『胸が高鳴る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
暖かな風が吹く
芽吹た柔らかい若葉が揺れる
鳥たちは朗らかに歌い
優しい光が世界を包む
あぁ、春がきた
胸が高鳴る、高揚する!
何が始まる予感がする
尻込んでないでさぁ、進もうか
胸が高鳴る方へ
胸が高まる
素敵な物語に出会った時、それが、私の胸が高まる時
こんなのときめきはもう味わえない。何度もそう思った。
これ以上はない。これが最高だ。そう思った端から1番が更新されていく。
この感情を知らない人を、私は同情せずにはいられない。
だって。息が詰まる程嬉しいと思える瞬間が。心の底から恐ろしいと感じる瞬間が。美しさに目が眩む瞬間が。悲しくてたまらないと涙を流せる瞬間が。
自分の人生にいくつ作れるというんだろう。
だからこそ私は、1つ1つ物語を手にっとって、めくることを辞められない。
あなたは、どんな物語なんだろう
15
『胸が高鳴る』SS
最近香水デビューをした私には、悩みがあった。
誰も、香水をつけていることに気が付いてくれないのだ!
友達も「ごめん気が付かなかった」と、にべもない反応。
インターネットで調べた適正の量を、プシュッとひと吹き。その香りを手首へ、さらに首筋にうつしている。
これでは量が少ないのか、でもつけすぎはマナー違反だと、どこを調べても書いてある。
自分でも、鼻先を手首に近づけてようやく香りが分かるくらい。これじゃあ誰も気が付かないか……と落胆する。
甘く女の子らしい香りは似合わないかと、ユニセックスの爽やかな香りを選んだのが良くなかったのだろうか。
少しでも魅力的に、と思ったけどうまくはいかない、私にはまだ早いのかも。
「あれ、香水つけてるの」
隣から不意にかけられた声で、心臓が大きく脈打ち、ブワッと体温が上がる。
「やっぱりそうだ、いい香りだね」
上がり続ける体温に、香水が恋の匂いを立ち昇らせて、私は胸を高鳴らせた。
自分の好きな物を見ると
胸が高鳴ります。
でも否定する人がいます。
自分の好きな事をすると
胸が高鳴ります。
でも否定する人がいます。
でもそれで良いのです。
人は皆同じでは無い。
私は好きだという感情で
あなたに迷惑をかけていないのです。
胸を張って良いのです。
好きなものを好きと言って良いのです。
私には私の
あなたにはあなたの
胸が高鳴るものがあるのです。
「胸が高鳴る」
どくん
胸が踊る
どくん
どくん
早まるリズム
身体から飛び出る
そんな感じ
胸が踊るなんて
バレたらどうしよう
きっと病気
でも不思議
この症状は
あなたの前でしかならないの
胸が高鳴る
僕は焦ることを嫌う
冷静さを失った時は
大抵良くないことが起こるから
僕は緊張することを嫌う
自分のペースを掴めないと
相手に流されてしまうから
僕は期待することを嫌う
それが形にならなかった時
勝手に落ち込むから
僕は勇気を出すことを嫌う
進む道を信じた先に
望んだことが起きるとは限らないから
君は僕の嫌いなことを
全て与えてくる
でも、君は嫌いじゃない
どれも心地よい胸の高鳴りだ
胸が高鳴る時
散歩に行って面白い看板を見つけた時。
・
胸が高鳴る時
野良猫が寄ってきた時。
・
胸が高鳴る時
残り物で適当に作ったパスタが美味しかった時。
・
胸が高鳴る時
財布の中にギザ十を見つけた時。
・
胸が高鳴る時
連絡しようと思っていた人から連絡が来た時。
・
胸が高鳴る時
クイズ番組で出演者よりも早く正解できた時。
・
胸が高鳴る時
貰ったクッキーがしっとりタイプのクッキーだった時。
・
胸が高鳴る時
さらにそのクッキーの中にチョコレートが入ってた時。
・
胸が高鳴る時
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おめでとうございます!
