『花畑』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
花畑なんて
絵で描くような
テレビで見るような
本で見たような
そんな綺麗で大きな
花畑
足を踏み入れたことが
ありません
たんぽぽが
1mくらい咲いている
小さな
小さな
花畑なら
足を踏み入れて
ぐちゃぐちゃにしました
16歳女子の頭ん中だいたいはこれ
《 花畑 》
赤 黄色 オレンジ
紫 白 ピンク
青い空
曇り空
雨の空
緑 黄色 水色
白 桃色
まあるい心
花畑____
歩いていると道端に花が咲いている。
歩いていると花弁が空から降ってくる。
歩いていると花を持った人が通り過ぎる。
歩いていると萎れた花を持った人が通り過ぎる。
人はなぜ、花を植えるのだろうか。
人はなぜ、花を誰かに与えるのだろうか。
私の心さん
私の中にはお花は咲いてますか?
毎日、一本は咲かせたいですね
咲かせられるのは自分!
たくさんのお花が咲いて 心から溢れる笑顔になるといいよね!
きっとそぅなるから!
自分を信じてね!
私!大好きだよ!!
ふんわりと優しい風が吹いた。
いや、背中を押されたのか…
身体が柔らかく包まれるような感覚がした。
目を開けると、見たこともないような景色。
1人でぼんやりと突っ立っていたはずだったのだが、
隣にはまだ幼い女の子が立っていた。
「あっち」
女の子が指を指す先には
色とりどりの花が咲いている。
気が付くと自然と足が動いていた。
「行くの?」
少し心配そうに見つめる女の子に、優しく笑いかける。
「あそこで寝そべったら気持ち良さそうだよね」
「でも……」
女の子は言葉を濁す。
その意味はわかっていた。
「大丈夫だよ。案内してくれてありがとう。」
花畑に足を踏み入れる。
身体が宙に浮いたかと思うほど、軽くなった。
女の子はもういない。
花畑
優しさの種をまき
悲しみの苗を植え
涙の水やりを欠かさず
笑顔の太陽を浴びせる
そうして育った花畑
誰かの癒しになれるかな
悲しみに寄り添えるかな
笑顔を取り戻せるかな
そして、いつの日にか
その誰かがまた
優しさの種をまき
悲しみの苗を植え
また誰かに寄り添う
こうして
リレーするように
伝い合っていくうちに
遠い誰かとつながる感覚が
ひとりじゃないことを
教えてくれる
いろんな人の
思いがこもる花畑に
様々な花が咲きますように
「貴女の言う通りだった」
って
数ヵ月後のmail
誰にも生きてきた年月分
色々な可視不可視の荷物がある
お花畑に辿り着くまでの
道中の大変さを
想像する事は難しかった?
貴方の部屋で
倒れ込んで眠った時も
真夜中に家を飛び出して
川辺で一人泣いた時も
まだ諦めてはなかったんだよ
楽しかったよ
元気でね
と
過ぎた昔に蓋をした
あれは
暑い夏だった
「花畑」
息を飲むような一面の花畑。
視界いっぱいに広がる、色とりどりの花、花、花。
初めて来たはずなのに、既視感のあるこの光景。
ああ、似ているのだ。
あの花畑に。
花畑
〈花畑〉
はなばたけ。きっと、みんな、えがおだよ。
くるしいことも、おもいでになって、
みんなでね、ねころがって、くもひとつない、
おおぞらをみあげて、えがおで、こえをだして、
わらっているのだろうね。
わたしは、黄色のチューリップの間から、
キミの綺麗な横顔を、
こっそりと見るのだろうね。
父の目を盗み、私と同じくらいの歳のメイドの手を引き、最近見つけた花畑を目ざして走る。君がいつも綺麗な花を愛でたり、それをまるで閉じ込めるかのように画にする君。
そうやって花を楽しんでいるその瞬間の君はこの世の誰よりも華があって、それを見るのがすごく好きだった。だから、綺麗な花一面の景色を見た時、君がどんな反応をするか気になった。
「うわぁっ!」目を輝かせ、口元に手を当て明らかに喜んでいる君を見て思わず頬が緩む。あぁ、連れて来た甲斐があった。
気づくと君は無邪気に花畑の中に駆けて行っていた。それから、一輪一輪の花に目を配らせている。その姿がまるで花の妖精の様でどきりとした。
「今度また、スケッチブックとか持って来て、ここで絵を描いてみたいです!」
君はここに咲いている花よりも負けず劣らずの笑顔でそう言った。
そう言う君の周りにはスノーフレークや、フリージアが咲いていて。以前、読んだことのある花言葉の一覧が載っている本を思い出した。どちらも彼女に見合った花言葉で思わず胸が高鳴る。
「…もうそろそろ帰らなきゃいけないかな」
あぁ、もうそんな時間なのか。今日はここに来て何も出来ていないのに。せめて、せめて君に一輪だけでも花を贈らせてくれ。この場所に初めて来た時。君をここに連れて来た時はこれを渡すと決めていたんだ。
