mia

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中学校に入って初めての中間テストが終わってから私は不登校になった。
色々積み重なって、我慢しすぎて心が壊れたのだ。
そもそも中間テストが始まる前からおかしかったのだ。家を出る前から手足の震え、動悸、嘔吐き。
中間テストが終わる頃には不眠にもなっていた。
先生がよく心配してくれていたが、ジロジロこちらを見ていた周りの生徒には寝てないアピのように映っていたかもしれない。
それからも遅れていったり、頑張って行ったがやっぱりダメだった。よく早退をした。最初のうちは、家を出てしまえば何ともなかったのに、最終的には学校の階段を登るときも何度も嘔吐いて脇腹が痛かった。
今思えばあれは拒否反応だったのだろう。
もう無理だと体までが悲鳴をあげていたのだろう。

最終的には不登校になったのだが、その頃の私は休むことが出来なかった。
学校に行かなければ、お父さん、おばあちゃん、お姉ちゃんみんなに責め立てられて暴言を吐かれる。酷い時には叩かれた。だから、頑張って早退したとしても行くだけ行っていたのだ。
だが、ある日急に私の中の糸が切れたのだ。
(もうどうでもいいや)そう思った。
それ以外なんの感情も湧かなかった。
電話がかかってきたり帰ってきてから怒られたりしたがもう泣くこともなかった。言い返すこともなかった。ただ、寝たきりでボッーとしていた。
本当に「無」という感じだ。
そこから私は毎日寝たきり生活が始まった。
もう動く気力もなかったのだ。
ご飯もお風呂もトイレも全て何もしない。
するとしてもみんなが寝静まった深夜、動けるようになれば夜ご飯だけ食べお風呂に入る。
毎日寝たきり生活だ。
だが、こんな私を見てもなお家族は、お説教と感情の押しつけ、愚痴、叩く、怒鳴る、暴言を吐く。
おばあちゃんに朝から昼過ぎまでお説教と感情の押しつけ、愚痴、夕方からはお姉ちゃんからの暴言と暴力、夜からはお父さんの怒鳴りと暴力。
もちろん苦しかった。
ただでさえ消えてしまいたいほどボロボロだったのだ。そこに追い打ちをかけるかのようにかけられる言葉の刃、暴力。
だが、話す気力も動く気力もない。逃げる場所もない。私には何も無いのだ。
家族から寄り添うことも病院へ行こうの言葉も何も無かったのだ。

不登校になって半年くらいだろうか、私はましな時には話してご飯を食べることができるくらいには回復していた。元気な時は朝ごはんだけ食べていた。
その時おばあちゃんに言ったのだ。「病院に連れて行って欲しい」と。
だが、「そんなところ行ったら余計におかしくなるわ」と拒否られた。
だけど1人では耐えられなかったのだ。こんな家でこんな心身で中学生なりたての私が耐えられるわけが無いのだ。
この頃、スクールカウンセリングには行っていたのだが、しんどく行けなかったら次に行った時「色んな人が予約待ちしてるんです。」と怒られたり、話していれば私には過去のトラウマとか色々多いのだが、「まぁ小さいトラウマが多いだけですね。」みたいなことを言われたりして傷つきなんかもう余計にしんどくなった。
個人的な考えだが、人によって傷つくことも傷つく大きさも違うと私は思うのだ。それを傷ついた人の前で「それくらいの事」みたいな感じで話すのは良くないことだと私は思うのだ。まして、カウンセラーがそんな事を言っていいのかと耳を疑った。
小さかったとて、トラウマになるレベルのことがある時点で些細なことではないと思うのだ。
話が脱線したが、何度も頼みようやく連れて行って貰えた、そこで何度か診察をして重度のうつ病だと言われた。
そこから少し薬を出され、治療が始まるはずだったのにお父さんがおばあちゃんを毛嫌いしており、嫌がり「俺が連れていく」と言ってお父さんに連れていってもらうことになったのだが、数回行ってから連れて行って貰えなくなった。そこから私は今も尚病院へは行けていない。言っても忙しいと言われ連れて行って貰えなくなったのだ。
今はご飯もお風呂も歩くことも学校へ行くこともできているが、起立性調節障害だとか色々なっていて学校へ行く時にも時折、手足の震え、動悸がしたりする時がある。
家族関係もこじれてしまった。と言うより、本性を知ってしまってあまり関わりたくなくなったのだ。向こうは何も無かったかのように接して来るが、私の心の中は恨みと悲しみでいっぱいだ。きっと私の苦しみも知りもしないのだろう、何度もエネルギーを使い伝えた今はこういう状態なんだよって言葉も「こういうことはやめて」という私の言葉も全てひとつも今も尚分かり合えていない。きっとこの先もわかってなんてくれないだろう。
だが何とか暮らしている。
まだあの頃よりかは幸せだと思っている。
歩くことが出来て話すこともこうやってここに書き込むことも出来るのだ。とても幸せだと思っている。
だが、今も尚 傷ついている。
本音を言えば、
言葉はいらないと言ったら嘘になるが、言葉はいらない、ただ・・・ちゃんと私を見て向き合って欲しかった
言葉はいらない、ただ・・・寄り添って欲しかった
言葉はいらない、ただ・・・私の周りの家族のように温かい家庭が欲しかった。

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※またまた長文になりました…。
もしもここまで読んでくださった方々がいらっしゃれば読んでくださりありがとうございます。
読んでくださっている方々がいらっしゃるか分からないけれどこんな未熟者の私ですが、よく家族から言われるのです。「赤の他人なんて誰も助けてくれない。助けてくれるのは最終的には家族なのだから」と、でも私は読んでいただければわかる通り家族から助けて貰ったとは言えないのです。家族だろうとなんだろうと私はみんな他人だと思っています。
皆様、自分第一で考えてくださいね。
心も体も1度壊れると本当に壊れやすくなるのです。身をもって体験した私が言います…w
心身共に皆様が健康でありますように。
今日もお疲れ様でした。自分を労わってあげてください。おやすみなさい。

8/29/2024, 2:30:25 PM