『衣替え』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
桜の花が咲くころ
夢に向かって旅立った君
季節は移りかわり
衣替えの季節ですね
急に肌寒くなったけれど
風邪などひいていませんか
便りがないのは元気な証拠かな
今日も遠くから応援しています
#衣替え
#7
真っ暗な部屋に閉じ込められて、どれくらいの時間が経ったのだろうか。数時間だった気もするし、数日、数週間、はたまた数ヶ月、それ以上だったかもしれない。私にはわからない。
ただ言いようもなく寂しかったことだけはわかる。まるでお前なんて必要ないのだと言わんばかりに、長く見向きもされなかったからだ。あの人は私の存在なんて忘れているのかもしれない。
だけど、私は知っている。もうすぐあの人が私を思い出すことを。この真っ暗な部屋から開放され、あの人の目の前に引っぱり出されることを。
そしてあの人はこんな風に言う。
「寒くなってきたし、そろそろ衣替えかあ」
やっと私の出番だ。
“衣替え”
私のストレス発散は断捨離でした
特に”衣替え” は絶好の断捨離チャンス
でも 捨てるだけではもったいない!
リユース!! リサイクル!!
フリマアプリに出会いました
物を大事にしながらお小遣いが手に入る
Let's ECO(へそくり)活動!!!
季節感がない。私は半袖、君は随分と着込んで膨れている。この身にうずまく熱を、君と分かち合いたいと思ったことはない。それが誇りだ。分かち合わずとも隣にあることができる。それが。
衣更えをしましょ!あの衣から、あの衣へ!ついでに顔も変えましょ!髪型も性格も声も変えて、全く別人の私になる!それが諜報員の、私の日常なのだ。
私が貴女と初めて言葉を交わした2年前
その日は少し湿っていて、空は青く光る夏だった
それから2年が経ち、3度目の衣替えの季節を迎えた
結構寒くなってきても未だに半袖の貴女は
きっと相当な暑がりなんだろうな
でもまあ、もうそろそろ見納めかな。
真夏に手持ちの扇風機を持ちながら、暑いな。なんて言う貴女も、もう見れないのかなって思うよ
だって私は、あと数ヶ月で卒業だから。
きっと貴女と会えるのは数ヶ月に1回
いや、年に1回かもしれないからね
次の衣替えの季節まで
ずっと元気で半袖着ててね(笑)
薄い夏服を畳んで
ちょっとだけ厚い冬服に袖を通す
ぶかぶかじゃない制服に
喜びと寂しさを抱きながら
感謝を込めて
ありがとう
転がり落ちるように気温が下がり、空には白鳥の賑やかな声が聞こえる。秋を楽しめたのは短い期間だった。にわかに防寒着の人たちが増えて、私も冬の外套を引っ張り出した。「そろそろ衣替えか」などと思う暇すらなかった。慌ててあたたかい服やコート、マフラーや手袋を準備して、衣替えの整理はこれから取りかかるという体たらくの今年である。
「今は紅葉が見頃です」と、酷暑の後の遅い彩りが伝えられた二日後、その岳は冠雪した。9月下旬前、山裾に紅葉の気配はまったく無かった。今は10月下旬に入ったばかり。
白鳥は大急ぎ。熊はちゃんと寝られるだろうか。実りが足りる前に雪が来てしまった。
私も自分の外套に、修繕が必要な部分を見つけてしまった。使いながらの直しになる。
季節変わりはもっとゆっくりで良い。
夏が長居したから帳尻を合わせるように冬が突進して来るのでは、薄手のコートも出番が無くて、ちょっと残念だ。
最近肌寒苦なってきた
秋の気配がさるように感じる
そうだ、衣替えをしよう
久しぶりに見る冬服。
この服、あの時も着てたっけ。
記憶も蘇る。
来年は違うはず。
(衣替え)
#31衣替え
古い恋は捨てて、
新しい恋を着せて下さい
この恋大切にしますから
2023/10/23
黒ばかりの衣服だったのに
白、青、グレー、チャコール…一夏終えたら
クローゼットの中は色彩に溢れていた
秋冬の衣服も実のところ黒ばかりなんだけど
「ね、ね!気になってる映画があってね、日曜日に
一緒に観に行きたいな〜って」
部屋で寛ぐ『彼女』を眺めて
これから先の季節も
カラーバリエーションが増えていきそうだなと
幸せに思った
