『落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ナツキとフユト【15 落下】
「うわ!」
フユトはベッドから転げ落ちて、驚いて目覚めた
「…大丈夫?」
眠そうな声で言いながら、ナツキがベッドサイドの灯りを点ける
「やっぱり、大の大人が二人でシングルベッドに寝るのは無理だよ。しばらくここにいるなら、布団を一組買おう」
「ごめん…」
(つづく)
花びらが落下する。
秒速5センチメートル?
…どこかで聞いたようなタイトルだけど。
池の水面の上に落ちて、皺を刻む。
微かに私のこころを揺らす。
君も同じように。
終わりない輪廻に落ちていった。
目を開けることなく。
ああ、もう。涙が溢れそう。
永遠の絶望の淵に立って想う。
落ちるところまで落ちたとき、私には原形を留めていられる自信がないから、地べたから足を浮かす勇気もなければ、あとは這い上がるだけ、だなんて口が裂けても言えないのだ。
/お題「落下」より
落ちていく
何処だろうか
周りには誰も何も無い。
息がすこし苦しい。
チュンチュン
あぁ、もう朝か、
#21「落下」
ただの落下ならまだいい…
私のはその中でも、一番最悪な恋愛の急落下。
私は一目惚れができない。
何故ならそれは、他人のことを信じてないから。
信じられてからじゃないと、恋愛対象にならないから。
ちまたでは…
「一目惚れした女性が男性にとる行動!」
そんなことが書かれてる、雑誌の中にあるこんな質問?
例題①頻繁に意中の男性と目が合う!
※①※私は場合は…
目が悪いから、誰に対しても側に近づかないと見えない。
見えないから、見ようと思ってチラチラとみてるだけ。
例題②何かと連絡をする!
※②※私の場合は…
男性には直接の電話番号もメールも教えない。
それどころか、LINEすら滅多に男性には教えない。
友達の紹介で、友達の顔を立ててなら義理で頼まれば。
そんな私だけど、恋愛感情皆無なら教えられるwww
例題③ボディタッチをする。
※③※私の場合は…
男性にボディタッチなんてしたことない。
私は汗っかきで、触られるのが本当に苦手。
ただ、相手が汗をかいててもそれは全く問題ない。
私は相手の気心がわかってからじゃないと不安で無理。
例題④よく相手の近くにいる。
※④※私の場合は…
自分からは一切近づかないからな。答えようがないwww
例題⑤2人だけでの食事に誘う。
※⑤※私の場合は…
二人で食事なんて無理。
自分の食べてる姿を見られるのが無理。
これも、相手の気心をしれるまでは一緒は無理。
例題⑥二人だけでの遊びに誘う。
※⑥※私の場合は…
二人で遊ぶなんて嫌!皆で遊んだほうが絶対に楽しい。
友達が一緒にいたほうが万が一の会話の逃げ道がある。
男性を意識してるからではなくて、会話に自信がない。
例題⑦笑顔を見せる。
※⑦※私の場合は…
ごめん!無理、物理的に自分の笑顔が嫌い。
どんな風に笑っても、不細工だと思ってるから。
やっぱり、気心がわからない相手には笑えない。
相手が恋愛感情皆無の友達なら、大口を開けて笑えるwww
例題⑧仕事やプライベートについて話せる。
※⑧※私の場合は…
相手が聞いてくれれば話す。
自らは話さない。だって、つまんないから私の日常。
インドア派で動かないんだからwww
例題➈話すときだけ声のトーンやリアクションが大きい。
※➈※私の場合は…
極度の人見知りだから、必要最低限の会話。
シラフじゃ無理だから、お酒の力をかりたいかなwww
例題➉相手の話に共感する。
※➉※私の場合…
相手のことを知れれば共感もするけど、一目惚れでは無理。だから、私には一目惚れはありえない。いつも必ず、ちゃんと友達になってから、ちゃんと関係ができてから異性として意識する。けどそれだと、タイミングが合わず。いつも大体「今更無理、もうお前は友達で恋愛感情は対象外だわ」って男性から(男友達からの)パターンで。
本当に今更のタイミングで、いつも私は告白するから…
毎回、相手の感情が急降下らしくてねwww
ただそんな私だけど、今は旦那が居る!
旦那は本当に珍しい部類!私のタイミングをクリアwww
惚気じゃなくて、時間がとても必要な人も中には居る。
二人共、急降下した後でそれでもだから…
ちゃんと関係が繋がれた時はもうね、本当に強固!
