『自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自転車に乗って学校に行く。
変わり映えのしない毎日だと思う。
でも毎日見える景色が少しずつ違っている。
今日は隣の家の百日紅の花が咲いていた。
『自転車に乗って』
自転車に乗って会いにいける距離なら
僕が今すぐにでも会いにいくのに。
どうしたって君と僕は
簡単に会える距離じゃないから
今君の隣にいるのが僕じゃないのは
仕方のないことだからと
諦めるしかないのかな。
#03自転車に乗って
「ただいま」
学校が終わって家に帰ってきた。
来年から就職活動が始まる。
また先生と進路について面談をした。
別にやりたいことも見つからない、
ただただ平和に学生生活を送れればそれで良かった。
毎日自転車で家と学校とを往復しているだけの日々。
こうした日々の中でふと思うことがある。
「子供の頃に思い描いた大人になれるのだろうか」
ふと感傷に浸りたくなり、
おもむろに押し入れのアルバムを探し始めた。
ペラペラと思い出を振り返っていると
1枚の写真が目に止まった。
「自転車だ」
3歳の時にお父さんにねだって誕生日に買ってもらった青くて雷みたいなカッコイイ自転車。
何故か帽子をかぶって敬礼をしている自分がいる。
思い出した。
小さい頃に迷子になった事があって、その時白バイに乗った警察官が助けてくれたんだ。
それで警察官に憧れて……
その時僕の心の奥底で止まっていた何かが
走り始めた。
しぐれ
自転車に乗って
君が漕ぐ後ろで二人
歌を口ずさみながら
自転車に乗って
自転車に乗って長い一本道を全速力で駆け抜けてみたい
他の車や人を気にせず思いのまま進んでいく自転車
【自転車に乗って】
一緒に逃げようよ
僕らはまだ子供だからさ
自転車で
遠いところまで
逃げて逃げて逃げて
一緒に、、死のうよ(´•ω•`)
『自転車に乗って』
自転車に乗って
いつもの土手を通る。
変わらない風景と、
変わっていく私と。
自転車に乗って。
遠くへ行きたい。
誰もいない、遠くへ。
知り合いのいない、静かなところへ。
誰もいない、遠くでのんびりと。
静かに暮らしたい。
お金も仕事も何もかも。
気にせず、どこか遠くへ行きたい。
自転車に乗って。
誰もいないところでピクニックに行きたいな。
「自転車にのって」
河川敷をからから走る。
川の水面にうつる夕日が今日の終わりを労うようだ。
自転車に乗って…
ありゃりゃ、今日は歩きで来たんだった!
#自転車に乗って
私は、小さい頃に自転車に乗るのが下手だった。
いつも転んで、怪我をして、泣いて、
それでも、人は上手くなるものだ。
私は、何十回練習したか分からないぐらいにひとりで乗れるようになった。
あの時の、喜びと風の心地良さと言ったら。
私は、いつも優しくて大きな父の手に支えらえながら自転車をこいでいたのが
今では、ひとりでどこへでも行ける歳になった。
私は、そんな思い出の詰まる自転車で向かう。
、、、、、、、、
「来たよ、お父さん」
私は、お父さんが眠るお墓の前に来た。
あの大きな、優しい手に触ることは出来ないけれど。
お父さんとの思い出の場所をこの「自転車に乗って」旅に出る。
学生の頃は自転車さえあればどこへだっていけると思ってた。それくらい革命的な乗り物だった。だけどそれなりに大人になっだ今はどうだろう。自転車って実は別にめちゃくちゃ便利な乗り物ってわけじゃない。
「青春フィルターは正直あったね」
「そうかなぁ」
「そうだよ!真夏の坂道とか地獄でしかなかっただろ!フィルターにかかってなきゃここまで美化されるはずがないんだっ!」
何を隠そう僕の友人は青春アンチもとい、モノクロの学生生活を送ってきたいわゆる負け組なのである。
負け組なのは僕も同じだけど。
そんな僕たちがなぜ今こんなに不毛な会話をしているかって?会社で開催されるサイクリング大会に参加させられているからさ!ああかわいそうな社会人!
