自転車に乗って』の作文集

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自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/14/2024, 1:23:01 PM

自転車に乗って
坂道をどんどん登って
どんどん登って
雨の日も雪の日も
どんどん登って
暑い日も寒い日も
どんどん登って
力つけても
下るときは一瞬で…
それが一瞬にならぬように
風を感じて
楽しく
叫んで
ゆっくり
落ち着こう
やがて…
辛くなったとき
登って登って登りきったときの日の事を思い、

自分は自分に大丈夫と言えたらいいなと思う。

8/14/2024, 1:19:17 PM

先生から休みの連絡が入った。

どうやら風邪を引いてしまったらしい。

こんな時、自分が先生の恋人だったらと歯がゆく思う。せめて大人だったら、看病しに行けるのに。

先生と会えない1週間は、とてつもなく味気なかった。友達といるのも好きだけど、先生は特別だから。

先生から体調が戻ったと連絡が来た時は心躍った。父が話している横で、代わってもらうチャンスを虎視眈々とうかがう。

やっと大人の話が終わって私の番。ウキウキで父のスマホを受け取った私は、次の瞬間落ち込んでいた。

「君には申し訳ないけど、もう1週間休ませてほしいんです」

「えっ!? な、なんでですか??」

「大学のほうで外せない用事ができてしまいました。本当にごめんなさい」

「……はい」

父にスマホを返し、自室に引っ込む。先生は日頃から進んだ授業をしてくれている。だから数日休んだからといって、私が苦手な算数の授業でも置いていかれる心配はない。

でも私の心は全然平気じゃない。

寂しい。寂しい。寂しいよー!!

私は窓を開けて絶叫したい気持ちをグッとこらえて、枕に顔を埋めた。


「えっ、今日も……?」

「うん。なんでも、小学校の恩師が事故に遭ったらしくてね、元クラスメイトとお見舞いに行くんだと」

さすがに抗議してやろうと構えた姿勢が、『恩師』という単語に崩された。私だって先生に何かあったら、友達との約束を断ってでも駆けつける。

「煌時くんに謝っておいてくださいってさ。明後日は必ず来るって」

「……わかった」

私はそれだけ言って部屋にこもった。あることを思いついたからだ。思い立ったが吉日。即実行あるのみ。

翌日、私は初めて通る道で自転車を走らせていた。

先生の家は以前、Googleマップの使い方を教えてもらった時に見ている。すぐに見つかるはず。

私は逸る気持ちを昇華させるべく懸命にペダルを漕いだ。

先生の住むマンションに着いた。駐輪場の適当なスペースに自転車を停め、玄関へ。向かおうとした時、誰かが出てきた。

(わ、すっごい美人)

サラサラのロングヘアーを風に靡かせ、スラッとした長い足で堂々と歩く姿は百合の花。アスファルトを打つヒールの足音がやけにはっきりと聞こえる。

ここの住人だろうか。先生と知り合いだったらちょっとやだな、なんて。

私は子どもじみた嫉妬心を、目を閉じて振り払った。

ところが、直後に聞こえた声にハッとしてすぐに目を開けた。

先生が玄関から出てきて、名前を呼びながら小走りで美女を追いかけている。振り返った美女は先生から何か受け取って、お礼を言って、再び歩き出した。先生は玄関へと戻っていく。

……え、知り合い?

ていうか、さっきまで一緒にいたの?

私は動揺しまくってキョロキョロと視線を動かした。やがて2人の姿は完全に見えなくなったが、私の足は固まったまま動かなかった。

先生、あれ誰?

どういう関係?

私は先生に会えないことがもう1日も耐えられなくて、普段あまり使わない自転車を引っ張り出してここまで来てしまった。

なのに先生は、別の人と一緒にいたんですね。

たしかに、私は先生の恋人でも何でもないけれど。


私は下ろしたばかりのスタンドを上げて、サドルに跨りその場を去る

ようなことはしなかった。

ピンポーン ピンポーン

先生、部屋にいるのはわかってます。
隠れても無駄ですよ……

『はい……え? 煌時くん!?』

「先生、お久しぶりです」

私が怒っていることは声色からして明らか。先生は驚きつつもすぐにドアを開けてくれた。

「どうしたんですか、急に訪ねてくるなんて」

「先生に会いたくて。悪いですか」

「いえ……」

先生は私が怒っている理由を考えているだろう。しかし正解にはたどり着けまい。

「こんなに長く休んでしまったことは、本当に申し訳ないと」

ほら、やっぱり。

「それはもういいんです」

「え、いいんですか」

「それより、さっきの人。一体誰なんですか」

「え?」

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花って感じの女の人ですよ!!」

「えっと……」

先生は返答に困っている様子だった。

「浮気ですか」

「はい?」

「私の目が届かないのをいいことに、美女を家に呼んでイチャイチャですか!」

「いや、そもそも私と君は……いえ、浮気はしてません……」

私の睨みが効いたのか、先生は言い直した。

「彼女は、恩師の奥さんです。お見舞いに行ったお礼の品を持って来てくれただけです。これから次のクラスメイトのところに行くと行ってました」

「本当にそれだけですか?」

「本当です」

それなら、まぁ……ん?

