『言葉はいらない、ただ・・・』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
○○PP ○Nグランプリお題:
『「言葉はいらない、ただ・・・」を使った例文を作るとしたら?』
・P.N.エヌ さんの回答:
『謝罪の言葉はいらない、ただ・・・誠意を見せてほしいんですよ』
「初手からエグいねえ」
「うーん、シンプルにこわい!」
「言ってるのはやくざ屋さんかなあ?」
「いえ、前の職場で上司が言っていた言葉です」
「100%ブラックじゃん」
・P.N.はくまいうまい さんの回答:
『言葉はいらない、ただ(・・・)と(・・・)が合えば通じ合えるから!』
「「…?」」
「……あれ、無反応?」
「いや…どういうことですか?」
「ほら、よく見て!(・・・)の部分!」
「点が3つ…だねえ?」
「そう!顔に見えてくるよね!」
「見えてきませんが?」
「えー!?ほら、カッコの中に、目、鼻、目…って並んでるように見えてくるよ!」
「う、うぅん…がん、ばれば…?」
「つまり、目と目が合えば、言葉はいらないって意味だよ!」
「自分で解説してしまいましたね」
・P.N.♡むくぴょん♡ さんの回答:
『値引きや値段交渉の言葉はいらない、ただ・・・すべてタダだ!持ってけドロボー!!』
「なんとかお題の意図から離れようと奮闘してキャラ変わってますよ」
「だってぇこういうのってぇ、想定されてる答えと真逆だったり、予想外の回答をしたくなるんだもん!」
「ただ・・・は、接続詞じゃなくて、無料って意味で使われてるんだね」
「ネタを解説されるのって恥ずかしいからやめてもらっていい?
ほら、昔『うってかわって〜』を使って例文を作りなさい、みたいなネタあったでしょお?それを参考にしたんだあ」
「うわっ懐かしい!」
「じゃあ懐かしいついでに!」
・ 貴方 さんの回答:
『
』
「さぁ回答を、どうぞ!」
【言葉はいらない、ただ・・・】
[言葉はいらない、ただ……]
言葉はいらない、ただ……
そばにいてくれたらそれだけで良かったのに
一緒に過ごすうちに
君の存在が当たり前になっていって
周りと比べて
どんどん無い物ねだりになっていった
君がしてくれたことじゃなくて
してくれないことを数えて
数えるたびにどんどんすれ違っていく
「今日は喧嘩しない」
そう決めて会いにいっても
小さなことでまたすれ違う
「こんなはずじゃなかったのに」
「本当は仲良くしたいのに」
「きっともう君は私のこと嫌いになったのかもしれない」
どんどん悪い妄想を繰り返す
心の中では
「そんなこと言っちゃダメだ」
わかっているもう1人の私が全力で止めている
ああそっか、
私はきっと君に甘えているんだ
君ならなんでも受け止めてくれる
君ならこんな最低な私でも受け入れてくれる
勝手にそんな期待をしている
そこまでわかっているなら変わろう
君のためにそして自分自身のために…
言葉はいらない、ただ・・・ …
とめどなく流れる涙が私の本音。
言葉はいらない、ただ…
久しぶりに逢うね…あの日から、どのくらい経ったのかな…
あの、暑い夏の陽射しが、容赦無く照り付けていたあの日…何時もの持ち合わせ場所の、ローターリーの噴水で、唐突に、さよならを云われれて…まだ幼かった私には、理解出来ない話をされて…
そして今、お互いに、見違える様な姿で、向かい合っている…言葉なんていらない…ただ、抱き合うだけで…
言葉はいらない、ただ、
一緒にいれればそれで良かったんだ、
「どちらからともなく手を繋いだのは」
手を繋ぐなんて、小学生の時以来だ。
二十歳をとうに過ぎた、ブラックフォーマル姿の女性ふたり。
駅のホームのベンチに一時間半座ったまま。