「後輩ちゃんもくるって聞いたから来たのにさ!なんだよいねぇじゃねぇか!おれ遊ばれたんだけど!!」
「まぁまぁ」
「おれを慰めるんじゃないよ!!!!」
「テンション高いなぁ…そんなんじゃゴールまでに疲れちゃうよ」
「疲れないよ!毎日何時間残業してると思ってるおれは戦士だぞ!!」
「キレすぎておかしくなっちゃってるよ?ほら周りを見て自然がいっぱい〜癒されるよね」
今回の目的はこの残業しすぎて心が病みまくっている友人にたまには外に出てリフレッシュしてもらおうと僕と後輩ちゃんで企てたものだった。会社の催しであることには違いはないけれど。
想像していた反応とだいぶん違う反応をもらっているけれど。
友人も文句は言っているけれどなんだかんだ楽しそうだ。本当に愚痴しか今のところ出てないけれど。相当疲れてるんだなぁ。大変だよなぁ。がんばろうな。
僕らが少年だった頃はまるで冒険に出かけるかのような気持ちで自転車で出かけていたっけ。
少年の小さな世界では1km外に出るだけで大冒険だ。
知らないもの、知らない道があるだけで、世界が少し広がるだけでワクワクしていた。
大人になって色んなものを知って、経験して、学生の頃はとか懐かしめるようになってしまったけれど風を切って感じた楽しい気持ちはいつになっても同じだ。
隣の友人も、同じものを感じていると嬉しいな。
映画のように風を切って
颯爽と走り抜けて行く
・・・なんて実際は有り得ない
サイクリングロードならまだしも
現実に走るのは車も通る道路だ
坂はきついし段差は痛いし
カーブなんて車が見えなくて怖い
車を運転する人ならわかるだろうけど
自転車は本当に無謀な走り方をする
私自身は気をつけてはいるものの
それでも怖い思いをした事は少なくはない
自転車に乗って遠くに行きたい
なんて絶対に言わない
あー愚痴になっちゃったなーw
「自転車に乗って」
【自転車に乗って】
自転車に乗って叫びたくなる時もあるのです
もう青春なんて言えるような歳でなくても
ライブのチケットに1つも当たらなければ
誰だってそうなると思うのです
だけど現地には行くから
どうか僕に素敵な夏を見せて欲しい
楽しみにしているね
2024-08-14
【自転車に乗って】
初めての自転車は
友だちよりもだいぶ遅かった
本人は特に気にした事はなかったが
一緒に遊んでる友だちの自転車を走って追いかける
その姿を見て不憫に思ったば~さんが
買ってあげたら?と
お金を出してくれたらしい
特に欲しかった訳ではなかったが
買って貰えるとなれば話は別だ
お袋に連れられて行った町の自転車屋さん
一際目を引いたのは
天井からぶら下げられた
仮面ライダーの自転車
少年の瞳にはもうそれしか映らない
予算オーバーだったのだろう
お袋は困ってたようだが
そんな大人の事情
少年の俺は気づかない
結局、お袋が根負けし
家にピカピカの相棒がやってきた
快晴
うちの前で相棒に跨がる
ハンドル前にはカゴの代わりにライダーバイクの形
キラキラと輝く金属部分は誇らしく
大地に伸びた補助輪が頼もしい
この相棒となら何処へでも行ける
ライダーのように崖を飛び越え
空だって飛べる気がした
テレビで見たETの影響もあったと思う
乗り心地を確認しながら練習開始
相棒とうちの前を行ったり来たり
しばらくするとお袋が様子を見に出て来た
万能感溢れる少年は
母親の前でキュッと止まり
後ろに乗りなよと振り返る
お袋はまたも困った顔
しつこく誘うヒーローに
中年ヒロインは恐る恐る後ろに座った
ハンドルを握り
ペダルに力を込める
瞬間
ホントに空を飛んだ
浮遊感と視界に広がる雲ひとつない空
空回る車輪が照り付ける陽射しを反射してキラキラ光る
見事にひっくり返った
大地の上にお袋
その上に俺
俺の上で相棒は無傷だ
何が起こったのか理解出来ず
しばらくそのまま空とカラカラ回る車輪を眺めた
その後
中年ヒロインは
腰を押さえしばらく寝込んだ
しまなみ海道を、自転車に乗って走りたい!
と、3、4年前から思い描いていたが、
今年の7月についに走ることができた。
広島県の尾道から、愛媛県の今治までの約80km。
橋の上を自転車で通過するときは、爽快感があった。
橋を7個くらい通過するので、最後は慣れたけど。
途中の海鮮定食も美味しかった。
また次の目標を見つけないとな。
自転車に乗って。
坂の多い町に生まれた。
極端な所だと、数キロに渡って下り坂の場所もある
そこから見下ろす海と橋は、中々に良い眺めだ。
夏休み、友達と旅をする事にした、
とは言っても、学生らしく自転車で。
同じ県内の島に、長い橋を渡って行く。
正直、楽しい理由の見出だせない旅だと思った。
日が出るのが早い季節、それでもまだ少し暗い時間
暑くなる前に、目的地に着くために出発した。
橋までくれば風はひんやりとしている。
寧ろ少し肌寒いぐらいだ、それをかき消すように
スピードを上げていく。
海と森と友達と、何となく、
それさえあれば充分だと思えるぐらい
気分が良かった。
海水浴場に着き、水着になって
ひとしきりはしゃいだあと、
座りながら皆で将来の話をした。
大人になってもまた来たいよな、
その時は、車かな?
俺の親父の軽トラで来るか、
乗れへんやないか、
荷台があるやろ、
捕まるぞ。
帰り道、
本当に、こんな日々が続けば良いのになって
思った。
自転車に乗って、
けれども何処にも行きたくない、
不思議な気分になった夏休み。
自転車に乗って通学するのは
歩くよりかんたん
バスより疲れる
自転車歴は10年で
転んで怪我をしたことも
人にぶつかったこともない
同じクラスの子は
遠い山から来るらしい
バイクに乗って
バイクに乗って
冬は2メートルの雪が積もり
夏は熊が出没する山
大自然の中から
彼はやって来る
ただ 数学を習うために
僕が本を読んでいると、彼女が覗いてきてこれは何?と尋ねた。
自転車というものらしいよと僕は答えた。
すると君は、何それ!と興味津々に瞳を輝かせた。
だから僕は、本に書いてあることを教えた。
「どうやらこの乗り物に乗ってペダルを踏むと前に進むらしいよ、」
そう指をさしながら説明をすると、こう?こんな感じ?と乗るふりをして見せた。
そんな姿が微笑ましくて、いつか君に本物をあげてみせると心の中で強く誓った。
思いつかない…小論文練習一旦やめる
なんか小学生の時に両片思いみたいな感じの男子がいて、毎回と遊ぶ時1回は毎回サイクリング付き合わされてた 私のところ坂ばっかりできついから本当に乗り気じゃなかったけど、断ったら嫌われるって気持ちがデカくて、断れずに毎回サイクリングしてた
ある日にもサイクリング付き合わされてたんだけど、その日はほんとに坂道がキツくて息切れすごいし太ももめっちゃ痛くて、どうしたんだろなーって思ってたら翌日インフルエンザでした。この日からイエスマンは卒業しました。無理なことを断るのは身のためなんで罪悪感はないです
ちなみにその男子と付き合うこともないまま疎遠なりました なにしてんのかな今