『脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
久しぶりに浮上
本当に5ヶ月とか来てなかった、笑
明日は絶対来るから
おやすみ。
僕のお母さんは、ピアノの先生なんだ。
自宅の一室にグランドピアノを置いて、近所の子どもたちが30分ごとに入れ替わってレッスンする、小さな個人教室さ。
僕は、胎児の頃からずっと、ピアノを聴いていた。それは、楽器の音というよりは、いろんな人の声に近い。
聴き分けが出来ると、こちらの機嫌にも影響するよね。まあ、どこかに残る記憶として、現世で披露する予定。
さあ、新生児時間も楽しむよー。
【脳裏】
楽しくても
悲しくても
夢中でも
私のそこから離れてくれない
それが全て
─脳裏
脳裏 2024.11.9
「この新入社員は若い女だから何も分からないだろう、
俺が手取り足取り全部教えてやらんと何もできんな」
「このオッサンの作ったエクセルの表、
どれも見にくすぎてマジでゴミだわ
お前のせいで私の仕事が進まないんだよ」
意味がないこと 2024.11.8
この世に全く意味がないことなどない
たとえ その時
意味がなかったと自分の心が判断しても
意味がないということが分かったんだから
意味はあったんじゃない?
シュッ、シュッ
宇宙船の中、俺は電灯のヒモにシャドーボクシングをしていた。
他人がいれば『なんでそんな意味がない事をしているんだ』と言われるだろう。
けど許して欲しい。
遭難して以来、他にやることがないのだ
昨日、ドライブに出掛けたところ、エンストしてしまったのである。
原因は燃料の入れ忘れ……
ウキウキで運転していたのに、一気にどん底だ
設計段階で俺みたいなのが出ると想定されたのか、生命維持装置は非常電源で動く。
食べ物もたくさんあるので、餓死の心配はない。
だからそのまま助けを待てばいい。
そう、問題はない。
あるとすれば、ただひとつ。
時間を持て余している。
普段は何かしらの娯楽物を置いてある。
だが間の悪いことに、昨日掃除をするため、全部外に出してしまったのだ
なのでマジですることがなく、こうしてシャドーボクシングに興じている。
「はあ、はあ……
ふう、いい汗かいたな」
いい感じに体が暖まったので一息つく。
ただに暇潰しでやったシャドーボクシング、なかなか楽しいじゃないか。
このまま世界チャンピオンを目指すのも悪くない。
備え付けの冷蔵庫から飲み物を取って飲む。
熱くなった体に、キンキンに冷えた水が心地よい。
運動のあとの水分は格別だな
時計をみれば、シャドーボクシングを初めて三時間くらい経っていた。
もうそろそろ助けが来るんじゃないかな?
だが通信機を見ても、近くに救助が来ている気配はない。
それだけじゃなく、救助隊からの通信もはいていない。
これはどう言うことだ?
俺は腕を組んで少し考えて、あることに気がついた。
「あ、救難信号を出すの忘れてた」
救難信号出してないのに、助けに来るわけがない!
ということは、頑張って暇潰ししていたのは全く意味がないってこと!?
そんな事って……
「違う暇潰しを考えないと」
俺は弱々しく救難信号のボタンを押すのだった。
脳裏
不図浮かんでくるのは、あなたの面影…寂しい時、辛い時、真夜中に目が覚めた時…何時でも、一番に浮ぶのは、あなたで…
気付いたら、あなたのいない世界なんて、想像も出来なくて…あなたの存在を知らずにいた、過去を、どうして過ごしていたのか、今の私には、もう思い出せない…
本当は、ずっと一緒に過ごしたい…時間なんて、気にしたくない…私だけの、あなたに、なって欲しい…
脳裏
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匂い
感触
瞳
声
温かさ
優しさ
すごく前のことなのに
まだ鮮明に覚えてる
あなたのすべてが
焼き付いて離れない
記憶に毎日抱かれて
眠りにつく
リアルのあなたに
今度はいつ触れられるのかな
【脳裏】
朝からどんよりとした天気だったが、暗くて重たい雲からとうとう雪が降り出してしまった。あれよあれよと積もっていく雪は、あっという間に庭を真っ白に染めていく。
……雪は苦手だ。
ウツツは曇天を見上げながら小さくため息をついた。
ウツツが家族を殺されたの日もこんな風に雪が降っていた。
当たり前の日常に突如現れた非日常。真っ赤に染まった家、家族、まっくろなケモノ。もう5年も経つけれど、1日だって頭から離れたことはない。
