行かないで』の作文集

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行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/24/2023, 2:53:16 PM

まだあたしだった頃の私を拾いに来た。

実際の風景と、ずっと持っていた風景にはズレがあって、上手くはまらない。なんとかはまった部分は盛り上がって、そこだけ異世界のようだ。目眩がする。行き交う人達が、双子にも、三つ子にも見える。
それでもなんとか、商店街の端に、空き地の中心に、歩道橋の上に、あたしを見つけた。
あたしはなんだか不安そうで、暇そうで、そして俯いて何かを探している。
何を探していたんだっけ。
どこのあたしも、ひとしきり探したら、走ってどこかへ行ってしまった。

最後のあたしを見つけた時、それはすっかり女の子で、制服なんか着て、お友達と同じように笑っていた。もう俯いて何かを探してはいなかった。
夕陽を背負い、かつての家路を行く。数歩離れて私も歩く。もうすっかり風景とのズレは無くなって、世界は終わろうとしているのに、こんなにも鮮明。
あたしが少し振り返った。驚いて立ち止まった時、目の前を電車が駆け抜けた。
「     。」
ふいに出た言葉は喉奥で消え、視界が抜けた踏切の向こうに、もうあたしはいない。
世界は遮断され、風景の線は単一になる。
見つけたのかしら。それとも
見つかったのかしら。

足元を見ながら、自宅に帰る。
いつの間にかすっかりの夜。歩き慣れ始めた道。俯いてはいるが、何かを探しているわけじゃない。
…拾い忘れたものがあったような。
ガード下を通る。電車は頭上を行く。世界は並行して在る。
少しずつ、落として、置いていく。

またね。



(行かないで)

10/24/2023, 2:51:29 PM

学校に行ってない。
今日もDMはきていない。友情が薄れていくと感じている毎日。学校に味方は居ない。
ネガティブ思考全開。

来ないのかと心配するくせに、遊びに誘ったら他の子を理由にされる。
「優しくしてたと思ったんだけどな。」見返りを求めている訳ではないが考えてしまう。
毎日DMしてくれていた彼も気まづい関係になった。きっと好きな人が変わっていったからだ。
話したい人がいるが、学校に行かないと会えない。
自分が頑張ればいいのだが面倒なことを思われそうなので。

世の中に私の味方は居るのだろうか

ちょっとした軽い言葉でも重く感じる私。
嫌なことをされたらずっと心を閉ざしてしまう私。
何事も全力で楽しめない私。
雑談力のない私。
リアクション下手な私。
素直になれない私。
私のことが嫌いな私。

私は必要なのだろうか。

『面白いね』『一緒にできて楽しかった』『映画見に行かない?』『大丈夫じゃないでしょ』
『行かないで』

言われてみたいものだ。

10/24/2023, 2:47:25 PM

その背中を追いかけることなどもうできはしない。
私を過去にして進む君に、私は枷にしかならないから…。
できることならば君の隣を歩いていたかった。広いこの世界の中で、数多い人々の中で、折り重なった想いがあったというのに。確かに君と心から笑いあった瞬間があったというのに。
私は、君を一番にはできなかった…。
大切だった。
好きだった。
愛していた。
だけどそれ以上に、私はどうしても【あの人】を忘れることはできなかった。

