『色とりどり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
色とりどり
教室にはいろんな色で溢れてる。
赤、青、黄色、緑、オレンジ、ピンク、茶色、黒
私は何色なんだろう。
何色になればいいんだろう。
どうするのが正解なのだろう。
♯色とりどり
この世界には色んな色がある
似たような色でも、違いがあり個性がある
色は自分の個性を最大限活かし続けている
場面によって色を変え、わかりやすくする
この世界にはそんな色が数え切れないほど存在する
この世界は、色とりどりで出来ています。
今目の前を見てみて、私の前は黒、白,オレンジ、紫、赤、青、黄色と色々な色があります。
皆さんの前には何色が見えますか?
人も色とりどりです。
笑顔で心が綺麗な人。
表では明るくしているけど心の中は真っ黒な人。
たくさんの人がいます。
例えばLGBTは、どうでしょう。
例)男の子を青、女の子を赤と表します。
皆さんの好きな人は男の子?女の子?無性別?
世の中の人は青×赤を想像しますよね。
ですが世の中には青×青、赤×赤もあるんです、
皆さんは1人で抱え込まず、たまには逃げてみるのもいいですよ。
#色とりどり
窓の外は無垢なる世界
真っ白に染められ
音さえも消し去るほどに
シンシンと降り続く
何もかもが鎮まるようにと
祈りにも似た思いが溢れ出す
白い世界に月の光が…
溢れた祈りに重なる出逢えた人々
別れた人々
鮮やかな気色と共に
過去から未来への道のりは
私の生きた証
スーサイド
ここまでだ。
もう、
ここまで。
もう、
終わりだ。
もう、
手遅れだ。
もう、
おしまいだ。
本当に。
本当に。
全てが、
何もかもが、
終わってしまった。
二度と、
修復できない。
二度と、
元に戻せない。
僕を、
地獄に、
落としてくれ。
ここから、
出してくれ。
きみが青いというから見上げた空はどこまでもはてしなく夕焼けに染まっていたから、そこで初めてきみとわたしが違う眼球をもっているんだなと知った。
#色とりどり
「色とりどり」
色とりどりの花束を持ったスーツの男性たちが
成人式の会場に向かって歩道橋を一列で歩いてた。
きっと、彼女さんか好きな子に渡すんだろうなぁ。
と、成人式から何年も経った私は微笑ましく思った。
彼氏なしの私にはそんな甘いことはなく…
友達の彼氏さんが迎えにきてくれるのを、
羨ましく、さみしく、見送るだけだった。
今も花束をくれる彼氏はいないが、さみしくない。
今度自分で自分に好きな花を一輪買ってみようかな。
-色とりどり-
人にはみんな色がある
真っ白から真っ黒まで様々だ
たまに真っ赤な人を見る
情熱的で素敵だなと思う
真っ青な人も見る
爽やかで落ち着いているなと思う
宇宙から見たら色とりどりの花束に見えるのだろうか
『色とりどり』
赤、黃、青、水色、ピンク。
駅前は待ち合わせなのか、華やかな着物を纏った人が久しぶり〜なんて言いながら楽しそうに笑ってる。
「今日は成人の日か。」
俺も妹の着物を一緒に選びに行ったななんて、色とりどりの着物を見ながら思い出す。
二人で着物を見に行って結局本気になったのは俺で、担当の人にあれもこれもなんて注文を出してたら、これに合う帯はこれしかありません。
なんて担当の人を本気にさせてまだ帯になってない帯を奥から取り出させてしまった。これには流石に妹も恥ずかしかったのか、やめてよ〜なんて後々怒られてしまったけど、今妹の着物を見てもしっかり妹に似合っていて、決して悪い判断では無かったなって思う。
「綺麗ですね。
一生に一度なんです好きな物を着て是非思い出を作ってもらいたいですね」
今では色んな着方があって、色んな髪飾りがある。
古き良きも素敵で好きだが、新しいものがいいなんて人もいるだろう。
自分が恥ずかしくないなら何だっていいのだ。
こうやって綺麗な物を見ていると無性に何かを作りたくなるのは、やっぱり職人の性なのか
「折り紙でも買って帰ろう」
色とりどりの折り紙でこの綺麗な景色を表現したくて向かった文房具店でまたも、色とりどりの折り紙に悩んだのは別の話。
NO.3
毎日色とりどりの夢を見る私
モノクロのコマ送りの夢を見る父
美味しいものの夢を見ながら寝言を言う母
夢を見ない妹
夢を見る仕組みというのは謎だらけで、未だに解明されていない。
初夢で「一富士二鷹三茄子」を見れば縁起がいいと言われるのも、昔の誰かが実際にひとつの富士山と2羽の鷹と3つのなすの夢を見たあとに、いいことが起こったからだろう。
現代で言う「一富士二鷹三茄子」を現代風に言い換えるとなんになるだろうか。
「一虹二猫三休み」?
