『自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自転車に乗って
君と遠くに行ってみたいな
何処かのドラマのワンシーンみたいに
長い下り坂を下って
晴れた空の下で
涼しい風をきって
まだ知らない景色を見てみようよ
僕はその景色を背景に君を写真に撮りたいな
─────『自転車に乗って』
自転車に乗って
男の母方の父は終戦直後、自転車泥棒と間違われて戦後の民主警察に連れていかれた。家は家宝や資産、千坪以上土地を所有していたにもかかわらず。薩摩士族の官吏だったので菊の御紋入りのドイツ製の拳銃ワルサーやルガーがあり、狩猟用のライフルもあった。
酔っぱらって他人の自転車のシートに座っただけなのに。自転車に乗って、どこかにいったわけでもないのに。時代がおかしかった、新車の自転車が何よりも貴重なものに思われた。その後、容疑は晴れた。地元新聞に載った。母の同級女学生の父が経営する新聞社だった。
その後、家は貧乏になった、地域も貧乏になった。日本は復興していったが、家は周りの家より立ち直るのが遅れた。最後まで学校に持っていく弁当は日の丸弁当だった。それでも戦時中の芋のツルよりましだった。
徳博
自転車に乗って パート2
高校生の頃、放課後、男女共学だったので自転車通学してたので、女の子に駅まで送って♡家まで送って♡とか言われて二人乗りしてました。今ほどやかましく注意されなかった頃でしたから。でも学校の教師なんかは、ひつこく車から幅寄せなんかしてきたりして怒鳴ったりして、そっちの方が危険運転で検挙されそうだったりして。これからは子供でも二人乗りしてたら検挙されたりして。
送る途中行き過ぎる車からチンピラにからかわれたりして、ぴゅーぴゅーとか、ちゃかされたりして、こっちは地元少林寺拳法道場四天王だぞ、しばいたろか、とか心の中で思いつつ、まぁいいか、ちょと酔っぱらってるのかな?こう言うシチュエーションは絵になるなと捨ておきました。
今となれば夢ですね、夏ですから麦わら帽子(夏帽子、ストーローハット、子供帽子とか)かぶてって純白のタンクトップのドレスの17才と11ヵ月30日の女子高生とか、あと一日で18才になる子を自転車の後ろに乗せてビーチサイドの坂道(道交法違反にはならないっすね)をゆっくりゆっくりくだっていきたいですね(ゆずの歌ですね♪)
前かごにはプレゼント用の小さな向日葵の花いっぱい載せて、18になったら僕のお嫁さんになってね♡とか言って花束渡したいですね。きょうび、逆ですね、僕を君のお婿さんにしてください、料理上手ですとか☆♡
徳博
自転車に乗ってパート3
或る男は、自転車に乗って何処まで行く、地の果て、道なき道も、マウンテンバイクに乗って、水とタンパク質と炭水化物と少しの脂肪とあとミネラルとビタミンと僅かの食物繊維さえあれば例え宇宙の果てまでもいける。数十年ぐらい前、確か自転車で世界一周した青年がTVて紹介されてた。
或る男はママチャリで行った、近くの競輪場(10㎞程先)へ、それを見た二十歳前後の青年はツブヤイた、ああいう自転車に乗ってくるのに限って速い!と或る男は練習用トラックレーサー(クロモリ鉄製)を借りてバンクを走った。1000mTT:1分40、
200mハロン:16秒05、59才過ぎでの記録だ。
60才になった今でも、ロードバイクで一日で100~200㎞(距離)は平気で走る。
ちなみに、プロの競輪選手のトップスピードは時速70㎞にもなるという、幾ら試合用の良く整備された自転車とはいえ、凄まじい速さだ。
一般道路でも50才台で時速55㎞までなら、カーボン製のロードバイクならだせるらしい。危険なので出す人はいないだろうが。
徳博
☆いつまでも捨てられないもの-エロ本、プライド
☆鏡-武鑑、八咫の鏡、シンデレラの鏡、合わせ鏡、堺鑑
8/13 お題「心の健康」
「心の健康を保つためにわが社全員心がけることー!」
「その1! 全員何があろうと定時で上がる!」
