『色とりどり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一つばかりにならないように、他と被ってしまわないように、とあれこれ我慢しなくとも、それぞれが好きに選んでいくうちに、いつの間にか彩りが生まれるものだ。
/お題「色とりどり」より
カラフルなのは好きで、昔から色が多いものを好んできた。初めてメガネを買った時も、色が多いものとシンプルなものを比較して悩んでいた記憶がある。
派手なものが好きな訳ではない。目立つのは好きではない。色が多いものをこっそりと身につけているくらいでよかった。
今では黒や白とモノトーンなものを好むが、それでも時折あの時の感性は持っているべきだったのかもしれないと思う。
「色とりどり」
初めて見た世界に
驚いたんだ
草木が茂り
花が咲き
水が溢れ
昼は太陽が
夜は月と星が照らし...
色とりどりの世界に
目が眩んだんだ
今まで地の底にいて
ずっと真っ暗だったから
眩しすぎるんだ
人は自分と同じ性格や好きな人、好きなジャンルが全く同じな人はあんまりいない。
だから人は色とりどりなんだ。
恋に
落ちた…
かもしれない
単調だった生活が 浮き立ちはじめ
単色だった景色は 鮮やかな色彩を放っている
世界はこんなにも 光に満ち溢れていたのか
眩しさに惑わされぬうちに
そっと心に焼き付け
咲き乱れる色とりどりの花々とともに
春風に抱かれて 消し去りたい
世の中の人々は色とりどり。
差別は“ 絶対 ”ダメだ。
なんて、都合のいいことはいいません。
出来ない“ 差 ”は、仕方がないことです。
ですが、みんな違ってみんないい。
この言葉を信じてみる価値があると、私は思います。
#色とりどり
"色とりどり"
あの日からずっと、俺の世界はモノクロで冷たい世界だった。
一目見た時、あいつだけ色付いていて不思議に思った。《始まりの音》が聞こえた気がした。それからも同じように色付いて見える奴らが出てきて、その度にまた《始まりの音》が聞こえて、最初聞こえた時は何となくで『面白くなりそうだ』と言ったが、まさか本当にその通りになるとは思わなかった。
同じ色でもその時によって色味が違ったり、時々混ざって違う色になったり、一人でも色んな色になっていくのを間近で見て、そしたら少しずつ周りが色付いていった。
あいつらを通して色んな色を見ていくと、周りに色が足されていってカラフルな世界になっていった。
世界はこんなにもカラフルで綺麗なんだって気付いた。
晴れは嬉しいだけじゃない。全てを包み隠さず見せ、太陽の光が自身を責めて鋭く刺す光になって、心をジリジリと蝕む。
雨は悲しいだけじゃない。恵みの雨となって、膿んだ傷を優しく包み、心を潤してくれる。
同じ場所、同じ天気でも別の色を見せてくれる。
その事を教えてくれた。だけど、なにか足りない気がした。何が足りないのか分からなかった。そんな時、また教えてくれた。足りないのは《俺の色》だと。
それまでよりも色鮮やかになって、俺の世界があの頃のようなカラフルな世界になった。
それでも色はまだまだ沢山あった。どんどんカラフルになっていって、それでも色は人の数だけ増えていく。
新しい色を見つける度、俺に色を教えてくれたあいつらに、口で言うのは恥ずかしいし口で言ったら絶対図に乗るだろうから心の中で言う。
《ありがとう》と。
人生というキャンバスに
あなただけの色をたくさん
のせて下さい。
間違えても大丈夫。
キャンバスは何度だって修正出来ます。
あなただけの色とりどりのキャンバスは
唯一無二、美しいのです。
#5 『色とりどり』
結局人間という生き物は。
私達は、沢山の経験を積んでも、また"あの日"と同じように此処に来ていた。
「また会いましたね。」
なんて言葉を交わして、此処の橋の下にある湖を2人で眺める。
私達は死んで、また生き返ってを繰り返していた。
どんなに残酷な事があろうとも、私達は時の運命に逆らう事は一切出来なかったのだ。
「人間という生き物はどんな時になろうとも、どんな運命に会おうとも、結局同じでしたね。」
「結局人間は死んでしまったら何も残らないのに、財産に食いついていた。何だか疲れてしまったね。」
どれぐらい生きている時に勉学に励もうが、死ぬ気で仕事をしてようが、身体が限界を迎えてしまえばそれで終わりだ。
国のために無駄死をした人間達も居た。
「今日はいつもより月が綺麗に見えるよ…。
もう、いっその事遠くへ行きませんか?」
子供服のコーナーで「あ、いいな」と思った色の組み合わせとか、似たようなのを大人サイズで探すとなかなか無かったりする。
靴もそう。グレーとパープルとか、私の好きな色の組み合わせのブーツを見つけて、「あ、いいな」と思って近付いたらキッズサイズだったから諦めた。
