『街』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
僕の故郷はとても小さい街だった。
あまり人が出入りしないから町と呼ぶのが、一般的には正しいのかもしれない。でも、ここの住人は街と呼ぶ。幼い頃の僕はその理由を知ろうともしなかったけど、それが変だとは1度も思ったことがなかった。
いつしか成長し立派な大人となった僕はあの「街」を出て都会に出た。都会の暮らしはとても忙しくてあんな寂しい街とは比べようもないほど疲れる日々を過ごしたがとても楽しかった。
そんなある日、あの「町」が無くなることを聞いた。でもその時は丁度会社の繁盛期でどうしても行けなかった。
いや、
行きたくなかったと言った方が正しいのかもしれない。どれだけ会社が忙しくなったって時間を作ろうと思えば作れたのだ。でも、もう都会に染まりきった僕はあの町を街とは思えなくなった。恥ずかしいという気持ちすら芽生えた。
そんな理由があって、覚悟を決めた頃にはもう町は本当の街になった後だった。昔とは比べ物にならないくらい綺麗で賑やかになった街。でも。そこは街であって僕の街ではなかった。
大事なものは失ってから気付く。その言葉は正しい。ただそれが僕の場合は失ってから大事なものだったと気付く、というだけだった。
妙な喪失感を残し都会へと帰る。
あれほど輝いて鮮やかに見えた都会はなぜだか、少し色褪せた景色となっていた。
ある日突然街に行く事になった。いつも通りのおつかいだ。なんで俺ばっかりにおつかい行かなきゃいけないんだよ。意味が分からない時は暇でおつかい終わったらアニメイトに行く。本当に街っていろんな店があるんだなって思ってしまった。
大都会に比べれば静かな街
田園に比べれば少しだけ騒がしい街
街の魅力は何?と聞かれたら
すぐに答えられない
見慣れているし
大都会にあるものはほとんどない
まぁ、それが魅力か
都会的で、整備された印象がある「街」
対して
人情味を残した、新旧入り混じる雰囲気をもつ「町」
私の勝手なイメージ。
街に憧れをもった時もあったけど、
結局のところ、この見慣れた(見飽きた)町と人が落ち着くね
70:街(町)
今日 録りだめをしていた 鬼滅の刃を見た
ハルは 鬼滅には 興味がない
鬼滅が好きなのは 俺と和樹さんだけだろう
お題の話も書くか
いつも たいてい 透が仕事が終えてから
俺は透と交代をする
家に帰る前に 街をブラブラしたりする
コンビニで 買物したり ゲーセン行ったり
俺の毎日の楽しみだ
オシャレなお店
美味しい食べ物
街にはきっと素敵な物があふれてる
運命の出会いだってあるかも
そんなの物語の中でだけだって
いいじゃない
夢を見るのは誰だって自由でしょ
街
街
いつもの時間、いつもの道を歩く。
沢山の建物、沢山の人、沢山の車。
全てがいつもと変わらない。
本当に変わっていないのだろうか?
