『言葉はいらない、ただ・・・』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
言葉はいらない、ただ・・・
ただ、愛が欲しいんだ――
『言葉はいらない、ただ・・・』
(このテーマ小説書くしかないので書きますもう!!)
夏休み明け、受験生の私たちはまずこう言われる。
「ここからはあっという間だからね。気を抜くなよ」
わかりきったことだ。もう聞き飽きた。気を抜いていたら、こんな辛い思いを今しているはずがないだろ。先生に怒鳴りつけてやりたいくらい__いや、大声で泣き出したいくらい__いや、何もできない。ただただ、耐える。それだけでいい。そうすることで、私の将来が明るければいい。この辛い思いも、いつかきれいな花を咲かせる肥料になるなら、喜んで受け入れよう。
「俺さぁ、昨日勉強できなすぎて萎えて泣いちゃってさ」
私の隣で勉強する友は言う。彼は頭がいい。勉強なんてしなくとも、その人間性で生きていけるだろうと思う。ただ、この人に負けるのは私のプライドが許さなかった。故に、私は彼に張り合うように言葉を紡ぐことを、もはや習慣としていた。
「私昨日13時間ね」
「お前さあ!!」
「勉強すりゃいいじゃんねぇ」
友の悔しそうな顔、それでいて少し緩んだ、その微笑み。私は、彼の笑顔が大好きだった。
今日もひとり、駅までの道を歩く。前までは、例の友とよく歩きながら帰った。今は、私と彼が違う場所で勉強しているせいで会えず、そのまま1人で帰ることが多い。なんだか、寂しい。隣にあった温もりがない。今は暑苦しいからいいけれど、受験本番の時期、もしここに温もりが残っていたら、私はその温もりに頼りすぎて、外に出られなくなってしまう。凍えてしまうからだ。
私がほしいのは、隣の温もりだ。言葉はいらない、ただ……ただ、「あなた」が隣にいてほしいだけだ。
そんなことを考えながら道を歩いていると、不意に誰かに肩を叩かれた。勢いよく振り返ると、子供っぽく笑った彼がいた。ただ、微笑むだけの彼がいた。
同情するなら、金をくれ!的な??
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文字も集まったら言葉よね…
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否、言わせたい、書かせたいことは
分からない訳では無いけれど
なんか素直に書きたくない…
…なんて、この気持ち
誰か汲み取ってくれないかしら?
(遠い目)
(言葉はいらない、ただ・・・)
言葉はいらない、ただ
音楽に言葉はいらない、ただ「魂の共鳴がある」だけだ。
言葉はいらない、ただ・・・
トイレットペーパー取って来てくれない?
言葉はいらない、ただ・・・
言葉はいらない、ただ・・・
この手の温もりがちゃんと貴方に
伝わっています様に・・・
貴方の手を握りそれだけをただ願う・・・
言葉はいらない、
ただ・・・できるだけ同じ空間に居たいだけ。
今日も、顔が見れてしあわせ。
声が聞けてしあわせ。
言葉はいらない、
ただ・・・一緒に居たいだけ。
言葉はいらない、、、。
ただ、、さ、君に笑っていて欲しいだけなんだよ。
ボロボロになってあなたの方が辛いはずなのに、
まるで何も無かったかのように振舞って。
不器用な笑顔で私を心配させまいとして
大丈夫だった?貴方は私にそう聞いた。
「無事よ、馬鹿、、本当に、、、良かった、、」
溢れだしてくる涙で貴方のことが見えなくなってしまって袖で涙を拭ってもまた見えなくなって。
それがまた悔しくて、、、。
「貴方って、、大事なこと私に言ってくれないよねでも、でもね、わかるの言葉がなくても会えなくても、貴方はきっと私の事思ってくれてるって。」
