『見つめられると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
飾られた美術品。
広がる空、流れる雲。
散歩中の犬。
通学路の子ども。
揺れる公園の遊具。
工事現場の職人。
電信柱のカラス。
道端の雑草。
なんて事のないものすら、
君にそれらを見つめられると、少し、寂しい。
“見つめられると”
きみは見つめられると照れながら目を背ける
そんな女の子だったよね
きみは、今ごろぼくより背が高くてかっこいい男の隣で歩いてるのかな
そうしてその男に見つめられると照れながらまた目を背けるのかな
ぼくだけの景色にしたかったな
見つめられると
ドキドキした時もあったなぁ
今、偶然会って見つめられたら
あの時のよぅにドキドキするのかな
まさに運命の出会い
真っ直ぐに私を見つめる、つぶらな瞳
まんまるフォルムの白いボディ
ゲームセンターのクレーンゲーム
ガラスの向こう側で
君は王者の風格で、そこに鎮座していた
「くっ、あとちょっとだったのに!」
出会いから30分
私は未だ思い通りにいかないクレーンの前にいた
あと少しなのだ
一回進めるごとに少しずつ、しかし確実に
あの子はゴールへと近づいている
手のひらを見る
3000円分両替したはずの硬貨はもうない
1つのゲームに賭けるには十分過ぎる額だ
もう諦めなければ
残念だが、これもまた運命
別れの挨拶をとあの子を見つめる
そしてー
あの子のその瞳に見つめられると
私の決心はサラリと消え去り
再び財布へと手が伸びるのであった
見つめられると
想い人がいます。
彼女は帰りの道で少し目の端を通るだけ
名前も歳も、住所も知らない。
ある日、コンビニで偶然ぱたりと出くわし
挨拶を交わした
優しく可愛らしい声だった。
その日から、コンビニによく行くようになった。
安いお菓子ひとつを買いに行くだけ
店員にも顔を覚えれてしまった。
彼女とは挨拶を交わしているうちに
世間話をするようになった。
そして帰り道、目の端を通るだけだった
彼女が僕に手を振り返してくれるようになった。
その時の笑顔が眩しくて、
見つめられると鼓動が早くなる。
再確認するんだ
僕は彼女が好きなんだと。
見つめられると
そんな風に見つめても
本当の『わたし』は見つけられない
どんなに見つめても
『わたし』の嘘は見破れないから
見つめられれば見つめられるほど
『わたし』の殻は硬くなる
だから…
時々目が合うくらいに
そっと見ていて
離れたところから
そっと見守っていて
まだ見つめ返せるほど
『わたし』の心は 強くないから
見つめられると困るよ
今ダイエットするって決めたから
本当は食べちゃいたいの
買ってあげたいの
ごめんね
脂質の塊だからさ
揚げ物さん洋菓子さん
さようなら
見つめられると、とても参ってしまいます。
こちらを見つめる目線にとても弱い自覚があります、私は子犬を健康的に飼うことはまず出来ないでしょうし、わが子を厳しく叱ることも出来ないでしょう。
子犬が愛おしくて仕方がありません。
あのくりくりの目とちいさなあんよが今隣にいてくれればこの気圧で軋む関節の鈍痛も吹き飛んでくれそうなのに……。
大人の目を見る事を拒否して眉間のシワをよく観察するようになってしばらくたちます。
この緊張しいの為のライフハックに無意識に頼りきってしまって、もうそれを知る前の感覚は記憶にありません。
人を見つめることになんの意味があるのでしょうか、恋慕でしょうか警戒でしょうか。
そう想ったことはあっても見つめてみたことはありません、子犬の忙しないしっぽくらいです。
私が思っている以上に人が人を想う気持ちは力強いものだと、最近よく驚かされます。
私があまりに無関心すぎやしないかと人の真似をして人を想っては、芝居がかりすぎだと心がわらいますが、結局母や友人に会う度にまた驚かされることになるのです。
今度会った時、母の目だけでも1度見てみようと思います。
★見つめられると★
あのクリンクリンのつぶらな瞳
どんなイタズラも許せちゃう
小さな体でこっちを見上げて
じーっと見つめるキラキラの宝石が2つ
なんてズルい!
