『街へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お気に入りのコートと
最近買ったカバンをもって
誰にも気にされないけど
『街へ』
あの人に会いにいくのよ
そう言って笑った君は
もう何処にもいなかった
思い出を探すように
面影を辿るように
街から街へ渡り歩く
もう二度と会えやしないのに
お題 街へ
街へ出たい
と思っていたけど
今の町でゆったり過ごすのもアリかな
『街へ』
「街へ行こう」
そう言った彼の顔は、酷く悲しそうだった。
理由を聞いても、彼は何も言わずに微笑むばかり。
しょうがないから彼の手を取って、一緒に街へ下りた。
久しぶりに見る、沢山の人。誰も僕を行方不明の人間だとは認識していないようだった。
それも当然か。
僕がいなくなったのは、もう四十年も昔のこと。
僕の同級生だって、僕のことは覚えていないだろう。
覚えていたとしても、きっと僕を見ても分からない。
居なくなったあの日から、僕の見た目は変わっていないのだから。
「──さん、こっち」
ぼんやりと街ゆく人々を眺めていると、彼が僕に呼びかけた。
彼も当分街へは来ていないはずなのに、何処か宛があるような立ち振る舞い。もしかしたら、僕の知らないところで何度も街へおりていたのかもしれない。
そんなことを考えても答えは神のみぞ知ると言うように、答えは彼しか知り得ない。
「わかりました」
そう返事をして、僕はゆっくりと彼について行った。
1日目
無言になった途端。
君 年明け何してた?
私 ん?(なんか言った?)←話聞かない人w
君 いや〜年越し何してたのかなって
私 (なぜ今更w気になるのか?)え〜何してたっけなぁ…
君 今更聞くのはおかしいけどw皆あんまり話さないよなw年越しのこと。
私 まぁ確かに話さないねwうちなんか特に興味がないからw
君 ww
私 ん〜年越しかぁ何してたっけなぁ…
君 年越しオールした?それとも寝てた?
私 それは起きてた!!オールしようとしてた!!
君 !!w途中で寝た感じ?
私 そう。だねwさすがに寝ないとやばいかなって思って4時に寝て8時に起きたw
君 w俺はさぁ…
私 あっ!思い出した!ゲームしてた!
君 ゲーム?(何のゲームか知りたそうな顔)
私 ゲームもしたけど。家族で神社行って人生ゲームしてたかな。
君 いいなぁ人生ゲームあんの。俺もやってみてぇw
〜そこから前の席の子も混ざった話〜
無言になった。
私 ○○は年越し何してたの?
君 俺?えっとね、○○って言うゲーム知ってる?
私 ○○?ごめん知らないw
君 それはそっかwまぁその反省会をしてたw
私 反省会w真面目だね〜w年越しに反省会とかw
君 まぁ、年越し前に試合あったからw
私 試合?(部活の?そんなのあるん?)
君 ゲームの試合して負けたから、なんで負けたか反省会。お前がこうだったからとか結構荒れてるww
私 擦り付け合いwwでも、楽しそうだねw
君 まぁバカばっかだけどw
とっても楽しかった。
急に話題出されたのはびっくりしたけどw
良い思い出。
しかも2日連続でまた隣の席になれる。
傾いた屋根にミルクレープとペリカンの置物、オレンジの柄のバターナイフ、アールグレイ、小さなサボテンときんかん
『街へ』
〜街へ〜
街へ行こう
君に会いに
君はいつものところにいるかな
特に約束はしてないけど
君に会いたいって思ってしまうんだ。
〜街〜
見渡す限り
白。白。白。
目の前には赤い夕日
後ろでは少しだけ輝く街灯が綺麗だ
この嘘で溢れてる街から君と抜け出したい、
薄明かりの部屋
電話の着信、君の名が表示される
僕∥はい、もしもし。
君∥出てこれない?
しばらく、沈黙
耐えられないのは
たいがい、こっち
君は我慢強い、作戦だろね(笑)
僕∥わかった。待ってて。
君∥ありがとう。
寒いよ、まったく
寝るところだったのにな
いつだったかな、まだ白い車の頃
助手席、眠そうな声で
君∥遠くへ行っちゃうと、困るんだよね
待つの好きじゃないから。
運転席、甘ったるい缶コーヒー
誤魔化して飲み込んだ
僕∥じゃあ。一緒にくる?
言えるわけない
白いため息の先
君がぽつんと、見える
空、見上げ
星、数えて
切ないよ、まったく
長くいすぎたかな、この街に
置いていったら君は、立ち尽くすだろう
幼い妹のように
壊れてしまうね、じっと下をむいて
押し黙るように
離れられないわけ、言い訳
ひとりぼっち、ふたりのまち
今日も大好きなあなたと
この街の安全と平和を守るため
この街の安全と平和を守るため
ハッピーになるヒント
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸▹◃┄▸◂┄
ラッキーアニマルは茶色の猫さん。
ラッキーフードは香りの良い物。
ラッキーウェザーは雨。
鬱々としがちな毎日ですが、
小さな幸せを探しに、
街を探索してみてください。
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸▹◃┄▸◂┄
みんなが明るい街へ行くなら
私は誰もいない薄暗い夜道を行く。
そして、
今日も良く生きました。頑張ったね…
貴方も私と薄暗い夜道を歩きますか?
決めるのは貴方です。
歩かなきゃ。
だけど、足が前に出てくれない。
あと数歩が届かなくて。
君は
『2人なら1歩で2歩分進めるね』
なんて。
君と
少しずつ
ゆっくりと
一緒に
「街へ」
もう何年になる
街の明かりが消えたのは
この街は夜を行き交う人もまばらで
誰もが伏目がちに背中を丸めた
街の賑わいが消えて
街の息遣いが聞こえなくなって
街は装いを変えて
でも街はそこにあって
かほ
何者かになろうとして
繰り出した東京の街
他人と差別化して作り出した自分は
「彼らとは違う自分」でしかなかった。
#街へ
Aik
この暗いところから連れ出して。
私の手を引いて、一緒に行こう。
『街へ』
#街へ
思い切ってパーッと繁華街へ出てみようか
何も考えず遊び呆けようか
それでいい
大好き。愛してる。かわいい。その言葉がたくさんの人に向けられても私はいいの。私は君だけが大好きだから
何もやる気が起きないな、
水と流し込む錠剤を怖がらなくなったのはいつからだったか、
通り過ぎる電車の音が怖くなくなったのはいつからだったか、
人が怖いのも、いつかは消えてなくなるだろうか、
そんな光が見えたらいいな、行こうか。街へ