その目当ての花を見つけると、丁寧に摘む。そして、渡してもう帰ろうと思った瞬間、綺麗な花を名残惜しそうに、儚い瞳で見つめる君を見て、君が花畑に吸い込まれてそのまま消えてしまいそうで、怖くて、直ぐに君の傍に駆け寄って手を握った。こういうのを在る島国では『桜に攫われる』と言う言葉があると友人に聞いたことがある。兎に角そうなってしまいそうで無性に怖かった。
「ど、どうしたんですか?」
俺ははっとして思わず手を離した。
「あ、あぁ、すまない。最後に君に渡したいものがあってな。」
そう誤魔化すと私は二輪の花を君に差し出した。
「わぁっ!ブーゲンビリアとアネモネですね!」
「あぁ、よく知っているな。初めてここに来た時、目に止まってな。君に渡そうと思っていた。」
「本当に綺麗ですね。ありがとうございます、大切にしますね!」
そうやってまた無邪気に笑う君はやっぱり花よりも華があって美しいと心の底から思った。
美しいものは、きっと美しいものを好むから。君がいつか、またこの花たちやそれ以外のものに攫われそうになっても。君をこの手で守りたい。
うふふ。
わたしお花畑ちゃん。
いま、あなたの頭の中にいるの。
うふふ。
わたしお花畑ちゃん。
これから、夢の中に行くね。
「花畑」
花
花
花
一面に 花
一つ 一つ 違う
カラフルな色
同じ色でも濃い色と 薄い色と
ちょっぴり違う 個性
同じ土壌で咲く
花
花
花
あの子も どの子も
輝いて
生きている
俺は結婚相手の彼女が交通事故で無くした。
心の底から愛していた人だった。
子供もまだいないのに…これから一緒に乗り越えていこうと約束していたのに
俺の嫁を引いた人は放心状態だったらしい
俺「ちゃんと薬飲んだのかよ」
もう過ぎたことはしょうがないが俺にやれた事はあっただろに自分が許せない。
嫁の言葉が頭によぎる
嫁「ずっと一緒にいましょうね」
俺「一緒にいるに決まってるだろ」
俺はあの時カッコつけてたな
懐かしい過去だ……ずっと一緒か。
死んだらずっと一緒にいられないだろ…グスン
いや、ずっと一緒にいられるなら死んでもいいな
俺「そうだ、死ぬなら思い出の場所」
俺「君と出会った花畑で。」
……▉▉分後
俺「○○さん今から会いに行くよ」
グサッ
夜遅く、1人の尊い命が旅立ちました
花畑
隣のから手紙が。
『好きだよ』
…頭 花畑か?
044【花畑】2022.09.17
あれは……花畑といっていいのだろうか。一面に赤紫のタデの穂が、秋風に揺れていた。空には埋め尽くすほどの赤トンボの群れ。茜色の夕陽に照らされて、あの子が立っていた。
なぜ。この時代にあの子は着物を着ていたのだろう。不可思議な表情の面を背負っていたのだろう。
欠けたお茶碗をどこからともなくひろってきて、ふたりであかまんまを集めた。この季節に一年分を集めるのだといっていた。そうすれば、生き血をつかってご飯を炊かなくってすむから、といっていたような記憶がある。そんなおどろおどろしい会話をしていたはずなのに、いつものままごと遊びと同じように、ときにくすくすわらいながら、ふたりしてひたすらあかまんまを集めていた。
その晩、家に帰ったら、母親が血相を変えた。そのままおんぶされて、一目散に祈祷師のオバサンのところに連れていかれた。着いたらいきなり、はだかにされて。有無を言わさず、汲みたての井戸水を頭からかぶせられて。それから、塩で清めた新しい服に着替えさせられて。一時間ほど祈祷されたか。
「大丈夫。取り返したからね」
祈祷師のオバサンが皺の多い手で私の頭を撫でながらそういった瞬間、母親が号泣しながら私の体を両腕でぎゅうっと締め上げたのをよく覚えている。
あのタデの花畑はいったい何処にあったのか。二度とたどり着くことができなかった。
きっと、あの子は。鬼の子だったのだ。
P.S. たまたまですが、これが44番目の投稿でした。ちょっと、背筋が……。
花畑にいるかのような夢を見てる
あなたに会えたこと、あなたと付き合っていること、あなたに愛されてること、全てが今でも夢のよう
今は亡き君へ
ある夢を見たんだ
サギソウの花畑と
花畑で笑っている君の夢
幸せな夢だったよ
また夢で会おうね
サギソウの花言葉
夢でもあなたを想う
#花畑
無口なキミが好きだった
キミをコウセイする光の粒になりたいと思った
キミといるの時の私が好きなんだ
特別な人
髪伸ばして白いワンピース着て、麦わら帽子かぶって花畑行きたい!
そんな君の夢を叶えるため、ぼくは今日も、
自分を売りに出かける
#花畑