『落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
落下
おちるおちるおちる
どこまでいくのこれ
もうつかれたよ
きをうしなうまで
みをまかせよう
あとはしらない
落下
どこであろう。趣深い暮らしを両手に携えた広い石畳の一本道は上へ上へとうねっている。
いつもならそこを行商やらが行き交っているが。
ひどく賑やか。
今、数十を率いこの街を踏んでいるのは若い女のようだ。
どこまでも届く音を叫びながら衆は闊歩している。
私は上から彼女らを一瞥して、机の上に放られた本を手に取って眺める。退屈だった。
音が近くで止んだぞ。
窓から覗けば、あの女は上を仰ぎ、か細く歌っていた。
目の先は、ああ、あの少女の部屋か。
気づけば数十だったのは最早数えられないほどに増し、
皆が女を見つめている。
突然、壊れそうなほどの音を立てて開いた窓から可愛らしい顔が一瞬のぞき、すぐ消えた。
歌もそのうち消えた。
なんだ?
人混みのせいで見えない。
急いで階段を駆け下り、人を掻き分け。
気持ち良さそうに抱き合うふたりがいた。
赤が次々と落ちている。
少女か。
私は感動した。
心がどこまでも落ちていく。
【落下】
落下
って文字を見るだけで、からだのまんなかが震える
ような気がする
前世で何かあったのかな
落下=高いところから落ちること。
純粋に高い場所から落ちる落下は、怪我のリスクがある。最悪、命を落としてしまうこともある。
肉体的な落下以外では、例えば高い評価にあった人が低い基準になる等が例として挙げられるだろうか。
こちらは肉体の損傷は無くとも、心や精神面の損傷を受ける人がいるかもしれない。
やはり一般的に、高いところから落ちるというのは人にとって良くないことなのだろう。
ところで、肉体的な面での高さというのは、誰が見ても明らかなものだ。では、もう一方の例の高さとはどういうものなのだろう。
高い基準やら低い基準やら、これは一体何だろうか。
何百人何千人のデータから得た平均なのだろうか?
平均以上を高くといった価値基準なのだろうか?
それとも誰か一個人の裁量なのだろうか?
考えても疑問は尽きない。
そもそも、何万人、何億人の平均以上、以下であるから何だというのだろうか。
天は人の上に人を造らず。命は平等であろうに。
どうも歪な価値基準が見え隠れしてしょうがない。
しかし、人は比較好き故、今後もこの相対的な平均とやらに振り回されることになるのだろう。
物理の世界において、物が落ちた際、落下を止める手立ては行動のみしかない。願っているだけでは、落下は止められない。
また、落とし所が悪ければ物が壊れるという現象も起きるだろう。
しかし、精神の世界では自身が支えようと思うだけで落下は止めることができる。また、地に落ちたところで、壊れないと決めれば壊れることもない。
全ては己の判断に任されている状態だ。
他人が下した価値基準からの落下を経験してしまうと動揺し、まともな判断ができなくなることもあるだろう。
しかし、思い出して欲しい。
その以前よりも悪いと判定した価値基準は、他人が勝手に決めたものでしかなく、時が変われば意味すらも無くなってしまうものかもしれないということを。
そんな移ろいやすい基準で自身を苦しめているのなら非常に勿体ないことだ。
命の価値基準というのは何をおいても常に最上であり、他人の決めた基準など目ではないのだから。
落下
落ちていく。どこまでも
それは一瞬の出来事なのかもしれない
だけど当事者にとっては
永遠とも感じられるような
スローモーションの世界
こうなってはもう
どうすることもできない
ただただ重力に、風に
身を任せるのみ
もはや逃れること叶わぬ運命を
静かに受け入れようと
目を閉じる
今までの人生が
脳裏をぐるぐると回っていく
落ちているはずなのに
まるで飛んでいるかのような
浮遊感。高揚
すぐに全てが終わるはずなのに
永遠にこの気持ちが続くような気がして
私ひとり落ちたって誰も構いやしない。
【お題:落下】
「落下」
目には見えないけれど
人には
落下傘が着いてるんだよ
例え絶望の淵から
落ちたって
シュパッ!
て広がる
落下傘が
背中の辺りに着いてるから
大丈夫
落下か...
いい思い出はない
思い出した
20年前のあの夏の思い出
落下した日
すべてから堕ちた日
水滴が落ちるのを見ていた。
窓の向こう、水滴が落ちるのを見ていた。
窓の向こう、遥か上空から、水滴が落ちるのを見ていた。
窓の向こう、遥か上空から、たくさんの水滴が落ちるのを見ていた。
雨天。
水滴はたちまち無数の雨の礫となって、コンクリートに落下する。
コンクリートに落下した無数の雨の礫は互いに結びつき合って、大きな水溜りになった。
大きな水溜まりに、無数の水滴が落下する。
雨が降る。
「落下」
【落下】
漫画やらアニメやらで落下するシーンがスローモーションで描かれているが、現実だと何か考える余裕もなく、いつの間にか階下に這いつくばっている。とりあえずぶつけた体は痛いし、思考は追いつかないしで散々だったことは覚えている。多分そんなものなのだろう、多分。
ところで階段から落ちたことはこれまで数度あるのだが、一番悲しかったのは職場で仕出しの弁当箱を片付けようと運んでいる最中、足を踏み外して持っていたケースごとひっくり返した時だ。外れた蓋からこぼれたキャベツの千切りが床に散らばっているのを視認した瞬間の絶望たるや。今はもう、遠い日の思い出である。
『落下』
ここから落ちてしまえば
楽なんじゃないか。
何も考えなくていいんじゃないか。
もう全てを終わりにできるんじゃないか。
何度も考えた。
でも
落下する勇気は
私にはなかった。
落下。
落下したのは
ゆうに?
