『衣替え』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
《衣替え》
保全させていただきます。
いつも読んでいいねを下さっている皆様にはいつも本当に感謝しております。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。ありがとうございます。
最近は書けておらず、本当に申し訳ありません。
落ち着いたらまた書いていきたいと思います。
その時は、どうぞよろしくお願いします。
衣替えは四季を映し出すものであると考える。
なぜなら寒さや暑さなどの温度によって服を替え、その季節によってのスタイルがあるからだ。
たしかに衣替えはめんどくさく感じる人もいるかも知れない。しかし季節を映し出すことは日本の人々にとって重要である。たとえば四季がある日本では衣替えをし、とても楽しいがタンザニアなどの四季がない国では年中暑くて色の違いがない。
『衣替え』
さんむっ、、
昨日までは暑かったのに急に寒くなった
次の日
ちょっと、暑いんですけど
今年の衣替えは苦戦しそうだ
はやくネコが団子になる季節にならないかなぁ
「お前、今なんつった?」
低く、怒りと驚愕が交じった声。
その声の主である木別は、目の前の彼を見ている。
「鶏弐お前、小麥や片久里を…珠子も捨てて、天父に行くのか……?」
出会ってから、数十分しか経っていなかったかもしれない。だけど彼らの仲の良さに時間なんて関係無かった。
「はい、木別さん。天父と木別さんの相性は、小麦や片栗、珠子殿よりは良くないと判断したため、今晩は…」
鶏弐は真剣な表情で木別を見つめる。
二人の心境は最早、第三者である我々の力でも読みきれないだろう。
「くっ……アタシを、捨てるんだろ?サッサッと行けよ」
「いえ、木別さん」
「な、なんだよ…?」
鶏弐は木別を真っ直ぐ見つめている。
そんな鶏弐に、木別は少し戸惑いながらも言葉を交わす。
「明日は、小麥や片久里、珠子と共に行きましょう。幸い、私は徳用サイズですから」
「へ……?」
間抜けとも言える、気が抜けた声。
「天父は、根サーズの方々のファンなのですが、お一人だとお恥ずかしいらしく、仕方なく」
「あ…」
木別は知っている。根サーズはとても万能で、どんな難題も持ち前の対応力で大抵こなしてしまう、有能集団だと。
「えと、その………兎も角、明日の晩は、皆で…行きましょう。同じ袋に入った縁ですから」
「⸺……ふっ、仕方ねぇな。鶏弐!」
*
「アホというか、トンチキ系の夢見ちゃった…風邪の後遺症かな」
目覚めた時、喉が渇いていたので水を飲みに流し台に向かう道中、先程まで見ていた夢を思い出していた。
今日と明日の晩御飯は、揚げ物かな。
そんな風に思いながら、登場人部たちの元の食材なんかを考えていく。
木別はキャベツ。
鶏弐は鶏肉。
小麥は小麦粉。
片久里は片栗粉。
珠子は卵。
天父は…天ぷら粉、かな。
根サーズは………根菜類?
人参とかジャガイモとかがメンバーに居るんだろう、多分。
「ていうか、パン粉ハブられてんのかな…?」
その日の昼食は、チキンカツ定食を注文して美味しく頂いた。メチャウマだったです。
【昨夜はとり天、今夜は唐揚げ】
No.156『衣替え』
衣替えなんてもうとっくに終わってる。
年々早くなっていくそれに、地球の終わりは近いのかなと思ってしまうんだ。
確か先週ぐらいに冬服を出し、夏服をしまった。毎年、衣替えの時に「そう言えば、こんな服あったな!」と思った。そして、来年の夏頃にまた、「こんな服あった!」となるんだろうなと思った。
衣替えの季節は暑かったり、寒かったたりするから、体調崩しやすいし、面倒くさいけど、秋と春が特に好きなんだよなー。
『衣替え』
もう秋ですか。
ほんの数日前まで暑かったのに
今度は寒さに気をつけないとですね
風邪ひきやすいお気をつけて
そーいえば彼、休んじゃったんだって
風邪だと思うけど
あの子可哀想だね
彼氏なんでしょ?