第1希望で当選です。
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なにもかもを見下ろしている。視界のずっと下の方に行き交う車が見える。たくさんの窓も見える。もうすぐ。もうすぐ自由になれる。細い足場の上から、私は足を一歩踏み出す。
胸が高鳴る。
『胸が高鳴る』
「貴方に生きてる価値なんてないのよ」
昔、まだ生きていた母や父…そしておまけに近隣の人から発せられた言葉だ。
今でも覚えている。
あの時僕は幼くてその言葉の意味を理解していなかった。
だけど、成長するにつれて理解していった。
「生きる価値なんてない…か」
そう言われたが今はどうだろう。
僕は日本でも有名な医療の専門学校に見事合格し、明日から本格的な学校生活が始まろうとしていた。
「生きる価値…あったよ」
ふっと笑みを零し、僕は明日からの希望に胸が高鳴るのを感じたのだった。
胸が高鳴るはずなのに
昔っからそうだった、僕は完璧主義者だ
どれだけ上手くいっていようと
ひとつのミスで気分を害す
そして、初めから
うんざりする
楽観的になってみたい
でも、どうせなれやしない
明日から、新しい学校だ
あーあ、こんな気分になるならいっそ
落としてくれたら良かったのに
胸が高まるとき
それはどんな時か
何かをやろうとする時
何かを成し遂げた時
何か成果を感じた時
それは人によって違うだろう
だから人と同じことをしても
得られるものは全く違う
だから自分のやりたいことをやればいい
人に何を言われたっていい
だって人によって何が幸せなのかは違うのだから
自分を持って生きていけばいい
胸が高鳴る
昔は誰もが経験しただろう
闇を知らない、
綺麗事でできた世界しか知らないあの頃は、
希望で溢れた自分に
胸が高鳴ったのだろう
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こんばんは。最近別の作品を投稿していていつもの下の欄を書く時間があまり取れなくなってしまいました。楽しみにしている方には申し訳ありませんが、下の欄を書くのをやめます。上の投稿はしていくので安心して下さい。
目の前には光り輝く石。宝石ではないだろうが…果たして何なのだろうか。河川敷の砂利に紛れたその石をみて、僕は〈胸が高鳴る〉のを感じた。半透明に透き通るその石はまるでガラスのようだった。
僕ののどが震え
君の鼓膜が震えることで
言葉は君に届く
僕の胸が高鳴り僕の喉を震えさせた
君の鼓膜は君の心をノックしてくれるだろうか
言葉にできる思いと出来ない想い
ちょうどその間を走り抜ける
ネオンを抜けて、23時
青信号が点滅している間のこと。
君の顔が赤く見えたのは
信号が変わったからだけだったのだろうか。
【胸が高鳴る】
タイプなので付き合おうよ。
初対面でいきなり言われて胸が高鳴ったのは確かだった。
背が高い。
ただそれだけ。
特にタイプでも無かった。
妻子持ちなのに付き合おう?
面白い事を言う。
でも既婚者なら逆に都合が良いのかもしれない。
俺と仕事、どっちが大事なの?
