言葉はいらない、ただ・・・』の作文集

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言葉はいらない、ただ・・・』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/29/2023, 4:14:58 PM

【ことばはいらない、ただ・・・】

 シュンとは、そういう関係になった。まぁ、男同士つるんで、そんなにお喋りするもんでもない。

 レイは心の中で呟いた。そうは言っても、今日のレイはどう見ても女の子だ。太ももに大きくダメージの入った太いジーンズに、へそがのぞくキャミソール、その上からゆったりしたかぎ針編みのニットを着ている。骨格診断のことはよく分からないが、女性のナチュラルタイプとかが着てそうな服はまだいける。もちろんムダ毛は全部処理しているし、そこらへんの女の人よりボディケアには余念がない。

 「俺が急に行っても、驚かれないか?」

 珍しく、シュンが緊張しているようだ。

 モデルになってくれるようお願いしてから、その話とは関係なく、何度か会って分かったことがある。シュンは見た目こそ不良みたいな風貌をしているが、実際にはちょっと天然が入っている。

 初めてバイトの応募の電話を掛けた時には、居酒屋にかけて「未成年はトラブル防止のため」と断られたらしい。しかもそれであきらめずさらに2件別の居酒屋に掛けて同じ理由で断られている。4件目にしてやっと、21時までという条件で面接を受け、採用され、今はそこで働いている。
 「なんで居酒屋にこだわるの?高校生なら、ファーストフードとかコンビニとか、他にもあるでしょ。」
 といつものカフェの店長に聞かれて、
 「いや、なんか俺、居酒屋にいそうでしょ」
 とシュンは言い放った。
 
 睨んだだけで泣く子も黙るような見た目なのに、どこかズレている。それが、レイの受けた印象だった。大方、その見た目のせいで損してきてるんだろう。

 「うちの家族、あんまり家にいないから」

 レイは答えた。半分は嘘だ。母親はいつも家にいるし、部屋に引きこもってる妹もいつも家にいる。家にいないのは父親だけだが、妹は部屋から出てこないのだから、いないようなもんだろう。

 「そっか・・・」
 
 シュンはしきりに手汗をズボンで拭いている。

 (あんまり友達の家に行ったことないんだろうな。)

 「ま、入って。」

 レイは玄関を開けてシュンを招き入れた。

 まさか、そんなすぐに、あんなことが起こるなんて思ってなかった。

 いったいどういう巡りあわせだろう。

 ガシャン

 玄関から入り、そのまま一緒に階段を昇ろうとしているシュンの姿を見て、母が片付けようとして手に持っていた食器を床に落とした音だった。

 その音にシュンが振り向き、母と対峙した。

 「お母さん・・・?」

 「シュン・・・?」

 その後に待っていたのは、地獄だ。結局シュンは「悪い。今日は帰る。」と言って出て行った。母はうろたえて泣くばかりだ。

 母に前の夫がいることや、その人との間に子供がいることも、聞いていた。だから、その場ですぐに、状況は察した。

 ことばはいらない、ただ・・・

 (弁明はいるだろう、よ)

 レイは昇りかけた階段の途中から、ただひたすらうなだれる母を見下ろすしかなかった。

8/29/2023, 4:12:31 PM

〜言葉はいらない、ただ…〜

あなた達のために
手間暇かけて作った料理

なのにさっきから黙々と食べるだけ

ほんと作り甲斐がない

食器の上に残った料理を見ると傷つくわ

パートから帰ってすぐ
献立を考える苦労も
作った料理を自ら処理する虚しさも
分からないでしょうね

           さっきからピリピリしているけど
           何か怒っているのか?

           聞いたら噛みつきそうだし…

           毎日仕事で疲れてるってのに
           誰も労ってくれない
           
           金を稼ぐのは当たり前か?
           