「行かないで」
なんて言う資格が私にはない。
もとより私自身が、過去から一歩も動いていなかったのだから。


【行かないで】

10/24/2023, 2:45:55 PM

行かないで


ねぇ、どこにも行かないで。

僕を置いてきぼりにしないでよ…

なんで僕ばっかり置いてきぼりにするの?
僕は邪魔なの?ねぇ、お願いだから…
話聞いてよ…

終わり

10/24/2023, 2:44:36 PM

#行かないで

彼女はどことなく
『あの子』に似ている-

『あの子』といると
時計の針が動き出す

ぽっかり空いた心の穴の
歯車がぴったり
はまったみたい

彼女といると
時計の針が狂ってしまう

ぽっかり空いた心の穴に
歯車がずれて
はまったみたい

あぁ、足掻いても変わらないんだ。
行かないで-
嘆いたって戻らないんだ。

10/24/2023, 2:43:15 PM

いつも自分に素直になれない
行かないでの簡単な一言も言えなかった

10/24/2023, 2:29:08 PM

「行かないで」

あ、行っちゃう。

そう思った時にはもう遅くて。

自分を伝える言葉はあるのに声が出なくて。

追いかける足はあるのに一歩も動かせなくて。

いつも気付くのが遅くて、

結局自分の願いは言えないままで。


そんな自分が、嫌いだ。

10/24/2023, 2:27:52 PM

『はなればなれ』
一人の帰道は心悲しい 消えかかった街路樹の灯り
点滅するたび 胸を打つ できれば今、雨が降って欲しい 大雨でもかまわないから 雨が降って欲しい
躯が濡れて 髪が乱れても 気持ちは一向に変わらなかった 心よ、どうかはなればなれにならないで

10/24/2023, 2:19:13 PM

「行かないで」

あなたは
行かないで
とは言わなかった。

ただ あとになって

あの時はつらかった


とだけ言った。

でも


その時に私も泣いたことは 


ひみつ。

         「行かないで」

10/24/2023, 2:14:24 PM

【行かないで】

足は動かないのに、翼が生えたから天に行っちゃう。

10/24/2023, 2:12:29 PM

「行かないで」
言ってしまった。
言わないつもりだったのに。言ったところでどうすることもできないのに。
ちらりと盗み見る。暗がりの中、困るでも喜ぶでもなく私を見ている
「……聞かなかったことにして」
「君はどうしたい」
君の視線から逃げるように俯いた。もう諦めなければと踵を返すより先、君が問いかけた。
どう。
叶うのなら行かないでほしい。引き止めたい。
「行かないでほしい……」
「それは聞いた。そこからどうするかだ」
もう一度口にする。そうではなかったらしい。
訳がわからないまま一度顔をあげる。
その視界には君の右手が招くように差し出されていた。
「さあ、君はどうしたい」

10/24/2023, 2:08:52 PM

ねぇ、まだ行かないで

空を飛んでいる美しい一羽の鳥にむけて言う
この鳥とは自分が小さい時から時々会っていた。
人見知りの私にはその鳥だけが話し相手でもあり、友達だった。
だが鳥は、季節が変わると長い旅をしなければいけない。
毎年この時が来るけれどたった一人の友達がいなくなってしまうのはやっぱり悲しい

私をおいて 『行かないで』 鳥さん
             (たった一人のお友達)

10/24/2023, 2:07:30 PM

寂しいって言葉よりも
お似合いって言葉が似合うかな

桜の咲いた日に君は
またねって声をかけた

つくづく関心してしまうよ
人が良い君のこと

春過ぎて夏がやってきて
暑いからと先延ばし

たまに見かけるけれど
楽しそうでなによりです

秋肌寒い季節に 思い出す君の姿
冬になったら会えるかな

寂しいって思わなくなったときは
僕から連絡をしよう

君1人につきひとりなんて
そんなもんじゃないことは
分かってる

でも大部分を
誰に使うのか誰のために充てるのか

わかっているから なにもしないよ

流されて 君を見て
よかったなにも思わないじゃないかって
ほっと胸を撫で下ろすのに

会えない分溜まるこの気持ちは
いったいなんなんだろう

もし君が もし僕の
なんてくだらない妄想したこともう忘れて

なんだ、
簡単じゃないか

君に会いたい

行かないで

10/24/2023, 2:04:07 PM

行かないでとてを伸ばす。
掴めそうで、掴めない。
大切だったものは指からすり抜けて何も残らない
大事だった思い出も、記憶に奥底に沈み、
やがて消えて行く。
どんなに悲しくても、辛くても、
振り返っても今、あなたはここにいない。
嘆き悲しみ、それでも戻らない日々に
後悔は増すばかりで…
行かないで…その言葉一つを言えていたら
今もなお君はここに、私の横にいてくれたのかな?