愚問攻撃してくる男達に疲れていた頃。
知り合った人。
胸が高鳴る
午前八時過ぎ、定刻にきちんとやって来た電車に乗り込む。いつも通り少し奥の方まで歩いて、乗車口に程近い位置に立つ。
いつもと変わらない景色、顔馴染みの乗客たち。そんな日常に色がついたのは、去年の夏だった。
暑苦しい日差しが容赦なく降り注ぐ中、幾分か涼しい電車の中はまるで天国だった。流れる汗を拭いながら、視線を少しだけ斜めに向けたそこは、いつもは誰も立っていないのに、その日は珍しく男の子が立っていた。
少し視線を上げるくらいには高い背に、どこかの校章が入った制服、前髪が目にかかりそうになっていて見えづらいが、中々の美形だった。
第一印象は、綺麗な子、だった。じっと見ていたからか、彼と目が合ってしまって慌てて逸らす。少ししてもう一度そちらをちらりと見れば、彼はただただ流れる景色を眺めていた。
それが出会いで、それからというものの今日はいるのか、とその位置を見るのが癖になってしまった。平日に毎日見れるというわけではなく、週に一、二度程のときもあれば、一ヶ月も見れないときもあった。
だが、ここ数ヶ月はほぼ毎日見れている。私の定位置が決まっているように、彼も必ずそこに立っていた。
少しだけ視線をそちらに向けて、盗み見る。あまり褒められるような行為ではないが、仕方ないと正当化したくなる。目の保養なのだ、仕方ない。
バレないようにしながら、その顔を堪能し、今日も一日頑張るぞ、と気合いを入れる。
目的地に着く前にもう一度拝んでおこうとちらりとそちらを向けば、彼と目があった。少しだけ微笑んだようなその笑みが向けられて、思わず固まってしまう。
予想もしていなかったその笑みに頭を混乱させつつ、笑うと幼くなるんだぁ、なんて現実逃避した。
もしかして、ずっと見てたのがバレたか。冷や汗と動悸が止まらない中、降りる駅に到着してしまう。降りるには彼の前を通るしかないのだが、絶対ヤバイやつだと思われているので、足早に降りようと人の間を縫って移動する。
申し訳なさと恥ずかしさで体を小さくさせながら、彼の前を通りすぎる、はずだった。電車から降りようとしたそのとき、彼の手が私の右手に少しだけ当たった。
反射的に出たごめんなさいに、体は勝手に電車から降りていて、彼の方を振り向く。
駅員のアナウンスとドアが閉まる音が響き渡る中、彼は笑って小さく手を振った。
「また、あした」
そう動いた彼の口元を呆然と眺める。胸が高鳴るまで、あと―――。
『胸が高鳴る』
新しいお洋服や靴でおしゃれすると、ワクワクして、胸が高鳴る…気がする。
春らしく春色のコーディネートとか、テンションあがる。
日曜の夜が更け行く。
他人(ひと)に頼れない頑固さと、
弱みを見せられない精一杯の強がりを
拗らせて、やり過ごして、
やっとの思いで 終わる週末。
明日は、ようやく また逢える。
五十数時間の空白に、
寂しすぎて目を背けながらも
あなたへの想いを傾けて。
日付変更線を跨いだら、あと少し。
顔を見たら きっと、
思い切り泣いてしまいそうだけど
ぐっと堪えて笑顔でいよう。
そうすれば きっと、
あなたは抱きしめてくれるから。
やさしく そっと、
頬を撫でてくれるから。
- 胸が高鳴る -
例えて言うなら海の底。
光さえ届かない、深海のような淀みのなかに”オレ”は居た。
ふわふわと浮かぶ意識。
自由があるのかさえ解らない身体。
届くことのない声。
そんな、気が狂いそうになる世界が、”オレ”の全てだった。
だが、それは当然訪れた。
明瞭な意識。
思うがままに動く身体。
如何様にも変化する声。
……その時の高揚感は、今でも忘れられない。
「やっと、果たせる」
手始めに何をしよう? 思考があちこちに飛んで纏まらない。
それが逆に心地よくて仕方なかった。
ーーーだが、最初にすることは決まっている。
「まずは……肩慣らしだな」
これから起こる出来事に、思わず笑ったのも仕方ない。
こんなにも”胸が高鳴る”ことは、もう二度ないだろう。
胸が高鳴る
Deltarune,『胸が高鳴る』
今,ボクは思いもよらない人物に恋をしている。
そう…クラスの不良とも言える...
"スージィに!"
ボクだってこんな事起きるはずはないと思った、いや、そんな想像も出来なかった。
しかし、あの妙にリアリティがある夢をみてからという物、スージィに特別な感情を抱くようになった。
それまでスージィの事をただの不良だとおもっていたが、以外にそんな事も無いのかもしれない。
クリスやノエルとも楽しく話しているように見える。
……認めよう。ボクはスージィに恋しているということを。嗚呼スージィ...
ボクはきみを見る度……
"胸が高鳴るよ!"
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短くてすみません。
今回はバードリーで
お題『胸が高鳴る』から書いてみました。
解釈違いでしたら申し訳ありせん。