「ウツツくん、何ボーッとしてんの」
竹箒を持ったまま、玄関先で立ち尽くしていたらしい。気がついたら目の前にはトワがいた。
あの時、家族と同じように殺されるはずだった自分を助けてくれた存在。ウツツの首にケモノの牙が突き立てられるその瞬間に、あらわれた、銀色の女神様だ。
刀を片手に、氷を纏いながら、ケモノと対峙するその姿は今も脳裏に焼き付いている。
「あー、悪ィ」
「雪かきは明日でいいから、ご飯にしよ。今日はカレーだよ」
「マジか、やったぜ!」
「その前にお風呂入る?このままじゃ風邪ひいちゃうよ」
ウツツの髪や肩に積もった雪をはらいながら、水色の瞳がこちらを見上げてくる。あの時はウツツの方が小さかったのに、いつの間にか追い越してしまった。
雪は苦手だ。それは変わらない。
けれど、少しだけ、マシになった。
トワの使役する氷の力は美しい。それはきっと、彼女の心の有り様なのだろう。それを近くで見てきたおかげなのか、雪を見ても震えなくなった。
彼女が与えてくれたぬくもりや未来のおかげで、ウツツはこうして笑っていられる。
「……そうだな、ありがと」
だからこそ、何があっても彼女を守ろう。ウツツの決意は揺るがない。
※※※
登場人物
ウツツ:小さい頃に怪物に家族を殺された少年。助けてくれたトワに引き取られる。現在はトワの護衛として一緒に過ごしている。
トワ:代々怪物と戦う家に生まれた女の子。訳あってウツツと二人暮らしをしている。氷の力を使う。ウツツより少しお姉さん。
身体が冷えて仕方ない。
あの日、ただそばにいてくれた人はもう居ない。
何よりも誰よりも大切にしてきたはずだったのに。
自分は何を間違えたのだろう。
どうしたら取り戻すことが出来るのだろう。
浮かぶのは数え切れない問いと大切な笑顔だけ。
脳裏になにかがずっと残っている。
それは、誰かもわからないけど、今自分が一番知りたくて必要としていて愛されたいし愛したい人な気がする。
誰が好きなのかもわからない。『一途っていい』ってよく聞くけど、よくわからない。ずっとなにかを考えている、この秋の日だ。
脳裏に焼きついたものは消えないことが多い
でも他のことで上書きをすることはできると思う
俺は今友人と街でも有名な心霊スポットに来てる
噂だと一度行ったら「帰れなくなる」と他にも噂がある
「無事には帰れない」と
俺らは今そんな心霊スポットに着いた所だ
友人は言った「なぁここなんか寒くね?」
「は?なわけないだろ夏だぞ?笑」と俺は言った
友人「いやまじだって帰ろうぜ?」
「は?せっかく1時間掛けてここに来た意味も考えろよな〜ほら行くぞー!」と無理やり友人の手を引っ張て前に進んだ
俺らはまだ知らないあんな事が起こるとは……
友人「なぁ後ろから足跡聞こえない?」
「気のせいだろ?」
でも良くないことが脳裏によぎった
友人「うわぁあああああああ」
「ッ!?」
俺はビビって後ろを見ずに車に戻ってエンジンをかけた
だがそこからが良くなかった。
なぜなら友人が血まみれになりろくでもない顔でこっちに走ってきたから…
慌ててアクセルを踏み俺は逃げ切ったものの曲がり角を上手く曲がれずガードレールと衝突してしまったんだ…
瞼を閉じると考えるのはあなたのこと
あなたの笑った姿、楽しんでる姿
いつの間にかあなたの存在が
私を幸せな気持ちにしてくれた
脳裏に焼き付いて離れなくて
思い出すだけで幸せな気持ちになる
あなたが泣いてたり、悩んでたら
私の心もキュッと締め付けられる
これからも一緒に幸せを感じたい
悲しみを一緒に取り除きたい
お題[脳裏]
No.1
脳裏によぎるのは、貴女の笑顔。
純粋な様で強かで、でも誰よりも優しくあり続けた貴女の笑顔。
今はもういない、貴女の笑顔。
あの時伝えておけば良かった、と何度も後悔した。
ごめんなさい、そう何度も罪悪感で心が溢れた。
でもこれ以上後悔しても仕方がないから。
同じ轍を踏むまいと、私は貴女に言葉を投げかける。
ありがとう。大好きだよ。応援してる。
離れ離れになったとしても、貴女との思い出の場所で
私の脳裏には貴女が浮かび続けています。
どうか、お幸せに。
ーーー脳裏ーーー
作品No.223【2024/11/09 テーマ:脳裏】
脳裏に焼きついて離れない
あの景色
あの歌
あの本
あの絵
あの人
記憶にあるのに思い出せない
あれやこれや
最近SNSのTLを見ていると「おや?リンクしてる?」と思うことがある。
私にとってリンクとは、自身が思っていることや自分の置かれている状況などと似ていることを指すのだが──。
