『脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
脳裏に焼き付く景色
今その場所に行けたら
心は楽になるのにな…
舞華
脳裏
ふと脳裏をよぎる思い出に怯えながら暮らしている。留学先で誰とも仲良くなれなかったこと、上司からのメールにあった刺すような言葉、もう会えない人を傷つけた記憶。
光が差せば影が伸びるように、幸せなはずのさなかに暗い思い出がよぎって足がすくむ。
(「消えてなくなりたいという気持ちは、心が身体を休ませようとしているから起きるのだ」とよく本には書いてあるけれど、じゃあなぜ辛い思い出ばかりを反復して何度も傷つくのだろう?)
夕日に染められた薄紫色の雲。
天の女神様が流した一筋の涙。
何光年もかけてお互いを思い合う星の仲間たち。
いつか、みんなにお話しを聞いてみたい。
【脳裏】
脳裏に焼けつく。
例えばどんな時だろう。
ショッキングなことや情景など。
私の脳裏に残るものは何か。
考えても出てこない。
ただ、映画やドラマでもあの場面が好きだったなんて、思い出せるのはそのくらい。
脳裏
15年愛用した愛車
点検はこまめにしてきたけど
さすがに限界だ
明日この車ともお別れだ
最後のドライブ今日はどこに出かけよう
いつものようにシートベルトしめて、扉を閉める
そろそろ彼女が現れる
気づけば、彼女は隣りに座っていた
5年くらい前、彼女はこの車の中だけに現れるようになった
僕の脳裏のイマジナリーフレンド? はたまた幽霊?
彼女が曰く、この車の元の住居者だとか
「おはよう」
「今日はどこに行く」
「君が決めていいよ」
「うん」
「海に行こうよ」
「今日は晴れたみたい」
しばらく車を走らせると海が見えてきた
「車新しくするんだ」
「そうなんだいいと思うよ」
「ごめんよ」
「多分もう会えなくなるよ」
「君は大丈夫だよ」
「うん、ありがとう」
「海が見えてきた」
「きれいだね」
「じゃあ元気で」
そうゆうと彼女は現れない。
歳を重ねてきて、もともとなかった記憶力が絶望的な局面を迎えている。
大事な事は何かに書いて残しておかないと仕事にならない。
ほぼ毎日顔を合わせている同僚が、最近メガネをかけているのか、口ひげがあるのかさえ、思い出せない。
また、10分前に接客した相手が、何色のどんな服を着ていたかなど、もちろん覚えているわけはない。もっと言えば、全く違う記憶が刷り込まれていたりする。例えばそれが殺人事件の容疑者で、目撃証言を求められたら、私が冤罪を生む事になるかもしれない。
人の記憶など、どうにでも書き換えることが可能なようだ。
さて一方では、思い出したくもない記憶が勝手に脳裏をよぎることがある。それによって、以前に経験したイヤなことを、避けられるというメリットももちろんある。
しかし、過去の失敗を脳裏に貼り付けたままでは、前に進むことができない。
そんな時は、その記憶の書き換えをオススメする。程度にもよるが、せっかくの短い人生、過去にとらわれないで何度でも挑戦した方がいいに決まってる。
#脳裏
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あの日、あなたが冗談で放ったある言葉が脳裏から離れない。あれ以来いちごジャムが食べられなくなった。
まぁ、食べなくても生きていけるけど、思い出すだけで気持ち悪い……。
「脳裏」聞いたことはある。
でも、脳裏によぎる、脳裏に浮かんだ
の2パターンぐらいだ。結局この2つも似たような意味だ。しかもこの言葉が使われている時はあまりいい状態では無い時だろう。
脳の裏
思ってもない考えが詰まっている所 場所なのかもしれない
「脳裏」
脳裏に焼き付いて離れないことは
たいがいが嬉しくない出来事だ
幸せと不幸では、認識する力が7倍も違うらしいからな
同じだけ、幸不幸を体験しても