           俺がどれだけ頭を下げ
           嫌なことも耐え忍んで働いてるか
           分からないだろ

       家の手伝いもしてるのに
       ガミガミ小言ばっかり

       学生が気楽みたいに思ってるけど
       すごく疲れるんだから
       ちょっとのことは大目に見てよ

       ママもパパも学生時代を経験してるのに
       どれだけ疲れるか忘れちゃったの?

       どうせ私の気持ちなんて
       分かろうともしてくれないでしょ

  あれれ?
  
  皆んなどうしたの?

  さっきから怖い顔してる

  僕がクルッと一回りすれば
  笑ってくれるかな?
  
  ワンッて鳴いたら
  振り向いてくれるかな?

  あっ、皆んなこっち向いて
  笑顔になった!

  ママの優しい声も
  
  パパの大きくて暖かい手も

  君の楽しげな笑い声も

  大好きだから僕頑張るよ

  僕、みんなが居てくれて
  すごく幸せなんだ

8/29/2023, 4:04:20 PM

言葉はいらない、ただ……


なんていう言葉を使っても、どうしようもなくあなたに応えて欲しかった

8/29/2023, 3:59:52 PM

夜明け前のキッチンで歌おう

海岸に座って海を見よう

なんとなく隣町まで行こう

なんでもない日にワインを飲もう

たまには好きなものだけ食べよう

乾燥機を待つ間に本を読もう

素敵な日の終わりにお花を買おう

世界はこんなにも広いのにちっとも丸くないねって笑おう

-言葉はいらない、ただ、-

8/29/2023, 3:55:05 PM

言葉はいらない、ただ行動で示すのみ。

言葉はいらない、ただ抱き締めるだけで安心できる。

言葉はいらない、ただその笑顔をたまに見れるだけで毎日がガンバレルのだ!



b)
言葉はいらない、繰り返される今日が何度そのセリフをリピートしたことか。
ただ普通に明日が来て欲しいだけなのに。

8/29/2023, 3:52:34 PM

『無言電話』
ハートのクッキー喉に詰まらせ 押し黙るただ押し黙る 電話なので 沈黙は永く感じる 暗闇続くトンネルか はたまた雲雀の瞬きか 話すことは重要なのか
そもそも必要なことなのか

8/29/2023, 3:46:40 PM

言葉はいらない、ただ…

何も言ってくれなくていいよ。

ただ、ぎゅってら抱きしめてくれれば、それだけでいいんだけどな、

それだけが欲しいんだけどな。

8/29/2023, 3:43:39 PM

言葉はいらない、ただ・・・そこにいるだけ
存在するだけで、人を救える人がいる

救おうとしても
どんなに救いたいと願っても
救えない人もあるのに

救いたい人は救えないまま
今日も誰かを 救う人がいる

8/29/2023, 3:42:31 PM

手を握っていて欲しい。

たしかな温かさがあれば、
きっと顔を上げられると思うから。



『言葉はいらない、ただ…』

8/29/2023, 3:36:19 PM

抱きしめて側にいて。
甘えさせてほしい。
上手く言葉に出せないから、どうか貴方から聞き出してほしいな。

8/29/2023, 3:35:30 PM

【言葉はいらない、ただ…】

「お前ら双子みたいだな」
昔と言っても数ヶ月前のこと。
仲間に言われた。
俺らは革命軍として今の腐った国を滅ぼそうとしている。俺はその軍の幹部。偉いんだぜ?
ま、俺には相棒がいるんだよ。
そいつと歩いている時に仲間に言われたんだよ。
双子か〜。まぁ嬉しいな。だって心が通じあってるいって意味があるだろ?やったぜ。

そんな相棒は今俺を無視している。
理由?わかんないよ。

なぁ相棒。仲間は俺らのこと双子だっていってたけど俺はお前のこともう1人の俺だと思っているよ。つまり俺の魂の1部。詳しく言うと。
お前がいなきゃ俺はなんも出来ないんだ。

