『花束』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
花束
黄色が好きな君に黄色のバラの花束を送ったんだ。
花言葉も知らずに...
色とりどりの想いを束ね
この気持ち、あなたの心に届きますように
「花束」
一つの花に 一つの言葉
たくさんの想いを込めて束ねよう
受け取ってくれる?
命の
美しさ、儚さ、愛おしさ
すべてお前から教えられた
墓前を飾る色とりどりの徒花に
意味があるなんて
いまだに理解ができないけれど
僕は今日も来たよ
お前が好きな色彩を抱えて
「花束」2024/02/1016
花束
ドライブして
いつもどうりの
カラオケの
駐車場
なんの記念日でもないのに
車の後ろに
隠してた
花束
かすみ草
なな🐶
2024年2月9日474
「はい!これあげる」
『花束?くれるの』
『ありがとう』
「それ、ボクがまたここに来たらその時は...」
『ん?』
「その時は...!その時までには...捨てておいてね」
花束
一度はもらってみたい
普通に嬉しい
けど
その後困る
花束
貴方に贈る花を選ぶ。
ただ喜んでほしかった。
それだけだった。
墓で遊ぶのはきっと良くないことなんだろうね。
夢があるんだ。大嫌いなあいつを殺して僕がお墓を作ってあげたいんだ。とても大きなお墓を教会の裏に作って、彼を天国に行けないようにしたい。
夢が叶った。立派なお墓を作ってやった。大きくて苔だらけの汚い岩に、ドブネズミの血をかけた派手で地味な墓。
最後にナイフを刺してやろうと思った。だがナイフは隣の岩に当たってしまった。そこには僕の名前が彫られていた。
僕は添えられた花束を踏み潰した。
花束
「ありがとう」の花束
「おめでとう」の花束
「あいしてる」の花束
「ごめんね」の花束
「さようなら」の花束
人生色々
君に贈った花束のように
輝いて散って
僕らの生活を彩っていた
明日はどんな君に逢えるかな?
一生懸命でも、抜け殻でも
未来がないと嘆いていても
明日になんの魅力も見出せなくても
今日を生きてるあなたへ
祝杯と花束を
【花束】
花束なんて今はどうでもいい
どうでもいいはずなのに…
なんでこんなに涙が出るんだろうか。
―――花束が貰える日は、習い事の発表会の日だった
それまでいっぱい頑張って練習をして
親や同じ教室に通ってる子に披露する
1人でやるのと先生と一緒にやるのと二つある
1人でやる方は難しくて、できなくて怒られてた
でもその日に成功するとすごい満足感がある
親に褒めてもらえて、嬉しかった。
でも今は部活や勉強で忙しくて
発表会なんてできやしない。
習い事は続けてる。今はそれで精一杯
だから褒めてもらうためには勉強や部活を頑張る。
頑張らなきゃ褒めるどころか怒られる。
早く勉強しなきゃいけない、
その後は部活も頑張らなきゃいけない、
疲れてても眠くてもやらなきゃ……
これ以外に褒めてもらえるものなんてないんだから。
だから頑張らなきゃ……
あぁ、もう知識や技能なんていらないから
ただただ褒めてほしい、甘やかしてほしい。
______筆者の心の嘆き
何処の生まれか知らないけれど、
私はここにおりました。
街の一角に佇む、ガラス張りの店。
土は健康で、毎朝水を頂けます。
ただ、入れ替わりは激しいもので、
枯れたり、主人を見つけて旅立つ子もいます。
私はいつも独りぼっち、
太陽が浮かんで沈んでも、
景色はちっとも変わりません。
やっぱり、私には魅力が無いのかもしれません。
名前は変ですし、顔は小さくて目立ちません。それに私には皆が持つような言葉がないんですから。
【花束】
追記:
間に合わなかったので途中までになってしまいました。悲しいです。
気が向いたら続きを書きます。
わたしの好きが詰まった花束を
わたしのためだと渡してくれる
次はもっと大きな花束をって
花畑に行こうかと約束をして
花束ごとあなたを抱きしめたい
__花束
花束なんて柄じゃないけど
贈ってくれると云うのなら
どうか かすみ草の花束を
/ 花束
あなたに買ったこの花束
いつ渡そうかな
あ、そうだ
花束を渡すための
2人だけの記念日を作ろうか
花束、贈ったことは何度かあるけど貰うことって滅多に無いような。
自分は花が好きなので花束を貰えたらかなり嬉しいけど、知り合いの人は貰っても困るからいらないと言っていて驚いたことある。
花のある暮らし、良いと思うんだけどな。
「古傷」という花言葉の
花は蕾のままで今でも
ガーゼに巻かれて束になり
私の胸に添えられてある
いつの日か隅から隅まで
打ち明けられる人に会えたら
受け入れてくれるだろうか
一本ずつ手渡してみたい
棘まで握り締めてくれたなら
少しずつ咲き開かせたい
「花束」
『花束』
バレンタインデートをした翌日、一人で家に居たらインターホンが鳴った。
(なんだろう?)