「その2! 同僚や上司の尻拭いを引き受けない!」
「その3! パワハラをする上司は殴り倒す!」
朝の復唱を苦々しく見守るのは、異動してきた部長だった。
「…我々"上"への負担が大きすぎませんかねぇ?」
「構わんよ」
こっそりと見回りにきた専務は悠然と構え、にやりと笑った。
「そもそもその一番"上"の決めたことだ」
(所要時間:11分)
8/14 お題「自転車に乗って」
どこまでも走ろう。君となら行ける。
登り坂はギアを切り替えて、下り坂は―――おっと、スピードを出しすぎないように気をつけて。
君と風を切って、君と風になって、滑るように走る。時には野山を。時にはビルの谷間を。
君の足が力強くペダルを踏む。そのたびに私は力強く前に進む。
さあ、今日はどこへ行こうか、相棒。
(所要時間:8分)
自転車に乗って。バイトに行くときは自転車に乗るけどそれ以外の用事で外に行くときは自転車には乗らないな。めんどくさいから。
最近は警察が自転車の乗り方にうるさいんだよな。逆走するなとか歩道を走るなとか。ごく当たり前のことなんだけどね。
でも自転車で車道を走るのって怖いわ。そもそも日本の車道って自転車が走ることを想定してるのか?自動車との距離が近すぎて昼間とかに自動車で車道を走りたくない。
逆走するなってのも当然なんだけどあそこ行くためにはここであっちに行っておかないと信号で待つことになるな、なんて場面があるんだよな。
だから夜勤帰りとかに逆走することは結構ある。人もほとんどいないからついやってしまう。昼間とかはやらないしそもそも昼間に自動車は乗らないけど。
それに結局歩きのほうが小回りがきくし安全だから自動車はバイトに行く時くらいしか乗らないってのが結論だ。安全第一に考えたらそもそも乗らないのが一番だよな。
そういや昨日バナナには幸せホルモンとか言われるセロトニンが含まれているって書いた気がするんだけどあれ間違いみたいだ。
正確にはセロトニンを発生させるなにかが含まれているだかなんだか。よくわからんがバナナは美味いから幸せになれることは間違ってないのは確かだな。
自転車に乗って
叶「自転車に乗ってどこまでもいこう君とならどこでもいける。君は羽で僕は足で、全速力で夕日をおいかけよう。楽しいよきっと!だからさ外にでてみない?」
「アレか。8月はエモいお題強化月間か何かか。『自転車』で何書けって……?」
今日配信のお題、随分手強い。
スマホの通知画面にうんうん悩み、時に苦し紛れを書き時に開き直ったエモネタを投稿して、かれこれ10連敗。そろそろ「こういうので良いんだよ。こういうので」的な題目と出会いたい某所在住物書きである。
「まぁ、少なくとも強風防風、大雨の中のチャリは、確実に怖いわな」
そういや皆、雨降ってるときの自転車、傘とかレインコートとか濡れの対策はどうやってんだろう。物書きはふと降雨時および強風時の自転車ライフハックが気になり、良いアイデアが落ちてやしないかと、他者の投稿分を漁り始めた。
――――――
「……朝がさむい」
「否定はしない。最低気温、20℃未満らしい」
「なぜだ。8月だぞ。8月なのに、朝が、さむい。毛布があたたかい」
「宇曽野」
「なんだ」
「ようこそ北国へ」
「はやくその茶よこせ」
コロナ禍突入直前。2019年のお盆のおはなし、まさかまさかの第2弾。
雪国の田舎出身という捻くれ者、藤森の里帰りに、「雪国の夏を見てみたい」と、都会育ちの親友宇曽野が、無理矢理くっついてゆきました。
1日目はひたすら田園を駆け回り、青空の広さを見渡し、沈む夕日を2ヶ月分見つめて、夕冷えの寒さに無条件撤退しました。
「さむい」
「さっき聞いた」
「茶がうまい。あたたかい」
「そりゃどうも」
そんなこんなで藤森の実家に宿泊中の宇曽野です。
東京のそれより5℃6℃低い、朝の寒さにたまらず起きて、毛布をよこせの救助要請。
東京と、最高気温の差は縮まっても、最低気温はさすが雪国。熱帯夜よりは良いでしょと、東京の春4月頃の数字をぶつけてきます。