言葉はいらない。無視してくれていい。だけど









隣に立っていてくれ。

8/29/2023, 3:34:28 PM

𝒩𝑜.1

言葉はいらない、ただ傍に居られたら良い。

そんな都合のいい事を彼の前で強がって言ったけれど、本音を言えば不安で堪らない。

本当に愛されてるのか、私は貴方の何なのか。

けれど言葉にしたところで、不安が消える事は無いのだろうと心の片隅では分かっているのだ。

やはり、言葉はいらない、ただ…


_言葉はいらない、ただ…_

8/29/2023, 3:30:46 PM

僕達の間に言葉なんかいらない。なぜならそんなものがなくたって心が通じあっているから。
愛し合っている者同士なら、わざわざ言葉にして伝えなくてもいいと思っていた。

ならなぜ人間には口がついているのだろう。
毎日君の笑顔を思い出す、思えば君は心の底から笑えていたのかな?
あの時、何も言わずに抱きしめていれば、そっと手を握ってあげていれば、未来は何か変わっていたのだろうか。未だに何が正解だったのかわからないんだ。

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私達の間に言葉なんかいらない。そんなものがなくたって心が通じあっているから。
愛し合っている者同士だから、きっと大丈夫だと思ってた。

日に日に募る不安を口にしたらあなたが離れていってしまう気がしたから、どんなときも笑顔でいた。決して悟られてはいけない。あなたの好きな私でいたい。
でもほんとは気づいてほしかった。何も言わずに抱きしめてほしかった。安心したかった。
最後くらいあなたの体温を感じていたかった。

