『行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
行かないでって、
止められる側になりたくなかったよ。
行かないでって私が言う番なのに。
いかないで
流れいく 時を じっと その時が来るのを
わたしはここで どれだけ待ってたんだろう?
すり替えていく時間の 重さとはなんだろう?
窮屈すぎる 鳥の籠から 解き放たれて
空を見たいと 何度も すがるように泣いた
ゆっくりと ゆっくりと
不確かな調和など 気にせずに過ぎていく
でもいかないで もう少し 立ち止まって
そうよ 君はいつでも 僕にうなずき キスをする
止まっている 時が きっと 答えを出そうとして
わたしは今も 理由を聞かれているの
答えがでない後先 宙を見つめて祈った
長い沈黙 時の狭間で 頭かかえて
結論急ぎ 何度も 帰りたいと願う
ゆっくりと ゆっくりと
非情なまでの歯車 音階もならなくて
でもさよならは 空がいま 暗いから
そうよ 晴れるまで待って 僕の全てを かきけして
ゆっくりと ゆっくりと
天国の階段さへ 足元をとられても
いま暗闇の 空をいま 光待って
そうよ 樹海のような 疑問がいつか 晴れるのを
深海のような夜に 独りそっと 歌うから
夢は観ないで
希望も捨てて
未来はいらない
ただ、今があればいい
ここに2人、それだけでいい
なぁんて
なんて我儘な願い
いいよ
どうかお元気で
『行かないで』2023/10/25
#行かないで
そこに行っちゃダメ、と釘を刺された場所に限って行きたくなるのはなぜだろう。
ママの目を盗み、僕は友人たちと一緒にとある心霊スポットの公園に出かけた。
ママが家に帰る夜七時半までに戻ってくればいいと思ったのだ。
僕と友人たちの引率には、大学生のお兄さんが二人ついてきた。友人の、歳の離れた兄なのだそうだ。
お兄さんたちは、大学には内緒で結成した心霊サークルのメンバーだといった。
夜にさしかかった公園は、僕たち以外には誰もおらず、静かなドキドキが心に満ちていく。
「聞こえるんだよ。この辺り」
お兄さんが僕たちを連れて、公衆トイレの入り口に集まる。ここのトイレは男女共有のトイレでかなり小さい。誰かが利用したような場面は見当たらないほどに。
ここから何が聞こえるのだろう。学校のトイレで有名な、あの花子さんだろうか。
「行かないで」
ゾクっとするような、か細い声だ。小さな女の子の声。でもどこか、この世のものではないような、不気味な不安定さがある。
「行かないで……」
バタン、とドアが強く開かれるような音が響いた。
「行かないで!」
確認する間もなく、僕たちは悲鳴を上げて一目散に公園を逃げていった。
👻
誰かがこの本を開くとき、私がひそかに好意を抱いている彼はいつもトラックに轢かれて死んでしまう。
行かないで、行かないで
本当は置いて行かないでって言いたいよ
もういいよ
去りなさいよ
嘘だよ行かないでほしい
消されてないことに本当は喜んでだって
好きすぎるの
急になんなんだって思ってるのかな
ごめんね、今しかタイミングはないと思ったから
言えるワケないだろ。
そういう仕事だ。仕方ない。
でも、おまえにまで置いて行かれたら、オレは耐えられない。
最悪を考えてどうする。
オレは、ただ自分の仕事に向かった。
行かないで
追いたくなる気持ち
よくわかる…
縋りたくなる気持ち
よくわかる…
泣き崩れたくなったよ
でも…
あなたとわたしは方向性が
違ったの
どうにもならないの…
あなたの幸せを祈り…
「行かないで」
そう言っても無駄だってわかってるのに言ってしまう。
駅のホームで彼に抱きつく。これからしばらく会えないだろうから。
今日は彼氏が引っ越す日。私達はまだ中学生ーー受験生だから、一人で残るという選択肢がないのだ。だから仕方なく離れることになった。
彼はもう心を入れ替えて心機一転、新しい場所でもうまくやっていこうと試みている。
対して私は……………。
彼と遠距離恋愛になるという現実を受け入れられていない。
今まで毎日一緒に登校して、土日は予定がなかったら二人で買い物をして、一緒にテスト勉強をして。
彼とずっと過ごしてきていたのだ。彼がいない毎日が来るなんて考えたくもない。だから私はずっと「行かないで」と言い続ける。
「駿!電車が出発しちゃうわよ!」
