『花束』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『花束』
花束はもらうことよりあげることのほうが多かった。
花束をもらった記憶は、自店の開店祝いのときくらいだと思う。もう6年も前のことだ。
一念発起して店を出したあの頃の気持ちは、厳しい現実に打ちのめされ、すっかりしぼんでしまった。
今は惰性だけで仕事をしている。
今月で6周年になるが、ここへきて、『花束』のお題は、初心を振り返るキッカケになった。
年内に閉業しようか迷っていたけど、もう少しがんばってみることにする。
6周年祝いに、花束を買おう。
がんばれてないわたしのために。
君はサンリッチレモンを知ってる?
薄い黄色が綺麗なひまわりなんだけどね。
花言葉も良い言葉なんだよね~。
後はねぇ、サンリッチオレンジってひまわりも良いよ~?
どっちも綺麗な花言葉なんだよねー。
だから、ーーに渡したかったんだけどさ。
時間もないし、ボクには似合わない花束になりそうだからさ。
ーーーだって、”願望”と”未来を見つめて”なんて、ボクにはもう関係ないからさ。
花束
花束
「2人で出掛けよう」
車に乗って、目的地もないまま、
心の思うままに…
窓から顔を覗かせば気持ちのいい風が
優しく頬に触れてくる。
瞳に映るのは幸せの花畑、
「ねぇ、止めて」
ちょっと待っててね…
この小さな花束と共に
今あなたに沢山の愛を伝えよう
君が昔探していた花を
いっぱい抱えてやてきたって、
君の姿はどこにもない。
君と交した約束の花を渡せたのは、
君が眠る横顔にそっと添えた日だ。
時が過ぎ去るにはあまりにも早く、
いつまで経っても空虚な心で、
寂しく笑うしかないんだね。
君との“あの日の想い出”を抱えたままで。
バラの花束よりひまわりの花を一本、私にどうかくださいな。
#花束
好きな人から
バラの花束を貰った
バラの花束なんて
貰ったの初めてだ
もしや、コレは
愛の告白!?
本数は13本だった
#花束
#花束
バラ100本の意味…〘100%の愛〙
ロマンチックだね。
貰える未来来るだろうか…
お題┊︎花束┊︎6作目
綺麗な花束、とても素敵な花たちを綺麗に束ねたもの。
それはとても美しいもの。
花はいつまでも咲き誇るの!
いつまでも、いつまでも…ね
綺麗に咲き続けるのが、花の役目。
ずっとずっと、綺麗であり続ける…
今日も花に水やりをする。
咲き続ける花たちは、きっとこれからも、シアワセ。
花束になんてなるもんか
ただ何も言わず
日照りに耐え
夜の寂しさに耐え
人知れず咲き 枯れるを待つ
それが私の美学だった
嗚呼どうしても
其れに向けたあなたの笑顔が忘れられないの
花束ってなんで特別なんだろうね。
あんまり深く考えたことないね。
明日ちょっと塾を視察してくるから緊張するなぁ。
人間がいるんだもんなぁ。。あぁ怖い怖い。
同級生に近い人はみーんな怖い。
ちなみに俺の投稿を毎回見てる暇人の方々ならわかると思うんですけど、今年受験生になるんですよぉ。。
一応国公立目指そうと思ってるんすけどー。
今年から受験生になる人頑張りやしょ。
じゃない人は楽しい1年にでもしましょう。
エイエイオー
#花束
お題:花束
その日は土砂降りだった。
歩くたびに濡れたスーツは肌に張り付いて、それが不快だったのを覚えている。
首に面会証を下げ、音のない廊下を歩く。
しばらくすると目的の扉が見えてくる。
素っ気ないその扉の脇には
「伊藤 海鈴」
とこれまた簡素に書いてあるのだった。
ノックをして扉を開ける。
部屋の中、窓の外を見上げていた妻がこちらを向いた。
「こんにちは。」
「……こんにちは。」
ふふ、と彼女がしずかに笑う。
そして私の持つ花束を見て言った。
「そんな毎度いいのに。雄一さんも律儀ね。」
そんなことを言いつつも、花束を受け取った彼女は少しはにかんだ。
ガーベラの花束だ。
花は正直詳しくなかった。
花屋の店員のおすすめを馬鹿みたいに毎日渡した。
その度に彼女は笑って受け取ってくれた。
病院側も迷惑だったのだろう。
前の日の花は、翌日には置いていなかった。
ただ、私はお構いなしに花束を渡した。
……果たして迷惑だったのは、彼女も同じなのだろうか。
「今日は、少し元気かい?」
「元気よ。雨の音って落ち着くわね。」
外はゴーゴーと雨が降っている。
風が窓ガラスを揺らした。
「雄一さんはお仕事は終わり?」
「……いや、家に帰ったら少し残りを。」
「いつまで経っても仕事人間なんだから。
寂しかったの、わかってるのかしら。」
彼女はぷいっと顔を背ける。
胸が痛くなった。
「……すまない。」
俯いて謝ると、前から笑い声が聞こえた。
「冗談よ。少しからかい過ぎたかしら。」
彼女はにこやかだ。
……その笑顔は私を責めているようだった。
嫌な考えを振り払うように、一度彼女の手を握る。
また少し小さくなっている気がした。
「今日はもう帰るよ。
今度の日曜日に弟がこっちの方に来るそうだ。
よかったら連れてこようと思う。」
手を足の上に乗せた後、彼女に背を向け外に歩き始める。
「ええ、ありがとう。
是非来てほしいわ。
それと……。」
彼女は一瞬躊躇したようだったが、少し俯き気味に口を開いた。
「毎日は来れなくても、私は平気よ。
……雄一さんの負担になりたくないの。」
少し震えた声だった。
家に帰らず仕事に詰めていた日々の、
彼女を追い詰めた日々の、
その結果をはっきりと意識させるに足る声だった。
「……また来るよ。」
背中を向けたまま、私は病室を後にした。
関連:旅路の果てに
花束
握りしめたそれは、あの人の好きな黄色。
少しでも癒やされるように葉物や白い花を加えて、黄色の元気パワーを優しくしてもらった。あの人の好きな魚のモチーフはさすがに無かったので、可愛いワンちゃんを付けてしまった…。
花束のリクエストはお手のものだ。
その人の好きな花、好きな色、好きな雰囲気、今の状況、色んなことが想い浮かぶ。それを言葉にして花屋さんに伝えるだけ。
いつも行く花屋さんはニコニコしながらお話を聴いてくれる。出来上がりは文句なし。とても可愛らしい花束。
喜んでくれるかな?