「え、待ってください奥さん? 娘さんじゃなくて?」

「ああ、驚いたでしょう。ああ見えて○十代らしいですよ」

「へ、へぇ……てっきり先生と同じ大学生かと」

「昨日私の友人からも言われて、よく言われると笑ってました」

なるほど。

「気は済みましたか?」

誤解が解けて、いつもの落ち着きを取り戻した先生が私を見る。

「っ……いえ、まだです。2週間も放っとかれたんですから」

「おや、それはもういいとさっき言ってませんでしたか?」

「う、うるさいです!!」

論理的な反論ができなくなった私は、先生の腕に額を押し付け顔を隠した。先生は反対の手で私の頭を撫でた。

「困りましたね。どうしたら許してもらえますか?」

ちっとも困ってなさそうな声だ。

ムカつく。好き。

「……デートしてくれたら許してあげます」

「ふむ。近くに美味しいクレープ屋さんがあります。行ってみますか?」

私は赤くなった顔をまだ見せたくなくて、下を向いたまま頷いた。近くなら、うんとゆっくり歩かなきゃ。先生といられる時間を少しでも長く……

「そういえば、君はここまでどうやって?」

「自転車です」

「では、ついでにサイクリングでもしますか。ちょっと遠くまで」

「……いいんですか?」

「はい」


私は先生の後ろでペダルを漕ぎながら心に決めた。また自転車に乗って、先生に会いに来ようと。


テーマ「自転車に乗って」

8/14/2024, 1:16:50 PM

自転車に乗って行くのは図書館。
ああ、この日々は青春だろうか。

8/14/2024, 1:11:06 PM

自転車に乗って

逃げる

逃げる


逃げる ニゲル ニゲル
全てから

顔に葉が当たっても、ペダルの間に足を挟んでも
ただひたすらに、がむしゃらにただ足を動かすだけ

8/14/2024, 1:09:12 PM

熱風寒風吹き荒ぶ 大きな橋の自転車レーン
空とうみを独占して 自分のために張り上げる歌

____________

 左右前後はもちろん確認して、後は車の窓の防音性を信じています。

 なお、うみが平仮名なのは私にとって湖ですが、多くの人によっては海の方が想像がつきやすいかと思ったからです。

 川縁を走る時もついつい鼻歌を口ずさんでしまうんですよね。ペダルでビートを刻める前方まっすぐの道。

 誰かに何かを伝えたい歌も素敵だけど、自分を楽しますだけの歌がもっと私にもあっていい(迷惑でないか周りは見るとして)

8/14/2024, 1:08:25 PM

『自転車に乗って』


山ほどのすり傷をこしらえて、
半べそかきながら練習をして、
やっと転けずに乗れるようになった頃
わたしは、得意になってたの。
「きっと今のわたしなら、これさえあれば、どこへでも行ける」って。

町で一番大きな図書館とか、
近所のヤツよりもうんと広い公園とか、
誰も持っていないオシャレなペンを置いてる文具屋とか。
引っ越しちゃった、あの子の住む街とか。


いつしか自転車よりも早く遠くに行ける乗り物に慣れた頃、
私はふと、思ったの。

これさえあれば、今の私はどこでも行ける。
その思いがあれば、いつでも、どこへでも行けたのかなって。

8/14/2024, 1:07:39 PM

自転車に乗って
         友達と登校していたあの頃
             でも、歩いて
          気になる人と登校したり
        そういう青春もありだったのかな…

8/14/2024, 1:06:58 PM

生活に車必須の中級田舎
ちょっと路地に入ったお店が気になるけれど
駐車場は恐らくない

自転車があったら
入りやすいな

自転車があったら
ほかにも色んなお店開拓をできるだろうか

自転車があったら
ほかにも違った景色が見れるだろうか

自転車があったら


(自転車に乗って)

