『美しい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
美しいってなんだろう?
そう思いながら鏡を見る私。
その程遠い姿にため息。
美しい君を永遠に閉じ込めておくには、この氷の棺が相応しい。
「美しい」
個人の価値観
基準があって無いようなもの
流動的で時代で変わるもの
ようは
自分基準で
自信を持って
思い込んでしまえば
勝ち(価値)だね❢
「 美しい 」
彼は私の方を見て唐突にそう言った 。
普段はそんなこと口にしない 。
私は驚いて彼を凝視した 。
たっぷり数秒間固まった後、彼に聞き返した 。
「 どんなところが ? 」
「 艶やかな茶色の髪に愛くるしい瞳 。 」
彼は顔色一つ変えずに続ける 。
「 人形のように細い四肢、しなやかな身体 。 」
彼にこんなにも褒められたのはいつぶりだろう 。
頬が赤くなるのを自覚する 。
”ありがとう、── もかっこいいよ ”
と口にしようとした時 。
「 うちでも飼いたいな 」
「 え? 」
彼の言葉に思わず素っ頓狂な声をあげてしまった 。
戸惑いながらも彼の視線を辿る 。
彼の瞳が捉えていたのは
私ではなく、
────私の後ろを歩く子犬だった 。
# 3 『 美しい 』
甘いだけ、美しいだけの何が悪い
毒に惹かれるより幸いだ
/お題「美しい」より
性別に囚われない
年齢に執着しない
あるがままの自分を愛する
同じく誰かを愛せる
立ち止まる謙虚さ
振り返られる賢さ
受け入れるしなやかさ
美しいは自由
美しい
美しいという響きそのものが
美しいです…素敵です。光栄に
思います。
ありがとうございます。
感謝します。
美しい
僕らが生きている姿は、周りから見たらどうなんだろう。
手の届かないような夢を追い求める姿。
なんとか意志を強く持とうと、強がっている姿
人生が嫌になり、死のうとする姿。
悪事に手を染める姿。
人を愛する姿。
自分の生のために、他人を蹴落とす姿。
これらは、どんなふうに見られているんだろう。
少なくとも、僕はこう思っていたい。
「なんて醜く、美しい姿なんだ。」
「この人たち一人一人が、自分のために生きていく姿は、何にも形容しがたい美しさがある。」
「あぁ、なんて美しいんだろう。」
そう、君たちが生きる姿は、それがどんな生き方でも
美しいんだ。
美しい
カワイイ! キレイー! ステキー!
はあるけど…美しいって思った事ってあるかな?
美しいは感情の中で最上級だろうね…私は何を見たら美しいって気持ちになるんだろう。
本当の美しい心は
人のことを優先し人のために
自分が我慢する
齋藤隆介さん作、「花さき山」
にはそう、書いてありました。
本当の美しい心ー。
人によって思い浮かぶのは違うのでしょうか。
美しい心はどんなヒトに出会ったかで
きっと変わるでしょう。
私の美しい心は
美しいものを
見て美しいと
思える心です。
美しいと言う人はあまり見かけませんが(自分は)
美しいという言葉自体が素敵で美しいですね。
美しいを綺麗と言っている人もいますが
美しいと言うのもアリですね。
美しい人…
気持ちが可憐なキミです
どうかそのまま…
いつまでも…
いつまでも…
いい女で…
古代ギリシャの哲学者プラトンはイデア論というものを唱えた。イデアというのは人間が認識できない境地にある、完全な真実なもののことである。
といっても難しすぎるので簡単にいうと、「あれもこれもそれも現実世界にあるものはぜーんぶイデア界のもののパクリ!イデア界にあるものが本物なの!!」って感じの理論だ。
例えてみると、現実世界には犬といってもマルチーズや秋田犬など様々な種類がいるが、イデア界には "本物のイヌ" がいる、という感じである。見てみたいものだ。
そんなプラトンにとって、『美』のイデアというものが割と重要視されている。ここで疑問。完全なる『美』とは一体なんなのであろうか。