彼のお母さんが電車のドア付近で声を上げる。
もう、行かなきゃなのか…………。私は彼の腰に回していた手を離す。しばらくお別れだ。
その刹那ーー
「由紀乃、」
「?」
彼は私の名前を呼ぶと顔を近づけてきた。
唇が重なる。私は不意打ちの口付けをされた。
吐息とともに重なっていた唇が離れる。それと同時に発車チャイムが鳴り始めた。
彼は急いで電車に乗る。そしてこっちに顔を向けた。
その時に見せてくれた笑顔は過去一眩しかった。数年たった今でも、脳裏と瞼に焼き付いている。
でももう見れないのか。私は彼の仏壇の前で思った。
今でも彼に言いたい。
「いかないで」
【行かないで/2023.10.24】
#行かないで
あの日、あの時…私は彼を止められなかった_
『行かないで』を言えなかった
助けて、って言ってたのを気付いていたのに
『逝かないで…、戻ってきてよぉ、』
1人は嫌だよってひとりで君を呼ぶのは
許されませんか、?
#あとがき
こんばんは!
今回のはどうでしたか?
少し、切ない感じにしてみました(笑)
やっぱりこういう投稿合わない(笑)
では、おつ!
(2023/10/24 19:14:12)
行かないで
これ以上遠くに行かないで
私から離れないでよ
ねぇ
大好きなのに
なんで居なくなっちゃうの
もう私の声は
彼には届かない
彼は手の届かない所へ行ってしまった
行かないで
そう叫んだ私の声は
霧のように消えていった
Don't go
That word is the beginning of the shock. If I had been interacting with different people like this, I might have been able to hear those words earlier. Don't go, right? Have a nice day, smile at those words. You're with me. Don't go, it's lonely.
It may be a word made because it's sad and scary. That means you can say your own opinion.
ある夢を見た。
他界した友達の夢。
友達が私とは正反対の方向へ行ってしまう。
「行かないで、行かないで!!」
でもその夢は叶えられない。
はっと目が覚めた。
(あの時、守れなくてごめんね)
行かないで欲しかったな、、、
なんで私なんか守ったんだろ、、、
(フィクションです)
じゃあね、と告げる君。
その君の瞳に僕は映っていない。
それを知っているから、わかっているから。
情けない期待を隠した「またね」を僕は返すんだ。
〝行かないで〟
オメデトウ。
それが
ここでの
適切な言葉だから。
なるべく
表情に
声に
ホンネが出ないよう
気を付けて
笑うようにした。
親友の
結婚
妊娠。
そういう年齢だし
周りだって
どんどん
その道を辿ってるから
【話したいことがある】
って言われて
ピンと来た。
これから
旅行とか
ごはんとか
気軽に
誘える人が
また一人
居なくなっちゃう。
どんどん
置いていかれる、
わたし。
#行かないで
彼の手を強く握った。
そうでもしないと、彼はすぐどこかに行ってしまう。
だからどうか。
私の傍に、ずっと居て。
"行かないで"
えっ!
追加公演⁉︎
東京ドーム!
行かないでいられない
#行かないで
#9
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独りにしないで
自分が要らない存在だって
わかるような行動を
みんなしないでよ、
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Theme:行かないで
汽笛がぽ―っと鳴った。
8番列車が最後の駅に向けて出発した。
線路に沿って建てられた柵の奥は、沢山の人でごった返している。
カタカタ進む列車。
『さよなら列車』
旗はいつまであるのだろうな。
行かないで
親友が転校した。そして、ある日経ったら、同級生も転校した。同級生は、友達だった。
1周間経ったら、おばあちゃんが亡くなった。
私の周りには誰もいなくなった。
栞