宇曽野は後悔しました。北国に向かう前、藤森は「朝晩肌寒いから上着を一枚持て」と言いました。
んなアホな。宇曽野が持参した着替えは半袖ばかり。
『地元民の忠告は聞きましょう』
宇曽野がこの旅行で得た、一番の教訓でした。
そんな宇曽野、2日目に何をしたかと言いますと、
「……20年ぶりに乗った」
「にじゅうねん?!」
自転車に乗って、手作りサンドイッチと冷茶積んで、ガッツリ虫除けスプレー振って、チリンチリン。
都立滝山自然公園よりちょっとだけ小さい、草花キノコの豊かな最寄りの公園へピクニック。
「冗談だろう藤森、20年自転車に乗ってない?!」
「車社会だからなぁ」
一家に一台どころか、一人一台も過言ではない藤森の故郷。外に人の往来はほぼ無く、道路を行き交うのは自動車ばかり。
徒歩の人混みを気にせず自転車に乗れる。東京では考えられない状況です。
チリンチリン、チリンチリン。安全かつ快適に自転車に乗って、ふたりは完全貸し切り状態の、静かで涼しい公園に到着しました。
「公園が貸し切り!?」
「宇曽野。お前今日は随分驚いてばかりだな」
「何故だ、何故誰もいない?!公園だぞ!」
「公園より隣の隣の隣あたりの地区の、大型ショッピングセンター派なのさ。ゲーセンもあるし、ファストフードもカフェも揃っているから」
「それで貸し切りか?」
「それで貸し切りだ」
散策して、追いかけっこして、水辺でちょっと休んで、生えてるキノコの食える食えないを議論して。
池を見渡す広場を貸し切り、サンドイッチをぱくり。
『東京の価値観が地方にも無条件に当てはまると思ってはいけない』
宇曽野がこの旅行で得た、もうひとつの教訓でした。
#自転車に乗って
自転車に乗っているとどこまでも行けるような錯覚に陥る。
風に乗って、走って走って走る。
楽しい、その感情が自分の心を占めるけれど、自転車から降りた瞬間、何してたんだろって虚無に陥る。
少しぐらい、錯覚に支配されたままでも良かったなぁ。
毎日子供を幼稚園まで送った自転車。
卒園式の日
最後にその道を通ったは涙が出た。
正直雨の日な具合が悪いなどは大変だったのに最後だと思うと涙が出た。自転車の後ろに子供は体も大きくなり、もう1人で歩いて小学校に向かう
。
思い出の自転車です
自転車に乗って、空を飛んだ。
世界はまわって
私は、地面に放り出された。
身体中が、痛かった。
空は、青かった。
前輪の潰れた自転車を担いで
ぼーっとする思考で
また、空を仰いだ。。。
あのまま、飛んでいってしまえたら
良かったのにと。
大きな声を上げて、泣いた。
【お題:自転車に乗って】
海岸沿いを自転車を走らせる
隣を車がスピードを出し飛ばしていく
私はゆっくりマイペースで自転車を走らせる
時折海から顔に吹き付ける
額から汗が出て風があたり
気持ちよくスムーズに前に進む
進むたびだんだんと気持ちが高まる
休みの日に乗る自転車は気持ちが良い。何故ならば、時間を忘れて思い切り走って楽しむことができるから。風に髪をなびかせながら走る自転車はとても好きだ。近くの店に出かける時に聞こえる蝉の鳴き声と流れる水の音も好きだ。鍵をかける音、回るタイヤの音、鳴らす鐘の音どれも当たり前に日常として聞ける音。これが私の癒しでもある。
だから、自転車は面白い乗り物なのだ。
お題 自転車に乗って
自転車に乗って
今日はどこへ行ってたの
大粒の汗を流し
真っ赤な顔をして
太陽のような笑顔で帰ってきた
小さな君はきっと
大冒険をしてきたのだろう
明日も晴れるといいね
自転車に乗って
自転車に乗ってどこか知らない町に行ってみるか。
知らない町に行くのも冒険になっていいかもな。
知らない町で美味しい食べ物や優しい人達に巡り会えたらそれも醍醐味だね。
っていうけど、自転車には一切乗らないんだけどね。
自転車よりも車か電車での移動が多いから。
自転車は全く乗らない。
自転車に乗る機会がある人はいいんじゃないかな?
