『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
街の明かり
会社帰り、街の明かりを辿って家に帰る。
こんなに残業してたのか。
最近忙しかったからからな。
たまには歩くのも街の明かりをみるのもきれいだな、、
でも、早く帰って寝よう。
街の暗さが気持ちまで暗くしてしまいそうで
苦しかった。
街の明かりが私の足元を照らした。
その明かりが気持ちを明るくさせた。
でも私明るいのも嫌になってる。
その明かりで影が濃くなって
闇は深くなってしまうから。
街の明かりで私をいつまでも照らして
─────『街の明かり』
【街の明かり】
今日も疲れた…
残業していて終電を逃し、とりあえずタクシーが捕まりそうな道まで歩いてく。
こんな時間なのにも関わらず、街は明るい。
これが眠らない街か。
田舎から出てきてまだ1年もたっていない。まだまだ仕事ができないため、最近は残業ばかり。でも終電までには帰れてたんだけど。
田舎だと外灯がポツポツとあるだけで、人が歩いていることはありえない。
2~3年後には、田舎に帰ったときに、『都会に染まっちゃって』なんて言われるんだろうか。
街のあかりに誘われて
ふわふわふわり
今宵も浮遊する海月
街のあかりに誘われて
ゆらゆらゆらり
今宵も游ぐ金魚
街のあかりに誘われて
ふわふわゆらり
今宵も徘徊する私達
独りが淋しくて
ゆらゆらふわり
今宵も街のあかりに
集まる
そこには何もないというのに
お題
街のあかり
街の明かりの中に僕を待っている明かりがあるから、今日も僕は家路を急ぐ。
お題
『街の明かり』
辺りが暗くなると街には明かりが灯る。
橙色の暖かい光が暗闇を照らす。
その光の中には何があるんだろう。
楽しい家庭?騒がしいお店?
『いいなぁ……』
ふぅ、と私はため息をつく。
ここ最近仕事の都合で家に帰っていない。
夫も、娘も、息子もいる。
今何をしているんだろ。そう考えながら街の真ん中を駆け足で歩いた。
街の灯り
都会の高層ビルマンションから見られる夜景はさぞ絶景だろう。
小さな頃から憧れていたから。
でもね、
そこに私が足を運ばせて高層ビルからの夜景を見たところで、私はそれで満足するだろう。
そこに暮らしたい?と聞かれると、たぶんというか私なら「NO」と答えるだろう。
理由は多々あるけど、ネタに拾われて終わりだから話さないでおくね。
街の灯りは高い所から見たところと、低いところから見たところは、
見た高さからはまた違って夜景が見える。
どちらが良いかとかではなく、私なら歩いて見える、自然に目に入った夜景のほうが好きだから。
そんな目に留まる、目に入って輝ける、そんな「街の灯り」にぜひ出逢ってみたい。
「ただいま」
帰った瞬間冷蔵庫からビールを取り出した。
ベランダの椅子に腰掛けて、東京の街並みを眺めながらため息をついた。
ずっと堪えてた涙が1人になってからこぼれ落ちる。
毎日毎日不安が耐えない。
もう、疲れたよ。
私は勇気がでなくて立ち向かわずに逃げてしまうけど、
毎日毎日、
誰にも見えないプレッシャーと戦ってる。
頑張る意味が見えなくなって、
自分を責める時もあって、
どうしたらいいのか分からないけど。
そんな時は深呼吸をして自分を褒める。
今日も一日頑張ったよ!明日もきっと私なら大丈夫。
そう自分に言い聞かせて、ゆっくりした後布団に入る。
布団に入った約20分後。
優しい声が聞こえる。
「ただいま」
ぎしっぎしっと足音が近づいてきて
私の体をそっと抱きしめてくれる。
優しく頭を撫でてくれる。
「今日もお疲れ様。遅くなってごめんね。お風呂入ったら来るからね。」
そう言ってあなたはお風呂に入る。
お風呂から上がってすぐの彼の体は暖かくて、
寄り添ってくれるあなたが好きで、
「大好き、愛してるの。」
そう言いながら涙を零した。
「俺も愛してる。あんま無理すんな」