10/24/2023, 2:03:38 PM

行かないで!
私は心の中で強く叫んだ

焦る私を置き去りにして
君の声がどんどん遠くなっていく

そして君の声が聞こえなくなった頃
私は掴みかけた僅かな光さえ失ってしまった

コンコン
ふいにドアを叩く音が聞こえた
『お姉ちゃん お芋いる?』

妹よ
お前は僅かな光さえも掴んだのだな

「マジか。すげぇなお前」

『はぁ?』

10/24/2023, 2:00:47 PM

職場では、

社員さんの異動、
上司の異動は
当たり前。

人それぞれに
着任期間の差はあるものの、

その都度、
コミュニケーションは
大切になる。

お互い慣れるまで、
試行錯誤しながら、

職場の改善に
尽力する、

やっとこれから
って時に

異動だったりする。

え〜‼️

って事がある。

ある上司は
とても、
説明がわかりやすく、

質問や希望など、
即座に対応してくれた。

何と言っても、
今までなかなか、
理解してもらえなかった

仕事の量や、
一人で抱え込んで、
出来ない事を相談して、
解決してくれたのは

その上司だった、

そして、
職位等級も
見合う等級にしてくれたり、

感謝しかない、
これから、
まだ学びたい事があったのに

あっという間に
異動になった。

できる人は、
大体
異動も早いし、

本社に栄転されるひとも多い。

一人で判断するには
まだ自信がないのに〜
と、
残念で仕方ないが

やるしかない。

しっかりしなくちゃって
気持ちが
前に進む
動機になった。

あー
行かないで……ください。

でも、
ここまで、
引き上げてくださったんだから、
頑張らなくちゃ‼️

10/24/2023, 1:56:45 PM

桜少女

「行かないで、ひとりにしないで...」
 どこからだろうか。か細い子供の声が聞こえてくる。
「こっちだよ、こっち。後ろの大きな木。」
 振り返るとそこには広くひらけた原があり、その中心には一本の大きな木な聳え立っていた。どうやらさくらの木のようなのだが、今は春が終わり、夏が始まる時期。さくらの花はとうに散り、今では緑色の葉や時々覗かせる黄緑色の若芽が生い茂っていた。
 私は引き返し、声のする大きな桜のあたりを見回したが声の主らしきものは見つからない。
「戻ってきたぞ、どこにいるんだい」
 そう呼びかけると桜の木の根元からこちらに向かってくる少女が見えた、と思った矢先、少女は私から少し離れたところで急に立ち止まってしまった。
 少女は10歳前後といったところだろうか、白いワンピースを着てこちらを見つめている。
私は少女に近づいて言った。
「大丈夫かい?こんなところにずっといたら寂しいだろう。夜中は寒くなるよ。どこから来たんだい?」
 少女は答えなかった。代わりに少女は、彼女の足首まで丈のあるワンピースをたくし上げ、白く光るふくらはぎをあらわにした。そこには誰にも手をつけられていない積もった雪のように白銀に煌めく少女の肌と、そこからのびる太い綱があった。
 綱、である。それを見た私は一瞬理解ができなかった。その綱は彼女の足に括られているというわけではなく、まるでその綱が体の一部であるかのように、ふくらはぎの真ん中から、文字通り生えてきているのである。では、この綱はただ少女のふくらはぎから生えているだけなのか。
 少女はワンピースを下ろし、こちらを見て言う。
「ついてきて」
 といって歩き出す。私は言われた通りについていった。少女は中央の桜の木まで私を案内した。そこには彼女の足をつなぐ綱のもう一つの先があった。それは木の根元に埋まっていた。これでは少女は綱の許す範囲でしか動けないじゃないか。
「もしかして...この綱に繋がれていてこの桜の木のまわりから離れられないのかい?」
「そうよ、ふくらはぎからも、木の根元からも、この綱を抜こうとなんども試した。綱を真ん中で切ってやろうとそこらに落ちている石で丸一日綱を殴り続けたこともあったわ。でも見ての通り、私はここに縛られたまま。」
 彼女は答えた。
 まるでここから解放されることを諦めたかのような表情だった。
