『自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「自転車に乗って」
歩くでもなく 走るでもなく
自転車に乗っていいことは
「あ、こんにちはー」と言いながら
サァーっと近づいて
あなたの反応を見る前に
「じゃあ またね!」と言いながら
スゥーッと紅い頬を
風で冷ますように消えられること。
なのになぜ
あなたときたら
「ちょっ!まてよ!!」
なんて云いながら
わたしのあとをついてくるのよぅ!
「自転車に乗って」
学校に行く時は、大体自転車通学だ。自転車に乗ってるときは、きみのことを考えてる。今日も来てるかなーって。でも今は夏休みだから、会う機会が減っちゃって、寂しいよ。
夏休みが明けるの、楽しみにしてるね。それまで、きみと話す話題をたくさん考えるから。
【17,お題:自転車に乗って】
オレの家は、家族仲があまり良くなかった。
いつも家の中はギスギスしていて、家族みんなで食卓を囲んだことなんて片手で数えるほどしかない。
そんな重苦しい雰囲気に、4兄弟の末っ子に生まれたオレが耐えられるはずもなく...
初めての家出は、小学3年生の時だった。
両親が大喧嘩して、父が食卓の机をひっくり返した時
恐怖に勝てなくなったオレは、玄関に走り外へ飛び出した。
庭にあった時自転車をつかんで飛び乗り、思い切りペダルを踏む
家の横が坂道なこともあって、自転車はすぐ加速しあっという間に家が見えなくなった。
とにかく遠い場所に行きたくて、がむしゃらに自転車を漕いで 漕いで 漕いで
疲れて足が上手く回らなくなってはじめて、オレは自転車を止めた。
夕暮れ時、涼しい風が肌を撫でていく
疲れきって、起き上がる気力すら残ってなかったオレは
草むらに仰向けに寝っ転がりながら、空を眺めていた。
「ふっ...あっはははっ!」
無性に笑いがあふれて止まらない
「はははっ!馬鹿だなぁ、オレは!」
世界はこんなに広かったんだ、少しの勇気さえあればどこにだって行けるんだ
家族の怒鳴り声が怖くて、風呂場に逃げ込み震えていた自分に言ってやりたい
世界はこんなにも広くて美しいんだって
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当時小3だったオレは、あのあと家出少年として警察に保護され
発見場所から16kmも離れた自宅に、強制送還された。
小3で16kmも自転車で漕ぐなんて大したものだと今になっても思う。
現在オレは新聞配達のアルバイトをしながら、趣味であるサイクリングに勤しんでいる。
初めて家出をしたときから、自転車はオレにとって最高の相棒だ
今でも休みがとれると、自転車に乗って当てもない旅に出ることがある
行った先々で、いろんな人々や生き物、景色に出会えることがオレにとっての最高の幸せだ。
自転車にのって
私は、今日も自転車登校。眩しい太陽、青々とした木々。世界は、今日も美しい。
さぁ、自転車にのって今日の美しいを探しに。
自転車に乗って__
高校3年間の青春が詰まったこの自転車に乗って
まだ見た事もない世界を見て、
思い出の詰まったこの自転車で、
また思い出を作りたい。
「自転車に乗って」
私は生まれつき体が弱かった。病院で過ごす日々は、とても退屈でつまらない。
いつも通り窓の外を眺めていると自転車で走る同い年くらいの男の子が見えた。楽しそうに他の子と乗っている姿が何だかとても愛おしく、その子のことで夢中になった
いつか退院して貴方と一緒に遊べたらいいな。
生温い風が左頬を撫でる。海風を感じる。海水浴をする人たちを横目に、わたしは浜辺の隣の道路を進む。時速10kmは、遅くもなく早くもない。何度も車に追い抜かされる。あの人が得意だからかもしれないけれど、なんだかオーボエの音が似合う風景だ。あの人に会うために、わたしはグッとペダルを踏み込んだ。
#自転車に乗って
自転車に乗って
自転車に乗って走ろう