店のディスプレイ、人々の顔ぶれ、車の車種。
全てを覚えてはいない。
変わっているかいないかすら、分からない。
街そのものはいつもと同じだろう。
しかし、街の人々が同じとは限らない。
そして街そのものもまた、時代と共に変わるだろう。
私も変わる時が来るだろうか。
この街にはいろんな人がいる。
幸せな人、そうではない人、とにかく様々な人が居り様々な感情が渦巻いている。
この街では今日も激しい競争が行われている。生き残るための人生の競争だ。
そんな街に自分は似合わないかもしれない。だが、そこから目を逸らしていてはいけない。
それでもダメだったら、故郷のあの街に帰ろう。あの街はきっと僕を受け入れてくれる。
だけどもう少し、もう少しだけ頑張ってみよう。
「街」
「街」と言われてどんな想像をするだろうか……
平日の朝、学生やサラリーマンで行き交う街
平日の夕、制服姿の学生で笑顔あふれる街
平日の夜、ネオンの中で疲れ切ったサラリーマンがいる街
休日の朝、人がまばらで静かな街
休日の昼、家族で思い出づくりをする街
休日の夜、明日からの日々を悲観し酔いつぶれる街
同じ街でも、毎日毎日変わってくる。
賑やかな街の中で悲観する人、静かな街で楽しく騒ぐ人。
「街」はとても大きいけど、一人一人の気持ちがしっかりと交わっている。新たな出会いも寂しい別れもその中で起こっている。
そんな自分の街が好き
【街】
街といえば、何を思い浮かべますか。元気な街、明るい街、楽しい街…と、いろいろありますよね。ですが、本当の街はどうですか。いい街と悪い街が、ごちゃまぜになっているところもあるのではないでしょうか。皆、想像だけなのです。でも、それを実現する事が大事ですよね。その為に、諦めないことがまず大事です。何事も諦めないことが「うまくいく」という可能性に繋がるのではないでしょうか。それは街も同じです。悪いところを見つけ、減らし、いいところを見つけ、増やしていく。それが最高の街なのではないでしょうか。理想を現実にすることは素晴らしいことだと思います。街は、人がたくさんいないと始まらない。街は、何かの活動をしないといい街にはならない。その為にどうするか。街を造るという案もありますよね。ですが、街といえば、やはり「思いやり」なのではないでしょうか。全て人がいるからできる事。手伝ってくれる人がいるからできる事。
つまり、街は、良かろうが、悪かろうが、思いやりに溢れているのです。
補足:長文になり、すいません。途中からテーマがズレているところは申し訳ないですが、気にしないでください
あなたと共に住むこの街を、生涯をかけて愛していきたい。
街灯がチカチカする
もう夕方
まだ外は明るい
街灯に集まる虫たち
蒸し暑い
あぁ
夏が始まる
【街】
人は誰しも心に闇を持っている。その闇には誰も光をともせない。"街"の街灯は私の心の闇を灯そうと頑張って光っている。私の心は黒から灰色へと変色していく。
この街に生まれて。
沢山の人に囲まれて。
それでも淋しさが募って。
心塞いで。
街の暖かさを受け取るための器。
再び作るための時間。
ひとりこの部屋に籠もって。
この街の中の片隅で。
この街が好きだ。
作業服の人達が朝早く仕事にでかける街だ。
底力のある街だ。
人情のある街だ。
昔から庶民が生きてきた街だ。
古い神社と商店、こどもの声もよく聞こえる。
味の濃いラーメン屋さん。
外国人経営のカレー屋さん。
ちょっとひ弱な私はこの街に力をもらって今日も生きている。
町
まっしろなおうち
まっくろなおうち
2けん揃えば
それはちいさな王国
まちなのだ
『街』🧡
賑やかな声。
暑苦しい人々。
たくさんのお店があって
たくさんの人たち。
そんなとこに
僕がいるなんて
似合わないけど。
少しだけ
背伸びしてみる。
それぞれの街でまた出会えたら私の名前を呼んでくれるかな!
鋳物の街とか餃子の街なんて呼び名で、地場産業や特産品をアピールすることってよくあるじゃん?