この「もしかして、リンクかな?」と少しでも思った瞬間、そこに書かれている単語や文字が、他よりも
大きくなって見える。
自身の調子が良い時なのかは分からないが、文字の周囲が光って見えたり、他の文字より浮いて見えたりすることもある。
見えているものが大きくなったり小さくなったりする現象に、不思議の国のアリス症候群がある。アリス症候群の場合、知覚にそのような現象が起こるらしいが、私の場合は文字だけだ。
例えになるかは分からないが──
小さな活字で書かれた小説等を想像してもらうと分かりやすいかもしれない。
小さな活字や文体に戸惑っても、それに慣れてくるとスラスラ読めるようになり、実際の活字の大きさよりも、大きく感じる──あの現象と非常に似ている。
もしかしたら、私が感じているのは、その局所版なのかもしれない。
文字の周りが光って見えたり、他の文字より少し浮いて見えたりするのは、正直自分でもその理由が分からない。私の脳裏で起きている不思議な現象だ。
そうしたリンクで浮かび上がってきた言葉を集めて、整理していくと──なんとなく何かがわかったような気持ちになってしまう。
けれど、一つ一つ真実を確かめているわけではないので、すべては推測の域を出ない。
故に「リンクかな?」と疑問に思うことは、可能性枠としているのだが──。
最近の私の脳裏は、いつも以上に慌ただしく、賑やかで、楽しい可能性に喜んでいる。
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脳裏
脳裏
「大学」
「よしみんな!準備はいい?」
「バッチリ!」
「じゃあいくよ!せーの!」
【がんばるぞー!】
これは、私達の、夢を叶えるための物語。」
私の夢はカウンセラー。昔、生きたくないと思った私を支えてくれた、憧れの人。
いつも口癖の「いやー、ね。」をつけて、慰めてくれた。
私の友達のゆめは心理学者。仲が良かった人と絶交して、気持ちを知りたいんだって。
もう一人の友達は精神科医。親がうつ病で、支えてあげたいんだとか。
年齢は、私、19 友達A、26 友達B、20。
ある日、大学がおわったあと、私とBはカフェで話すことにした。
「ねぇ、Aのことなんだけど…」
「うん…やっぱりね…」
Aだけ年が離れていて、話が合わないのだ、
「もーいっそ、ギャルに育てる?w」
「えぇ、?26のギャルは引くわ…」
3人の中でいうと、一番孤立したのがAである、
だから、放課後2人で、こうやって遊ぶのだ。
「てか、Aほんとうざい、」
「正直嫌い。」
「うちら2人で仲いいのに…」
「もう絶交しおっかな」
ある日、隣で授業を受けることになった私とA。
その時、驚くものをみてしまった。
スマホでサボっているAは、ネットで調べていた。
私が、通っていた大学。そして、私の名前…
大学では、本名を伏せ、ニックネームで呼び合うのが校則になっている。
トラブルを防ぐためだそう。
わかっていた。実は、Aは、私の憧れの、カウンセラーだったり。
とか。
Aはある日いった。
「いやー、ね、やっぱ、気ぃ合わないし、絶交しよ。」
今私の脳裏の中にはサッカー部の存在がある。
私は高校3年間サッカー部のマネージャーとして活動してきた。特に表にたって目立つことのない役職だがやはり褒められたいとか認められたいという思いは人並みにはあった。楽しいこともあったけど辛くて大変なことの方が多かったし辞めたいと思う時も沢山あった。でもそんな時部員が頑張っている姿が私を鼓舞し支えてくれたと思う。毎日が幸せとはいかなかった3年間の部活だけどここで出逢えたかけがえのない仲間たち。その仲間たちと過ごした3年間は私の大切な宝物である。
「脳裏」
脳裏に浮かぶこと
誰にも言えない秘密
もしくは
思い出したくない過去
そんなイメージ
私の脳裏にふと浮かぶのは
子どもの頃に住んでいた家の近くの道
何にもない
ただの道
何か新しいことをしようとする度に貴女の脳裏をよぎるのは、失敗したらどうしよう、大変なことになったらどうしようという、真っ黒い不安です。
そんなに怯えることはないのです。
その不安に従って挑戦をやめてしまうことは、貴女の人生全体を失敗に追いやります。
人は、現状を変える時に大きな不安を感じます。
その不安を全く無視しろとは申し上げませんが、どうか、それだけに縛られないようにしてください。
その不安の先にこそ、貴女の新しい世界が広がっているのですから。