「何年か前、あの子のお母さんが具合悪かったとき、相談してくれなかったこと、さみしかった……」
「うん……」
「あの子、いつも、いつも、自分のことは、二の次だった……」
「うん……」
「気付いて、あげられなかった……」
「うん……」
「ひとりで、あんな病気と闘ってたなんて……」
「うん……」
ぽつり、ぽつりとこぼす呟きに、相槌を打つことしか出来ない。
何か言ってしまったら、そのまま泣き崩れてしまう気がする。
ごめんね。知ってたんだ、本当は。
だけど、私には何も出来なかった。
そんなの、知らなかったことよりも、この気持ちを持っていく場所に困る。
このまま時間を止めてほしい。
立ち上がることが出来ないまま、終電の時間が近づいている。
どちらからともなく手を繋いだのは、あの子と過ごした時間を、その存在を、知っているふたりだから、この痛みも寂しさも辛さも共有できるような気がしたのかもしれない。
────言葉はいらない、ただ……
言葉はいらない、ただ
そばにいて欲しいと思うのはわがままだろうか?会話をすることも楽しいけれど、ずっと静かでも良い。
そして、話したい時に話しかけるし、相手もそうであって欲しい。
でも、どんな関係になっても自分を話すためには、相手を知るためには言葉が必要だと思った。
言葉はいらない、ただ興味を持っての言葉は必要。
もし僕がリビングで寝ていたら、ブランケットだけかけてできるだけ音が出ない家事をしてくれる。いつもはおしゃべりのくせに、こういうときだけかっこいい。
/言葉はいらない、ただ・・・
言葉はいらない、ただ・・・
「愛してるよ。」
「大好きだよ。」
「俺にはきみが必要だ。」
「きみの幸せが俺の幸せだよ。」
貴方のいない世界でどう生きていけばいい?
「幸せに生きてね。俺の分まで。」
愛が伝わってくる貴方の言葉が好きだった。
でも、今はその言葉達が憎い。
つらくなるだけだから。
言葉なんかいらない。
ただ、貴方に側にいて欲しかっただけ。
言葉はいらない、ただ、、、
会いたい
手を握りたい
抱きしめてほしい
嬉しくて嬉しくて涙を流してしまったら
優しくぬぐってほしい
そして
笑ってほしい
言葉はいらない、ただ………
この後の言葉って何だっけ?
そう考えながら夕日を眺めていると隣からすすり泣く声が聞こえた。
私の友人だ。
失恋したらしく、彼女は深い悲しみにとらわれていた。目の周りが赤く腫れていて、それを物語っている。
こんなに大切に思っている彼女を振るなんて相手は見る目が無いなと怒り半分、こんなに思ってくれる人がいてその人は羨ましいなという気持ちがあった。
私は失恋の経験が何度もあるが、告られたことは一度もない。実に悲しいことだ。
隣で泣く友の悲しみは痛い程良く分かる。
「辛いよね」「よく分かるよ」
だけど今はそんな言葉はいらない。かわりに、
「大丈夫、私はここにいるよ」と私は友の頭を優しく撫でた。
励ましも必要であるけど、今は言葉よりも寄り添うことが大事だと思ったからだ。
急に頭を撫でられびくりとした友だが、強ばった表情が緩みだし、また大粒の涙を流した。
大丈夫。涙は心のシャワーだ、充分に洗い流してその後は一緒に美味しい物でも食べに行こう。
そう思いながら私はまた友の頭を撫でた。
【言葉はいらない、ただ・・・】
言葉では伝わらない
言葉では伝えられない
言葉はいらない
ただ手をつなぐだけで
伝わる想いがある
─── 言葉はいらない、ただ・・・ ───
曖昧なものはいらない
必要なのは本心だけ
恋することが罪だとか
愛することが罰だとか
考えたって無駄
ただ黙って私を見つめて
誰よりも激しく
熱い唇を重ねてくれたら
それだけで十分
特別な愛なんていらないから
中学校に入って初めての中間テストが終わってから私は不登校になった。
色々積み重なって、我慢しすぎて心が壊れたのだ。