8/29/2023, 3:30:27 PM

【言葉はいらない、ただ…】


私が泣いていると
あなたは

その長い腕で
優しく抱きしめてくれた

でも優しくされるたびに
余計に私の心が小さくなっていった

あの頃の私は
何もかも未熟で
気に入らないことがあると
あなたに尖った言葉で傷つけた

大人びていたあなたは
すべてを見透かしたかのような目をしていたけど
いつも優しくしてくれた

でも私はとうとう
あなたから離れてしまった

優しさが辛かった
優しすぎるあなたが

あれから8年

あなたのことがずっと忘れられず
ただ過ぎ去っていく毎日

ある日ふと空を見上げると
うっすらと月が見えた

いつの日か
帰り道にあなたと見た月と似ていた

あの頃と月は何も変わらない

あなたの事を想いながら
ふと
口から漏れた

「あなたからの言葉は何もいらない、ただ…」
「あなたにもう一度逢いたい」

これからも
この世にいるはずもないあなたを
思い続ける日々

あの時優しさに甘えていたら
何かが
変わっていたのかも

変わらない月を
ずっと一緒に見られたかも

8/29/2023, 3:25:31 PM

「やっほー!」

「今日も来ちゃった!」

『毎日飽きないね』

『でも嬉しい。ありがとう!』

「いいってことよ」

「てか、このノート、もうページが無くなっちゃう」

『本当だ』

『新しいノートあげるね』

「ちょっと待って!」

『……』

《…手話、少し覚えたよ》

『!!!!!』

〈凄い!!私の為に?〉

《…そうだよ》

《これで、たくさんお話しできるよ》

〈ありがとう!!大好き!!〉


ー言葉はいらない、ただ・・・ー


「」『』の会話は筆談で。

《》〈〉の会話は手話で。

8/29/2023, 3:19:06 PM

私はまだ生きてるけど、
私がそっちに行った時は、絶対最初に抱きしめてね。

8/29/2023, 3:16:22 PM

言葉はいらない…ただ…そばに居て、生きて。

私の強い想い。じっと彼を見つめる。

私の気持ちを知ってか知らずか

ふっと目を細め、私の頬に手を添えながら

優しく口付けする。

「そんな顔しないで。必ず帰ってくるから。」

と不安を微塵も感じない、優しく穏やかな声。

これから戦地へと赴く婚約者。

手を伸ばし、貴方の腕を掴んで

『行かないで…一緒にいて。』

と言えずにそっと胸に秘める。

婚約者は、一国の王子様。

国内外で有名で勇敢な騎士。

彼が行かないわけにはいかない。

国民が見守る中、相棒の白馬に跨り

戦地へ向かう騎士団に指揮する。

凛とした表情に、すっとよく通る声で

「皆、家族、恋人、友人との挨拶は済ませたか」

「我々は、絶対に敗れる事はない!」

「必ずや良い知らせと共に、それぞれの元へ

帰還するぞ!」「では!これより戦地へ出発!」

「おーーーーっ!!!!!!!」

大勢の騎士団の声と共に、移動が開始される。

国の入口、門の先頭に見送りに来た私を見つけ

馬上から、王子は声を掛けてくれた。

「それでは、いってくる。必ず生きて戻るから。」

さっき私が思った事!

偶然かもしれないけれど、ふわっと嬉しくなり

目頭が熱くなったと思えば、涙が流れ落ちる。

王子はそんな私を見て、少し困り顔になる。

そして、優しい表情になり

そっと手を伸ばしてきた。

私も無意識に手を差し出す。

触れるか触れないかの軽い口付け。

「帰ってきたら、その美しい手に

しっかり口付けよう。」

大勢の前での発言に、耳まで真っ赤になる私。

それを見て笑う王子。

付き添いの者も近くにいた国民も、微笑む。

気恥ずかしながらも王子を見つめながら

「………はい。いってらっしゃいませ。」

と笑顔で見送る。

安堵した王子は、そのまま騎士団と共に出ていく。

3ヶ月後…………

ただの1回も劣勢になる事なく、みんな無事に帰還

王子は、またこれで名声を手に入れ

この国は、容易に他国から攻め入られる事は

なくなり、安寧を手に入れた。

帰還した、王子は約束通り私の手にしっかり口付け

をし、私はやはり真っ赤になる。

そうして、落ち着いた頃に

めでたく婚礼式を挙げ

王子は、さらに私への溺愛っぷりが増した事は

言うまでもありません♡

8/29/2023, 3:03:17 PM

「言葉はいらない、ただ・・・」
1人は寂しい
部屋にいる時
ご飯を食べる時
お風呂に入る時
布団にいる時
どんな時でも
1人は寂しい
近くにいて欲しい
誰でもいい訳でもない
今まで出会ってきた人々
彼らの中の本の数人
男女数人が僕の心の支えだった
僕がフラれたときや試合で負けた時
下手に慰めるわけでも
鼓舞するわけでもなく
僕の話を書いてくれた
言葉はいらない、ただそばにいて欲しい

8/29/2023, 3:01:32 PM

行動で示して欲しかった。

言葉で愛を伝えられたって、私には聞こえないんだから。

他の女性とは違うんだから。

……私は、私はもっとあなたと沢山触れ合いたかった。

手を繋いだり、ハグしたり。

さらに先のことだって。

……私が期待しすぎたのかな。

ごめんね。

別れたい、なんて言葉求めてなかった。

そんなこと言うくらいなら、

今すぐにでも泣き出しそうな私のもとへ駆けつけて、抱きしめてほしいよ。

〜言葉はいらない、ただ・・・〜

8/29/2023, 3:01:08 PM

#言葉はいらない。ただ…

高校を卒業してから早5年。

高校時代に付き合っていた彼氏は、他県に大学に進学してお互い忙しくて自然消滅した。

だけど、私はまだ彼の事が好き。

今日は高校時代の同窓会。

幹事に彼が来ることは聞いていた。

だから、もしも彼に彼女がいないなら復縁したい。
そんな気持ちで行った同窓会。

彼と会った瞬間にわかったんだ。

言葉はいらない。ただ、無言で抱き締めてキスをした。

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