そういって抱きしめてくれることが
嬉しくて、嬉しくてまた
涙が零れた。
…人は、死ぬと花になると聞いたことがある
生命を終え、土に還り、芽を出し、蕾になり
そして、花を咲かせる
それを、何度も何度も繰り返して
綺麗な花を咲かせる
生まれて、生きて、死んでいく
それが、生まれた自分たちが歩いていく道
始まりがあれば、終わりがある
それを繰り返して、また新たな花を咲かせていく
笑顔が素敵な貴方は、黄色の花
誰かを愛することが好きな貴方は、赤い花
優しさを持っている貴方は、緑の花
ちょっぴり泣き虫な貴方は、青い花
オレンジ、ピンク、水色、紫、白
色んな色の花がある
死んでも、悲しむことは、ない
終わりがあるなら、始まりもある
終焉と共に、また次の命へ紡がれる
…新たな生命の再生が始まる
眩しくて眩しくてたまらないの
早く閉めてよカーテン
見えなくてもいいの
見せたくないし見たくもないから
〈街明かり〉
「はあ…はあ…」
あの山から逃げるにはあそこの街が1番隠れられる…
「あと少し…」
「おや。坊やそこで何をしてるんだい。」
人が何故ここに…こんなところに人なんていないはず…
「いや、街に用事があって…」
「そうかい。このまま下に降りていけば明かりがあるからその通りに進みなさい。」
「わかった。ありがとう。」
誰かわからない老人に教えてもらった通り下へ進み、明かりを頼りに進んでいくと、
「お〜おつかれ。よくここまで来たよ。あの老人なかなかやるなあ。」
「なんでお前らがここに…」
あの老人、敵だったのか…
「いやぁそんな簡単に引っかかるとは、お前も馬鹿だな」
僕はそのまま敵に捕まり、牢獄へ。
でもあの老人、どこかで見た事あったような…
夜、一人さびしくコツコツと
歩きさまよう
こわい、寂しい、いらいらする、やだ
いろんな声が聞こえてくる。
これが街のあかるさらだ
#街の明かり
薄暗い夜、街を歩いていると、
街灯がポッと光りだし、私たちを照らした。
空が暗くなっていくと、街灯は光がまし、
どんどん綺麗になっていく。(*´ω`*)
朝になると街灯の光は消え、かわりに太陽が私たちと町に光をそそぐ。
そして日が落ち、太陽が空から去る頃、
街灯がまた私たちを照らしてくれる。
【街の明かり】
あのときと打って変わって街の明かりが本当に夜道を照らしてくれる光になりました。私は昔よく怖いからって言って門限の遅い子たちにお家まで送ってもらったな、って。
「案外、早いですよね。」
「何が? 時間経つのが?」
そういった私にこう返してはキスをしてくる彼。こんなの糖分が多すぎて身が持たないですよ。私、こう見えてもロマンチストなんだけどな。
テーマ:街の明かり #237
街の明かりが消える頃、
妖怪たちは動き出す。
しかし、
近頃の人間たちの街の明かりは消えない。
これだと我らが活動できないと、
人間に化けた妖怪が、
人間の街を歩いた。
すると妖怪を見た人間たちは悲鳴を上げ、
都市伝説や妖怪たちを恐れる。
でも
彼らの夜の街の明かりは消えなかった。
昔に増してつくようになった。
妖怪たちは暗い森に住むようになった。
妖怪たちは人間を恨んだ。
だから、
夜、暗い森に行くときは注意した方がいい。
妖怪たちは人間を……。
そんなの脅しだろう。
俺はそう思ってテレビを消す。
妖怪特集なのか、何なのか知らないが、
妖怪は架空の生き物だ。
存在しない。
妖怪よりも恐ろしいのは人間だ。
※
♡3100ありがとうございます
ひとり夜景を歩く。残業や夜勤でできた明かりがわたしを照らす。わたしは苦しくなる。みんなみんな頑張っているのにわたしだけ、と。それでも歩き続ける。止まってしまったら、もう何も残らないから。進んでも止まっても、何にもならないくせに。
そんなわたしを、月明かりだけが優しく包んでいる。
#街の明かり
とても暗い道を歩いていた。
そこは山なのか、はたまたどこかの道路なのか、異世界なのか。