終わり
~自転車に乗って~
私は毎朝自転車に乗って学校へ行く。
その時道角からでてきた男の人とぶつかった。
なーんてアニメみたいなことあるといいなぁと思いながら私は1人田舎道を走っていく
【自転車に乗って】
「逆だと思うんだよなぁ……」
背中側、荷台に腰かけた夜雨からぼやきが聞こえる。
「でも、ヨウよりわたしの方が体力あるよ」
「それはそうだけども」
放課後、制服姿、自転車のふたり乗り。何十年も前から代々の少年少女が憧れた青春の一頁だ。
「イマドキそういうこと言わないらしいよ」
ぐっと、ハンドルを握る手に力を込める。
本当は、『今時』だとか『古臭い』だとか、そもそも『男は』『女は』『ジェンダーレス』とか、春歌は普段はあまり意識しない。今はただ、後ろに夜雨を乗せて走る理由になればそれでよかった。
「それより、おまわりさんに見つからないこと考えた方がいいよ」
「それは本当にそう」
このままふたり、どこまでもペダルを漕ぎ続けて、大丈夫だと証明してみせたかった。
いつでも君をどこか遠くまで連れて行くことができるのだということを。
ゆっくりいこうぜ
あの子が見える
あの子を追い越す
振り返らない
でも、立ち漕ぎはやめる
※自転車に乗って
あの夏
みんな は ぼくよりはやく
自転車にのれるようになって
遠ざかるうしろ姿をぼくは走って追いかけた
すこし先の上り坂で競争になって
みんなの背中が坂のむこうへ見えなくなったとき
一瞬 悲しくなってとまった足を
あきらめに似た気持ちで動かした
とにかく進まなければ追いつけはしない
いつだってそうだ
おいていかれることにはあんまりなれていて
待たせるのも嫌だからぼくもそうしてほしかった
坂のてっぺんを越えると
自転車からおりたきみが立っていて
「まってって、なんで言わないの?」って言った
うまく返せないぼくを自転車の後ろにのせて
君はぐんぐん坂をくだった
町なみのむこうに見える海とまっしろな入道雲へ
有名な映画の少年と宇宙人みたいに
飛べるような気がしてドキドキした
言葉にすることすらすぐにはできなくて
でもあのときほんとうは ほんとうに
うれしいと思ったんだ
『自転車に乗って』
【今後についてのお知らせ】
あじふらいです。
自枠でも説明したのですが、来れてない人や内容多くて忘れたという方のために書いてみました。
簡単にお伝えすると
あじふらいの配信が8月いっぱいで終わります。
突然の報告でごめんなさい。
今後は下記の流れで動くことになります。
①Twitter8月19日以降に削除
②あじふらいとしての配信は8月いっぱい
③ファン鯖はやりとりなども残っているものがあるので
直近4ヶ月バッジ取得者に絞って残します
個人的な理由にはなりますが、
あじふらいとしては次の挑戦に向けて頑張るためです。
ありがたいことに、今後は人前に出るお仕事が増えたり、
それ以外でも仕事が大幅に増えることが決まりました。
配信自体はとても好きだったので続けれないことは残念だし、
いつも来てくれる方達と話せないのも寂しいですが、
自分で決めたことなので少しだけ頑張って来ます。
大きいチャンスなので1度楽しんでくるね。
まだ、2週間くらいはあるので
引き続きあじふらいと遊んでください!!!
自転車に乗って父に会いに行こう
空の上の父に会いに行こう
【自転車に乗って】
車もほとんど通らない田舎道を、自転車で駆け抜けていく。肌が風を切る感覚が心地いい。どこまででも行けるような気がして、私はこの時間が大好きだった。
「ねえ、どう? 気持ちよくない?」
後ろを振り返って、風に負けないよう声を張り上げて尋ねた。
「ちょ、前! 危ないから前見て!」
「大丈夫だって」
この区間は道が真っ直ぐで見通しもいい。車が来ていないことは確認済みだし、直進だけしていれば道路をはずれることもないのだから、多少正面から視線をそらしたところで特に問題はなかった。
「大丈夫なのかもしれないけど、こっちの心臓がもたないんだよ!」
「あははっ。はーい、ちゃんと前見ます」
心配性な君へとひらりと手を振って、私は前を向き直った。スピード感をもって流れていく景色が、嫌なことの全部を置き去りにしてくれる。ここのところ塞ぎ込んでいた君が、このサイクリングで少しでも晴れやかな気持ちになってくれたらいい。そう願いながら、私は自転車のペダルを踏みしめた。