『美しい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの子は美しい
雪のようにサラサラな髪も
透き通るように真っ白な肌も
天使のように優しげな声も
あの子を構成する 全てが美しい
なにより 一番美しいのはあの子の目だ
色鮮やかな紫水晶の瞳に
キラキラと星が瞬いている
しっかりと前を見据えた
強く美しい目が曇らぬよう
綺麗なものだけを見ていて欲しい
私のような清らかさの欠片もないやつは
あの子の視界に映ってはいけない
だけど ごめんね
私は卑怯だから もう少しその目を見ていたい
穏やかな笑顔で汚い私を隠すから
美しい君のそばに居させて
【美しい】
キリッとした眼差し、
透き通るようなキラキラした瞳、
シュッとした口元、
天使のような被毛、
貴女はとても美しい。
無題
去年の春に人生初の一目惚れをし、玉砕
(ちなみに彼も日本人ではない)
アメリカ人や韓国人とも良い感じになるが、
向こうからの毎日の連絡と次いつ会える?の攻撃にひいてしまい、シャットアウト
日本人も数人会っては見たけど、何か違う…
小っ恥ずかしいが私は最後の恋愛がしたい
年齢もあるし、贅沢を言ってる場合ではない
そんな事は分かっている
だけど、ここまで来たら適当に付き合うと言う事もしたくないのだ
私はYouTubeを使ってタロット占いを聞いてる事がある
占い好きと言うわけではないが、
良い事を言われれば上がる
真剣に聞いているわけではないので、大抵の事は忘れてしまう
そんな程度だ
年末やたらと、昔好きだった人と再会したり、
何か起こりそう的な事を聞く機会が多かった
昔の男と何かなる事なんて、ないないないと思いつつ
唯一のあの子は絶対離婚なんてしないだろうし…
絶対ないな
的外れも良いとこだ
占いなんて当てになんないな…
と思ってた矢先
その唯一のあの子からの離婚報告
占い…バカにできないな笑
1つ気付いた事がある
私は彼といる時の自分が大好きだ
誰かといる時、
1人でいる時より、
彼といる時の自分が好きなのだ
とにかく穏やかでいれる事が心地よい
でも相変わらず、
関係をどうしたい、どうなりたいと言う考えはまとまらない
きっと付き合うとかそう言うのは、やっぱり今は望んでない
でも私以外とデートするのは気に食わない
女性とただ飲みに行くのは全然構わない
彼との連絡は楽しい
会いたいとも思う
彼も私との連絡は楽しんでるようだと思う
私たちは何やってるんだろう…
何がしたいんだ…?
美というものはとても抽象的なものだ。
彼はそんな『美』を形に残そうといつも1人創作活動に向き合っていた。
芸術の神童と崇められていた彼は唯一自分の作品に納得のいっていない人間だった。粘土で作ったオブジェも彩に溢れた油絵も「本物の『美』だ」と称賛され高値で取引されたが、彼曰く「あれは美の模倣であり、『美』そのものでは無い」らしい。
彼はいつまでもどこまでも『美』そのものの追求を怠らなかった。アトリエで作業する以外は外に目を向け色々なものを吸収した。しかし彼が美しいと感じたものを作り上げても作品になった瞬間、それは『美の模倣』というものになってしまうと彼は語った。
しかしそんな彼の作品は世界中の美術家に絶大な人気を誇っており、新しく完成した作品も作者本人が目に焼きつける前に売り飛ばされる程だった。それほど充分に認められても彼は自分の作品に満足がいかない。
ならば彼にとっての『美』とはいかなるものなのか?
