『花畑』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「あなたにはスズラン畑で寝ててほしい」笑顔でまぁるく示した殺意
題-花畑
どこまでとも見えない、広い、広い花畑に、いる。
あまり詳しくないが、これはスミレだろうな。むらさき色の花弁が、白く朗らかな太陽の光を反射し膨らむ。
あまりに花が温かいので、つい横になってしまった。側を流れる小川の細かなせせらぎが、より近くに聞こえる。花粉と草が混ざった匂いが鼻腔をくすぐる。花とは反対にひんやりした地面。しばらく横になっていると、地面は自分の存在を認めて、徐々に温くなっていく。
そういったことを想像し、春の中で私は眠る。
花畑に行って花に囲まれたい願望はある
しかし、虫が大の苦手だ
自然の営みとして
蜜を収穫する虫たちの存在は必要だ
だが、不意にこちらに向かってくると
恐怖を感じる
仕方ない
写真や映像で満足するとしよう
花畑
普通に生きてるだけなのに、
普通に生きてきたせいなのか、なんの価値もない自分が浮き彫りになった時、今まで何やってたんだって自分を責めてしまう
そんな時の回復ツール
閑静な住宅街に佇む洋食専門店のハンバーグより、いつものファミレスのハンバーグ(包んで焼いてくれてたらなお良い)
ガラスのショーケースに入った高価なバラより、無造作に束ねられた少し元気のない子達
流行りのパンケーキより、昔からある喫茶店のおじいちゃんマスターが作るトーストモーニング
人で賑わう観光名所より、一人で行く美術館巡り
ワンコインでお釣りが返ってくるノーブランドの小さなネイル
それよりお高い香水は、もう5年以上のお付き合いだけど全然飽きなくて
あとは何かな
プラダは着たことないけど、代わりにアン・ハサウェイに着てもらってるし
花畑なんて通らないけど、いつもの海沿いドライブが心地いい
気づけば私には好きなこと、好きなものがこんなにあって、多分探せばもっと出てくる
いろんなことへの感謝を忘れてたかもしれない
書いてるうちに、少ししおれて元気のなかったあの子達が上を向き始めた
原点回帰
私も上を向かなきゃね
実は
なんだか行く気になれなくて
サボってたジム通い
霞んだ月と一緒に
重い腰上げ行きますか
好きな音楽聴きながら
時代遅れのイヤフォンで
end
少し前まではひまわりが一面を占めていた。それが今は季節は移り変わり、場所も変えて今度は色とりどりの秋桜が大地を飾る。
「きれいですねぇ……」
「そうだねぇ」
風に身体を委ねる秋桜たちは、その身を寄せあい揺れ動いた。それに合わせるように青年は恋人の手に触れ、自然の指を絡めあう。
優しい風が頬を撫でると、心地よい風にほんの少しだけ秋を感じた。
「秋も近づいているんですねぇ……」
「そうだねぇ」
少し前と同じトーンで返す青年に不満を持ったのか、彼女の頬は少し膨らんで見上げてくる。
「聞いてますか?」
「聞いてるよ。風も心地いいし、秋も感じてる。それに……」
「それに?」
きょとんと首を傾げる彼女。
「んー……なんでもない」
「なにそれー!!」
花畑の中にいる彼女が綺麗で見惚れていた。
そんな言葉を心にしまい、頬をふくらませたままの彼女に向けて微笑んだ。
「大好きってこと!」
おわり
一二四、花畑
ひらりひらひらと踊るように飛ぶ花に私は魅了された。あの花は何本…何千本と続いていく……。
あれが踏みにじられ汚くなるなんて到底思いもしないだろう。飛んだ花は何時かは地上に降り立ち、水分もなく消えてゆく……落ち葉として何者でもなくなる。
あの花畑には……夢や希望が集まっている。あの花の
世界に……意思があったと言うのなら……私達は
そうとう恨まれているのかもしれない……
さぁ……有難う御座いました…。
お題……花畑
ずーっと夢に出てくるお花畑があるんですよ。
お花畑というより道端に咲いてるちょっとした花の集合体みたいな感じなんですけど、しょっちゅう夢に出てくる建物の周辺の柵外に彼らはいます。
夢の舞台になるのはその建物内なので僅かな時間しか映りませんが、鮮やかな花からすすきまでひしめきあっていて、夢ならではの光景にちょっぴり心が湧き上がったりします
私しか知らない花畑、と言えば、なんとなくおしゃれな感じになりますね
#花畑
【花畑】*101*
脳内お花畑〜とか使うかな
お花畑とまではいかないかもだけど
わりといつもポジティブに考えられる方だから
ある意味私もその傾向なのかな、とか思ったり
意味をググると…
能天気、天然、妄想・空想・幻想を盲信している人
みたいで、半分は当てはまるなと笑
能天気、妄想、空想!
