『街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
軽い気持ちで聞いてほしいんだけど、街って聞くと、まず「行きたくない」ってなる。都会とか、旅行とか、夢があって、キラキラしてるイメージだけど、そこまでポジティブに感じない。
でも、それは憧れでもある。でも行けなくてもいいや。そんなところ。
「街へ」
春は暖かく、山が包み込んで
夏は暑く、陽炎が揺れていて
秋は涼しく、紅に染め上げて
冬は寒く、一面銀世界で
いつも全てを受け入れてくれる、
僕の街へ今還ります。
ここは僕が生まれ育った街。
この街は20XX年に放送されたアニメの舞台で、よく聖地巡礼目的で観光客がやってくる。
確かにこの街は良い所がたくさんあると思う。
でも『そこまでか?』と思うときがある。
ある時聖地巡礼をしにきた1人の男性と出会った。
その男性は、そのアニメを見てから人生が変わったらしい。
そしてアニメのお陰で、この世界で1番良い街に出会ったという。
それがこの街だ。
僕自身、今まで過ごしてみてそんな風に思ったことなど1回も無い。
すると男性は言った。
「身近なものこそ良さを見つけにくいんだよ。自分はただの空き地だと思っていた場所は、子供たちからしたら、とても素敵な場所なのかもしれない。この街だってそうさ。君にとって何も無い普通の街に見えるかもしれないけど、僕にとってはこの街の全部が輝いて見えるんだよ」
僕はとりあえず頷いた。正直全く分からない。
「せっかくだから君に1つ、オススメのアニメでも紹介しようかな」
すると男性はリュックから複数のDVDを取り出した。
「いつもそんなに持ち歩いてるんですか?」
「いや今回だけだよ。聖地巡礼した時にアニメを見返せば、ここがあそこか!ってなって楽しんだよ」
「はい。これどうぞ」
男性は1つのDVDを僕に渡した。
「これは日常系のアニメで面白いよ。君くらいの年は結構ラブコメとか好きなんじゃない?」
確かに僕の学年は漫画やアニメでラブコメを読む男子もいる。
でも僕はあまり興味が無かった。
「僕あまり興味なくて……」
「何事も興味がないで終わらせちゃダメだよ。新しいものに出会えば出会うほど、人生は楽しくなるからね」
そしてその言葉を聞いてから5年が経った。
あの後アニメを見てドハマりした。まさかこれほど面白いとは。
そのアニメを見てから人生が変わった。
アニメを好きになって、今度はアニメの声優が好きになった。
そしてそのアニメの舞台の街も好きになった。
いつか仕事してお金貯めて絶対にあの街へ行く。それはいつしか将来の夢になっていた。
そして就職しお金を貯め、僕は無事に聖地巡礼をすることができた。
「ここがあのアニメの舞台か……」
今にも涙が溢れそうだ。
数年前あの1人の男性に出会ってからすべてが変わった。いや男性が変えてくれたんだ。
街を歩きながら今までの思い出を振り返っていると……
「お兄さん何かこの街に用でもあるの?」
1人の中学生が話しかけてきた。
「聖地巡礼をね」
「こんな街に?」
「君も好きなものがあるだろう?でも他の人はそれを良い評価をしないかもしれない。人によって価値観は変わるんだよ」
「ふーん」
「君もなにか好きなものから興味を広げてみな」
「例えばアニメが好きだったら、そのアニメの声優さん、アニメの舞台、なんならアニメーションとか色々興味を広げられる。興味がないで何もかも終わらせないで。自分の世界を広げればきっと楽しいよ」
この言葉は色んな人に届いてほしい。そういう願いを込めた言葉だった。
完結
きみのいない街へ出掛けます、
すべて整理して家を出ると
私の場所は本当にないんだなと寂しくて
胸を埋めていた物まですっぽりと
型を残してどこかへ消えちゃったみたい
そしてようやく、この時期の風の寒さを知りました
きみと違う街の人になります。
次に会うときは
きっと知らない人、
今日の夜行バスまで
きみを知っているこの街の私で
いつからだろう
あの街へ行かなくなったのは
一歩あの町へ踏み入れれば
みたくないもので溢れている
前までは平気で
あの街へ行っていたのに
大好きな街だったはずなのに
ある日
僕はあの街が大嫌いな場所になってしまった
ある日突然
君が消えてしまったあの街…
君との思い出がつまった街…
どうして僕をおいて
逝ってしまったんだろう…
あの街へ行きたいと思って私は必死に勉強しあの街に位置する大学に合格した。
―そして明日から一人暮らし。
一人暮らしならなんでもできる。
私のやりたかったこと。
高校では禁止だったバイト。
あらゆる可能性が私を待っている。
さあ、この一歩を踏み出そう。
あの街へ―
新しい、世界へ―
テーマ:街へ
(新しい街)
俺は街が嫌いだった。好きになれなかった、あんな街。
学力主義で常に俺の上には俺の嫌いな奴がいる。どれだけ頑張っても越せることはない。
だからリセットする。
俺は役所に申請書を出した。
市役所の人は「本当に良いんですか?」と何回もといていた。
そして、俺は新しい街に引っ越しすることが出来た。
新しい地元はみんな優しくて、学力主義ではない。でも、労働があった。
ここに入ったら義務で皆にお届けものを取り回収するのだ。
とても疲れてしまい精神的にも病んでしまった。
俺はまた、新しい街を申請した。
「えっと、次は大腸の街に行くでよろしいですか?」
「はい」
さて、新しい街へ行こう。
ピピピッピピピッ
アラームが鳴る。
9時15分。学校に行く時間は7時30分。もはや授業中である。大遅刻だ。急いで準備をして家を飛び出でる。そしていつもの街を通る。もはや、間に合わないのだから仮病を使った方がいいだろうか。しばらく考えた末、仮病を使うことにし、見事仮病は大成功した。街の人にバレたら行けないので、急いで帰る。家に入り私服に着替える。しばらく遊戯をして遊んだがどうにも暇だ。罪悪感もだんだん重くなる。気晴らしに街を歩く事にした。バレては行けないのでマスクをして帽子をかぶる。─────街に着いた─────
いつもなんとなく通るこの街をまじまじと眺めるのは初めてに等しいだろう。カフェや大きなショッピングモール。歩きながら街を見ていると、だんだん、罪悪感が薄れていく。そもそも、薄れては行けないものだが...