渡す時の言葉はどうしよう?
セオリーとは違うけど、喜んでくれるかな?
お花が枯れても、付け加えたお茶目なワンちゃんが想い出を繋いでくれる。
きっとあの人は「可愛いね。ありがとう。」と言って、どこか目に付く所にワンちゃんを飾ってくれるだろう。
花束を選んだ理由と、ワンちゃんを付け加えた理由。
あの人には言わなくても伝わる。
けれど、渡す時何だか照れくさくて全部口から出ていた。
「うん。可愛いね。ありがとう。」
やっぱりそう言って、あの人は僕と似たように照れくさそうに笑った。
そして、少し誇らしげにワンちゃんを飾ってくれた。
歩いて、止まって
ひとつ拾って
少し遠くまで歩いて
いくつか拾って
今度は走ってみて
かき集めたりして
いままでそうしてきて
出来た花束を見せてください
私はあなたの持っている花束を
ため息つかず真剣に見つめるから
花束
花束
雨が降って、どんよりした空気が漂う今日。
私は、近所の花屋に立ち寄った。
扉を開けると、花屋独特のあの匂いに包まれた。
「いらっしゃいませ」
ドアベルが音を立てると、おしとやかな女性の声が小さな店に響いた。
私は、女性に向かってこう言った。
「花束をつくってもらえませんか?」
すると、女性は頷きながら、
「お花のオーダーは、ございますか?」
と、言った。
私は、少し考えて、5種類の花をオーダーした。
女性から、花束を受け取ると、私は、金だけ払い、
店の外に出た。
外に出ると、雨はすっかり止んでいて、水溜りが照りつける太陽を映していた。
病院に着く頃には、空一面が東雲色に染まっていた。
中に入り、いつもの場所へ向かう。
「大切な妻」が待っている場所へ。
「遅くなってごめん。」
小さく呟いて、花束を置く。
返事はない。
この時間だと、眠りについているのも当然だ。
ブルースター、マリーゴールド、キキョウ、白いダリア、ピンク色のガーベラ。
色とりどりの美しい花束の匂いが、病室に漂った。
『花束』
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花言葉
ブルースター 『幸福な愛』
マリーゴールド 『変わらぬ愛』
キキョウ 『深い愛情』『永遠の愛』
白いダリア 『感謝』『豊かな愛情』
ピンク色のガーベラ 『感謝』『崇高美』
今回は、かなり時間をかけた力作です。情景の表現の仕方を試行錯誤して書いたので、意識して読んでくださると嬉しいです。
お花屋さんが存在しない過去の時代の人たちは、お花屋さんがある時代を知ったらビックリするのだろうか。
【花束】
君の為に花束を買った 薔薇の花を108本
店の人に「素敵ね」と言われ少し照れくさい
そうして君と会う
君も薔薇を持っていた
君の薔薇は99本
「考えてる事は同じかな」
君は優しく微笑む
『これから よろしくお願いします』
花束
花は萎れてしまうけれど
わたしたちは永遠だからね
いつまでも枯れない花束を
ふたりの心の中に
沢山の花の中で
あなたが1番キレイで輝いていた。
私は、あなたと過ごして
大きい花束を貰ってます。
その花束を2人で大切に育てていきたい。
花束
花束というか花のよさにまだ気づけてない。
花ってそんなに素晴らしいものかしら?
わならない。
花束
色とりどりの花束ができた。色の統一感や見た目の美しさなんかは一切気にせずに作ったようなそれは、まるで小さな子どもが好きなように選んでできた花束のようだった。
たしかに、色を統一させようとも、見た目の綺麗さで組み合わせようともしなかったのは事実だ。
ただ、花言葉だけを重視した花束だった。伝えたいことがありすぎて、そのくせ素直に口からは出てきてくれないから、花言葉に頼るしかなかったのだ。
たとえば、一緒にいれて嬉しいだったり、いつもありがとうだったり。本当は大好きなんだってことも、口に出すのは気恥ずかしいから、だからあなたがこの花束の意味を知ったらきっと喜ぶだろうと思って、必死に調べながら選んだ花たちだった。
きっとあなたは笑うだろうから。この花束を受け取って、なーに、これ、と少し困惑したように眉を下げて、でもどこか嬉しそうに笑うだろうから。
どうか、この思いが伝わりますように。そう祈りながら花束を抱えて、あなたに会いに行くんだ。