「本物の『美』とは、世界中の人々の心に安らぎを与えるもの。分け隔てなく全ての人の傷ついた心を癒せるもの。」と彼は言った。
そんなもの人間に作ることができるのか、出来るとすればそれはもう人間と呼べるのか。疑問に思う部分はあるがこの答えが彼の心から出た純粋な気持ちだった。
今日も彼は本物の『美』を追い求める。
美しい
あんまり使わない言葉
美だけならなくはないかな
でも形容し難い
綺麗とか可愛いの複合体
そのバランス
そんな気がする
日常から乖離してるかも
その瞬間に圧倒的に思わされる
ある種の現実からかけ離れたもの
「美しい」という表記には、
美としての確固たる強さが宿っている。
繰り返される直線に、無機質ながら不変な自信を感じる。
「うつくしい」という表記には、
うつくしいものを目にした時の、その人の感嘆のため息が宿っている。
含まれる曲線に、つやつやと光を反射する照明のような役割がある。
私には、時々文字がそんなふうに見える。
美しいって私はそんな言葉が嫌い
美しいがあるなら見にくさもあるから
優雅にとぶ蝶をうっとりと眺めている反面
路上では踏みちぎられた蛾の羽が散らばっている
もし自分が容姿が綺麗で完璧な人だったら
汚いものがあったって目に入らない
「あぁ、これが運命ってやつなんだな」と
でも容姿は悪いし性格も悪い
美しさはどこまで綺麗で
汚い人はどこまで汚いの?
見にくい人はどこまでも見にくくて
完璧な人は何もかも完璧で
この世の中って果てしなく不公平なんだなって思えてくる
可愛さは手に入らない
地頭の良さも手入らない
「○○さんもやればきっとできるはずなのに」
私だって頑張っているのに一度も言われたことも成功したこともない。
みんな違ってみんな良い
ある日とは綺麗である人が見にくい
それが個性があって良いといえる?
得するのはどちらか一部
でも私はこれでいい
10代を癒やすかのよな日々の中
君が用意しAmazonの箱
「美しい」
涙を堪え下を向いていた帰り道
ふと顔を上げると、そこには星があった
気づけば涙は乾き、心は満たされていた
何千年前の光は、確かに未来を照らしていた
お題 美しい
俺は花は綺麗で美しいと思っている。
綺麗事かと思われるかもしれないが俺は人間はいつでも綺麗になれるし美しいと思う。だがそれは生きている命だからこそ思う。だけど極度の誹謗中傷、アンチ、悪口言うやつは綺麗ではない。そもそも心が汚いから。心が綺麗な人なんて居ない。いつかは汚くなる。仕方ないことだ。
2次元のように3次元の人間は心は綺麗になれないのかもね
彼女は美しかった。
立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花……とまではいかないかもしれない。けれど彼女は美しかった。
勉強も運動も普通くらい、容姿も平均より整っている程度。これ若干の悪口か?書いてて不安になってきた。全くそんな気はないことをここに弁明しておく。
彼女はクラスでも人気者だった。彼女の周りはいつだって笑いが絶えなかったし、彼女自身も笑顔だった。
でも、僕は知っている。僕だけは知っている。
彼女のその笑顔が造り物だということを。
ふとした瞬間、笑顔が抜け落ちる瞬間があることを。
それは何より美しかった。
僕だけが知っている、クラスの人気者の本当の顔。
僕だけが知っている、彼女が死んだ瞬間の顔。
みんなは知らない。何故彼女が飛び降りたのか。
僕は知らない。何故彼女が飛び降りたのか。
それでも言えることがある。
彼女は、最期まで美しかった。
あれこれ綺麗なモン詰め込んで
出来上がったのはとても醜いもの
言葉に直して丁寧に並べた本音
無駄なくらい丈夫に造られた盾と剣
話し合ったり 鏡を見たり
そのどちらも殺し合う事なのかも
疑った優しさ 悪魔か天使か
取捨選択 間違えたらすぐに迷子
僕が死んでもね
海の波になって、風になって、
蝶になって、鳥になって。
絶対に貴方をみてるから大丈夫。