#衣替え
ジョニー・ビー・バッド
女の子は、自分の部屋の隣の家から、やかましいヘタクソなエレキギターが毎日決まって17時頃に聞こえてくるのがたまらなく嫌だった。たいてい、18時になると騒音は止むのだが、女の子はもう自分の両耳を引きちぎるか、首を搔き切りたくなる衝動に何度も駆られたものだった。チャック・ベリーの『ジョニー・ビー・グッド』をあそこまで不協和音にできるのは、ある意味才能だろう、と女の子は思っては、首筋をさすった。
女の子は何とか首を切らずにすむよう、穏やかなジャズのピアノ・トリオをレコードでかける。そうすることで、心を落ち着かせるのだ。無駄なストレスを溜めないように、一種の精神安定剤として、20世紀の偉大なるジャズ・ピアニストたちの数々の名盤を楽しむのだ。子守唄のような優しいメロディーに包まれながら、女の子はうっとりとしていた。そこに部屋の扉をノックをする音が聞こえてきたので、女の子は音量を小さくした。
「お姉ちゃん、入ってもいい?」
「グラハムかい? いいわよ。どうしたの?」
女の子の弟が頭を垂れたまま、とぼとぼと部屋に入って、扉を静かに閉めた。
「あのね、昨日お姉ちゃんに教えられた通りにね、放課後にマリーに告白したんだ。だけど、彼女にはもう彼氏がいてね、その彼氏というのがあの意地悪なジョニー・バーリングだったんだ」
「ほう」
「それでね、そのジョニーなんだけどさ。すごく意地悪なヤツなんだ。だけど、正直彼は美形だし、僕より背も高い。頭もいいしね。だけど諦めきれないんだよ、彼女のことがさ。どうすればいいのかな、ね? お姉ちゃん?」
「貴方には二つ選択肢があります」
「え?」
「一つ、『その子のことを諦める』。二つ、『そのジョニーなんちゃら君を八つ裂きにして、女の子を無理矢理奪い取る』」
「ふざけないでよ! やめて! 僕は真剣に悩んでいるんだ。からかうならもうお姉ちゃんなんかに相談しないからな!」
女の子は尚も続けた。
「じゃあ三つ。『今からお姉ちゃんと大人の階段を上ってみる』」
弟は顔を真っ赤にして、女の子を思い切り睨んだ。
「お姉ちゃんのクソッタレ! 阿婆擦れ! グズ! クソ野郎!!」
「アンタ、どこでそんな言葉を…」
女の子が言い終わらないうちに、弟は部屋を飛び出して階段をどすどすと駆け降りていった。女の子はペロリと舌を出すと「いつでも待ってるからね…」と呟いた。
いつの間にかレコードも、そしてあの『ジョニー・ビー・グッド』も演奏が終わり、部屋は時計の秒針の音だけが響いていた。
衣替え )
やっと秋だ。
ずっと着たかった淡い赤色のコートをクローゼットから出す。
ちょっぴり、埃が被っている。
埃をはたく。
窓から微かに金木犀の香りが漂ってくる。
朱色の、重いカーテンをスライドさせて、外の景色を見えないように、なにかから逃げるように締めた。
今、お腹の中に命が宿っている。
文面から見ると、幸せそうに見えるが、全然そんなことない。
相手は他の家族がいるサラリーマンだ。
わかってて、関係を持った私も悪い。けど、ここまで好きになって、引き下がれなかった。
最低だ、なんで私はこんなことをしてしまったのだろう。
目頭が熱くなって、涙が溢れ出してくる。
手の甲で涙を拭い、ベットに倒れ込んだ。
誰か、助けて。
孤独感とか、色々が混ざり合う不思議な感覚に陥った。
夏と同時に、私もいなくなっちゃえばいいのに。
#衣替え
キミは季節を身に纏い
風を感じ
刻の流れに目を向ける
カラダの温度も
ココロの温度も
穏やかに過ごせるように…と
いつも同じには行かない
優しさばかりでは乗り切れない
そんな日もあるから
たった一枚重ねることも
脱ぎ捨てるのも
たった一色添えるのも
外すのも
今を生きる
私が現在 纏うべきもの
それぞれの季節に変えながら
穏やかに少し先の季節(とき)を
待とう
こんなに着込んだら
まだ暑いかなぁ。
でもせっかくだから
オシャレな長袖着たい
でもなぁ…
でもなぁ。
夏を乗り越え
オシャレがちょっと楽しくなる
そんな季節が
一瞬で終わるんだから
寒くてどうしようもなくなる前に
オメカシしたくなるでしょう?