風を感じよう
人はその気になればきっとどこへだって行けるのだから
自転車に乗って
遠い街まで行きたい
山登り⋯
川下り⋯
行った事もないような場所で一人気ままにサイクリング。
できたらこんなモヤモヤもイライラも無くなるんだろうな⋯
余裕が欲しい⋯
『自転車に乗って』2023.08.14
稚内の宗谷岬を出発し、二日目。
途中、ロードバイクのチェーンが外れることが何度があったが、なんとか中間地点の士別市までやってきた。
ちょっといいホテルに泊まれるのは、社長が同行しているからだろうか。全員、シングルルームに泊まれるのは社長様々、といったところだ。
夕食はレストランで、ステーキセットを頼んでやった。
ビールは飲まない。明日もまたロードバイクを漕がなくてはならないからだ。
夕食を食べたあとは、部屋でくつろぐ時間だ。
今日もたくさん漕いだ。慣れないロードバイクに最初はどうなるかと思ったが、なかなかどうして気持ちいいものだ。
車のなかでは感じることのできない北海道の空気。下り坂の風の心地良さ。
悪くない、と思えてきた。
果たして、あと二日で札幌に着くことができるのか。不安ではあるが、楽しめる余裕も出てきたので、明日からはペースを上げていけるだろう。いや、上げていかなくてはいかないのだが。
緑色のロードバイク、まだまだ先は長い。
明日もよろしくね。
『自転車の練習』
広い公園で何度も転げた その度に空は逆さま 緑が
胸に入ってくる 世界の広さを目一杯感じる でもまだペダルが踏めない 自転車にはまだ乗れない それなのに世界は広い 地球はすごい もしも自転車に乗れたなら 僕はどうなってしまうんだろう
・心の健康
失って気づく
君は僕の心の安定剤
ビタミン
ミネラル
その他もろもろ
とにかく欠かせないもの
何がいけなかったの?
僕のせいだとして
君のせいだとして
永遠に解けない知恵の輪
・自転車に乗って
自転車に乗って
あの坂を越えたら
何かが変わる
そう信じたあの頃
大きくなって
坂を越えて
思う
こんな小さくて狭い世界に居たのかと
そして
自分は変われたのかと…
引っ越してきた
この街で
自転車を買った。
見慣れないところを
走って走って
駅
学校
病院
スーパー
コンビニ
公園
飲食店
ショッピングモール
色々なものを
見つけた。
あぁ、
わたしは
この街で
生きていくんだなぁ。
ちょっと怖いけど
でも
楽しみだなぁ。
#自転車に乗って
放課後いつもの日課をすごして帰る時いつもあの子を見ているとその子がでてきた教室に忘れ物があった
A「あの子の生徒手帳かまだ近いよな」
俺は急いで自転車置き場に行きあの子の生徒手帳を届けに漕いだ幸い一本道だからすぐ追いつくだろう
坂の下辺りであの子を見つけた
A「B子さんこれ忘れてるよ」
B子「ありがとうどこにあったの?」
不思議そうに首を傾げながら可愛らしく聞いてきた
A「いつもバイオリンの練習をしてるところにあったよ」
B子「あ、そうなのね気をつけなきゃまたね」
A「あ!待って途中まで送るよ」
なぜそんなことを言ったのか分からないけどついもう少し居たいと思ってしまったのだ
B子「ごめんねあと少しのバス停でバスに乗るからよしとくねまた誘ってね」
断られたけど後悔はしてない
#自転車に乗って
この長い下り坂を
君を自転車の後ろに乗せて
ブレーキいっぱい握りしめて
ゆっくりゆっくり下っていく〜♪
(ゆず 夏色)
やっぱ
これだよね~ (*˘︶˘*).。*♡ウンウン
自転車…
なんか〜 甘いんだなぁ〜
胸が…
( ꈍᴗꈍ)キュン♡って…
自転車二人乗りって
それだけでもう甘い!
隣を歩くのにも照れるのに
しがみつけちゃう!ヽ(`▽´)/ワァーイ
こんなことってある!?
「手を離すなよ~!」
「うん♡」
オイオイオイ…
これは恥ずかしい〜(*´艸`*)ウフフ
あの時
手を離すなよって言ったキミは
今 どうしているのかな?
この甘さを
時々思い出したりするのかな?