生まれ変わった僕をみて、
「きれい」って言ってほしいだけ。
今の僕じゃ叶わないから。
『美しい』
美しいもの。
都会の寂寞のなかで忘れていたもの。
オレンジ色の街灯に照らされて、
音もなく降り積もる雪。
冷たさが肺いっぱいに広がる、澄んだ冬の空気。
晴れた朝に見える、広大な山脈。
あの頃、嫌というほど囲まれた自然から
逃げるように田舎を出たはずだったのに。
この冬、私は懐かしい故郷の美しさに、何も太刀打ちできなかった。
2024.1.16 美しい
美しい。
美しい花、美しい眺め、美しい絵、美しい歌…
この世には美しいものがたくさんある。
きっとあなたの人生も美しい。
今日のテーマは美しい…かぁ。うーん。文章が浮かんでこないなぁ。
美しいで思い出したけどSUPER BEAVERの「美しい日」という曲が好きでよくカラオケで歌ったり、YouTubeでMVを観てる。回し者ではありませんがただのファンです(笑)オススメです。
(あの曲の歌詞を聴いちゃうと美しいというテーマであれ以上の文章は私には書けないです。すごい的確。あの詞。)
明日も美しい日でありますように。
頑張ってる人達の苦労が報われる日でありますように。
特に受験生の皆さん。応援しています。
テーマ:美しい
形のない実力に打ちひしがれた。
音楽の実力テスト。
自分の番を終えて後は同期の発表を待つだけとなった。その最中である。
一人の演奏に動揺を隠せないでいた。
あれは誰だ。こんな男がいたのか。
圧倒的な美しさはある種の暴力でもあった。もし自分がこの後で発表しろと言われたら。冷静になれただろうか。
私の気持ちを代弁するかのように何人かの演奏に乱れが生じた。
美しい
『美しい』
私が彼女に惹かれたのは、1通の手紙がきっかけだった。
その手紙によると、彼女は教師をしていた母の教え子で、仕事で海外に赴任していたために、その手紙が届いた1年ほど前に亡くなった母の葬儀に参列できなかったという。まだ50代半ばだった母は逝くには早く、多くの教え子や同僚が母の死を悼みに葬儀に参列してくれた。
「手を合わせに伺ってもよろしいでしょうか」という申し出をありがたく受けた私は、多少散らかっていた仏間を片付け、来客用の菓子を買ってその日を迎えた。
正直に言うと、その時の私は不謹慎にも少し浮ついていた。彼女の手紙を見たときから、私は彼女の丁寧な言葉遣いと、そしてそれ以上に彼女の書く美しい字に心を奪われていたのだ。
一目惚れなんてものを自分はしないと思っていたにも関わらず、私は彼女の姿すら知らずに、ただ彼女の書く字に一目惚れをしてしまった。そう、あれはまさに一目惚れだったと思う。
そういうわけなので、あれほど美しい字を書く女性は一体どのような人なのだろうかと、当日の私は緊張半分、好奇心半分の落ち着かない気持ちで、約束の時間よりずっと前から居間と玄関を行ったり来たりしていたのだ。
「ごめんください」
「はい、今開けます」
玄関の引き戸を開けた私は驚いた。文字には書いた人の人となりが出るとどこかで聞いたことがあったが、彼女はまさに手紙の字のまま。それに1歩も引けを取らない美しい女性だった。
美人という括りにしてしまうのは心底勿体無い。ただ外見が良いというわけでなく、些細な所作や洋服の着こなし方などに内面から滲み出る美しさが表れていたのだった。
そのとき私は、2度目の一目惚れをした。
それから私は彼女に猛アプローチをした。あとにも先にもあんなに必死になったことはない。何せ、その時の私達の関係はただの知人以下、ほとんど他人のようなものだったので、私はあれやこれやと理由をつけて彼女に会うための口実を作った。
彼女はというと、最初は戸惑っていたものの次第に私の押しに負け、数ヶ月後には彼女の趣味である古本屋巡りに彼女の方から誘ってくれるまでになった。
時が経つのは早いもので、彼女と結婚してから40年近くの月日が過ぎた。授かった3人の娘達はそれぞれ家庭をもってこの家を出て、今は彼女と2人きりの生活となった。