それは今はもう分からないし、思い出せない。
その時の私は酷く落ち込んでいて、希望を無くしていた。
暗く、前も後ろも分からない道を歩く。
1歩、1歩、また1歩
進んでいるかは分からないが、確かに歩いている。
だがしかし、一向に光は見えない。
光もなく、周りも見えないこの道で、私は確かに息をし、歩いている。
あるかも分からない光を探して、
無くしたはずの希望を持って。
まだ心のどこかにある希望が消えさらぬように。
落ち込む気を笑顔で繕い、歩を進める。
1歩、1歩、また1歩
絶望とも言えそうなこの暗闇の中
私は前を向いた。
信じ続ければきっと報われるはずだ。
よく見ればそこは高台の上だった。
先程までの暗闇とは違い、とても明るく、そして暖かい光が目に飛び込む。
ただ覚えてるいるのはあの街中が異様な程眩しく、綺麗であったことだけだった。
ここは暗くて寂しい。
少し行ったところには街の明かりが見える。
そこまで距離はないはずなのに
僕には遠く感じる。
【街の明かり】
#74
街の明かりは未だ煌めいているのだけど、夜よりも少しだけ光の彩度を欠いたような気がした。きっと、自分のいる場所が明るくなったからだろう。
石レンガの塀が長く続いていく。その塀の向こうには、なんの変哲もない、なんの特徴もありはしない民家が続いていき、闇の中に溶けていった。
住宅街であるので、大した街灯などはなく、ここから数駅先の街と比べればこんな街などは真っ暗闇と言っていいほどだろう。
それでも、先を見通せるかどうか、ギリギリの間隔で配置された灯り程度ならばある。彼はなんとはなしに、その下を意識して歩いて進む。
ひゅうと吹きつけた風は生ぬるくて、二の腕の半ばほどにあるシャツの袖をひらひら揺らす。先まで乗っていた電車の中は心地の良い冷風が吹いていて、その中で汗が乾いてしまったからか、外に出てからは皮膚は汗によって冷えることもなく、蒸した暑さを享受せざるを得ないのだ。
仕事からの帰路は憂鬱で、だけれど日常的にすぎて憂鬱さの感覚など麻痺していく。1人の道は孤独であるけれど、その孤独も仕方がないと割り切れてしまう。
そうして彼はいつも歩き始めると、くだらないことを思案し始める。例えば、今じわじわと皮膚の表面に浮かび出した汗が、とても強い酸性を持ったとして、そして彼の体はその酸に耐えられるようにできているとして、汗が地面に落ちるとその地面はどのように溶けるのだろうか。ずうっと立ち止まって、ポタポタ汗が垂れていけば、もしかしたらコンクリートの道は溶け切って、地層に行き着くのではないだろうか。……でも、そこまでたどり着いてどうするんだろう?彼はそんなことを思った。まあだけれどこれは、生産性のないくだらない想像であるから、そんなに真剣に考えることなどないのだ。
彼は上に書いたみたいなくだらない想像を数回繰り広げてはやめて、やめては繰り広げた。
その妄想を続けて、彼は闇の静けさを進んだ。そうしてしばらくたち、彼がふととある街灯の下で足を止めると、その途端彼は全てがイヤになった。
妄想で終わる一日。暗い中を街灯頼りに進む道。ぬめついたような風。全てがイヤになった。彼を取り巻く人々、働く職場、明日の予定全てを唾棄し、踏んづけてやりたくなった。嫌悪が彼の中に満ち、全てを投げ出し自身を酸で溶かし尽くしたいような気分になった。
だけれど彼は横を見やった。彼のアパートがそこにある。いつの間にやらそこに着いてしまっていた。
彼は衝動的なイヤを全て諦めた。イヤを諦めて、アパートの彼の部屋に入って、そしてイヤを諦めてしまった自分に今日もため息を吐き、やはり自分のこともイヤになった。
外で仄暗く電灯が道を照らす。それは明るいのに暗く、先行きの見えない道はひどく不安を掻き立てるもので。今だけは、彼はその電灯に縋りつきたくなるのだった。一時的な安寧でしかないそれに、縋りつきたくなる自分がやはり、イヤなのであった。
“街の灯り”