–衣替え–
春から夏、秋から冬。季節の変わり目は気温、湿度が変わるもの。寒くなったり、暑くなったり、、、
そのタイミングにあわせて服や布団を変えなければ
『衣替え』
この時期がやって来る度、また新しい時間を過ごすことになる
秋が来て、寒くなる。
肌寒い風が吹き、周りの人々が厚着になる季節。
一人の青年が、クローゼットから長袖を取り出す。
皮膚を寒さから守れるように鎧を身につけ、扉を閉じる。
自分の心が傷つかないように、周りからの声を聞かないように、コートと耳当てをする。
自分の心のもやもやを、外に出さないように、荷物を鞄に詰める。
変わった自分を見せるために、寝癖を整える。
変わったんだと、自分に言い聞かせるように、玄関の扉を開ける。
昔の自分に蓋をするように、鍵を閉めた。
お題『衣替え』
夏から秋に一気に季節が変わった。
今年はまだ秋が来ないのかと、いっそのこと寒い季節なんて来ないのかと思っていた。
汗が止まらない日々に突然吹いてきた秋を感じさせる冷たい風。学校では一気に衣替えが進み、装いが冬に向けた装いへと変わっていった。
今まではなんとも思っていなかった衣替え。でも、今年は私にとって意味深な衣替えとなった。
私は1年前まで部活に入っていなかった。特に入りたいものも無くて、面倒だったからだ。
しかし今年は入部した。
なんで入部したか?
理由は2つ。1つ目は進学したから。さすがに部活には入っておきたいと思ったからなあ。
2つ目は部活体験で見た先輩に憧れたからだ。あんな風に歌いたい。いや、それよりもあの先輩と一緒に部活がやりたいと心から思ったからだ。
私が入った部活は平和で、先輩・後輩関係なく仲が良くなんでも言える。毎日が楽しくて、部活がある日が楽しみで、先輩・後輩に会えるのが楽しみで仕方がなかった。それは今でもそう。いや、前よりも強く感じている。
私の憧れている先輩とは、半年前の4月あたりとかはほとんど話せなかった。その時は接点もないし、特段話す理由もなかったからだ。しかし、何がきっかけかは覚えていないが、夏休みあたりからよく話すようになって、今では仲良しという感じだ。
でも、その先輩は来年の3月に卒業してしまう。
あと少しで11月。卒業まであと4ヶ月。でも先輩が卒業する前に私は留学してしまう。。。
あとどれだけ一緒にいれるか、どうしたら先輩ともっと長くいれるかと毎日考えている。
衣替えした。ということは季節が進んで、春へと向かうということ。
まだこのままでいてほしい。出来ることならずっと。
今年の衣替えは私にとっては悲しいものだ…。
#衣替え
もうそろそろ
衣替えの時期だと思う。
…服じゃないよ。
心の衣替え。
簡単に言ったら…そうだな…。
ここから離れるって事。
最近、時間無くってさ。
ここを中途半端に更新し続けるのもなんだかなって。
だから、
このアプリは今日でおしまい。
私さ、続けるの苦手なんだよね。
それと言ってはなんだけど…
まぁ、いい思い出が作れたよ。
ー衣替えー
end.