落下したのは
心。
恋に
落ちた。
落下
落下すると聞いて良いイメージを抱く人は少ないだろう
誰も落下などしたくないのだ
仕事においても
人間関係においても
お金においても
事故も嫌だ
これまで一生懸命生きてきた自分に落下が起きたとしたら
生きる気力を失うだろう
そんな気力の失った時に自分を支えてくれる
人達
がまわりに居てくれた時にとても感謝を感じ
私は恵まれている
と実感するのだ
きっと落下は人生のテストなのかもしれない
あなたは感謝という事をちゃんと行う事ができますか?
私は思う
普段から
ありがとう
と大切な人達に伝えていこう
そう思う
落下していく
時が経てば忘れていく
それは自然の摂理なんだろうか
そうなるべくしてそうなるのだろうか
明日がどんな1日で終わるかなど関係ない
私は私を生きているのだ
私は何かに逆らいたくて
きっと自分に負けたくなくて
今は空回りしている
ああなりたいこうなりたい
そんな理想が今の自分を
遠くに遠くに追いやる
私が止まったら
また背中を押してくれる人はいるだろうか
あれこれと考えるのをやめてしまいたい
落ちてしまった。初めての感覚だった。何かが張り裂けるような、落ち着かないような、しかし、ふわふわとした感覚。そんな話を今日はしよう
土砂降りの雨の中だった。君の隣を歩いていた。君は手のひらを私たちの間に出して「手が白い」と唐突に言ってみせた。嫌がるかな…振り払われるかな、とも思いつつ、その手に私の手を重ねてみる。すると、なんと驚いた。君は黙って、私の手を握ったのだった。
親しい友人であれば、普通のことかもしれない。けれど、いつもなら触れることさえ嫌がる君が、私の手を握ったのだ。そのとき、私の中の恋心は“落下”したのだ。今まで友情と愛情とで揺らいでいた気持ちが、土砂降りの中で確信したのだ。
この土砂降りの中、私は 恋に ( →最初に戻る
“落下”
落下してるとおもってた
落ちた先がここだった
まぁ、よかったな
コーヒー3、牛乳7
あしたは暑くなるらしい
落下した事がある。しかも自分の身長をゆうに越えた高さから。全身を地面にベタんとぶつけたけれど、肘膝を擦りむいただけで済んだ。顔もぶつけたしなんなら歯折れたかと思ったのに大丈夫だった。掌も痛かったけど怪我なかったし、鼻も痛かったけど鼻血出てなかった。連休明けの前日に怪我したもんだから翌日の学校は恥ずかしかった。肘膝だけだけれど、普通にデカく擦りむいてて心配されてしまった。バランスを崩したとか足が縺れたとか、コケた訳じゃない。高さを見誤ったのだ。10cm程度の高さしか無いと思って踏み出した足は見事空を切った。そのまま体は前に倒れ全身をぶつけた。あれ?ってなってる内に体に衝撃が走り落ちたことを知った。あれは自分史上最も自分が訳わかんなかった事件だと思う。もっと周りを見ようと気を付けるようになったのは良かったかもだけど。
『落下』
落下なんて、物騒な言葉。
今が充実しているから、
落下なんて恐ろしいこと考えたくないな。
でも来るんだろう。
ずっと充実した日々が続くとは思えないし。
苦しみもがいた日々は後々宝となるからね。
それは自分自身で実証済み。
人生、螺旋階段だと思おうじゃないか。
落ちては上がり、上がっては落ち、
ぐるぐる同じことを繰り返している様に見えても
結局は一段一段上へ上へと上がっているのだと。
何が起きても怖れることは無いのだと。
🍀 落下(5)
『落下』…お題にしては中々難しいと感じたが、自分なりに目を瞑り想像した。すると、暗闇の中で何か諦めてるように弱々しく右手を上に伸ばす自分が三人称視点で見えた。
驚くことに、そこにいる私は焦りも恐怖も感じていない、目の死んだ無感情な表情をしている…
やにわに私は問いたくなった。
「ねぇ、わたしだいじょうぶ……?」
題名.落下
私は今日落ちた。
急降下だった。
私の3個前の隣の席の君。
最近気になっているけど、、、
席が遠すぎて見れない!
前の人は背が高いし、アニメみたいには行かないなと思った。
私の憧れの彼は背が高くTheクール!って感じ!
5限目の体育の授業。
弁当食べたあとだからお腹が痛い。
とか思ってたら頭からボールが “落下” してきて頭に激突!!もうほんと最悪!
「大丈夫かー?保健室行ってこいー。保健委員頼むー」と先生が言った。
生憎、保健委員の女子は私の苦手なタイプで今日はとことんついていないと思った。
だがその女の子は今日休みだということに気づいた。
後ろを振り向くと、彼がいた。彼は保健委員だということに気づいた。
親友のひながニヤニヤしている。
「大丈夫?」と彼が!
やばい、前髪絶対終わってるしリップしてないし特に保健室に行く理由がアホすぎる!!
彼が先に保健室に行ったので急いで後を追った。
保健室には先生はいなく出張だった。
仕方ない。というような顔で
「先生いないから保冷剤探しとく。座ってて」
と言ってくれた!
イケメンすぎる!惚れる!
彼が保冷剤を見つけたようでこちらに来た。
すると私の頭に直接彼がつけてくれた!
さすがにやばい!もう死んでもいいかも、、、
すると彼が「心配した。」と言った。
えどゆこと?!脈アリ?!
もう私の心は彼に堕ちていた、。
「好きだよ。」