あんまりイイ意味で使われないことも多いみたいだけど
まぁ楽しい気分で過ごせてるなら本人は幸せなのかな笑
〈花畑〉
一面に咲く花
色とりどりな花
種を落としてまた新しい花畑ができる
少しくらい欠けていたって目立たない
皆より大きく外れなければ
/お題「花畑」より
花弁が風に舞っている。
酷く幻想的なその光景に目を奪われた。
「きれいだ」
ああ、けれど、どうしてか、写真は撮れなかった。
涙が出るほど綺麗なのに、これを残したいと心は叫んでいるのに、体はどうしたって動かない。
「撮らないの?」
隣に立つアイツが俺に言う。
「何でだろうな。撮れねえよ」
俺の返した言葉にあいつは笑う。
「じゃあ俺が撮るかな」
「は?」
「だって勿体ねぇじゃん。こんな綺麗な風景を伝えられねえのはさ。」
「まあ、そうだけど。」
「10年後か、20年後か、もっともっと大人になった時に、酒の肴になりそうな話だしな」
なんて言って、カメラを構えるそいつ。
シャッター音が数度響く空間で、ようやく俺は首から下げたそいつを構える。
カシャ、カシャ
構図を変えて、心のままにシャッターを切る。
フォーカス、シャッター。フォーカス、シャッター。
何度も繰り返し、ようやく満足出来たとカメラを下ろす。
隣にいたはずのそいつは花畑へと駆け出していた。
「そーやって色んな写真を撮って、俺に見せてよ!
俺、お前が撮る写真が好きだから!」
そう言って晴れやかに笑うそいつに
「おう。」
なんて笑って返した、ある夏の日。
辺り一面に咲きほこる
花畑
小さくゆれて
花びらから雫がポタリと
落ちた
1人たたずむ
私の頬にもポタリと
一粒の雫が落ちた
貴女は、同じ花が一面に咲く花畑の中のたった一輪でしかなかったのに、俺の心をこんなにも掴んで離さなくなりました。
人間など、どれも同じだと思っていたのに。皆同じように醜悪で、同じように惨めで、只俺の欲を満たすためだけに存在しているものだとしか思えなかったのに。
ああ。
貴女が愛を教えてくださって初めて、俺はここが美しい花で溢れている花畑だということに気づいたのです。
・花畑
よく人を馬鹿にする意味で「頭お花畑かよ」なんて言うけど、お花畑ってかなり手間暇かけて作るよね。
そう考えると本当にお花畑なのはその手間暇と管理の難しさを想像出来ない方なのではないか?
なーんて比喩表現に現実的な話を持ってくるなんて野暮だよねー。
【花畑】
花畑に行ってみたい
花畑に行ったら360°お花に囲まれてみたい
自然な景色をみてぼーっとしたい
悩み事を忘れたい...