数時間も経つと家に帰ることにした。そのままなんとない仮休日を過ごしその日は終わった。
『街』
【街へ】
さぁ、新たな一歩を踏み出そう。
最初は光が怖いかも知れない。一歩踏み出しすのは勇気が必要で難しいよね。だから下を向きながらでいい。一歩踏み出してごらん?
次はさっきより上を向いて一歩ずつゆっくり顔を上に上げながら歩き出してみて。
街は、世界は、あなたを拒絶なんてしない。
だから、安心して。あなたは生きていていいんだよ。
たとえ辛くても、下を時々見ながらでもいい、これからも、一歩一歩ゆっくり踏みしみながら歩いていこう。
同じ学年に少し気になる人がいる
DMも続いてて話すのが楽しくてワクワクしてた
好きとか気持ちは分からないけど。
TikTokで細身の高身長が出てくるとやっぱり
理想が高くなろうがそっちのイケメンに気がいく
やっぱりイケメンと付き合いたいって思ってしまう。
窓から眺める景色は
眩しいほどに輝いている
苦しみなんてないような世界
現実なんて忘れられるくらいに美しいと思う
”行ってみる?”
そこには差し伸べられる手があった
白く輝く優しい手
行ってみたい、そっち側へ
手を伸ばす
優しい手が僕を引いてくれる
憧れた美しい世界はもう目の前だ
街へ
街へ出掛けるのは嫌いです。
人酔いするんです。
用があって街に出るときは、
スタスタ歩いて、感情を顔に出さず
とにかく早く用事を済ませます。
唯一、自分から街へ出掛けるのは、本屋さんに行くため。ネットだけでの本の購入はつまらないし、電子書籍もいまいち。
なぜか本屋に行く時だけは、人酔いしないのよね。
私が好きな街
古いと思われてしまうかもだけど、私は、この街が大好きだ。
皆んなが優しく、いろんな人達がいて明るい街
老人の人なんか元気でゲートボールなどをして遊んでいる
いろんな人達とたくさん触れ合えるのは、この街以外にもあると思う、でもここの街は負けていない
ここの街は、いろんな物がある田舎と思われるかもだけどこの街に遊びに来たらみんなも笑顔になり楽しい気持ちになるはずだ。
この街の魅力を皆んなが見にくればいいのに、
これが私の好きな街だ
『街へ』
街へ行こう
古本屋のあかりがみえる
いつもの街へ
雑踏にもまれながら
真っ直ぐ前に進めない
もう少し歩けば古本屋につく
静かな時間が待っている
私の好きな空間
ぶつかる人に謝りながら
頭の中は古本屋1色
さぁ、もうすぐ
行ったことのない世界へ飛び出すと、
何もかも新しいものばかりで
自分の常識を覆される。
『もっと知りたい』
今の自分の可能性を拡げてくれる
そういう“もの”に多く出逢える場所だ。
きみ本当に大丈夫なの
そんな涙声で うまくやれそうかい
つらくなったら ぼくの街へおいで
この街は あいかわらず のどかでいいところだよ
【街】
街へ
そのキラキラを
受け入れるだけのエネルギーがあれば
楽しいところ。
『街へ』
なにしに行こうか
お買い物?美味しいもの食べる?
それだけでワクワクする
新たな発見探しに行こ
牢屋は生きるにはあまりにも狭すぎた。見ず知らずの女のせいで捕まるなんて理不尽なことだった。もう今は何か、自分を許してくれるものがほしい。こんな街中では生きていけない。僕は急いで街を出た。
大きな通りは苦手だ。自分がされた仕打ちを思い出してめまいがする。僕は急いで田舎へ向かった。
移住先の村には僕の知り合いは誰もいなかった。近隣の方も優しく接してくれた。
しかし8月20日のことだった。僕が逮捕されていたと言うことが村中に一気に知れ渡り、僕に声をかけてくれる人はいなくなった。
僕は疲れてしまった。自分を許してくれる人なんてどこにもいなかった。僕はポケットの中に入れていた手紙を読んだ。荒々しく汚い字だった。しかし、この人しかいなかった。家の鍵を開けて待ってくれていることに有り難さまで感じてしまった。もう取り返しがつかないなら。僕は急いで身支度を整えた。街へ帰ろう。僕は今とても寂しいんだ。
街へ。
大阪の街へ。
それとも
名古屋の街へ。
いつも来てくれるから
今日は名古屋で逢えて
本当に嬉しいよ。
明日は
常滑の街へ。
寒いけど
楽しい想い出を
たくさん作ろうね。