通販した覚えはないし、来客の予定もないし、彼はいきなりは来ないだろうし。
何かの勧誘かなぁ?と訝しみながらドアを少しだけ開けると、
「お花の宅配です~」
と、明るいおばさんの声。
「お花?」
ちょっと疑問に思いながらドアの隙間から覗くと、ピンク系でまとめた可愛らしい花束を抱えた配達のおばさんが立っている。
「はい……」
と、やや驚きながらドアを開けてその花束を受け取ると、
「こちらにメッセージカードも添えてありますので。」
と、おばさんはニコニコ笑顔で付け加えると、お礼を言って颯爽と帰っていった。
見ると、カードには彼の名前が。
『バレンタインのお礼に受け取ってください。』と。
(昨日チョコあげたお返しなんだ!)
まじまじとお花を見つめて、思わずぎゅーっと抱きしめる。
「可愛い!お花のプレゼントとか嬉しい!」
つい声に出して、お花を揺らす。
「すごい!こんなこと、昨日一言も言ってなかったのに!」
こんなサプライズして貰えるとは思わなかった。
(こういうの、街中で貰ったとしても、持って帰るまでに傷んじゃったり、困っちゃうんだよね。)
だから家に送ってくれたんだ。
その気遣いにも嬉しくなる。
「嬉しい~♪」
花束を抱き抱えたまま、私は早速彼にお礼のメッセージを送ったのだった。
花束
「先生、1年間ありがとうございました」
卒業式後の謝恩会、最後の一幕。サプライズとして用意していた色とりどりの花束を、眼鏡の女生徒が教師に手渡した。
教師は、体育教師然とした体躯に似合わぬ当惑した素振りを見せつつ「ありがとう」と言い、これはまた物凄くカラフルだ、とためつすがめつ見た。
「これ、3−Aひとりひとりが1本ずつ花を選んで持ち寄って、束ねたんです」
女生徒は誇らしげに言った。彼女が発案者だった。
教師は突然目頭を押さえて震え始めた。それから声も震わせながら「みんな、みんな本当に…」と言い、言葉を詰まらせた。間を空けて、盛大な拍手が貸し切りの会場を満たした。いいサプライズができた、と女生徒は手を強く握った。
何だこの茶番は。
茶髪の生徒は、拍手しながら冷ややかに見ていた。
それに拍手なんて、また悪趣味なことを。
拍手を始めた坊主頭の生徒に目をやると、彼はにやにやと笑って横の生徒と話していた。
委員長には悪いけど、とキメラのような花束の中身を見つめる。黒いバラ、黄色いカーネーション、クロユリ、スノードロップ…花言葉を知っていれば卒倒しそうなラインナップだ。
あの無骨で無神経な先生はついぞ気づかないだろう。花束の意味も、クラスの大半の生徒にどう思われていたかも。
残酷なことをしているのはわかっていた。しかし、実害はないし本人に伝わらないのだから、これくらい許されるはずだ。そう、だから、あいつもそうすればよかったのに。
茶髪の生徒は、端のテーブルで縮こまっているおかっぱの生徒を見遣った。本当になんで、バラなんて持ってきたの?
「みんなの大事な仲間について、一つ話があるんだ」
そういって先生がホームルームで話し始めたのは、私が同性愛者であるということと、変わらず仲良くしてほしいということだった。
頭が真っ白になった。朦朧として家に帰って、吐くように泣いた。
なんであいつが知っているんだ。前の女の担任に相談したことがあったから、たぶんそこから聞いたんだ。
親身で信頼できると思っていた前の担任に裏切られたのもショックだったが、何より考えなしに暴露した先生のことは許せなかった。むしろそれまで、なんの滞りもなく生活できていたというのに、なんて余計なことをしてくれたんだ。
その後の学校生活がどうなるかは火を見るよりも明らかで、実際私は孤立していった。さいわい、いじめなどはなかった。しかし、話そうとすると壁を感じるし、裏でなにか噂されているというのは肌で感じ取れた。先生はいいことをしたと確信しているようで、たびたび調子はどうかと訊いてきた。憎悪の感情は日に日に強くなった。
いま、先生の抱える花束の、中心に咲く一本の赤いバラ。あれがどういうものかは誰も知らない。あの花びらの奥に、毒蜘蛛の卵嚢が仕込まれているなんて、誰も夢にも思わない。
2023/02/10