君との思い出である、
チューリップが咲き誇っている公園に足を運んだ。
この匂い、君との思い出が脳裏に浮かんできた。
懐かしい。思わず微笑んでしまう、
でも。この世界に君はもう居ない、
この世から居なくなる勇気はあったのに、
僕に相談する勇気はなかったのかな。
2024.9/17 花畑
花畑。
今は観光地として各地にたくさんありますね。
正直 人が多過ぎて行く気にならずテレビで見ているくらい…
自分の経験でしか書けない私にとっての花畑は、小さい頃家の裏にあった田んぼのれんげ畑です。
遠目に見るとピンクの絨毯の様で子供にとってはホントに「お花畑」
幼稚園からの帰り道は文字通り道草…
母とれんげを摘み、祖母へのお土産にしていた様な覚えがあります。
今はなかなか見れないれんげ草。
もう一度「れんげ畑」 見てみたいものです🪷
「花畑」
右を見ても、左を見ても。前も、後ろも。
全てが一面の花。
赤、ピンク、黄色、オレンジ、青、紫、ミックス。
色とりどりの花が咲き乱れる。
こんなキレイで壮大な花畑は初めて。
何も考えられず、ただひたすら花に埋もれる。
そのまま目を瞑ると、花の香りがする。
甘い匂い、爽やかな匂い。キツい匂いもあれば柔らかな匂いもある。
このまま眠ってしまいたい······
気が遠くなり、眠りに落ちた、その瞬間。
何故か、眠った筈なのに、見える景色。聞こえる声。
何かの電子音。
私を覗き込む家族の心配そうな顔。
病室の天井。
モニターに繋がれた私。
危なかったみたいだね······
「わぁ!綺麗だよ!」
そう言ってはしゃぐ君、白いワンピースは周りの花畑に馴染んでいて違和感が無かった、とても綺麗だったんだ
ただ見惚れていた
「ダーイブ!」
そんなことを言いながらただ無邪気に花畑に寝っ転がりはしゃぐ姿がまた愛おしくて
「来年もここで会おうね?約束だよ?」
ただ綺麗な青空と小高い草むらの花畑、逆光になって座り込む君は気づけば手に花の冠を持っていた、そよ風が吹いてきて君の長い髪が揺れる
あぁ、ここが天国なのか
そんなことを思い、想い、君の手にそっとキスをした
「約束な」
花束って曖昧でさ、皆知ってるけど花によって意味が変わるんだよ。だから花束も意味が変わる。
赤バラ「愛情・あなたを愛しています・情熱・美」
カーネーション「無垢で深い愛・純粋な愛情」
ブルースター「幸福な愛・信じあう心」
赤いアネモネ「君を愛す・真実」
マトリカリア「深い愛情・集う喜び・楽しむ心」
ストック「愛情の絆・豊かな愛・永遠の美・求愛」
赤いチューリップ「愛の告白・真実の愛」
ひまわり「愛慕・あなたを見つめる」
アスチルベ「恋の訪れ・自由」
キキョウ「変わらぬ愛・誠実・気品」
アイビー「永遠の愛・結婚・誠実」
ピンクの胡蝶蘭「あなたを愛しています」
サルビア「家族愛」
こんな花を束にすれば好きな人に贈る事が出来る。けれど色とかでも意味が変わる。
黄色いカーネーション「軽蔑」
黄色いバラ「愛情の薄らぎ」
黒いバラ「憎しみ」
クレマチス「縛り付ける」
スノードロップ「あなたの死を望みます」
キンギョソウ「でしゃばり」
クロユリ「呪い」「復讐」
ロベリア「悪意」
ホウセンカ「私に触れないで」
ワスレナグサ「私を忘れないで」
アイビー「死んでも離れない」
アネモネ「見捨てられた」
アジサイ「浮気」「あなたは冷たい」
リンドウ「悲しむあなたを愛する」
次は、リンドウの花言葉をご紹介します。
トリカブト「敵意」「あなたは私に死を与えた」
ハナズオウ「裏切り」
ゲッケイジュ「裏切り」
タンジー「あなたとの戦いを宣言する」
オトギリソウ「恨み」
スイレン「滅亡」
マリーゴールド「嫉妬」
アザミ「報復」
黄色いユリ「憎悪」
ロベリア「悪意」
って色にもよるけれど悪い、マイナスな意味の花もあります。もし誰かに花束を贈る事を考えているのならご参考に。これから贈る事になったら思い出してみてください。
Google記事参考