『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
深夜に散歩することがあるが、街の灯りというか散歩途中の家の明かりがついていると何をしているんだろう、と疑問に思うことがある。
あなたと先輩2人と
部活終わりに
3人で帰る時、
わたしと2人は途中で別々になり、
2人は2人で帰る、
そんな日々だった、
好きな先輩と帰れるだけで嬉しかった、
でも今日は、あなたが、
女の子一人じゃ危ないでしょ、一緒に帰ろ、
2人で帰ろ、 と私にしか聞こえないような声で言った、
私は、◯◯先輩か、と思った、
でも、、、
街の電灯、月明かりの下、私は今まで好きだった
先輩ではなく、
あなたに恋をした、
#街の明かり
「街の明かり」
僕の友人は夜が好きだった。
暇さえあれば街の中に消えていった。
その後ろ姿が目に焼き付いて、
最高にかっこいいと思ったんだ。
街に招かれるように
左手にはタバコをふかし
右手には愛車の鍵が束ねられたキーホルダーをまわして
笑顔で消えていくあいつの後ろ姿は
僕の憧れだけど遠い存在。
彼のような夜の街に似合う男になりたい、
そう思ったことも何度もあった。
僕は街の明かりを眺めながら、
あいつを見送る
小高い丘に登れば、街の明かりと天の川が一緒に見れて2倍お得。
特に7月は天体ショーが活発で空を見上げるのも楽しい。
でも、雨が多いのが玉に瑕。
7/8 お題「街の明かり」
坂を登り切って、盆地を見下ろす。日が傾き山々の陰が落ちる、懐かしい故郷。
帰るべき場所に、生きて帰って来た。思わず長い吐息が漏れる。
山を下るに連れ、夜が濃くなるに連れて、故郷にぽつりぽつりと明かりが灯る。
その中でも特に温かく、明るい光を知っている。
孤児だった自分を引き取った育ての親と、同じ環境のきょうだいたち。故郷を初めて出てから、何ヶ月ぶりだろう。
皆と再会し、無事を喜び合い、食事を取り、たっぷりと休息したら、自分はまた旅立つのだ。
―――次の標的(ターゲット)を仕留めに。
(所要時間:10分)
街の明かり
寝る直前の私の習慣。
ベッドの側の窓を開ける。夜風がカーテンを揺らす。
目に飛び込んできた街の明かり。月の光。星の輝き。
今日も誰かが、日々の生活を営んでいる。
街の明かりがそれらを照らす。月と星がそれらを包む。
私はそれを見て、私も生きているんだって思える。
街の明かりに、おやすみを。明日の私も、よろしくを。
街の明かりは 美しくて綺麗
幻想的な光と温かさに包まれて
夜空に広がる星が瞬く
#2
街の明かり
車のライトが、草を刈り分けたような道を照らす。
でこぼこのアスファルトのせいで、車が小刻みに揺れている。実家まで、あと少し。
事故を起こさないようビクビクしながら車を走らせていると、柔らかな明かりがぽつり、ぽつりと灯る集落が見えた。よかった。無事に着いて。
集落の細い道をくぐり抜け、比較的新しく見える一軒家に車ごと入る。エンジンの音で気がついたのか、引き戸がからからと開いた。中から人が出てきたのを見て、私も車から降りる。
「おかえりなさい。よく来たわね」
お母さんが、月の光のように優しく笑ってくれる。
今年も帰ってきて、よかった。
「お母さん、ただいま」
やっぱり私は、都会のきらびやかな光より、田舎の静かで、優しい明かりの方が好きだ。
街の明かりは眩い…?
街に行ったことないから
行ったことある君が羨ましい…
いつか、連れて行って、と
言いたい…
言えないけどさ、、
夜の街に淡く光る街灯。
寂しさを感じる。
優しさも感じる。
美しいと感じる。
夜という闇を輝かせる。
何時かは消えるそんな光だった。
「ごめん、別に好きな人が出来たんだ」
そう言って彼は別れを告げた
元々ノリで付き合った人、それでも私は彼が好きだったのに…
なんで、私を捨てるの…
なんで、私に魅力がなかったの?
ねぇ、ちゃんと理由を聞かせてよ……
いつもと変わらない帰り道。
もう夜で、道は暗くなっていた。
涙で滲んだ光がとても切なく淡いものだった。
お題︰街の明かり
やっと最後の階段を登りきって丘の上までやって来た。ポワポワ、オレンジに光る街が小さく見える。雪で指先が凍える中、ようやく帰ってこられたんだと安堵した。ポワポワ、街の明かりが僕の命を繋いでくれたような気がする。光があたたかい。
私が幼い頃家族と親せきとみんなでバーベキューに行ったみんなが周りで準備をしていた。でも、私は暇でみんなとは逆の森の中に入っていき迷子になった。
でも、私のいとこのお姉ちゃんが探してくれてやっと戻ることができた。
森から出るとランプなどの灯りがすごく明るくて街の明かりのようだった。私は綺麗すぎて親に怒られているのに話を聞かずずっと眺めていたのを覚えている。
街の灯を見ると
今までにあったことがフラッシュバックして
懐かしい気持ちになる。
包まれて安心するような
ほっとするような
でも、少し寂しいような。
#街の明かり
「街の明かり」
明るかった街灯も
北へ行くにつれ
暗くなる
高速道路は山にかこまれ
本当に暗いから
並走する車のライトが
気休めになるくらいの心細さ
山を抜けると今度は田畑がひろがる
民家の明かりが少しずつ増えていく
地方の街の明かりが
やがて行く手を照らす
こんなに夜遅くまで外に出たのは初めてだ。
いつもは門限があるからこの時間には家にいる。
だけど友達とお泊まりをしている時は別。
ひとつのルールをやぶって外にいるのは
少しの罪悪感と、表しきれないほどのわくわく。
街の明かりでさえすごくキラキラ輝いて見せてくれる。
街の明かり。
街の明かりは
それぞれが
存在する
証拠。
お仕事が終わって
おうちの中の明かり。
こんな夜勤で
働く人の
証拠。
街の明かりが
灯ってると
癒される。
街の明かり。
明かりに照らされる
その下に広がる
悲劇
喜劇
一人芝居
群像劇
明かりが消えた後
残るのは
人々の涙
飲みかけのシャンパングラス
脱ぎ散らかされた靴
散りゆく花
明かりが消え
人は眠り
また朝日に照らされる。
繰り返す人の営み
街が動いていく。
昼間は商店街のあかりが輝く
夜は星のあかりが輝く
昼は賑わい
夜は静寂
【街の灯り】
街の明かりより私たちを照らすのは空に舞う花火だけだった。