なんてね~(´∀`*)ヘヘヘ
🌈黒猫のつぶやき🌈
思い出はそのままで…
キラキラな捏造は無しだよんwww
時には
爽やかな風を受けながら
何十年ぶりかの
乗り慣れた自転車に乗って
まるで天まで続くような
長い長い坂道を
ペダルから
両足を離し
子供の時のような
ワクワクした気持ちで
何もかも
風に流しながら
スピードに乗って
下ってみたい
いつまでも
どこまでも
「自転車に乗って」
一時期よく、すれ違っていた学生
自転車に乗って
律儀にヘルメットを被り
イヤホンをつけて
スマホを操作しながら走行していた
ヘルメット外していいから
せめてスマホしまいなよ
見かける度にそう思っていたけれど
今はどうしているだろうな
お題
『 自転車に乗って 』
自転車に乗って辺り一面田んぼの道を走る
茶色いセミロングが風に吹かれなびいている
「 久しぶりだなぁ… 」
そう、ここは実家の近く。
今は東京へ出て仕事をしているが、長期期間のため帰省していた。
ここを通るのも何年ぶりだろう
小学生の時は徒歩で、中高は自転車で通っていた。
『 んー、やっぱ地元はいいなぁ… 』
横から聞こえてくる声には聞き覚えがあった。
『 あれ?みやじゃん。やっほ 』
みや…これは彼がつけた私のあだ名
宮本の宮からとって…というかこれで呼んでたの彼だけだけど(笑)
「 久しぶりだね、松本 」
松本と宮本、ま、み、だから番号が近かった
それと…
『 みや、変わってない 可愛いままだね! 』
松本は平気でこういうことを言ってくる
あ、クズとかそういうわけじゃないけど
んー、まぁ、直接的に言うと”元カレ”
この道もよく二人乗りで通った。
小学生に茶化されながら
「 そう?そういう松本も変わってないね 」
あの頃だったら照れていた私も今はもう違う
でもまぁ、悪くない
『 そ?嬉しいなぁ みやが俺の事かっこいいって言ってくれるなんて 』
「 はぁ!? 言ってないわ!(笑) 」
ついついすぐに言葉が出てしまった。
私が少し照れくさそうにすると
松本は笑った。
『 ふっ、いつものみやだ。 』
『 なんか改まって大人の回答するのみやらしくない。(笑) 』
「 ……何それ〜(笑)」
その後は過去を沢山話しながら家へと帰った。
職場と東京の波に溺れていた私も
ここへ来て、彼と出会って救われた。
何かあったらここでまた、、あなたと
いつも見かける赤い自転車は、カフェの前に止められていてその自転車がある時にいつも窓際で男性は、読書をしている。
端正な顔立ちをした。整った綺麗な男性。
そしてい何時も雨が降っていた。
雨宿り?それともランチタイム?この近くで務めていいるのかな?読んでる本は何だろう?
でも彼との接点は無くて急な雨で雨宿りにカフェに駆け込みでもしないと話しかけるのは、無理そう。
でも、そもそも私は、チキンだから話しかける。度胸も無くて今日も眺めるだけで始まる事の無い出会いを待ちわびて今日もカフェの前に止まった赤い自転車を眺めて、自転車に乗って通り過ぎるだけ。
日常ってそんなものよね。
心の中でもう一人の私がクスっと微笑んだ。
自転車に乗って
小学4年生のときに
自転車の練習して
乗れるようになった
うれしかったね~
あちこち遠出した
お兄さんが
自転車を買ってくれて
とても感謝した
普通の家庭だったけど
お小遣いは
あまりもらってないから
早朝の新聞配達をした
好きなプラモデルを
買いまくった
新聞配達は
つらいとは
一度も思わなかったね
好きなプラモデルを買って
作るのが
楽しかったから
貯金はしなかったね
欲望満たすため
すぐ使っちゃう
自転車での
新聞配達
楽しかった
いい思い出
一人が好きだったので
自転車での
遠出よくした
自転車屋の
おじさんとも
親しくなって
パンク修理も
教えてもらったし
チェーン調整も
教えてもらった
そのためか
高校は工業高校の
自転車科に入った
卒業後は
トラックドライバー
50歳すぎた頃からは
福祉関係の仕事
人生
わからないものだね