自身の能力の程度が高い、という自負なのであろう。だが、下には下がいるのと同じように、上には上がいる。ある日彗星の如く現れた麒麟児に鼻っ柱をポッキリとやられて、そのまま立ち直れない…なんてこともあるかもしれない。
逆に、絶対評価ならばどうだろうか。他の何者の手出しも受けない強い精神。それを持った上での「誇り」はさぞかし美しく素晴らしいもののように思える。しかし、だ。誰の忠告も受け入れない独りよがりの「誇り」は、時に他人を傷つけてしまうことがある。何者にも揺るがされないことは、常に好ましいとは限らないのだ。
つまりは、泰然自若にして臨機応変。この一見相反する態度を持ち合わせたものだけが、誇らしさを感じることが初めて許されるのではないかと、私は思うのである。
試合終了のコールから1時間程が過ぎた。みんな殆ど帰ってしまって、視界に入るのは別の学校の選手やその応援に来ている人たちばかりだった。きっとこの後試合を控えている学校なのだろう。その表情は硬く、でも生き生きとしているようにも見えた。緊張と闘志が見え隠れしているような顔つき。頑張ってほしい、と思う。泣いても笑っても、その勝敗で次に進めるかが決まるのだから。
水飲み場のそばにあるベンチに先輩はいた。皆帰ってしまったけど、まだ彼は残っていた。肩にタオルをかけて座っている。私の場所からは後ろ姿しか見えないから、今彼がどんな顔をしているのかまでは確認できない。お疲れ様でした、と控えめに声をかけると先輩がこっちを振り向いた。目もとに涙は無かったから少し安心した。先輩は自分の座っている隣をぽんぽん叩いたので、私は黙ってそこに座る。
「負けちゃったよ」
「すごい接戦でしたね」
「まーね。でも、接戦だろうが負けは負けだからさ」
あーあ、と少し情けない声を出して先輩は足を投げ出す。こんな行儀悪いこと、普段だったらしないのに。口調もどこか稚さを纏っていた。きっと、私に気を遣わせない為にそんな真似をしている。
「お前を全国まで連れてくことができなかった」
ふっと笑って先輩が呟いた。その横顔を見ただけでこっちが泣きそうになってしまう。先輩の言う通り、さっきの試合は全国への切符を賭けた戦いだった。誰もが勝てると信じていた。ギャラリーに混じって私もそれを心から望んでいた。だけど結果は健闘及ばず黒星。夢は絶たれてしまった。
「悔しいなぁ」
わざと朗らかに喋る先輩の声がやたら耳に響いた。言葉の通り、1番悔しいのは紛れもない彼なんだ。だから私が泣くのはちょっと違う気がする。込み上げて来そうな気持ちを押し留めぐっと唇を噛んだ。
「ほんとうに、お疲れ様でした」
それだけ伝えて先輩の手をそっと握った。この手が、あの激闘を繰り広げてくれたんだ。ありがとう、お疲れ様。その気持ちを込めてぎゅっと両手で握る。
負けてしまったのは事実。だけど先輩は全力で戦ってくれた。そのことが、私にはとても嬉しくて誇らしい。
私は自信がある所はどこもない。
勉強も出来ない。
運動も出来ない。
友達も出来ない。
良い子にもなれない。
親の自慢の子にもなれない。
だけど、こんなのでも好きだとあの子はいってくれた。
人って分からないな。