#色とりどり
絵の具
色鉛筆
鉛筆
全ての色の
良さがある。
鉛筆は黒一色だけでも
鉛筆の濃淡の使い方で
影と光を表して
色鉛筆は
色んな色を
重ねたり
濃淡を使ったり
絵の具は
それぞれの色を
混ぜて
水の配分に気をつけて
一つ一つ
丁寧に塗っていく。
この様な
ものを使って
色とりどりな
絵を描く───。
『私もね、私なりに描くの』
そう言った彼女の絵は
全ての道具を使って
それぞれの良さを
工夫した
空の絵が描かれていた。
色とりどり
上空から見下ろす地上は
傘のいろんな色で
とてもキレイだった
地上からではわからない
絶景であった
雨の日の花畑
春、夏
秋、冬
今年も四つの季節が、この世界を綺麗に染めていくよ
---二作目---
真っ白に染った世界。
嬉しさも、楽しさも、何も無い
つまらない世界。
そんな俺の世界を彩り、
嬉しさの色と、楽しさの色を教えてくれたのが
お前だったよな。
...あの時、俺と出会ってくれてありがとう。
俺の世界を染めてくれたのは、間違いなくお前だったから。
#色とりどり
174作目
「色とりどり」
この窓から見える景色が
色とりどりのお花や木々でいっぱいだったら
冬が大好きになるのにね
私にはいろいろな友達がいる。
元気で、太陽みたいな人。
中国人で、よく中国のことを教えてくれる人。
本が好きで、静かな落ち着いた人。
他にもいるけど、みんな、一人ひとり好きなことも
得意なことも違う。
これが十人十色ってやつなのかな。
私の人生は私だけじゃなくて、私の友達とか、家族
のおかげで、私の人生は色鮮やかになってるんだと思う。いつもありがとうね。
_____________
とある結婚式。
新婦が綴った言葉。
それは、彼女の知り合いだけでなく、その場にいた
全員を感動させた。
会場にいた誰かが呟いた言葉。
「この子の心は、すごく綺麗だ。」
_____色とりどりで。
「色とりどり」
カラフルなお洋服
試着しまくって
似合う色を探して
出かけよう
春になったら
色とりどり
色とりどりの付箋を使い
手帳の隙間を埋める
前線から退いたわたしは
頭を下げることからも解放され
善意の残業の指示もない
付箋の色が増えるたび
馬鹿にしていた良寛さまに…
良寛さまの生き方に
共感してきた今日このごろ
かの子
赤青白い色とりどりの光がキラキラしてる黒い空
たまに上を向いてみるとやっぱ綺麗だなぁってちょっと前向きになれるみたい
またちょっと明日も生きてみようかな〜みたいな気持ちにしてくれるよね星って
冬とか特に綺麗だからみんな上向いてみてみな
「色とりどり」
そこには机があって
名前の知らない花がいて
飲みかけの水が置いてある
私の手のひらがあって
指がぎこちなく動いていて
また涙を受け止めようとしている
机も花も水も手も
どれがどれだか混ざってしまって
皮肉なことにそれが綺麗で
また泣き止んでしまった
生憎の雨の日。
私は観光で行っていた県の有名なタワーに遊びに来ていた。
妹と一緒に来たものの、展望台に登るエレベーターを待ちながら、暗い顔で二人で顔を見合わせる。
「折角来たのにね」
「ね、今日わざわざ降らなくてもいいのに」
そうは言うものの、ここまで来たのだから、と上に上がってみる事にした。
展望台に到着すると、窓には水滴が付いていて、外の景色は見えにくい。
「ちょっとぼんやりしてるね」
私が妹に話しかけると、
「うん、そうだね・・・」
妹は、展望台のガラスの側に行って、窓の向こうに目をこらした。
「向こうは、晴れてたら綺麗な海が見えるんだって・・・あっ!」
いきなりの声に私は驚いて尋ねる。
「どうしたの?」
「お姉ちゃん、ちょっとちょっと」
手で私を招く妹の側に行くと・・・
「下、下」
ジェスチャーで下を覗くように言われた。
下を見ると、色とりどりの傘が沢山見えた。
丁度今、下は、飾りのイルミネーションが点灯していて、雨の雫が景色をぼんやりと歪めて、幻想的に見える。
「みんな下で順番待ってるんだね。傘が綺麗だね〜」
私がそう言うと、妹も隣で頷く。
「しかも、今しか見られない色の組み合わせだよね!」
「確かに!」
私達はしばらくその色とりどりの傘が動く姿を眺めていた。
なんだか、景色は、望み通りに見られなかったのに、妙な満足感を感じた私と妹だった。