そもそも中間テストが始まる前からおかしかったのだ。家を出る前から手足の震え、動悸、嘔吐き。
中間テストが終わる頃には不眠にもなっていた。
先生がよく心配してくれていたが、ジロジロこちらを見ていた周りの生徒には寝てないアピのように映っていたかもしれない。
それからも遅れていったり、頑張って行ったがやっぱりダメだった。よく早退をした。最初のうちは、家を出てしまえば何ともなかったのに、最終的には学校の階段を登るときも何度も嘔吐いて脇腹が痛かった。
今思えばあれは拒否反応だったのだろう。
もう無理だと体までが悲鳴をあげていたのだろう。
最終的には不登校になったのだが、その頃の私は休むことが出来なかった。
学校に行かなければ、お父さん、おばあちゃん、お姉ちゃんみんなに責め立てられて暴言を吐かれる。酷い時には叩かれた。だから、頑張って早退したとしても行くだけ行っていたのだ。
だが、ある日急に私の中の糸が切れたのだ。
(もうどうでもいいや)そう思った。
それ以外なんの感情も湧かなかった。
電話がかかってきたり帰ってきてから怒られたりしたがもう泣くこともなかった。言い返すこともなかった。ただ、寝たきりでボッーとしていた。
本当に「無」という感じだ。
そこから私は毎日寝たきり生活が始まった。
もう動く気力もなかったのだ。
ご飯もお風呂もトイレも全て何もしない。
するとしてもみんなが寝静まった深夜、動けるようになれば夜ご飯だけ食べお風呂に入る。
毎日寝たきり生活だ。
だが、こんな私を見てもなお家族は、お説教と感情の押しつけ、愚痴、叩く、怒鳴る、暴言を吐く。
おばあちゃんに朝から昼過ぎまでお説教と感情の押しつけ、愚痴、夕方からはお姉ちゃんからの暴言と暴力、夜からはお父さんの怒鳴りと暴力。
もちろん苦しかった。
ただでさえ消えてしまいたいほどボロボロだったのだ。そこに追い打ちをかけるかのようにかけられる言葉の刃、暴力。
だが、話す気力も動く気力もない。逃げる場所もない。私には何も無いのだ。
家族から寄り添うことも病院へ行こうの言葉も何も無かったのだ。
不登校になって半年くらいだろうか、私はましな時には話してご飯を食べることができるくらいには回復していた。元気な時は朝ごはんだけ食べていた。
その時おばあちゃんに言ったのだ。「病院に連れて行って欲しい」と。
だが、「そんなところ行ったら余計におかしくなるわ」と拒否られた。
だけど1人では耐えられなかったのだ。こんな家でこんな心身で中学生なりたての私が耐えられるわけが無いのだ。
この頃、スクールカウンセリングには行っていたのだが、しんどく行けなかったら次に行った時「色んな人が予約待ちしてるんです。」と怒られたり、話していれば私には過去のトラウマとか色々多いのだが、「まぁ小さいトラウマが多いだけですね。」みたいなことを言われたりして傷つきなんかもう余計にしんどくなった。
個人的な考えだが、人によって傷つくことも傷つく大きさも違うと私は思うのだ。それを傷ついた人の前で「それくらいの事」みたいな感じで話すのは良くないことだと私は思うのだ。まして、カウンセラーがそんな事を言っていいのかと耳を疑った。
小さかったとて、トラウマになるレベルのことがある時点で些細なことではないと思うのだ。
話が脱線したが、何度も頼みようやく連れて行って貰えた、そこで何度か診察をして重度のうつ病だと言われた。
そこから少し薬を出され、治療が始まるはずだったのにお父さんがおばあちゃんを毛嫌いしており、嫌がり「俺が連れていく」と言ってお父さんに連れていってもらうことになったのだが、数回行ってから連れて行って貰えなくなった。そこから私は今も尚病院へは行けていない。言っても忙しいと言われ連れて行って貰えなくなったのだ。