だから「降下」も今では、意外と悪くないと思う。
手元がぶれて物が落下する。
己の不注意もあれば
防ぎようがないものも。
ガラスや陶器なら助からない場合もある
かたちをなくすのは一瞬だ。
そんな時は 花が散り落ちるように、
寿命がきたと思うことにしている。
もしくは身代わりになってくれたのだ、と。
そんな迷信めいたものを、思いのほか信じている。
77:落下
元好きな人(Y)と変な関係になりそうだって
自分でも分かったからインスタブロックして
DMとLINEも削除したからもう会話出来ないから
楽だと思ってたけど学校で会った時に
話しかけられそうになって逃げたこと少し罪悪感が
あるけど仕方ないことだと思う
Yと話したいと無理に思うことはなくなったし
友達関係で嫉妬もしたくないから自分的にもいいことだと思うけどに何も言わないでブロックしたのはいいのかなって不安思うこともたくさんある
Yは自分のことセフレとしか思って無かったら自分的にも良い事だと思うけど部活も一緒で会うことも多いからブロックしてることがバレたらまじで気まずくなる部活で会うの後で一ヶ月ぐらいだからまだまし
【落下】
私は今、落下している。崖から。でも、底は見えない。私にはもう、分かっている。これは、心臓が止まるまで落下し続ける。何故なら、ここは、人生という崖だから。時には険しくなり、時には緩やかになる。それが人生。だから、私は落下し続ける。
この崖は生まれた時から、天から地へ、そして、また天へ戻るための人生の崖である。
この前棚から電子レンジ落ちてきて子供にぶつかりそうになった
すごい焦った!
棚掃除しなきゃ
落下物は頭打ちから怖いな!
落下
足を踏み外して、
深い深いところまで落ちてしまった。
友達もクラスメイトも、自分なんかよりもずっと、
高いところにいるように見えていた。
でも奈落の底じゃなかった。小さな足場だってあった。
きっと思ったよりも、ほかとの差は小さいから。
諦めない。止まらない。這い上がってみせよう。
【落下】
私はいま落下している。どこを落下しているかというと、人生という崖を落下している。皆、そうだ。皆、今も、ずっと、落下している。死ぬまで、落下し続ける。その心臓が、止まるまで。でも、生きていれば、また、落下は止まらない。いつ、どこから落下してきたか。それは、生まれた頃から。天から落とされ、命を授かった。だから、落下している。天から、地まで。そして、また、天へ…
「落下」
どんな物にも落下するときも上昇するときもある。
スポーツだったり勉強だったり人生だったりね。
インフレ・デフレみたいな波となって襲ってくる。
その時にいちばん大切なのは、波の高さを低くし長さを長くすること。できるだけ一定に揃えれば、多少落下しても問題なく乗り越えられる。
落下
ママ 落ちる~~~
ドーラ一家はどんな家族構成だったんだ
空を飛ぶことは怖く無かったのかい
「落下」
高い所から
落下する怖さは一瞬…
後は覚えてなくて
目覚めて後悔がいっぱい…
今でも夢に見る
あの絶望感
あの景色
いい加減、もう許してよ。
二度としないから…
体と心の落下地点
落ちる落ちる
夢の中へ落ちる
眠れた時にはもう遅く
苦しい日々から
開放されたいと
願っていたあの日
初めて自分にありがとう
できたあの日も
落ちる落ちる記憶が落ちる
忘れたくないことすらも
分からなくなってしまう
だけど変わらないこと
それは私がこの世界に
生まれてきたということ
死と向き合うということを
「 満たされたくて 」
貴方で満たされたい
お金よりも友達よりも家族よりも
貴方のことが好きで愛してるのに
貴方は私を愛してはくれない
これってなんだろう
高いところが怖かった
落ちそうで足が震えて
でも安全な命綱みたいなのがついてたら
まだまし
落ちないってわかってるから
でも
命綱があっても
怖いものは怖い
どんな安全なすごいものがあっても
人の怖い気持ちとかは
消えないのかな
「落下」
夢の中で君は終わりの見えない底へと落下していく。その手をいくら掴もうとしても届くことのない悪夢。それは現実での君と僕の距離みたいだった、この夢はなにかの暗示だろうか。この夢から覚めることができたのなら一番に君に会いに行こう
落下
僕の恋のときめきというのは、暗闇で高い所から落下する時のような、不安で、お腹の辺りが不快になる感覚であった。
それをなんと世の中では甘酸っぱいと感じるものらしい。
普通の枠に収まれるというのはそういう幸せな感覚なんだと思った。
眩しいあなた。僕の暗闇を濃くするあなた。
きっといつか、純白のドレスの誰かをエスコートするんだろう。
6月にかかる虹は僕には遠く見える。
僕はどんどん落下していく。夏のあなたはとても眩しい。
空を散歩する夢を見た。透き通るような青空を、文字通りふわりと浮きながら歩いていた。下を見ると、家やマンションが小さく見えるくらい、高いところにいたのだ。何者にも邪魔されないその時を私は楽しんでいた。
しかし、いきなり身体が動かなくなった。歩け、と念じてもビクともしない。次第に、浮く力を失ったらしく、真っ逆さまに落下していく。何かに掴まろうとしても掴めるものはなく、腕を振り回しても止まることはない。落ちる速度が早くなり、近づく地面に恐怖を抱きながら私は空を見下ろした。
「…はっ!?」
地面に着くかどうかのタイミングで私は目を覚ました。どうやら机でうたた寝していたらしい。居眠りじみた体勢で寝てたらそりゃこうなるよな、と思った。
「おや、大丈夫ですか?」
彼も近くに居たらしく、私が勢いよく起き、机をガタッと鳴らしたことに驚いていたらしい。私は小っ恥ずかしい気持ちになりながら、大丈夫と答えた。
テーマ「落下」