それって作戦?
あ~!やっぱりわんこって可愛い!
最高で最強に可愛い!
生きている意味なんて、無いと思っていた。
死んでいる様に生きていた。
それなのに、僕のこの心臓が音を立てたんだ。
君の途方もなく澄んだ瞳が、僕のこの心を掴んで離さない。
嗚呼、死んでいたのではなかったのか。
ちゃんと生きていたんだな。
鼓動の音を全身で感じるという初めての感覚に、どこか恥ずかしさを抱えながら。
僕は息を吸った。
〝見つめられると〟
「ん、どうしたんだ〜?そんなに見つめて」
『あ、いや、何でもないわよ』
「えー」
『でも...ありがとう』
「え?」
『一緒にいてくれて、ありがと』
「...大丈夫だよ」
悪い気はしないさ
同じだけ俺もやり返せるから
あの子の一挙一投足を熱を込めて見つめてやれば
きっと頬を赤らめてそそくさと逃げ仰るだろう
ただ、食事中は控えてほしいってだけだ
味がしないから
せっかくいただいた卵焼きも
まるで砂を噛んでいるかのよう
言ってくれよ
さあ、俺の隣にいたいと
聞けばいいだろう
なあ、わたしの料理はおいしいかと
『見つめられると』 2024/03/2908
見つめられると
あなたに見つめられると
笑顔になっちゃう
それはきっと
あなたも笑顔だから
照れもなく
気負いもなく
視線を合わせて
微笑み合う
ときめきからは
ちょっと離れてしまったけれど
しあわせだなって
あたたかくなる
この気持ちを
味わいたくて
わたしも
あなたを
見つめてしまう
見つめられると、ドキドキして、ふわふわして、ぴりぴりして、チカチカして。
よくわからないけど、不思議な感じになる。
君以外に見つめられても、なにも感じないのに。
それは、君が大好きだからだと、信じたい。
見つめられると
人に見られるのが苦手な方の私。
見つめられると、普通じゃいられない。
まず緊張するか不安になる。
そして視線から逃げるべく去る。
だけれども最近気がついた。
視線の中には温かいものもある事に。
どうやら私は見つめるのも見つめられるのも苦手だったらしい。
見つめられると逃げたくなる。
でも、見つめられて初めて気付けるものもある。
たまには、悪くないな、なんて。
見つめられると
あなたに
細くなった目
好きな
笑顔で
見つめられると
胸が踊る
あなたを
まっすぐ
見つめるのは
恥ずかしくなる
でもあなたの目の中に
うつるあたしは好きだよ
なな🐶
2024年3月28日853
見つめられると
これはどんな気持ちなんだろう
君に見つめられたら…
腹ただしくて殴ってしまいそうになる
こっち見ないで、お願いだから。
そんなに見つめられたらドキドキしちゃうじゃん。
こっちじゃなくて映画を見てよ。
こっちみてるって思ってそっち見たら微笑まないでよ。
好きになっちゃうじゃん。
でも楽しかったな、また行きたい。
最後に彼はこっちを見て言った。
『来年も同じクラスだといいね』
お願いだから、そんなに見つめないで。
#見つめられると
見つめられると
あなたに
見つめられると
かわいく
見つめ返そうとして
より目になって
変顔になっちゃう
ウケるから
それはそれで
いいんだけど
見つめられると
私は昔、ブラック企業のコールセンターにいました。
電話中に
上司がこちらを見つめています。
おや?何でしょうか?
アイコンタクトされている…。
その都度、見つめ返していました。
「いるかさん、いつも俺の事見てるけど、俺の事好きなの?」
みんなの前で大声で言われてしまいました。
「え?!課長代理が、見ていらしたので、何かご用かと思い、見返していました。」
赤面して私が言うと
お調子者の後輩の男の子が
「やーい、課長代理がいつもいるかさんの事見てんじゃんかよ、課長代理がイルカさんの事、好きなんじゃね?ギャハハ!!」
課長代理は
「あー、視線てさ、なんか感じるよね、わかるー。」
「……はぁ。」
長時間労働で疲れてみんな頭が小学生になっていたんだと思います。