ココロカガヤキ研究所

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東京の大学に合格し
田舎から離れられると思い
うれしかった

引っ越しのために
両親と私の3人で
縁もゆかりもない場所で
準備をした

夕方に終わり東京駅に
両親を見送りに行った

母が「じゃあ、頑張ってね」
と言ったあと、
両親が雑踏の中に消えていく

1人になった
その瞬間にさみしさが
一気に押し寄せた
親のありがたみが
次から次へと押し寄せた

涙でゆらいだ両親の背中が
今でも脳裏に焼き付いている


題「脳裏」

11/9/2022, 10:26:10 PM