この時私は切ない恋だと思い知らされた。
衣替え
急に寒くなり、久々にブレザーを着て学校に行った。
教室でジャージを着ているのが当たり前になった。
夏服?冬服?スカートは未だに見分けがつかない
あんなに長くて暑かった夏も、
終わってしまえば恋しくなった、気がする。
わたしの中のしぶとい何かが
ゆっくりとほころんでいくような
かたの荷をおろすような
そんな時期がきたよ
ひとつの線引き
あっちからこっち
ころもを一枚ふやして
あらたな一歩をゆく
この季節になるとそろそろ衣替えだ、といっても私は年中Tシャツと ジーパンだ、寒いときはその上から上着をきるだけだ、だからころも替えはしない。
暦通りに移り変わらない季節に油断して。
どうせまだまだ暑いだろう、なんて高を括っていたら、まんまとしっかり風邪を引いた。
あーあ。衣替えの時期を見誤ったな。
でもな。俺だって、そろそろ長袖とかにしないと不味いかな。と気にはしていたさ。
けれども、朝と昼間で十度も差があってみろ。
朝の気温に合わせたら、昼間暑くて汗かくし。
昼に合わせて薄着していれば夜には寒くてくしゃみが出る。
まあ、七分袖とかカーディガンとか?
もっと細やかに調整できるものを取り入れれば良かったかもしれないが、生憎そこまで服装に意識を割けるほど仕事は暇じゃない。
お陰で見事に風邪引きさ。
こんな極端な気温じゃあ、俺じゃなくたって、皆風邪を引いて当たり前だろ。
うんうん、俺は悪くない。
一日でジェットコースターみたいに気温が変わるからいけないんだ、まったく。
「うーん、どうかなー。 僕は風邪引いてないけどね~。面倒臭がって最近天気予報も見てなかったし、君ももっと用心できたと思うけどな~」
俺の独り言を聞き咎め、ベッド脇から相棒がねちねちと釘を刺す。
あーもう、またかよ。
自分はピンシャンしてるからって煩いの何の。
ここぞとばかりに小言を言いやがって、勘弁してくれ。
おまえは俺の母ちゃんか。
「うるせえなあ。説教は聞き飽きたから、早くその冷えピタ貸してくれ」
「はいはーい。はい、どうぞ~」
冷えピタと一緒に薬も受け取って、嫌味な相棒に背中を向け布団にくるまった。
あ~。だるい。熱だけでも早く下げないと、しんどくて休んだ気もしねえや。
いつまでも寝込んだりしていたら、心配性の相棒もぎゃあぎゃあ鬱陶しくて敵わない。
しっかり治すのが最優先。
仕方ない。明日も仕事は臨時休業だな。
一区切りついたところでダウンしたのだけは運が良かったぜ。
「も~。ちゃんとしっかり休んでよ? 夜はリゾットにするから、一眠りして起きたら声かけてね」
「へいへーい」
いい加減な返事で手を振れば、心底呆れたため息が返ってきた。
そしてそのまま遠ざかる足音と、それに続きぱたんと部屋の扉が閉まる音。賑やかだった部屋に漸く静けさが戻ってきた。
やれやれ、あのお節介め。やっと出て行ったな。
こういうとき、独りの仕事じゃなくて、任せられる相棒が居るのは助かったさ。
けれども、世話焼きな性分に火がついて、手に負えないのが玉に瑕。
もちろん感謝はしているが、うっかりお礼なんか言ってみろ。
浮かれて図に乗るのが目に見えている。
現に今。廊下の向こうで、あいつが鼻歌交じりに去って行ったのを、俺はばっちり聞き逃しはしなかった。
くそ。張り切りやがって、腹が立つ。
それにしても、ああ眠い。
しっかり考えているはずなのに、思考が行ったり来たり。だんだん考えがまとまらなくなってきた。
飲んだ薬が効いてきた証拠だろう。
眠気があるうちに、素直に眠ってしまった方が良さそうだ。
起きたらリゾットって、あいつ言ってたな。
牛乳ベースか、トマトベースか。
どっちの味で作るつもりなのだろう。
あんまり濃い味じゃなきゃ良いけれど、まあこの際どっちでも良いか。
あいつが作る飯なら美味いに決まってる。
ごちゃごちゃ考えている間にも、意識はどんどん遠退いて。
疲れと風邪の気だるさに引きずられ、気の早いよだれも拭けぬまま。
いつしか俺はぐっすりと、深い眠りへと沈み込んだ。
(2024/10/22 title:060 衣替え)
日にちは覚えていないが今月の上旬
朝、父の部屋からナフタリン臭が漂ってきた。
この暑いのに信じられんと思った。
きっかり全取っ替えするらしい。
長袖の袖をまくったり直したりしている。
まあ、本人の自由だけどね。