8/14/2024, 1:06:27 PM


両脇すすきの生い茂った坂道の真ん中を両足広げて青い空に向かって駆け抜ける

8/14/2024, 1:03:05 PM

自転車に乗っていたら白い蝶が現れた。見たことがなかった私は少し気分が上がりそのまま学校へと足を進めた。また、今日が始まる。

8/14/2024, 1:00:49 PM

高校生のとき
自転車に乗って漕げるとこまて
走った日があった
目指すは東京方面
20キロは走ったかな
帰りたくなった

すぐ引き返して
夕方頃
親がアイスクリームを
知人からもらってきていた
バニラアイスが美味しかった
旅人は帰る場所があるから
旅に出るのだ

8/14/2024, 1:00:11 PM

ペダルを漕いで、高い坂を駆け下る

羽でも生えたかの様な浮遊感と、風を感じながら

チャリンチャリンっと、鈴を鳴らしても見たりする

...なんて、現実では危ないし怖いから

妄想の中の世界で、なんだけどね

--二作目--

一度だけ、二人乗りの自転車に乗った事があった

汗を滲ませながらも、楽しそうにペダルを漕いでいた貴方の事を

その後、疲れたなんて言いながら、笑っていた貴方の事を

今でも鮮明に覚えている


...そんな貴方は

少しペダルを漕ぎ過ぎて、お空まで走り去ってしまったみたい


...どうせなら、その時も、僕は貴方の背中を見ていたかった

#自転車に乗って
387作目

8/14/2024, 12:59:19 PM

どこまで行こう
晴れた空

どこまで行こう
パーカーはおって

どこまで行こう
コンビニよって

どこまで行こう
コーヒー買って

前を向いて
ゆっくりと

進んでみよう
あたらしいわたしへ

#自転車に乗って🚲

8/14/2024, 12:59:02 PM

自転車転ガスハイカラアンチャン。何方へオ出カケデスカ?
銀座ノ喫茶ニ、可愛イアノ娘ヲ口説キニイキマス。
ソンナラオ帽子直シテ行キナ。
五月蝿イ、五月蝿イ。今ニ見テイロ。


珈琲一杯飲ムキリノ、金無シアンチャン何方へオ出カケ?
何時モノ喫茶ニ行ッテ、今日コソアノ娘ヲデェトニ誘ウツモリデス。
ソンナラ自転車ジャナクテ人力車デオ出カケシタラ?
金無シ男ヲイジメルナ!


立派ナアンチャン今日ハ何方ニ? 自転車ハ卒業シタノ?
今日ハ恋人ノ御両親ニ挨拶ヲシニ行キマス。
アレマ、格好ツケチャッテ。行ッテラッシャイ。
ソレデハ、母様。行ッテマイリマス。

8/14/2024, 12:58:56 PM

自転車に乗って

涼しくなった体に

秋を感じる祭りのあと

一緒に帰ろう?と異性に声をかけられて

真夏の夜の夢!?と

ドキドキしていると

あんたの友達が好きなんだよねと言われて

あーそうですかとウンザリしながら

渡る小川の橋で

踏み外して自転車ごとドボン

夏休みラスト一週間風邪をひいて過ごした

中三の苦い青春

8/14/2024, 12:57:44 PM

自転車で
どこまで遠くに
行けるか
なんて話す
実行はしない

8/14/2024, 12:54:17 PM

運動は気分転換になる
自転車に乗って
どこかに行ってみたら
ただ現実からは逃げるなよ

8/14/2024, 12:54:15 PM

自転車に乗って

基本お出掛けは徒歩かバス
仕方なくなったらタクシーで

自転車は持ってないし
買う予定もない
貸し出しの自転車がある
当然有料ですが高くはないかな
危ないから乗らない、私も他人にも

あまりルールは守られていない
歩道にいたり逆走だったり
歩行者も同じで
私も守ってはいないかな
明確に分かれてないからだろうね

場所にもよると思う
都会では守られてたような
そんな気がする
それに守ってもいた
気がつければ判るから
不便もないし正すしかない

もしほぼ適応させたいのなら
ルールもだけど
街ごとの仕組みが必要で
それにはスペースが足りない

歩道と車道だけじゃ
自転車には足りてない
どちら側でも結局は危ないし
実用的ではないよね

裏側だとごちゃ混ぜ
優先されるのは基本的に歩行者で
簡単に言えば弱者側

弱者だからって
先を譲らない理由はない
少しくらいの誤差は計算内だから
普段から急いでないから
お先にどうぞで円滑に進むなら
それでいいと思ってます

自動車を運転してる人は
目に付くと思うけど
お互いが気をつけるしかないよね

8/14/2024, 12:53:14 PM

自転車に乗って。

電動自転車よりも普通のママチャリの方が好きだ。
自分の足で漕いだ分進んでくれるのがなんかいい。
もちろん足が疲れるけど、
その疲れがちゃんと漕いでいるんだと感じさせる。

遠くに行けば行くほど疲れは出る。
でも普段バイクを乗ってる自分からすると
普段行かない場所を自転車で行くのは小さな冒険のようだ。

徒歩でもバイクでも得られない何かが自転車にはある。
夏はさすがに暑すぎて自転車を使うと体力が
すぐに無くなってしまうからもう少し
気温が落ち着いてからにしよう。

秋はスポーツの秋なんて言うのだから
自転車に乗るにはうってつけだろう。

さあ、秋になる前に自転車に乗ってどこに行こうか
決めておこうか。

語り部シルヴァ

8/14/2024, 12:49:36 PM

自転車に乗って

自転車があればどこでも行ける気がする
少し遠いかなと感じる隣の駅までも走ってみると
なんてことないできたりする
さぁ私は今日は自転車に乗ってどこへ走って行こうかな
人生の道もそんな感じに簡単に軌道修正できたらいいのにな
責任とか悲しみとかいざこざ等の問題から自転車に乗って逃げれれば人生も生きやすいのにな
不幸の道のりではなく
幸せの道のりを選んで自転車に乗って走って行きたい
それでも人生には良いことがあれば悪いこともある
両方味わうのが人生なのだ
良いとこ取りができないのなら悪いことを悪いことだと感じなければ
自転車に乗って走ったら気持ちいいね
そう感じるように
悪いことが起きてもそんなことあるよねすがすがしいね
なんて思えたら
かっこ良いなと思います

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