『落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
落下ってのはね
地面や物体から離れて
空中から落ちることを言うのさ
物体が重力の影響を受けて
地面に向かって自由落下する事も指す
高いとこから落下してみよう
空から落下してみよう
いろんなところから落下してみよう
落下するととっても気持ちくて涼しい
真空中では全ての物体が同じ重力加速度で落下していく。
羽毛も鉄球も同じように落ちる。
しかし実際には空気抵抗があるため同じにはほぼならない。
ここに、同時に同じ高さから身を翻した二つの人間。
一つは様々な偏見や観念に耐え忍んで速やかに地に着いた。
一つは様々な衝動や誘惑にかまけて空を舞い続けた。
その二つはお互いの在り方を認め合ってはいたが、
心の底では常に見下し合っていた。
~落下~
ただ、落としたかったのかもしれない。
全てを、奪いたかったのかもしれない。
その事にどんな意味があるかなんて、当事者にしか解らない。
ただ、言えることは。
俺達は間違っていたんだろう。
何が正しかったのかは、もう無意味でしかない。
俺達が正しいと、正解だと思ったわけじゃなくて。
ただひたすらに、落とすことだけを考えてきた。
その結果がこれなら、受け入れるだけだ。
その覚悟はあったーーーけど。
その為に、悲しませてしまったことも事実。
それが、後悔になるんだろう。
”落下”していく自分を見下ろしながら、俺達はただ、あるがままを享受するしかなかった。
落下
突然地面に穴が開いた
当然私の体は
重力に従って落ちてゆく
もうだめだ
あぁ
今のが夢でよかった
*落下
「 落下 」 No.1
私は今、ベランダから飛び降りようとしている。
もうこの世界では生きていけない。みんな私のことは、お人形みたいに扱うからとても苦しい。いつも私の前で悪口言ったり、暴力を振るったり。私は、貴方たちのストレス発散する用の人形じゃないのに。
私はベランダから飛び降りた。
「あぁ…。これが私の幸せ…。やっと見つけた。」
ドンッ。
人が落ちた音が大きくその場に響いた。
『落下』 No.90
ことん
何でしょう なにでしょう
すすむ足、むかうドア
落ちていたのはちいさなつみき
うえの階でなきさけぶこども
そういうことね わかったわ
すすむ足、むかう階段
落下したのはちいさなつみき
わたしのときにも落下した
なつかしいつみき
‥─────────‥
あとがき
読書はときを忘れるって、思ったんです。
気付けば日が落ちているな。
そういえば、今日のお題も…
なう(2023/06/18 22:17:38)出ていけと言われた
落ちる時、どう見ても落ちているはずが、
昇っているように思えるのは何故だろうか?
海の底へ落ちていくことを
「沈む」と言うのは何故だろうか?
何故、今俺は奈落へ落下しているのだろうか?