(衣替え)
衣替えは、季節感があってはじめて感じるもの。日本の四季の美しさはどこに行ってしまったのだろう。
お題『衣替え』
高校生になってもうすぐ1ヶ月経ったある日。
教室のクーラーは稼働しておらず、窓を全開していたにもかかわず風が入ってこない教室で、朝のホームルームで担任が来るのを待っていた。
時間になって担任が半袖半ズボンという涼しくラフな服装で入って来た。それを見た生徒は皆険しい顔をしている。
担任「よ〜し。全員いるなぁO〜K!どうした?お前ら変な顔して?」
担任はわかっていないのだろうか。クーラーの効いていない蒸し暑い教室はさながらサウナ状態だ。それに加え冬服の制服のままである。
沈黙が続く中、クラスの“委員長“と呼ばれる少女が手を挙げた。
委員長「先生!私達の衣替えはいつですか?暑くてたまりません!!」
委員長の問いに生徒全員の目が輝く。早く、夏服に衣替えがしたいと……。担任は委員長の予想を超えた答えが返ってきた。
担任「あぁ。それな……今日の放課後職員会議で決めることになっている。決まり次第後日連絡するからそれまで冬服でよろしく〜」
私達の衣替えはまだ先になるみたい。
End
衣替え
さなぎが蝶になるように
今までの心模様も脱ぎ捨てるの
新しい季節の新しいわたし
ちょっと変化は面倒だけど
みんなみんな一変させるの
よろしく、生まれ変わった私
: 衣替え
よく晴れた日の日曜日
綺麗に洗われた洗濯物を
一枚一枚丁寧に畳んでいく
何故だか母は嬉しそうに微笑んでいる
面倒な筈なのに…
衣替えの時季になると母はいつも
沢山の洋服に話し掛けている
やっぱり嬉しそうな顔で…
私は可愛い二人の子供に恵まれた
そして、優しい旦那様にも…
今ならはっきり分かるよ、お母さん
洋服は大事な家族といつも
寄り添い包んでくれる
だからありがとう、またよろしくねって
声を掛けてくれてたんだね…
私もこの子たちを優しく愛せるように
母が私たちにしてくれたように
…でもちょっと心配だから
これからも見守っていてね
ありがとう、お母さん…
桜月夜
衣替えは切羽詰まってから始めるタイプです。まだ暑いよ。
ここ数年、家にいる時は野球のユニフォームで過ごしています。推しのユニフォームとか、つい色々と買ってしまうけど、いいお値段のわりに野球観戦の時にしか着ないのはなんか勿体無い気がするので、家にいる時にも着るようになったんです。
ユニフォームはいいぞ、洗濯してもすぐ乾くし、丈夫で何より動きやすいぞ。
衣替え
季節が分からない
曖昧で…
決められないの
変えられないの…
はっきりしない
でも…
その曖昧さが優しい…
クローゼットや引き出しの奥から、
引っ張り出してきた「お気に入り」たち。
なんか、久しぶりだね。
ちょっと忘れかけてた。
「お気に入り」が似合う、自分でいたい。
今シーズンも、よろしくね。
衣替え
もうそんな季節か。でも冬用に着替えるにはまだちょっと早いかな。なのでもう少しは秋用のままだ。
少し前に冬用のインナーを着たら暑くてまいったからな。だから衣替えは慎重にしないといけない。
今日も暑くはないけどちょっと風がほしいから扇風機をつけてる。もう秋ではあるけそまだ冬にはほんの少し遠い。
そして昨日は荷物を受け取ったり外出したりで疲れた。でも一回外に出るとランナーズハイみたいになって外でやれることは全部その日のうちにやりたくなっちゃう。
だから本当は今日いこうと思っていた眼鏡の買い換えを昨日やってきた。といってもレンズが取り寄せになるみたいで実際に眼鏡をかえるのは少し先になるけど。
しかし眼鏡ってなにを買えばいいのかわからないな。かけ心地もちょっとかけただけじゃよくわからないし。
それに人が少なくて品定めしようにも店員の目が気になって落ち着いてできない。いろいろ眼鏡をつけて選んでたらすぐにとんできて姿見を俺のいるところに動かしてくる。
とはいえこれは俺が肝の小さい小心者ってだけなんだろうけど。そんな訳であまり品定めしないで適当に眼鏡を選んじゃった。もっとちゃんと選びたかった。
ただ眼鏡を選んでてどれも大して変わらないから時間の無駄だと思ったのも事実なんだよな。それでも店員の目がなければもっとじっくり選んだんだけどな。
今回の教訓として眼鏡は下見と買い物を別にするべきだな。じゃないとゆっくりと選ぶことができない。