ふと思い立った私は、タンスの奥から古い文箱を引っ張りだした。
最近は手紙のやり取りなどめっきり減ってしまい、友人との連絡ももっぱらスマートフォン1つで済んでしまうようになった。それは彼女の方も同じで、彼女の書く美しい字を見る機会はほとんどなくなった。
数年ぶりに見るあの手紙は全体的に色褪せていて、その色の濃さに過ぎた年月がうかがえる。
だが、手紙の字の美しさはやはりあの時のままだ。
彼女自身を表すような繊細で滑らかな字は、例えるなら春の小川の流れのようで、一方私の書く字は角張っていて、いかにもお堅いという感じがするのだから、やはりそれは私をよく表しているように思える。
「まあ、懐かしいわ」
気づかぬ間に後ろに立っていたらしい彼女が、私の手元を覗き込んでそう呟いた。
「あぁ」
「まだそんな物を持っていらしたんですね」
「そりゃあ捨てられないさ」
「お手紙なら他にもたくさんあったでしょうに」
「もちろん他のも全部取ってある。だけどこれは特別なんだよ」
私は彼女の文字をそっと指でなぞった。
「特別?」
「あぁ、特別さ」
彼女は未だに、私達が最初に会ったあの時に、私が一目惚れをしたと思っている。あの手紙に書かれた彼女の字を見たとき、すでに私が彼女に好意を寄せていたとは知る由もないだろう。「あなたの美しい字に惚れた」なんて言われても彼女を困らせるだけだと思い、出会った頃に言いそびれたままなのだ。
ふと右上に寄せられた彼女の顔を見上げると、そこには年相応のシワが見受けられ、若い頃にはなかった深みがでてきたようだった。
「何ですかそんなにまじまじと見て。顔に何かついてますか」
そう言いながら頬に当てようとした彼女の手を私はとった。
「君と結婚できて私は幸せだ」
「また何ですか。まるで新婚の頃みたいでなんだか懐かしいわ。私はもうすっかりおばあさんなのに」
照れくさそうな彼女の頬が微かに色づいた。
「いや、君は美しい。あの頃も、今も」
「私の書く文字が美しいだけじゃなくてですか?」
「え!?」
驚いた私を見て、彼女がクスッと笑った。
「知っていたのか」
「はい。まだ付き合って間もない頃に、あなたがご友人と話しているのを偶然聞いてしまって」
確かに友人にはこの話をしたことがあったような気がする。それにしてもそんなに前から知っていたとは。てっきり彼女にはバレていないものとばかり思っていた。
「その……あれだ……」
「ありがとうございます」
何か取り繕う言葉を探していた私に彼女がそう言った。
「気に障ってはないのかい?」
「ええ。むしろ私は嬉しかったんです。それまで何度か容姿を褒めて頂くことはあっても、私の字を見て私に好意を寄せてくれた方はいませんでしたから。それを聞いて私は、あなたと一緒に歩んでいきたいと思うようになりました」
知らなかった。これほど長い間一緒に過ごしてきたのに、まだ知らないことがあったのだ。
「お茶でも淹れてきましょうか」
そう言って台所へと向かう彼女の背中に私は声をかける。
「その……昔のように、また君に手紙を書いてもいいだろうか……」
突然の提案に彼女が驚いた顔で振り返った。
そして、それはすぐに優しい笑みに変わった。
「はい、お待ちしてます」
不格好な文字でも構わないから、ちゃんと彼女に伝えよう。
私は君の美しさ全てに惚れたのだと。
美しい
まどろみの中見た景色が美しかった
色とりどりではない あの風景が
かっこいいでもない、かわいいでもない
ただ美しいあの風景に、映える人は多くなかった
僕には届かない舞台なのに
無性に足が前に出る
ステージの上だと足が震えるのに
無償の愛を届けたくなる
色褪せたフィルムには、憧れの中には
美しい以外に必要ないのだ
美しさに、憧れ以外の感情を、持っては行けなかった
〝美しい〟
吹奏楽は不思議だ。
温かいクラリネットの音、
華やかなトランペットの音、
澄んだフルートの音。
全く違う、沢山の音が混ざり合う。
そして、音は一つの美しい芸術となる。