言葉はいらない、ただ…
言葉はいらない、ただ目の前に広がる景色の美しさを共有できればいい。
日々家
#言葉はいらない。ただ……
「好き」
「愛してる」
「世界で一番だよ」
「君以外何もいらない」
嬉しい。嬉しいけど、どこか薄っぺらくて。
「私以外にも言っているんでしょ?」
なんて聞く勇気もなくて。
貴方の言葉を真っ直ぐ信じられるだけの自信もなくて。
「じゃ、今日の帰りは遅くなるから」
そう言って当然のように家を二日開ける。ホワイト企業だから泊まることはほとんどないはずなのに。
スーツから香る甘い香水も、ハートマークのついたLINEも。何かの間違いだったらよかった。私への愛情が戻ってくれたらよかった。
愛を囁く言葉なんていらない。ただ、昔のように手を繋いだり、抱きしめたりしてほしい。
そんな夢も、浮気相手にも、もう、かなわないだろうけど。
(言葉はいらない、ただ・・・)🦜
あのね。
僕の、未来・・・・は、
・辛い事。・悲しい事。
・うれしい事。
・予測不能な事。
(いろんな出来事が起こる。)
《でもね。》
「僕には、
優しいの言葉や
慰めの言葉は
いらない・・・。」🦜
✣僕は。自分で、
考え、失敗しながら
ただ・・・。
・困難を
乗り越えて
大人になって、
行くんだ。🦜
『言葉はいらない、ただ・・・』
言葉はいらない、ただ・・・。
あなたとの思い出をください。
いつかあなたの隣にいられなくなっても、それだけで生きていけるような。そんな記憶を私にください。
【言葉はいらない、ただ・・・】
◀◀【向かい合わせ】からの続きです◀◀
二人がのどかな川辺の光景に心和ませ、どちらからともなく会話を再開させようとしたときだった。店内に流れていた軽快なBGMの音量が絞られていき、やがて途絶えたかと思うと代わって新たな曲がしめやかに流れ出てきた。前と比べるとシックな曲調でほろ苦くも甘いスムースジャズ。大人の夜に合うナンバーである。壁の時計を確認すると15時を少しまわったころ。ちょっと早いんじゃないかなと思いつつもアランはさして気にせず、何気なくエルンストへ顔を向けると彼は血相を変えて立ち上がっていた。
「あの、……アラン、飲み物がまだ来ませんね。早く持ってきてもらうよう言ってきます、すぐ戻りますので……失礼します」
「 ―― うん、待ってるよ」
笑顔で送り出すと一目散に店の奥へ走って行った。また問題発生のようだな ―― ひとりクスクス笑いながらアランは川辺の眺めに目を戻し、のんびりとエルンストの帰りを待つことにした。
「伯母さん、誤解しているようだから言っておくけど」
エルンストが厨房に入ると伯母がワイングラスとミネラルウォーター、カトラリーバスケットを銀のトレンチにセットし終えたところであった。
「ちょうどいいところに来てくれたじゃない、すぐに前菜も用意するから待ってて、こんな時間だから人手が足りなくて」
と言いながら忙しく立ち働いてくれていた。そんな彼女の姿に一瞬絆されそうになったが、隅に設置してあるステレオの棚を覗うと、「言葉はいらない、ただ・・・」と銘打ったロマンティックBGM集なるCDジャケットが目立って置いてあるのが見え、彼女の勘違いを正すために強い意志でもってエルンストは伯母に物申した。
「いきなりおかしなBGMに代えただろう。僕たちはそんな仲じゃない、言ったじゃないか、彼は偶然助けてくれた大恩人だって。それだけの関係なんだから、もう変なことしないでよ」
伯母からのあれ取って、これこうして、という指示に手際良く従いつつもエルンストはそう言い切った。すると伯母は意外な面持ちで完成させた二人分の前菜を一緒のトレンチに据え置いて反論する。