不幸の方が数多く体験した
しかも強烈な思いをしたと
脳が錯覚するのだから
タチが悪い
しかもフラッシュバックが起きると
脳は今この瞬間にソレが起きたと錯覚する
1:1で起きたはずの不幸がフラッシュバックのたびに
7回も回数を増やすのだ
つまり10回も頭の中で再生したなら
たった一度の出来事が70回も体験したことになるということだな
だったらその脳裏に描く不幸に負けないように
些細な幸せを70個増やすしかない
それでやっとトントンなんだから
進路についての話で、先生のアポ取れた!放課後ジックリ話したい
もう
連絡はこないとわかっているのに
あなたからの
連絡が欲しいと願ってしまう
あなたの連絡先を消した私には
自分から連絡をすることは出来ないから
ねぇ…
少しでも私を想ってくれてたなら
あの頃みたいに
〝会う?〟って聞いてよ…
重箱のすみを突く、か。
えーと
どこかで見てるんだよな
ぼんやり朧月のようにふわふわと
脳裏を漂う概念、捕まえて
すみ田区のすみはなんか足りないし
ぐう然のぐうもよく似てるけど
違う
歌舞伎役者のくま取りのくまは
あー海老蔵出てくるな
そうそう本田本田、使いやすいよねって
ストファーやってた頃なんか思い出したりして
違う
すみっコぐらしってコだけカタカナなのね
脳裏によぎる先輩の声
違う違う
すみすみすみすみすみすみすみすみすみすみ
すみすみすみすみ平仮名ゲシュタルト崩壊
あら彼女いるなんて隅に置けないじゃない
もう、からかわないでくださいよ
これはあのその違っていや違くなくて
僕は先輩が、ずっとあのそのえっと僕は
きたきたきたきたきたきたきたきたきたきた
隅に置けないじゃないって言われて
嬉しくてツイートして、その時に漢字で
隅って覚えたんだった
なので先輩、結婚してください
貴方の事が脳裏に焼き付いて離れない。
脳裏に浮かぶ貴方はいつも微笑んでいる。
東京の大学に合格し
田舎から離れられると思い
うれしかった
引っ越しのために
両親と私の3人で
縁もゆかりもない場所で
準備をした
夕方に終わり東京駅に
両親を見送りに行った
母が「じゃあ、頑張ってね」
と言ったあと、
両親が雑踏の中に消えていく
1人になった
その瞬間にさみしさが
一気に押し寄せた
親のありがたみが
次から次へと押し寄せた
涙でゆらいだ両親の背中が
今でも脳裏に焼き付いている
題「脳裏」
出会ったあの日から
いなくなってしまった
今でさえ
君のすべてが
焼き付いて離れない
脳裏
脳裏に浮かぶのは
貴方の笑顔
今、どうしていますか?
お題 脳裏
誰と過ごしても
どんな時間を過ごしても
まるで夜空に月があるように
いつも脳裏にはあなたがいる
それが当たり前のように
君はどこにもいない
君はどこにもいない
君はどこにもいない
脳裏には君の笑った顔が貼り付いていて
会いたいんだ
『脳裏』
彼がなんだかいつもと違う
鼻歌を歌ってたり妙に私に優しかったり・・・
《浮気》という言葉が脳裏をかすめる
「脳裏」
いつも汚れて、ぐちゃぐちゃで、ボロボロ
どんどん汚れていくそこを掃除しなくてはならない
でも決して最初のように綺麗になることはない
色んな記憶が、考えが、感情が、沢山散乱していて、ただでさえ手一杯だと言うのに色んな感情が新しい問題が、次から次へと押し寄せてくる。
整理整頓するだけでも骨が折れる。
それでもいつかは綺麗にしなければいけない
心には限度がある。その限度を超えるまでほっておけば、もたなくなる。
捨てなければ、忘れなければ、壊れてしまうだろうから。
掃除するのは大変だ
色々なものが交錯していて辛い思い出も楽しい思い出も1つの所に収まって色々思い出してしまう
そんな中でも特に嫌な思いで忘れたい思い出なんかは特に、こびり付いてなかなか剥がれてくれない。
取ろうとしてもこびり付いて取れない
忘れようとしても焼き付いて離れない