『見つめられると』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「見つめられると」
ありったけの想いをこめて
強い眼差しをおくりおくられ語り合う
それは互いに好きの自信があったから
でも今は 優しく目をそらすんだね
【今日のお題 『見つめられると』】
陽だまりの書斎の中、本を読むおじ様。
おじ様は本を読むだけで絵になってます。
ぺら、ぺらり。
ページを1枚1枚、垂れ目で見つめていて、
時折考えるように、山羊のような顎髭をひと撫でしては、ゴツゴツとした筋肉質の男性らしい手でまたページをめくる。
そして時折、猫のような微笑みを常に浮かべてる口が口角を上げるのです。
私はこの陽だまりの、珈琲と煙草の香りを纏った部屋の、特等席のロッキングチェアでおじ様を見つめるのがお気に入りの日課です。
ぼーっと、おじ様を見つめる至高のひととき。
とても幸せで、とろん、と蜂蜜みたいに心を蕩かせていたら、おじ様が本をぱたりと閉じました。
そして、私に近づいて、私の頬を撫でながら目を合わせて一言、カラカラ笑いながらこう言った。
「可愛いお嬢ちゃんだな…そんな見つめられたら、おじさん、穴が空いちまいそうだよ」
じっ、と今度は私が至近距離で見つめられる。
でもその目は蕩けはしておらず、狼がうさぎを食べたがっている目だと、私は気がついてしまった。
私はなんだか恥ずかしくなって、ぎゅっと目を閉じた。
カチリ、という秒針の音の後、
おじ様の煙草と珈琲の味が私の唇に触れた。
暗い部屋で彼女と2人。見つめ合っている。音も聞
こえぬ深夜の2時。丑三つ時。何も言わずに見つめ
合っている。僕のことを言葉も無くただ見つめてく
る彼女の唇に、そっとキスをした。そんなことをし
ても、もう驚いてはくれないのに。僕を見つめる、
彼女の瞳は沼のように暗く、光を灯していない。僕
は先程犯してしまった罪を、もう何度目になるかは
分からないが心の中で静かにごめん、と謝罪した。
こんなことで許されるなんて思ってはいないけど、
僕の心持ちの問題だ。彼女のお腹に刺さる刃物は赤
い液体を零しながら鋭く光る。本当に出来心だった
んだ。本当に殺るつもりなんてなかった。でも結果
はコレだ。僕は、静かになった部屋の中で、彼女を
ずっと見つめながら謝罪を繰り返し、彼女を自分だ
けのモノに出来た事をほんの少しだけ喜ぶ。そんな
ことを繰り返す。あと少ししたら後を追う。せめて
もの罪滅ぼしだ。いや、逃げの道か。でもあと少し
待ってはくれないだろうか。あと少し、君の隣で。
【見つめられると】
君の黒曜石のように輝く
僕の心を揺さぶる そんな
いたずらっぽい目に
見つめられると
顔が熱く 燃えるような
うれしいような
そんな
…きもち。
お題
見つめられると より
透明で澄んだ水面はあなたの色
瞳の中でただ旅をする
『見つめられると』
【見つめられると】
不意に君がこちらを向く。緊張で足が止まる。体が強ばる。
まるで君は、僕にとってのメデューサだ。
見つめられると、ふと思い出す
君と初めて会った時
酷く強い雨が降っていた時
雨に当たりながら僕に近づいてきた君
あの時の輝かしい瞳
今も、変わらず輝かしいままで
ずっと、変わってないって思えて
君は僕と会えて幸せかい?
僕は君と会えて、幸せだよ
いやぁ、ほんとに癒やされる。
日々の悶々とした出来事や、願っても手に入らないものなど、私の心を蝕むものは数知れずある。
そんな時、ひとしきり泣いたあとにクロちゃんに癒やされているのだ。
そのビー玉みたいな綺麗な目で見つめられると、色んな悩みが一瞬だけどっかに行ってしまうんだ。
君がいなかったら、きっと私ももうこの世界にはいなかったんじゃないかな……
かろうじて立っている私を引き止めてくれているのは、紛れもなく君なんだよ。
私は琥珀。そして、隣の席にいるのは春斗くん。
チャイムが鳴った。
今は数学の時間。
数学の先生は、凄く怖い。しっかり集中しないと…
…?
じっ…と。
春斗くんは見てくる。
私が春斗くんを見返すと、春斗くんはそっぽ向く。
数学が、集中出来ない。
何回も繰り返す。
何回も、何回も。
見つめられると、気になる…
見つめられると、恥ずかしい、
見つめられると、きゅんとする…
そんなに見つめないでよ、好きでもないくせに。
苦しいのに嬉しくて、期待しちゃうから。
ばか
勘違いするでしょ
そんなに見ないでよ
#勘違い#見つめられると
涙蛍
光の乱反射
闇に映した輝き
何故か愛しく
照らし薄れ
産み出す煌めき
一時の刹那に
「魅せられた 哀しみ・・・」
触れては流れ
想いは傷く
止む事の無い歪み
冷たさに鳴き
感じた鼓動
終わりの無い儚さ
夢を視た・・・
願いは遥か遠くへ
私の心は・・・
見つめられると
あの子の瞳が好きでした。
この世の全てを吸い込んでしまいそうな黒色で、何よりも強い、強い意志を持ったあの瞳が。わたしを、宇宙の全てを、まっすぐに見つめてくれたあの瞳が。
今となっては、わたしのことを見つめてくれていたのか、それともあの子の視線の先にわたしが入り込んで、見つめられていると幸せな勘違いをしていたのかどうかは誰にも分からないけれど。
それでも、わたしはあの強い瞳に、何度も、何度も救われたのです。
そして、それだけでいいかな、と思います。
今、あの子のあの美しい瞳が、
美しいものをうつしていますように。
見つめられると
恥ずかしい
だけど
サボテン
ずっと
見つめてる
サボテン
どう
感じてる?
見つめられると。
その綺麗な瞳で
見つめまれると
吸い込まれそう。
大きい訳じゃないけど
カラコンしてるくらいの
茶色い瞳で。
早く私を
見つめに来てね。
見つめられると彼女は
とっても顔を赤くして
そっぽを向く
そんなとこ可愛い
だから時々こうゆう悪戯?
みたいな事がしたくなる
おわり!
見つめられると
私は後ろを振り返りみんなを見つめる。
そしたらみんなは時間が止まったかのように動きが止まる。私はもう一度前を向き言う。
「だるまさんが転んだ」
あいもやでー
見つめられると。
見つめられると恋してしまう。
この病の名はなんというのだろう。
見つめられたらドキッとしてしまうよ。もしあなたに見つめられたりしたら私は…正常じゃなくなってしまうよ。私はそれほどあなたのことが大好き。あなたは私になんて振り向いてくれないけれど私は諦めない。私の気持ちはずっと変わらない。ずっとずっと大好きだから。あなたは私の運命の人だから。ずっと一緒にいようね。約束だよ?
[]見つめられると[]