「だってエル、あのイケメン、あのアラン・ジュノーは、あんたがずっと話してた想い人のあのアランなんでしょう?偶然出くわしたなんて下手な言い訳しなくて良いのに、あんたってホントに……」
「いや、だから偶然出会ったのは本当なんだよ!それに……たしかに、あのアラン・ジュノーだけど、彼は僕の憧れの、尊敬する、理想の人であって、想い人じゃあない!!!伯母さんの勘違いで彼に不愉快な思いはさせたくないんだ、頼むよ!!」
ケラケラ笑っていなそうとする彼女をさえぎり、真っ赤になってエルンストは抗議した。そんな甥の必死な様子に伯母は肩をすくめてため息一つつき、
「 ―― 分ったわよ。とにかく初めてのご来店なんだし、そういうことにしといてあげる」
と、完成した前菜セットを乗っけたトレンチとワインの入ったバスケットを有無を言わさずエルンストに押しつけた。
「ほら早く、あんたがお運びしなさい。得意でしょ。彼にイイところ見せるのよ」
……全然分かってないな……相変わらず訳知り顔の人の悪い笑みで伯母に厨房から追い出され、押しつけられた一式を手に、エルンストも諦めのため息を一つついてアランの待つ席へと戻って行った。
▶▶またどこかのお題へ続く予定です▶▶
沖縄の想い
言葉はいらない。
ただ僕は
綺麗な海を
これからもずっと
守っていきたい。
「誰かいますかー」
どこまで続いているのかわからない暗闇に向かって僕は声を投げた。
ぼおおぉぉん。暗闇の中で反響した僕の声が響く。
ああ、本当に僕ひとりなのか…。
暗闇が孤独と不安を僕に押し付けてくる。
それに反発するように僕は足を前に進めていく。
暗闇はますます濃くなっていく。そろそろ自分すら見えなくなってしまいそうだ。
それでも歩みを止めない。立ち止まればもっと辛くなるのは目に見えていた。
そんな時…
ぼおおぉぉん。
音が響く。なんの音だったものだろう。
孤独をまた押し付けられたとき心が保てるように、どーせ、と僕は希望を押し殺す。
風が響いてるだけだろう。
僕のさっきの声がどこかから跳ね返って帰ってきただけだろう。
どこか岩が崩れでもしたのだろう。
そんな考えとは裏腹に歩みは速くなっていく。
希望を押し殺す理由が思いつかなくなる頃にはもう我慢できなくなっていた。
「おーい!!だれか!!」
出し方など忘れていた大声が喉からはい出てくる。
ぼおおぉぉおおん。
いままでより大きな音が響く。
その先にあるのは…
言葉はいらない、ただ…
言葉はいらない、ただ…愛し合おうか
君はそうとてもいいひと
でも今日は受け流さずに心を見せて
珈琲の香とようこその微笑みが
嬉し指定席専用パス
♯言葉はいらない、ただ…
言葉はいらない。
ただ…
同じ風に吹かれ、
同じ景色を
見ていたいだけ…。
言葉はいらない、ただ・・・
いつもベッドの上にちょこんと居るのは、動物のぬいぐるみ。
ずっと一緒に過ごしてるぬいぐるみ。
一方的に語りかける事もなく、
人形遊びのように動かすのでもなく、
ただ、ぎゅーっと抱きしめるだけ。
今日あった嫌なことも、モヤモヤした気持ちも、
ストレスも、ぜーんぶ受け止めてくれる。
一言も発さない、環境音だけが耳を通る空間で、
今日もひたすら癒されて、
『今日も1日頑張った』
と、思いながら。
抱きしめてるふわふわな辺りが
ゆっくりとあたたかくなっていくのを
のんびりと感じながら。
42日目
言葉は要らなかった
ただこの感情に浸りたかった
いや、言葉にするのがはばかられたのだ
美しい物語を見た、感動した
言葉を与えようとすればそれまでだ
どんなカタルシスも感情も
言葉にすればちっぽけなものになってしまう
あぁどうして言葉はこんなにも不自由なのだろう