昨今、プリクラに始まる顔の加工や、AIによる理想の女の子の出力や、顔や体の整形が流行っている。それはまごうことなく『美』を追求する行為であるとは思うのだが、一体なにを目指しているものなのだろうか。
最近思っているのは、インスタやTwitterなどでたいへんよく見かける美女を現実世界であまりみかけないということだ。人生で何回か、道端で美しい人に目を引かれたことはある。けれども、それは片手で数えられるほどだ。一方で、仕草が魅力的だったり、声が素敵だったり、笑顔が可愛かったりで目を奪われた経験は圧倒的に多い。そういう場合、顔の美しさなどは全然気にならないものだ。
自分が満足するための『美』の追求であるならばそれは素敵なことであるが、たいていその『美』の基準を作り上げているのは他人であることが多いように感じる。
はて、ならば皆がこぞって目指している『美』とはなんなのであろうか。まだまだ化粧っ気のない私には到底わからないことであるが、もしかしたら、『魅力』のイデアと『美』のイデアは違うのかもしれないな、などと思った。
あぁ、世知辛い。できることなら『美』のイデアから目を背けて『文章』のイデアを追求したいものだ。
: 美しい
まつ毛いっぱいに涙を溜めた卒業式の女学生。
最後の大会で負けたときに流した涙、叩き合う肩。
届かなかった初恋。
ただ一度だけのものは限りなく美しいと思う。
「美しい」
美しい生き方
美しい人
美しい自然
うつくしい、って何?
初めてみた時にすごく美しい人だとおもった。
金色に染まった髪の毛も綺麗な顔を引き立てる一部になっていて、彼だけが物語の世界から飛び出してきたような気がした。
当時の俺は本当に、そう思っていた。
それから俺が彼にくっついて行動し始めて、彼がとても努力家で負けず嫌いなことを知った。
顔に見合わない男ぽいその性格もたまらなく好きだった。
それは気まずい雰囲気の今も変わらない。
いつも彼を綺麗な人だと思っているし、くしゃっと笑うその顔をみると心が震える。
泣いていたら、(彼が泣いている所は見たことがないが)人並み以上には慰めてやりたいと思う。
多分俺はあの人が好きだった、のかもしれない。
2024.1.16『美しい』
う 羨ましいな、蝶よ。
つ 繕った自慢の羽根を広げて優雅に飛ぶ姿。
く 黒く染まったアゲハのドレスも。
し 白く染まったモンシロの踊りも。
い 色に染まる蝶よ、なんて美しいのか。
お題:美しい 2024/01/16
美しい
いつも周りの人に合わせて、いつも辛いことに怯えて、いつも苦しい壁から逃げて。
そんなことばかりしてたら僕は僕じゃなくなった。
意味もなく泣いていて、気づけば夜が明けていた。僕は、初めてオールというものをした。朝になってしまったという虚しさに、窓を見た。
上がってきた美しい太陽が、朝の町と人を照らしていた。青い空と、絵のようにある白い雲。
忘れていた。こんなにも美しい空が、いつも僕の頭の上にあったなんて。そう。みんな忘れるんだ。みんな生きてここにいて、夜が明ければ太陽が昇ることを忘れてしまう。
僕は、僕だ。明日のために、今日を精一杯生きよう。そうすれば、きっと笑える。大丈夫だ。
メガネかけてる人が好き。
メガネをクイッて持ち上げる仕草が好き。
寝る時にメガネを布団脇に置いて
眼を休めてる時も好き。
というかメガネが好き。
メガネは美しいの。
お洒落メガネウェルカム!
「美しい」
心が綺麗な人から見たこの星は
美しい物で溢れてるらしい
私も...
そんなキラッキラ⟡.·な世界を
生きてる間に一度は見てみたい
どんな美しい世界なのかなぁ...
ダメなとこばっかり
そう嘆いて、涙を流す貴方。
その涙は美しい。
金よりも、銀よりも、宝石よりも、
私よりも!
何にも代えがたい、貴方の命へ。
毎日価値を問いている、自分の命より。
【美しい】
#11