今はご飯もお風呂も歩くことも学校へ行くこともできているが、起立性調節障害だとか色々なっていて学校へ行く時にも時折、手足の震え、動悸がしたりする時がある。
家族関係もこじれてしまった。と言うより、本性を知ってしまってあまり関わりたくなくなったのだ。向こうは何も無かったかのように接して来るが、私の心の中は恨みと悲しみでいっぱいだ。きっと私の苦しみも知りもしないのだろう、何度もエネルギーを使い伝えた今はこういう状態なんだよって言葉も「こういうことはやめて」という私の言葉も全てひとつも今も尚分かり合えていない。きっとこの先もわかってなんてくれないだろう。
だが何とか暮らしている。
まだあの頃よりかは幸せだと思っている。
歩くことが出来て話すこともこうやってここに書き込むことも出来るのだ。とても幸せだと思っている。
だが、今も尚 傷ついている。
本音を言えば、
言葉はいらないと言ったら嘘になるが、言葉はいらない、ただ・・・ちゃんと私を見て向き合って欲しかった
言葉はいらない、ただ・・・寄り添って欲しかった
言葉はいらない、ただ・・・私の周りの家族のように温かい家庭が欲しかった。
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※またまた長文になりました…。
もしもここまで読んでくださった方々がいらっしゃれば読んでくださりありがとうございます。
読んでくださっている方々がいらっしゃるか分からないけれどこんな未熟者の私ですが、よく家族から言われるのです。「赤の他人なんて誰も助けてくれない。助けてくれるのは最終的には家族なのだから」と、でも私は読んでいただければわかる通り家族から助けて貰ったとは言えないのです。家族だろうとなんだろうと私はみんな他人だと思っています。
皆様、自分第一で考えてくださいね。
心も体も1度壊れると本当に壊れやすくなるのです。身をもって体験した私が言います…w
心身共に皆様が健康でありますように。
今日もお疲れ様でした。自分を労わってあげてください。おやすみなさい。
言葉は要らない、ただずっと傍に居てくれるだけで私は幸せなの
あの人は嘘つきだ。
言葉はいらないなんて、一人でいたいなんて、思ってもないくせに。
ただ一言、「そばにいて」と言ってくれたなら、私はあなたを手放したりしないのに。
言葉はいらない
あなたが帰り際 私を一瞬見届ける
その時を見計らって私も見つめ返す
この空間を得るために 1日待つんだ
【言葉はいらない、ただ・・・】
膝から崩れ落ちたあなたを私は見下ろす
恨みつらみはあるけれど
言葉はいらない、ただ・・・
消えてくれ
この世界から
僕達の間に言葉はいらない…。
そう言えたなら、格好が付くのに。
君の心が知りたくて。
僕の事を知って欲しくて。
僕は、君と沢山の言葉を交わし合う。
君と僕との間にある共通点を一つ見つける度に、
心は花が咲く。
今や僕の心は花畑だ。
綺麗な花を集めて、花束を作ろう。
君という存在の奇跡に感謝する為に。
君に花束を贈ろう。
僕達の間に言葉はいらない、ただ…
この花束を君に
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言葉はいらない、ただ…
肝心の言葉を隠すと、物語は複数のルートが現れ、それぞれ姿を変える。
言葉を重ねなければ、真実には辿り着かない。
それでも尚、言葉はいらないのだろうか。
「言葉はいらない、ただ…」
言葉はいらない、ただ見ていたい。
テレビの中の貴方。
昔の街並みを歩く貴方は白黒でしかないけれど、貴方の美しさを映すには十分すぎるくらいで。
いつまでも見ていたかった。
言葉にしたら、貴方が軽くなってしまう気がして。
ただ、見ていたかった。