そんな事が結構ある。
大人は使っちゃいけない色とか、あるわけじゃないのに何故か色もデザインも大人サイズになると途端に少なくなる。
探せばあるのは分かってるけどね。
でももっと気軽に、どこにでもあるといいのにな。
いろんな色の、いろんな服。
END
「色とりどり」
色とりどり
その箱を開けると私のためだけの世界が広がる
赤、青、黄色、蛍光色にメタリック
少ないお給料から少しづつ集めた絵の具
こだわり抜いて作ったパレット
自分で作った自分だけの宝箱は
たくさんの色で構成されている
見ているだけでわくわくする色たちを
使おうとするともっとわくわくする
今日はどんな世界を描こうか
色とりどりの世界にしたい
『色とりどり』
冬の服屋さん。
黒や白が人気の季節。
でも、決してお店は暗くならない。
赤やオレンジ、派手な色のTシャツが客の目に留まる。
売れ残りだけど、このように活躍している。
いらない服なんて居ない。いつかは気に入ってくれる人の所へ回されてゆく。
人も同じだと思う。性格も見た目も全く違う。
ずば抜けた才能を持つ人もいるし、勇気があったり自分を犠牲にしたりする人もいる。
だから、「自分は何も無いな」と落ち込んでしまう。
だけど、人それぞれ力を発揮できるとこもあるし、人それぞれ自分に合った友達、パートナーに死ぬまでにたどり着ける。
人はみんな違ってカラフル。だからこそ人は美しいのだと思う。
【色とりどり】
推し活をしてると時々病む。
Instagram、TikTok、X…
推しに対しての愛情はグッズの量だと言わんばかりの投稿…
色とりどりの写真・イラストが宝石みたいで、見てると純粋に綺麗とか可愛いとかすごいとか思う。
だけどどうしてもその後に心がモヤモヤする。
まだ学生の私には財力なんてものはない。
グッズなんてそんな何個も何個も買えるわけない。
ああ、早く大人になりたいな。自分で稼いで好きなだけ買える、そんな大人に。
でも学生の今、これだけは天に誓って言えるんだ。
私はあなたが大好きだと。私と出会ってくれてありがとうと。ずっとあなたを応援していくね。
色とりどり
虹色ににじむステンドグラス
陽を受け優雅に歌うパイプオルガン
深紅のまっすぐ敷かれたカーペット
端まで磨かれた輝くホール
ひび割れ廃れたステンドグラス
蜘蛛の巣の掛かる錆びたパイプオルガン
ちぎれたカーペット
あたり一面埃にまみれたホール
かつて、色とりどりに輝いたあの場所。
私とあなたの永遠を誓った…はずの場所
色とりどり
色とりどりの紙が舞う
祝福するように
笑い声の絶えないその時間が
今では懐かしい
祝いの時
みんなの声を、笑顔を思い出す。
あの日に戻れたらと思った時も
けれどそれが叶わないと知っているから
ほら、今日もまた夢の中で、会いましょう
カラフルな景色を見るの好きなんだけど最近は見てないな。植物園行きたいなぁ。基本的に怠惰だから何かを愛着もって育てるの苦手だからガーデニングとか興味あるけど無理
林檎喫茶
特徴的な
りんごのコンポート
香り高い
コクのブレンドティー
個性的な
リンゴ片手の人形
シルエット
帽子までりんご
赤の芸術
テーブルまでりんごだ
トマトじゃない安心感
林檎喫茶
支配的な
りんごのスセント(香り)
誇り高い
ブルーのコスチューム
男性的な
王道アップルパイ
女性的な
シナモンアップルパフェ
赤の色彩
思うがままりんごだ
リップスティックの包容感
林檎喫茶
「色とりどり」
犬が好きな君。
猫が好きな私。
可愛いものが好きな君。
カッコいいものが好きな私。
甘い食べ物が好きな君。
辛い食べ物が好きな私。
異性が好きな君。
同性が好きな私。
好きなものや人が違っていても、私たちは仲良しだ。
だって、一番大切なのは、
趣味や好み、性別ではなく心だからだ。
私も昔は恋をした。
桃色の恋もしたし
灰色の恋もした。
それを恋と呼ぶかもわからないけど、
これからも色とりどりの恋をしていたい。
今は2次元に恋をしている。
次は何に恋をしようか?
【色とりどり】
色とりどりと聞けば、
アイシャドウやネイル、
ファッション関連の事なんかが思い浮かぶね。
だけどそれだと、
話が通じる人種が限られてしまうのも事実。
やっぱりここでは、
みんなに楽しんでもらえる話をしたいなぁ。
じゃあ何だろう…。
色とりどりな…折り紙とか?
折り紙なら、ほぼ全人類やった事あるっしょ?
折り紙は自分が子供の頃も、自分の子供も、
小学校低学年くらいまでの間はよく遊んだよね。
だけど必ず、
先に無くなってしまう色と、
最後まで残る色って決まってなかった?
私は、茶色と紫がいつも最後まで袋の中に残ってた。
あなたは何色だった??
明日からまた仕事かー…
みんな、安心安全でいこうね。