「落下って言えば?」
「林檎?」
ニュートン
物理選択でも,理系ですらない君は首を傾げて呟く。F=ma なんて思わず懐かしい公式を諳んじれば僅かに眉をひそめた表情と目が合った。連想するのはニュートンでも物理は眠くなるから嫌いらしい。そう言えば,読んでいる小説に知らない公式が出てきてもそのまま読み飛ばすのだと言っていたっけ。
「で それがなに?」
「いや,どうって訳でもないんだけど」
ただなんとなく君は何を思うのかなって気になっ
ただけ なんて流石に言えやしないけど。何となしに微笑んで見せれば言うほど興味はないのか追求されることも無く話は終わった。
夜の風が肌を撫でてゆく心地と無言の空間。同じ部屋の中でただ各自 時を過ごす感覚は嫌いではない。どこからか聞こえてくる虫の音色が添える夜の香り。遠くで電車の走る音がした。
「お前は?」
そう問われたのは会話が終わってから何十分もたった後。それが指すのはさっき己がした質問なのだと理解するまでに数秒を要した。
落下で連想するもの……
「アリス」
うさぎを追いかけて穴に落ちていった好奇心旺盛な女の子。帽子にケーキと時計 ティーパーティーにトランプ兵 摩訶不思議なおとぎ話のような物語
なんてちょっとメルヘンチックすぎるかな。
「ふっ」
堪えきれないように小さく吹き出したような声がした。顔を上げて暗い部屋の中 目を凝らしてみればさも可笑しそうに笑みを浮かべる姿。
瞬きを2回ほど繰り返せば軽い謝罪が落とされる。それから伸ばされた手に引き寄せられて気づけば君の腕の中に納まっていた。自分のものより低くゆっくりした鼓動を微かに感じる。
「逆だって思ったら おかしかった」
理系で現実主義な自分と 文系で夢想的な君
ああ確かに 反対。互いのイメージとは逆の言葉を想像してた。意外 なのかもしれないけれど,けどやっぱり納得出来る。違うけれど似ていて,だからこうして傍に居れる気がした。
「じゃあ 真夜中のお茶会しよう。りんご味で」
なんでもない日を特別に。内緒話のように耳元で囁かれた言葉。それは甘い蜜がたっぷり滴る赤い果実の匂いがした。
月夜の下で二人だけの秘密のティータイム。さらさらと砂が溜まっていく度にゆっくりと自覚する。落下していく赤い実は きっと恋心。
テーマ : «落下»
くるくる、くるくる。
紅葉の種が一つ、二つ、と落ちてきた。
オルゴールの巻きネジのようなカタチ。
陽気な風に合わせて踊る。
くるくる、ひらひら。
思わず目で追ってしまう。
テーマ「落下」
闇の中をどこまでもどこまでも落ちて行く夢の中
助けて!
叫びながら伸ばした僕の手をつかんでくれたのは君だった
目覚めた後の乾いた世界でなんとか生きていられるのは、君がいるからだよ
たとえ君が、一生僕を知ることがなくても
落下
風が下から上に向かって吹いている。
私が見ている景色は、すごいスピードで変わっていく。
最初は空だけだったのに、だんだん灰色のものが見えてきて、緑色のものも見えてきた。でも、それらはすぐに見えなくなっていってしまう。
景色が動かなくなった。
私の体も動かなくなった。
『 落下 』
小さい頃の記憶。
数人集まって火をつける。
一気にその場から離れ
何でか片目を瞑り、軽く耳を塞ぐ。
破裂音と共に空を見上げる。
眩しい青の中を必死で探す。
落下傘をキャッチ出来るのはだーれだ?
~落下~~
落ちる
落ちる
落ちる
だから あとは 昇るだけ
~未来~~
1秒後でも
10年後でも
未来は未来
今の連鎖
今日の積み重ね
~1年前~~
もう一年
すごく強くなったと思った
何でも出来ると感じてた
でも、弱いまま
変われてなかった
だから、また歩きだそう
あそこには帰れないから
~好きな本~~
一目惚れした表紙
捲った紙の質感
心踊った内容
読後の余韻
いろんな本があるけれど
やっぱり
君と読んだ
あの本が
忘れられない
~あいまいな空~~
晴れてたら 雨だったら
行かなかったな
あいまいな空だったから
行ったんだ
でも、頂上直前で雨に降り込められたっけ
靴も服もびちゃびちゃになって
二人で笑っちゃったよね
あんな空に出会えたら
また君と笑いながら過ごせるのかな
#落下
落下といっても何も思いつかないし、
夢で見た話でいっかな。(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
家の階段をおりてたら、足が滑って前に
ドーンってなって、気づいたら布団の上で
座ってました。(´・ω・`)
夢の話してたら思い出したけど、
リビングでいすに座ってたら、後ろにいってドーンってなって、気づいたら床の上で
座ってました。(´・_・`)
「落下」
下に下に落ちるのは
簡単で とてもあっという間
さぁ
ここからは 上がるだけ
これで終わりなんて
誰が決めたの?