故郷はお菓子の街だったって言われて、誰が本当にお菓子でできた街並みを想像するかって話だよ。
彼女の両親に挨拶すべく訪れたのは、地方の山奥の小さな盆地で、街全部が本物のお菓子だった。
黒いローブに大きな杖をついて現れた老婆を見ながら、僕は「あなた、ヘンゼルっていうの?いい名前ね」って褒められた、初対面の過去を何故か思い出していた。
************
街
************
所感:
あるあ…ないな。
―街―
ファンタジーですが、街のニュアンス系小説です
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『こんにちは!タウヴァンさん』
「おやおやこんにちは、ミネル
今日も本を買いに来たのかい?」
『えぇ、新しい薬草の本が欲しいの』
「あぁ!それなら最近入ったばかりのがあるよ」
『まぁ!本当に?それを頂いてもいいかしら?』
「もちろん、いいとも」
『ありがとう!お代はどうするのがいいかしら…
あぁ、そうだ。丁度タウヴァンさんに似合いそうな
深緑色の帽子があるの。それでどうかしら?』
「帽子かい?そりゃあいい!丁度今のが古く
なってきたもんで、新しいのが欲しいと
思ってたところなんだよ」
『それは良かった。じゃあ決まりね。今から
持って来るわ』
「いや、今度、借りていたバスケットを返しに
行くから、そのときにもらおうじゃないか」
『それがいいわね。じゃあ待ってるわ!またね!』
「あぁ!また今度!」
|
「いらっしゃい、ミネルちゃん」
『こんにちは、アルビーさん!』
「今日は何を買いに来たのかな?」
『ろうそくよ。そうね…2ダースほど
頂けるかしら?』
「売ってあげるよ。でも、2ダースなんて何に
使うんだい?」
『さっき、タウヴァンさんの本屋さんで
新しい本を買ったのよ。その本に使うわ。』
「ろうそくがなくても本はお喋りさんだから、
読み上げてくれるだろう?」
『そうなんだけど、私はゆっくり自分で
読みたいのよ。だから、本にろうそくを
食べさせて、静かにしておいてもらうの』
「なるほど。本にろうそくをあげると
黙ってくれるなんて、よく知ってるね」
『タウヴァンさんに教えてもらったのよ』
「そうかい。…はいよ!2ダースだ。
お代は1000イェールだよ」
『1000も?お値が張るのね…』
「最近はライアス様の体調が優れないと
聞くからねぇ」
『知らなかったわ。今度ご挨拶に行くときに
様子を診てこようかしら』
「それがいいね」
『はい、1000イェールね。また来るわ!』
「まいどあり!」
|
『まぁ!ユリーヌじゃない!
具合は良くなったの?』
「…はい……ミネルさんの、魔法薬……
すごく…よく、効きました…
おかげさまで…今は……元気…です」
『それは良かったわ!体調には気をつけてね。
また何かあったらいらっしゃい』
「ありがとう…ござい…ます」
|
『ジーク!走ると危ないわよ!!』
「あ!ミネルさん!ごめんなさぁーい!」
『そんなに急いで、何をしに行くところなの?』
「ハクアさんのパンを買うんだよ!
お母さんに頼まれてるんだけど、もう
売り切れちゃいそうなの!!」
『なら、急がなきゃね。でも、気をつけて歩くのよ』
「はーい!」
|
『あら、こんなところに…ヘビ?』
「クッククク!ヘビじゃなーいよ!!」
『わぁ!?メリューズだったのね!てっきり本当の
ヘビかと…』
「やっった!!やっとミネさんを騙せたや!」
『こればかりは気づけなかったわね…
驚いたわ、ほんと!すっかり擬態も
上手くなったのね!!すごいわぁ』
「へへへ、メリュ、上手くなったっしょ?」
『これでみんな騙せるわね』
「っあーでも、ヘビは1番得意だけど、他は
ちょっと…自信ないや」
『 なら、アルビーさんのお兄さんのところに
行ってらっしゃい。確か擬態が大得意だった
はずよ。色々教えてもらえるかもしれないわ』
「じゃあ決まりだな!今日の午後はお昼食べたら
アルさんの兄さんのとこ行ってくる!!」
『うふふ。元気いっぱいね!行ってらっしゃい』
|
「あら、そちらはミネル様ではなくて?」
『あぁ!リネスエルご夫人ではありませんか!
お久しぶりですね』
「えぇ、お元気でした?」
『はい、もちろんです』
「それはそうと、近いうちにそちらの病院を
伺わせてもらおうと思っているんですの。
診てくださると嬉しいのだけれど」
『まぁ、そうなんですか。ちなみに、どう言った
ご用件ですか?』
「主人の喉の調子が良くないんですの。」
『それはそれは。では喉のお薬を用意して
いつでもお待ちしておりますね』
「ありがとう存じます。では、ご機嫌よろしゅう」
『はい、ごきげんよう!』
|
『さてと。やらなきゃいけないことがたくさん
あるわね。喉の薬を作って、念の為ユリーヌの
薬もあった方がいいわね。それから薬草の本を
読んで、新しい薬が出来たら保存をかけて、
ライアス様のところにも行かなきゃならないわ。
あぁ、忙しい忙しい』