「ここにはほとんど誰も来ない。街からこのユーグ山を安全に越える道からは少し外れているのよ。けれど、時々道を外れてしまった旅人や動物を狩りにきた狩人なんかが迷い込んでやってくるのよ。そのたびに声をかけるんだけどね、なぜか気付いてくれなくて、何事もなく通り過ぎていくわ。あなたが初めてよ、私に気づいたの」
 少女は少し微笑んで言った。
 たしかに、このユーグ山の中腹にこんな広場があるなんて知らなかった。私は麓に栄えるシュルの街の薬師で、山には薬草をとりに毎日通っていたはずだが、今まで一度も通らなかったらしい。今日も彼女の声を聞くまではそこに広場や大きな桜があることすら気づかなかったような気がする。
「不思議な話があるもんだ。いつからここに繋がれたままなんだ?」
私の問いに彼女は言った。
「わからないわ。ものごころついたときにはここにいた。ここにいると時間の感覚がなくなるのだけれど、大体20回くらい四季が回った気がするわね。」
「つまり、20年か...。...ん?じゃあ君20歳は超えてるってことかい?」
「そうね、数えてないからわからないけれど。どうやら体の成長は少女のままで止まってしまっているみたいね。」
 彼女は淡々とそう言った
 見た目の割に随分大人びた話し方をすると思っていたが、人を見た目で判断するなとはこういうことなのだろうか。少し、というかあまりにもレアケースな気もするけれど。
「そういえば自己紹介が遅れたね。私はシュルの街で薬師をやっているアダーというものだ。君の名前は?」
「名前なんてないわよ。親もいないしずっとここで1人なんだから。」
 困ったように答える。
「そ、そうか。それはすまなかった。」
「別にあなたが名付けてくれてもいいわよ?アダーさん。」
「あ、ああそうか。では...セラ、はどうだろうか。」
「良い名前ね。どう言う意味なのかしら?」
「桜という意味だよ。大きな桜の木の下にいた君にはぴったりなんじゃないかと思ってね」
「いいわね、気に入ったわ。」
「そうか、それならよかったよ」
 そうこうしてるうちに、ユーグの山肌は西日に照らされ始めていた。いつまでもここにいるわけには行かない。明日までに必要な薬をつくらなければ。
「すまないが、私は街へ戻らなくては」
「そんな、行かないでよ!せっかく1人じゃなくなったと思ったのに...」
今までの大人びた雰囲気とは一転して見た目相応の様子を見てとれた。
「ここであったのも何かの縁だ。また明日来るよ。」
 そういって私は山を下る。セラはギリギリまで私を行かせまいと粘っていたが綱に縛られていることもあって最終的には木の根元に戻っていった。
 街に戻った私は、明日やってくる患者のための薬を調合し終わり、寝床についた。さて、どうしたものか。セラをあのまま放っておくわけにもいかないし、かといって何かできそうなわけでもない。というかなぜ繋がれているのかもわからない。これからは少し生活にハリが出るかもしれないな。そう思ったアダーは彼女の繋がれた綱の感触を思い出しながら眠りについた。

(続く)

10/24/2023, 1:56:11 PM

独りは寂しいから。誰かの温もりをずっと
感じていたいから。誰かと一緒に
生きていたいから。貴方に伝えたいけど
私の我儘を聞いて欲しいなんて言えない。
それは貴方を誰よりも愛しているから。


━━━━━━━━━━━━━━━行かないで

10/24/2023, 1:53:07 PM

『行かないで』

物心着いた時にはずっと同じ時間を過ごしていた。
小学校もずっと同じクラスだった。
中学で少し変化があった。
クラスの数が増え、初めてクラスが別になった。
悲しくて最初の夜はベッドの中で泣きじゃくった。
そうして数日会えない日が続き、
やっと後ろ姿を見かけた時一瞬喜びの感情が湧き上がった。
しかし、その周りを見てあぁもう友達がいるんだなと
絶望した。
私と2人で過ごしてる時間が溶けていくような
恐怖に包まれた。
私と彼女の2人だけの時間が遠くへ言ってしまうようだった
どうか私の事を置いて行かないで…

10/24/2023, 1:50:55 PM

今夜はいつもの3人組で会食
コロナ以来だな。
面前天麩羅美味かった!

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