君本来の輝きを取り戻して
人生はまだ挽回ができる!
どうせ自分の人生に花を供えてくれる人なんていないから。だから、花屋でとびっきり綺麗な花束を作ってもらった。母が誕生日だからプレゼントするなんて嘘をついて。
そして向かった目的地。住んでいるマンションの屋上に上がった。気持ち程度の柵を乗り越えて腰を掛ける。特別、悲しいことがあったわけではない。人生に不満があるわけでもない。死にたいわけでもない。ただ、無意味に生きるのが嫌になった。他人からすればたったそれだけのこと。でも、私にとってはこれ以上ない大切なこと。太陽が沈むのを見届けたところで立ち上がった。空へ踏み出した一歩。花束を抱えて、真下に落下していく。これでやっと終われるのだと思うと幸福すら感じていた。それなのに、いつまで経っても終わりを感じなかった。気づけば手に持っていた花束は中身がなくなっていた。
「生きる目的が欲しいのですか」
逆さの状態で目の前に顔が現れた。真っ白な肌に大きな瞳がまるで人形のような少女だった。
「生きる目的が欲しいのですか」
再び同じことを言われて、曖昧に頷く。無意味に生きるのが嫌になったの反対はそういうことなのだろうか。すると、少女は私の手を引いて飛び降りた屋上まで戻らされた。下を覗くと、先ほどまで手元にあった花が散っていた。頷いたことを思わず後悔した。
「お願いがあるんです」
そうだよね、だから止めたんだよねと言いたくなる。この天使のような少女の目的はなんだろうか。大きな瞳で見つめられ、ぎゅっと手を握られる。
「私を産んだ母を探して欲しいんです」
意味がわからなかった。だけど、少女の表情は変わらない。
「私、公衆トイレで生まれた後、すぐに近くの花壇に埋められたんです。だから、母に会いたいんです」
恨みがあるわけでもなく、純粋に会いたいだけなのだと伝わる。私なんかに探し出せるのだろうか。
「お願いします」
断れなくて、再び頷く。この日から少女の母親探しが始まった。
落下
電話口で、父親から私に対して
「やってあげたことは、無駄だったのか」
と、言われた。
今まで育ててくれたのは、感謝しているが
もしかしたら見返りを期待して、やってくれてたのか。
信頼していた親子の関係は、
ガラガラと崖から落下したようだ。
手の震えが止まらなかった。
とある少女の落下したお話。
落下についての話?急やね。なんかあったっけか。んー。あー、ある。はい、まず私が産まれた。私が産まれて親は喜んだ。なんせ、1番最初の子供だったからね。第一子よ。第一子。
私が保育園にかようようになった。親はまだ、嬉しそうだった。ま、第一子ですからね。第一子って偉大。偉大か?。さぁ?分かんない。
私に弟が出来ました。親は少し私への関心が薄れた。そりゃそうさ!誰だって古くさいおもちゃより、新しいおもちゃの方が嬉しいだろう!……そうだね、だから私は少し悲しくなった。
私に二人目の弟が出来ました。親の関心は私から離れていった。悲しいね(´・ω・`)!
僕が小学生になった。この時からだね、僕は私っていうより僕って言う方がしっくりくるって感じたのは。けど親には内緒。だって、そんな物は望んでないから。
僕が小学生になった時には、親は僕に対して酷くなってたね。
僕ってなぜかよく忘れ物しちゃってたの。ノート一冊忘れてきたら、母親からの暴力。それを止めずに、ゲームに夢中な父親。
僕の人生は小学生で一気に下の方まで落ちてった気がしたよ。
うん。多分これが僕の落下についての話。これで大丈夫?大丈夫ならいいや。またね。
もし世界から、重力が消えたなら。
私はあっという間に、あの空に落ちていくだろう。
そうなったら、ラムネの瓶を開けて乾杯しよう。1人一本、死ぬ前の最後の贅沢、なんちゃって。
「落下」